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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

侘助椿の佇まい、、、冬至に想ふ。(^。^)

侘助椿(わびすけ)、、、通常の寒椿などより花が小ぶりで、庭木や生け花などにも好まれます。(^。^)

桃山時代、「侘助」という人物が朝鮮から持ち帰ったことで、このように名付けられたと言われています。(^_^)

侘び寂びの世界を感じさせるこの花は、千利休などの茶人たちに愛された花としても有名とのこと。(^-^)

京都の世界文化遺産「龍安寺」の内庭にある「侘助椿」は秀吉によって賞賛されたと伝えられており、日本最古とも言われています。( ^_^)/~~~

さだまさしさんの「春告鳥」という曲に「侘助椿」が登場しますが、こちらは龍安寺ではなく、衣笠の名刹・等持院の椿、と言われています。尊氏をはじめ足利将軍家の菩提寺ですね。(^_^)

「春告鳥」    さだまさし

衣笠の古寺の侘助椿(わびすけ)の
たおやかに散りぬるも陽に映えて
そのひとの前髪僅かにかすめながら
水面へと身を投げる
鏡のまどろみのくだかれて
錦の帯の魚のふためいて
同心円に拡がる紅のまわりで
さんざめくわたしの心
春の夢 朧気に咲き
春の夢 密やかに逝く
古都の庭先野辺の送り
ふりむけばただ閑かさ

冬に咲く花、寒椿、、、侘助椿は、早春に咲くものもありますが、ぽつねんと咲く小さな紅の花は、冷え込む冬、降り積もる雪によく似合う、と感じました。(^。^)

師走二十一日、冬至、、、折から、日本海上の寒気団によって、全国的に冷え込みが厳しい毎日です。(^_^)

侘助椿(わびすけ)も冬の寒さに蹲る(うずくまる)ように咲いているのか、、、思い遣る一句。

「侘助椿も蹲る哉冬至の夜」  祖谷馬関

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