実は怠けているのではありません(笑)
怠けてるというより、物理的に動けないのです……
ナマケモノは変温動物といって、体温が外気温の変化に影響されてしまいます。
人間の場合は恒温動物といい、外の環境が変化しても、体の中の環境はいつも同じ状態に保たれています。
さて、体温が外気温に影響されるということは、冬場や夜中、朝方は体温が低く、体温があがるのに時間がかかります。
体温が低いとエンジンがかかりにくい車と同じで、なかなか活動ができません。
特に狩りをしたり、縄張り争いをしたりするような、体力を使う行動はできないのです。
人間の場合はエネルギーを使って体温を維持していますが、ナマケモノにはその能力はありません。
普段から体温が低い人はわかると思いますが、頭がぼーっとして、なかなか機敏に動けないですよね。
でもナマケモノも初めから変温動物だったわけではありません。
元々は人間と同じ恒温動物でした。
確かに、体にエンジンがかからないと、運が悪ければ死んでしまうこともありますからね。
ただ、ナマケモノがなぜ変温動物になる道を選んだのかというと、
ナマケモノ同士の衝突を避けるためです。
無用なケンカ、傷つけ会いを避けるためなんです。
エネルギーを使って体温をコントロールしなくて良いのであれば、エサの量は格段に減らせます。
省エネ状態で生きていれば、エサの奪い合いもしなくてすむので、致命傷をおったり、命を落としたりするようなこともなく、幸せに暮らせるという考え方です。
そう考えてみると、私たち人間もナマケモノから色々学べそうですよね。
怠けてるというより、物理的に動けないのです……
ナマケモノは変温動物といって、体温が外気温の変化に影響されてしまいます。
人間の場合は恒温動物といい、外の環境が変化しても、体の中の環境はいつも同じ状態に保たれています。
さて、体温が外気温に影響されるということは、冬場や夜中、朝方は体温が低く、体温があがるのに時間がかかります。
体温が低いとエンジンがかかりにくい車と同じで、なかなか活動ができません。
特に狩りをしたり、縄張り争いをしたりするような、体力を使う行動はできないのです。
人間の場合はエネルギーを使って体温を維持していますが、ナマケモノにはその能力はありません。
普段から体温が低い人はわかると思いますが、頭がぼーっとして、なかなか機敏に動けないですよね。
でもナマケモノも初めから変温動物だったわけではありません。
元々は人間と同じ恒温動物でした。
確かに、体にエンジンがかからないと、運が悪ければ死んでしまうこともありますからね。
ただ、ナマケモノがなぜ変温動物になる道を選んだのかというと、
ナマケモノ同士の衝突を避けるためです。
無用なケンカ、傷つけ会いを避けるためなんです。
エネルギーを使って体温をコントロールしなくて良いのであれば、エサの量は格段に減らせます。
省エネ状態で生きていれば、エサの奪い合いもしなくてすむので、致命傷をおったり、命を落としたりするようなこともなく、幸せに暮らせるという考え方です。
そう考えてみると、私たち人間もナマケモノから色々学べそうですよね。