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2007年2月-2010年2月 石神の丘美術館ブログ

2007年2月から2010年2月の岩手町立石神の丘美術館の活動記録(現在は更新していません)

三寒四温

2009年03月26日 | 四季折々
春らしくなってきたなと思っていた
3月21日に
屋外展示場ではフクジュソウが
咲きかけているのを見つけました。



陽の光をあびて輝くような黄色が
芝生の上に増えてゆくのを楽しみにしていたのですが



3月25日からは雪模様。
うっすらと雪がつもり、翌26日も雪降りです。




暖かさと寒さが交互にやってきて、
いつの間にか春になっていくのですね。




隣接する産直では、
「ばっけ(ふきのとう)」や「ひろっこ(あさつき)」
「うるい」も並び始めました。
この時期ならではの食物をみると、やっぱりもう春だなって思います。

これが今年最後の雪景色ってことになるでしょうか。



美術館では、4月12日(日)まで
「いーはとーぶ ドグウ★ブギウギ」を開催しています。
この展覧会は無料でご覧いただけます。
春の食材を買いに産直へ出かけた方も
ぜひ、お立ち寄りください!

ヒメサユリの球根を植えました

2008年11月08日 | 四季折々
11月8日(土)美術館の屋外展示場では、
美術館友の会と
山道シルバーボランティアクラブの皆さんが中心となり
ヒメサユリの球根の植栽、モミジの植樹が行われました。




ヒメサユリは、ピンク色をした小型のユリで
別名を「乙女百合」ともいいます。


石神の丘美術館では、2002年のリニューアルオープン以来
自生地である福島県喜多方市(旧熱塩加納村)から
球根を取り寄せ、
毎年秋に、友の会員の手で20球づつ球根を植え
花を増やす活動を続けてきました。




こちらがヒメサユリの球根。
しっかりとした太い根がついています。

「百合根」として食用にもなる球根は
きっとネズミやモグラにとってもご馳走なのでしょう、
これまでに植えてきた球根も食害にあったりと
なかなか増やすことが難しい植物です。


可憐な花が咲くのは、
来年5月下旬から6月上旬。
初夏が楽しみです。

ヒメサユリが咲き始めました

2008年06月03日 | 四季折々
可愛らしいピンク色のヒメサユリが
今年も咲き始めました。

日本では、新潟県・福島県・山形県にしか
自生しないというヒメサユリ。
当館では、2002年のリニューアルオープン時に、
ヒメサユリの郷・福島県の喜多方市(熱塩加納村)から
球根を取り寄せて屋外展示場に植えました。
以後、美術館友の会の皆さんと「植栽の集い」などを開催して
少しずつ数を増やしています。

まだ咲いていないつぼみの花もありますので、
今週末から来週の初めあたりまで楽しめそうです。

春を楽しみませんか

2008年05月04日 | 四季折々
お天気の良い日が続き、
石神の丘でもようやく草花が
目を覚まし始めたようです。

モモ、ナシ、ミツバツツジ、スイセン、
イカリソウ、シラネアオイなどなど
たくさんの花が一気に咲き始めました。



石神の丘美術館の屋外展示場は
自然と彫刻を楽しめる
1周30分程度の散策路になっています。
「石神山(標高326m)」の
山の斜面を利用しており、
少しだけ急な坂もありますが、
気持ちの良い散策が楽しめます。

春から初夏にかけては、
新緑の美しさに加え
鳥のさえずりも心地よく
散策にもってこいのシーズンです。



屋内の企画展示室では
石神の丘美術館開館15周年と
第50回エコール・ド・エヌ盛岡展の開催を記念した展覧会

岩手町からはじまった美術団体
〈エコール・ド・エヌ〉草創期展

を開催しています。


戦後の復興の兆しがようやく見え始めた頃に
ここ岩手町で美術や音楽を愛する町民たちがつくった
団体〈エコール・ド・エヌ〉のことを紹介する展覧会です。
ぜひこの機会に
町内外の方に地元の文化振興についても
触れていただければ幸いです。

シラネアオイとイカリソウ

2008年04月17日 | 四季折々
昨日、今日と暖かい日が続いています。
まだまだ数は少ないのですが、
シラネアオイとイカリソウが咲いているのをみつけました。

背たけも、花のサイズも小さいのですが、
春早い花ということで可愛らしく思えます。

これからゴールデンウィークにかけて
山野層は花数が増え見ごろとなりそうです。





〈シラネアオイ〉シラネアオイ科

淡い紫色の部分は、
花弁のように見えますが実はガクなのだそうです。



〈イカリソウ〉メギ科

花の形が船の錨(いかり)に似ていることから
この名がついています。毛がはえているような
ハート形の葉も特徴的です。