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刻入れ 叺 煙管筒 ~Japanese cigarette set ~ 卒園式にて休日

2012年03月15日 | 銀細工職人の店 造屋

最近忙しく久々の更新どえす。。。
いやあ昨年からの顧客情報入力やらPC替えデータ移行やら設定やら確定申告やらなんやらかんやらで・・・自営業は大変ですなあっ!!

それと3月16日は造屋休業とさせて頂きます。長男の卒園式なもんでカミさんが式の後のお別れ会や飲み2次会フル出席なんでボクチンは下2人の子守と丸一日つぶれます。
なのでお休みにしますので宜しくお願い申し上げます。家庭をかえりみる男をどうか宜しくお願い申し上げます。


煙草入れセット!なんともアンティークな一品でござあす。煙管筒がまた良く出来てた。
古いほうの叺(かますと読む)の金具についているものをまだ使える方に取り付けたいというご注文。


団扇に蜘蛛。箔貼か象嵌かわからん。でもちゃんと作ってる。昭和初期か明治かな~。でもほんと無名の職人でもここまでちゃんと作ってたんだよなあ。
勉強になるわ。なんか今のもの作りってこういう可愛さっていうか、けなげさっていうのか、そういうのが度返しされてるような気がすんだよな。
なんでも数字ありきでさ。大量生産、大量消費スタイルではぜったいこういうものは生まれない。
(ちょっと話は違うが、子供が昔の古いディズニーDVD「トムとジェリー」見てたわけ。やっぱ当時のディズニーアニメ凄いよ感動する。その動きと表情の豊かさコミカルさ。バックスバニーとかも昔のほうが良い。今のカトゥーンアニメとか最悪だよ。動き荒いし表情硬い変とこCG使ってるし。CGものもそうだけど要はどんなにハード(道具)が進化したってソフト(中身)が豊かじゃなけりゃ良いものなんて生まれるわけないじゃん!)


裏は違う団扇になってる。しかもよ~く見ると表面に「いろはにほへと~」が彫ってある!
当時はこれで凝ってるんじゃなくてこれぐらい当たり前だったのかもね。だとしたらもの作りの質の良い時代だったんだな~

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