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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

祇園祭はショーではない!!

「祇園祭は神事であってショーではない」と、異議を唱えたのは、祇園祭そのものを挙行する京都「八坂神社」の宮司「野村明義」さんでした。m(._.)m

このほど、宮司の主張を踏まえ、「祇園祭はショーではない」との認識のもと、7/17前祭の山鉾巡行を最前列で観覧できるプレミアム席(15万円、20万円)において、「酒と料理の提供」を取り止めることが決まったそうです。(^。^)

野村明義宮司は異論を唱えつつ、協会理事を辞任する意向まで示しておられました。(^-^)

まさに「職を賭して立ち向かう」姿勢ですね、、、正論であるだけに「金儲け主義」の観光協会も方向転換を余儀なくされたのでしょう。(^_^)

京都市観光協会は、「宮司の思いをくみ取れていなかったのを大いに反省している」と同時に、「祇園祭の意義や歴史を学ぶ観覧席にしたい」としているそうです。(°▽°)

海外の富裕層向けの試みとして昨年導入された、この「プレミアム観覧席」、、、外国人が酒飲みながらショー?を楽しむ興行場にならなくて本当に良かった!!(◎_◎;)

興味深いのは、6月11日から販売を開始していた「プレミアム観覧席」の値段は、今回は値下げせずに、60席(15万円と20万円)のまま販売を続けるそうです。(≧∇≦)

ソフトドリンクは提供するとは言うものの、酒と料理代は、いったい何処へ消えたんやろ?(°▽°)

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

祇園祭(ぎおんまつり)は、京都市東山区の八坂神社(祇園社)の祭礼で、明治までは祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)と呼ばれました。(^。^)

疫病の流行を治めるため、朝廷は863年(貞観5年)、今の二条城南側に残る「神泉苑」で初の御霊会(ごりょうえ)を行った、とされています。(^-^)

御霊会は、疫神や死者の怨霊などを鎮めなだめるために行う祭で、疫病も恨みを現世に残したまま亡くなった人々の怨霊の祟りであると考えられていたんですね。(^_^)

876年(貞観18年)には、播磨国広峯から牛頭天王が京都に遷座し、現在の八坂神社の地に落ち着き、そこに祇園社として祭られ、感神院と号して比叡山延暦寺に属したそうです。m(._.)m

このように、9世紀から続く京都・八坂神社の神事ですから、夏の風物詩とはいえ、野村宮司のご指摘はよく分かりますね。( ^_^)/~~~

「祇園会の神事にありてショーもなし」 祖谷馬関

(注)祇園会は夏の季語。京都東山八坂神社の祭礼。祇園祭、祇園御霊会とも言われる。七月一日の吉符入から、くじ取り、神輿洗、鉾建、宵山、山鉾巡行、花傘巡行、疫神社夏越祭と七月中、連日行事が続く。七月十七日の山鉾巡行で最高潮を迎える。
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