タイタニック潜水艇と碇星

捜索が続いていたタイタニック潜水艇、残念ながら、艇体が破壊され全滅との報が届きました。(T . T)

今回のツアーは、自然や生命に対する冒瀆にほかならないけれど、亡くなられた方は本当にお気の毒です。心よりご冥福をお祈りします。( ; _ ; )/~~~

100%の安全はないにせよ、専門家や乗船経験のある人々の証言によると、毎度通信障害を起こしていたとのこと。(°▽°)

今後、潜水艇管理会社やツアー主催者の杜撰さが浮き彫りになりそうです。m(__)m

以下、ネットニュース及びコメント欄より引用。

大西洋で消息を絶っていた潜水艇を捜索していたアメリカの沿岸警備隊は22日、潜水艇の破片を発見したと発表しました。これは潜水艇が破壊されたことを示したもので、乗員5人全員の生存は絶望的だとの見方を示しました。

・深海挺タイタンは、深海に一般人を潜らせる前例の無い船で、安全の概念が決めきれていなかった。
本来船の安全を示す船級も取得しない実験船の位置付けであり、世界的な安全の基準も定かではなく、深海挺建造の難しさが示された事故である。亡くなられた方々のご冥福を祈る。

・1912年の「タイタニック沈没事故」は､不沈船と言われ､ボートの数を外観が美しく無いからと減らされ､富裕層のミエのせいで氷山の警告を無視し、スピードを落とさなかった､人間の奢りや危機管理を軽視した事故です。人間に警告の意味だと思ってました。しかし111年経っても､その警告は何も活かされていなかった事に､人間は愚かなんだという感想です。ご冥福をお祈りします。

・元社員による暴露で、そもそもタイタンのガラス部分は1700mまでしか耐えられない強度だった事が指摘されている。
しかも操作は10年以上前のゲーム機のジョイスティックで、30ドルもしない製品を改良して使っていたとのこと。
そんな風に安全を軽視し自然を甘く見ていたのだから、今まで事故が起きなかったことの方が奇跡だったのだと思う。
専門家がこれまで何度も安全性を問題視して警告をしていたとの事で、この会社の経営者の過失は免れないと思う。
今後裁判等でどうなっていくのか見守りたい。

☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆

北大西洋の海原に潰えた生命、、、その冒瀆がタイタニック号の怒りに触れたとも思えます。m(__)m

「海原の生命映せよ碇星」　祖谷馬関

（注）碇星（いかりぼし）は秋の季語。カシオペア座の和名。五つの星がＷ形に並び、それを舟の碇に見立てていう。逆に見立てて「山形星」とも。北極星を挟んで北斗七星と対置している。

（注）カシオペヤ座は、カシオペア座とも呼ばれ、ギリシア神話に登場するエチオピアの王妃カッシオペイアに由来しています。 自慢好きのカシオペヤが、娘のアンドロメダと海の妖精の美しさを比べたことから、海の神ポセイドンが怒り、エチオピアに大災害をもたらします。