ガニ股で着物を・・・

私はガニ股

OLのころ
上司に「その歩き方どうにかならんか
ヤ○ザが歩いてきたのかと思った」と
言われた事もありました

マラソン大会に出たあと
フォトサービスのサイトで
自分が走っている姿を見て
膝が外を向いているのを見て
毎回ショックを受ける

小学生低学年の時に急激に太って
夏休みに肥満児教室に通っていた

その頃Gパンが流行りだし
Gパンの内股部分は
股擦れで度々穴が開いた

スカートの時は
生脚なわけで太もも内側が
こすれて真っ赤にかぶれていた

自然と身についたのが
「ガニ股」で歩くという行為だったのだろう

さて ここから着物の話です

ようやく礼装用の着物に締める
袋帯の二重太鼓を習いました。

着付けを習って丸二ヶ月

生徒さんの中には
まだまだ一人で着られない方も数人いる中

私は習うからには全てを吸収したいと
毎回真剣だし、復習もしてるし

もしかして私
着物が好きかもって
そして自画自賛 着るの上手いかもと
はたから見ると大きな勘違いかもしれないけれど

この二ヶ月で二回
着付け教室の生徒の身で
自分で着物を着て都会に出てしまった

そこで気になるのが着物を着ている人

今までもいらしただろうけど今はやたらと目に付く

そしてデパートの催事階の
着物バーゲン売り場にも行ってしまう

すると売り場の方に
頭の先から足の先まで一通り見られる

着付けに自信があるから
(自信がないと着て出かけられない)
着付けを見られて嫌ではないけれど

着物のしきたりを知らなすぎるので

麻の着物に袋名古屋帯をして
しかも帯揚げは春用の梅柄
帯締も春用 なのに下駄という
玄人が見るととんでもないと
笑われそうなコーディネート

しかし季節を重んじる
着物の世界を
パーフェクトに乗り切ろうと思うと
サラリーマンの妻では無理だ

着付けの先生が
「着物を着ていくと特別に扱ってくださるわぁ
京都ではタクシーも割引してくださるし」と
おっしゃっていた

れみパパと土曜日に出かけた時も
ランチをしたお店で
大判のナフキンをくださった
周りのテーブルにはなかったから
特別だったのだろう

ライオンキングの開演まで
時間があったのでハービスの高級ブティックに入ったら
店員さんがとんできて商品の説明をしてくれた
普段無視やねんけどなぁ

まぁきっとこれから
もっと綺麗に着こなせるようになったら
もっともっと気持ち良く
いろいろなサービスを受けられるかも

それよりも
一日中背筋が伸びて姿勢正しく過ごせる
そしてガニ股が静々歩きになる
私にとってはとても良い事かも