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2007年2月-2010年2月 石神の丘美術館ブログ

2007年2月から2010年2月の岩手町立石神の丘美術館の活動記録(現在は更新していません)

キクザキイチゲが咲きました

2008年04月15日 | 四季折々
少しずつ新芽がではじめ
美術館の屋外展示場にも春らしさが感じられます。
特に午前中には、
様々な鳥のさえずりが聞こえてきて
屋外散策を一層楽しくしてくれます。



花ざかりまではいかないけれど、
少しずつ山野草も咲き始めました。

写真は「キクザキイチゲ」
淡い紫色の小さな花です。

この辺りでは、この花のことを
「アメフリバナッコ」とも呼ぶようです。
太陽のでているときしか花を開かないことから
そう呼ばれているのかもしれません。


ところで、キクザキイチゲや
美術館でも少し前に咲いたフクジュソウのことを
その性質から
「スプリング・エフェメラル(春の儚いもの)」
とよぶことを知っていますか。

名前の通り、春一番に咲くこれらの花は、
春先に花をつけ、初夏までは葉を地上に見せていますが
その後は地下で過ごすため、
地上からすっかり見えなくなってしまうのです。
「春の儚いもの」とはよくいったものです。



キクザキイチゲのほか、美術館の屋外展示場では
レンギョウやスイセンがもうすぐ咲きそうです。
めずらしいキバナカタクリもつぼみがついていますよ。


フクジュソウが咲きました

2008年03月22日 | 四季折々
3月19日、屋外展示場に
フクジュソウが咲いているのをみつけました。
例年よりも少し早い開花です。

フクジュソウは
石神の丘では、春一番に咲く花。
雪解けしたばかりの茶色の風景の中で、
光沢のある黄色の花弁は輝いているように見えます。

フクジュソウの近くには、隣接する道の駅・石神の丘の
産直組合員の方から寄付いただいて植えた
スイセンも芽を出し始めています。

これから初夏にかけては山野草のシーズン。
足元を見つめ、ゆっくり歩くと
小さく可憐な草花にたくさん出会えます。




カモシカが来館!

2007年12月13日 | 四季折々
今日の石神の丘美術館は、
昼頃からの雪で少しずつ白さを増しています。

そんな折、もぞもぞと雪の上を動くものが・・・
よく見てみると
カモシカが屋外展示場を歩いていたのです。


写真を撮ろうと外に出てみれば、
気配に気付いたのか、
立ちどまり、じっとこちらを見ている様子。
おかげで、遠めではありますが
カメラ目線の写真が撮れました。

写真には1頭だけが写っていますが、
他に2頭おり、合計3頭いたんですよ。


美術館では、2年ほど前から屋外展示場で
カモシカがたくさんの方に目撃されています。
人と出会うと、立ちどまりじっとこちらを見ることが多いようです。
危害を加えることはありませんが、
もしも出会ったときは、
むやみに近づかず立ち去るのを見守っていただければと思います。


このニホンカモシカ(日本羚羊)
シカの仲間のように思われますが、
ウシの仲間なんだそうです。
1955年には特別天然記念物に指定されています。

花火大会

2007年08月14日 | 四季折々
本日は、『岩手町夏まつり』があり、
夜8時から花火大会がありました。
例年、この時期は雨が心配されるのですが、
今年は晴れ。夜になっても蒸暑いくらいでした。


花火は、国道4号をはさんで、
美術館や道の駅と向かい側にある
沼宮内高等学校のグラウンドからあがります。
美術館では、毎年特別に
花火大会の時間、屋外展示場の一部を無料解放し、
花火観覧に利用していただいています。

全国花火師の花火や、世界の花火ショーなど
およそ50分にわたる花火の競演に
多くの方が魅入っていました。