昨日、お客さんに「はいこれ、娘がこの本の写真撮ったんだよ」
とポンと手渡された。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/96/08216a85bea792f37d7301128d298808.jpg)
ゴローズといえば、まあ知らない人は居ないだろう。日本のインディアンジュエリー風銀モノ、革モノの先駆者だ。同業者であり、大先輩ですよ。とはいえ原宿の店にはまだいったこと無いんだが・・・
「小さい頃インディアンになりたかった」と言っていたゴロー氏には同感した。
自分も映画ダンスウィズウルブスから入ってフォレストカーターの「リトルトリー」読んで、ネイティブアメリカンの美しい哲学、生活様式、考え方に超魅せられた。余りに美しい世界と現実とのギャップに鬱になりそうな位だった。
勇気のある人なんだなきっとゴローさんは。
会いたい、と思った。だから会いに行った。みたいな。
本来、人間とは理屈抜きで好きなことをして生きていくように出来ている生き物だと思う。しかしそれには勇気がいる。どこかで臆病になると失敗を恐れるようになり、理屈で考え始めてしまう悲しい弱さを持つのも人だ。
勇気ってどこから来るって言ったら、自分を信じるという事かもしれない。
自分に自信の無い人は勇気も無い。
そんなゴロー氏も耐え忍ぶ時期もあったらしく「貧乏は素敵だよ。貧乏は工夫する。だから貧乏は楽しい。僕は貧乏が大好き」と本中で言っていた。
好きなことをして生きて生きたい。自分も思うし、そう願う。誰しもそうあるべきだよな。
だから挑戦することは大切だと思う。まして自分がやりたいと思うなら。
上手くいけば楽しいし。
失敗しても楽しみはある。
ジグソーパズルみたいなもんで、失敗するたびに1ピース貰える。
失敗すればするほどピースは増える。
そういうふうに出来てんだよな多分。
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