患者が診察を受けて
検査をしてもらう
薬をもらう
すべてに病名を付けないと
病院は保険請求ができません
医療事務の学校を出て
仕事についたとき
「梅毒疑い」「肝炎疑い」と
いう病名がついたカルテが
次から次へと出てきて
この世の中に
梅毒 肝炎の方がこんなに多いのかと
ビックリした記憶があります
胃カメラや大腸ファイバーの
検査をするために
血液で感染する感染症に
かかっていないかを
調べてからカメラ検査をするのです
出血を伴う検査のときに
感染症の予備検査をすると
いうことです
実際 患者さんは
梅毒でも肝炎でもないです
それでも梅毒や肝炎を疑って
検査をしているという
レセプト病名というのが要ります
前回 肝臓血管腫の診察のとき
悪性腫瘍特異物質治療管理料という
ガンが確定していないと
算定できない管理料を支払ってきました
納得がいかなかったので後日
病院に聞きに行くと
「ドクターからしかお応えできません」と
言われて診察の予約をして
帰る前にダメ押しで聞いてみた
「これレセプト通ってるんですね」
「はい事務の方ではそうなってます」
これがすべての答えです
レセプトが通ってるということは
癌の確定病名が付いてるということです
万が一のことを考えて
れみパパにも付いてきてもらいました
今日の診察
「今日はどうされました?」
「病名が聞きたいんです」
「肝臓の血管腫ですよ」
「前回の診察のときに
悪性腫瘍特異物質治療管理料が
請求されていました」
「えっ!」
「事務の方に先生の指示で
入力してますと言われたので
癌の病名がついてるか聞きにきました」
「おかしいなぁ」
レセプトコンピューターの
病名のページを開いて
肝臓癌疑い 膵癌疑い
肝臓血管腫 卵巣癌
卵巣癌!!!
ありえへん
卵巣なんて消化器内科で診てもらう
わけがないやん!
CA125の腫瘍マーカーを
採血するときの レセプト病名
「卵巣癌疑い」を
入力するときに「疑い」を
入力し忘れたと思うと言われた
しかも一昨年 若いKというドクターに
担当が変わりますと言われて
そのK先生に診てもらったとき
「5年経過観察をして
大きく変わってないので
そんな状態の患者さんは
僕は担当できないので
どこか かかりつけ医を
探してくれますか?」と言われ
結局元のH先生に診て
もらうことになった
そのたった一度
私を診察したK先生が
入力した病名だった
だから事の成り行きは
わからないと言われた
H先生に
「お金は返しますから」と言われた
「お金じゃないんです。不安感です。
しかもこんな病名がついてたら
これから保険にも入れない!」
「そうですね 事務に調べておくように
言っておきます。今日の診察代は
要りません。」
採血結果を見直して
エコーの画像を見直して
卵巣癌の病名は
卵巣癌疑いとレセプト上の
レセプト病名を入力するところを
間違えて入力したという結論に
いたった訳ですが
自分が入力した病名ではないので
なぜこんなことになったのかは
わからない
と、いうことで謝る言葉もない
もともと不信感しかない病院
さらに不信感がアップです
事務が本当に ことの次第を
確認して連絡してくるのか?
私が質問しても
質問の内容がちんぷんかんぷんで
まともに答えられない事務が
調べたところで私が納得する答えを
出してくるのか!
たった「疑い」と言う2文字を
入力し忘れた為に
私はその問い合わせのために
わざわざ病院に足を運んで
相談窓口 会計窓口
消化器内科受付と
たらい回しにされたあげく
1時間以上かかって結局
ドクターに聞いてくださいと言われ
後日診察してもらう予約をして
盆休みの昼の一番暑い時間に
「入力ミスです」と言う答えを
聞く診察の為に
病院に行くことになった
入力ミスでよかったよ!
万が一のことも頭をよぎったよ!
癌という病名を
入力ミスですって
ありえるんか?
そんなんで病院として医者として
大丈夫なんか?
この病院は「へ」とも思わず
同じような失敗を繰り返す
のではないのか
癌なのか?と
不安に感じる患者がいる
そんな患者の気持ちなんて
そっちのけで
お金なら返します!って
ほんまわけわからん!!!
こんな病院とは
とっとと縁を切って
かかりつけ医を探す方が良いのかな
今は診療明細書を出すことが
義務付けられています
要らないと言ったら出てきません
こんなミスも起こります
要らないと言わずにもらって
目を通した方が良いと思います