YouTubeのこと

前に書いた通り、私がヤグディンと出会ったのはYouTubeを通じてでした。
その後も、YouTubeを初めとするインターネット上の動画サイトで彼の演技を追ってきました。
というか、ネットの動画以外でヤグディンの演技を見たことない・・・。

お宝映像をキャプチャ、アップしてくださっている皆さまには、ただただひたすら感謝するのみです。

フィギュアスケートの昔の試合映像って、普通だとなかなか見るのが難しいです。
オリンピックであれば、DVD（VHS）が発売されたりしていますが、ヤグディンが出場した２つのオリンピックに限ってみても、

長野五輪＝US版のDVDであれば中古が入手できるものの、競技のほうでは5位のヤグディンは収録されていない模様。エキシビションはリージョンオールで、出場した選手の演技はほぼ収録されているようなのでこちらはいずれ買うかも。
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ソルトレイクシティ五輪＝US版DVDは流通しているがリージョン規制あり・・・しかも、FSしか収録されていないらしいし。エキシビションのほうは、Amazon.comを見たら表示されなくなってました。入手不可ということか・・・

といったありさま。8年前、12年前っていうのはやっぱりちょっと古すぎるのか・・・

その他のグランプリシリーズ（昔はチャンピオンシリーズといっていた）や欧州選手権、世界選手権といった国際試合となると、映像の入手はほとんど不可能・・・NHKオンデマンドには「NHK杯プレイバック」なるシリーズがあるものの、ヤグディンはNHK杯は出たことがないし。

あと、試合でなくショーだと「Stars on Ice」のDVDには入っているみたいなんですけどね・・・１プログラムのみのようだし、演目が何なのかが分からないのが・・・嗚呼。

というわけで、動画共有サイトは本当に偉大だと思う今日この頃です。
ただ、テレビ放送の録画や撮影映像のネットでの共有は、著作権をはじめとする諸々の権利的には・・・本当はアウトなんですよね。フィギュアの動画って、削除されてしまうことも結構ありますし。
そんなこともあり、先日の摘発事件はちょっとショックでした。まぁ、発売前の漫画の内容を暴露してしまうというのは、モロに権利者のご商売の邪魔をしてしまうことになるので、さすがに・・・なんでしょうけど。
ちなみに、日本の著作権法では権利侵害に対して、民事上の措置（差止とか損害賠償の支払いとか）と罰則（罰金あるいは禁固だったか）とを定めていますが、どちらも権利者が要求しないかぎり適用にはならないんだそうです。
なので権利者の方々には、今後再放送やDVD化の予定がない映像だったら、ネットで公開されていても大目に見ていただけないかな・・・と思ったりします（というか、権利を主張するんだったら、適正な価格でちゃんと見られるようにしてほしい、って思う・・・）。