石原信市郎です。

頑張ろう福島!!力を併せてこの国難を乗り切ろう!!

内閣不信任案と弟と私。

2011年06月03日 09時04分14秒 | 日記
昨日の内閣不信に案はそれぞれの方がそれぞれの思いで見ていた事と思います。

私は福島県の地方議員ですが、リーダーシップと決断力のなさからくる、震災以降遅々として進まない復旧・復興事業。原発の不具合に対するお粗末な対応と情報の隠ぺい、そして放射線防護対策の甘さに不審を募らせていたので、とにかく内閣を変え、思い切った施策をうってもらいたいという希望を持っていました。

福島の方々からは何故力を合わせて国難に立ち向かえないんだとの御叱りを受けてきましたが、実情は違います。
本当に民主も自民も他の政党も震災復興・原発収束に向け意見具申し、アイディアを出し、放射線防護の方法についても真剣に議論を続けていました。

それなのになぜ前進しなかったのか、官邸が動かないからです。

二次補正の先送り一つ見てもお分かり頂けると思います。また、除染対策についても同様です。実に多くの方が動いてくれました。それでも全く前進しません。

このような状況から、私は内閣不信任案の可決に淡い希望を抱いていました。

私の弟は国会議員をしておりますが、弟とは言え別人格ですので政治家の決断については、口をさしはさんだことはありませんが、今回はどのような行動をとるのか、興味津津でみていました。

結果、内閣不信任案は否決、弟は採決を欠席しました。
今後、多分党員資格停止などの措置が待っている事と思いますが、なに、国家国民の事を思い、ふるさとの復興を思いとった行動ですから、恥じることはないと思っています。

さて、昨日の内閣不信任案否決に至るまで、様々なドラマがあったようです。

菅さんと鳩山さんの間に申し合わせがあったそうです。

民主党を割ることは出来ない。
自民党に政権を譲ることは出来ない。

どちらも内向きの議論で呆れてしまいます。

しかし、鳩山さんを始め鳩山グループの多くの議員はその申し合わせを良しとして、次の政権を目指し動き出してしまったようです。

衆寡敵せず、不信任案では、他の議員は弟を始めとして思い思いの行動をとりました。

それと時をおかず、田中秋征が次のコメントを寄稿しています。

菅首相「あいまいな退陣表明」に秘められた意図1
この寄稿にはアンケートがついており、今日現在の結果と不信任案否決後のアンケート結果と同様の結果になっていますが、是非試して頂きたいと思います。

そして、アンケート結果を見ていただいた後、こちらも読んでもらえればと思います。

菅首相「あいまいな退陣表明」に秘められた意図2

権力に執着し狭い一部の論理に振り回される方々の滑稽な姿が浮き彫りになると思います。


私の思いと逆の結果となってしまったので、嫌みの一つも出てしまいましたが、どうかご容赦頂ければと思います。

とにかく今は震災復興と、放射線防護の在り方について努力、邁進していきたいと思います。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
欠席が覚悟? (satoshi351017)
2011-06-03 14:16:15
覚悟があるなら賛成か反対でしょう。棄権の意味は?戯れ言ばかり(あなたもね)。
政治家(屋)のレベルは国民のレベル。我々有権者の意識を上げるしかないでしょう。
本当に復興しようと思ってます? (福島市民)
2011-06-03 20:40:42
福島市民です。申し合わせの件ですが
民主党の方にとっては
被災地の事は3番目なんですね
1.民主党を壊さないこと
2.自民党政権に逆戻りさせないこと
3.大震災の復興並びに被災者の救済に
 責任を持つこと
 1.東日本大震災復興の基本方針及び
 組織に関する法律案
(復興基本法案)の成立
 2.第二次補正予算の早期編成の
 めどをつけること
弟さんは管さん辞任賛成で何がしたいのか?
結局自分達の身分保障のことしか考えていないように感じます
あなたがたには次回はないでしょうね。
Unknown (石原信市郎。)
2011-06-03 21:05:41
棄権は菅さんを信任出来なかったという事ですね。

菅さんも鳩山さんも震災復興について3番目の認識しかなかった事が申し合わせで明らかになりました。

私は弟が欠席したことは恥じる事ではないと思っています。

私どもは震災復興に最大限の努力をするのみです。
Unknown (福島県民)
2011-06-03 21:06:45
福島市民の名前で書き込んだ人、きちんと漢字のお勉強をしてから批判しなさい。

政争より原発の収束優先 (松本英一)
2011-06-04 07:44:14
政争より原発の収束をすることが最優先です。
避難民の悲痛な叫びを知っていますか。
与野党一致団結してこの難局を乗り越えて頂きたい。
 そのご、ゆっくり政争いをしてはいかがでしょうか。
 昔しの「ことわざに」火事場の喧嘩はするな。(鎮火させてから喧嘩しなさい)
Unknown (石原信市郎。)
2011-06-05 08:01:21
今回の内閣不信任案提出は政局とか、政争とは思えませんね。

復興のスピードを上げるために行われたものだと考えています。

復旧・復興を実現しようとしても2次補正すら先送り症としていました。

言った言わないで明らかになりましたが、いまだに意思疎通がうまく見えないところもあります。

放射線防護についても、情報を出さないし、基準の決め方にも問題があります。

一致結束しようにも、地方の願いや周りの提言、意見に耳を貸そうともしていませんでした。

内閣不信任案は否決されましたが、とりあえず2次補正が実現しそうです。

昨日福島県では総務省に特別措置を要望致しました。こういった地方の声にも耳を傾けていただけるようになると有難いです。

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