12時の鐘が鳴るまで

終演してからだいぶ日が経ってしまいましたが
「12時の鐘が鳴るまで　Пока часы 12 бьют」ようやく、一通り見る事ができました。
いつもながら、撮影・動画をアップしてくださった方に感謝！

ヤグディンの役は、その名も「寒さ」とか「冷たさ」を意味する「ホーラド（Холод）」。
悪戯な小妖精とか、暴れん坊の小鬼とか、
アンパンマンでいったらばいきんまんとか（笑）、そういう感じのキャラとお見受けしました。
何でもかんでも凍らせちゃうぞーがははははー、とばかりに
フライングしながら華々しく登場！！
白塗り、銀髪、シルバーのジャケットというクールな出で立ちで
北風や吹雪を従え、やりたい放題、オラオラー状態（笑）
と、悪役なのですがとてもカッコよく、
うーん、やっぱり不良の遺伝子を持ってるんだね・・・と思ってしまうほど、悪ガキっぷりがよく似合っているのでした（笑）



お話は、ホーラドたちのおかげで時計が凍り付いて動かなくなってしまったので
このままでは新年がやってこない・・・さあ大変！
というわけで、オーリャとコーリャの仲良し二人組がティホノフ猫さんといっしょに
雪の精や太陽や火の精の助けを借りて、新年を取り戻そうとする・・・といった調子で進みます。
そしてなぜかボクシング勝負で、猫さんがホーラドをノックアウト！
猫さんと雪の精（ペトロワさん）が"Happy New Year"（by ABBA！）のダンスをすると
時計に灯がともって無事新年がやってきます。
（私は火の精のファイアーダンスで時計を溶かすのではないかと予想していましたが
　見事に外れました・・・）
最後には氷結集団もみんなと仲直りして、楽しく新年を迎えるという
ハッピーエンディングでありました。

オーリャとコーリャはとっても可愛くてスケートも上手！
何と高橋くんマンボでおなじみ「ある愛の物語」で踊ってくれます（笑）

個人的にとってもウケたのは
氷漬けにされたピエロさんたちが
白鳥に姿を変えられてしまうところ！
サン・サーンスの「白鳥」に合わせて、アクロバティックな白鳥の舞（笑）を披露してくれます。
当然、トロカデロ・デ・モンテカルロ風なんですけど（笑）
フィニッシュはちゃんと「瀕死の白鳥」のポーズで決めてくれるし。さすが！！