2007年2月-2010年2月 石神の丘美術館ブログ

2007年2月から2010年2月の岩手町立石神の丘美術館の活動記録(現在は更新していません)

屋外展示場植物の開花状況-ライラック、オダマキなど

2007年05月29日 | 四季折々
新緑の季節がやって参りました。

ライラックが咲いています。


こちらはオダマキ。


これは何の花かお分かりでしょうか。
小さくて可愛らしいですが…。

答えは、ブルーベリーの花です。

ピンクとオレンジが混ざったような、
鮮やかなツツジも咲きました。


可憐なスズランです。

ドライフラワー教室を開催します

2007年05月28日 | 講座・ワークショップ・イベント
石神の丘美術館では、
「工房」という実技棟を備えており、
各種体験教室や、
企画展に合わせたワークショップなどを開催しています。

その一環として、
恒例の「ドライフラワー教室」を
今年も実施することになりました。

この教室は、
町内のサークル「花ちゃ花ちゃ工房」の皆さんのご協力により、
毎年開催しているドライフラワー作品の創作体験教室です。
懇切丁寧な指導で、初心者の方にも気軽にお楽しみいただくことが出来ます。

第1回目の教室では、
右上写真のようなリースを作ります。
(画像をクリックすると拡大します)
受講を希望される方は、
石神の丘美術館まで電話(0195-62-1453)にてお申し込み下さい。

【平成19年度 第1回ドライフラワー教室「リース作り」】
日時:平成19年6月3日(日)10:00~12:00
場所:石神の丘美術館工房棟
料金:1,500円
定員:15名(予約優先/先着順)

詳しい内容は、
美術館ウェブサイト「つくってみよう」のコーナーにも掲載しております。

ひるっコいわて

2007年05月26日 | 企画展示
昨日、NHK盛岡放送局の番組「ひるっコいわて」にて
開催中の展覧会「ネイチャーフォト展」を
いわてネイチャークラブの佐々木民男さん、松島哲夫さんと一緒に
紹介させていただいてきました。

事前に何度か練習をしたのですが、
生放送ということで3人とも緊張気味に
映っていたかもしれませんね。

番組中では3枚の写真しかご紹介できませんでしたが、
この展覧会では、特別展示を含め合計100点の写真作品が展示されています。
ぜひ、実際に会場へお出かけになり
ネイチャーフォトを満喫していただきたいと思います。
この季節、日に日に緑が濃くなる屋外展示場の散策もオススメです。

「ネイチャーフォト展」は6月17日(日)まで開催しています。
会期中休館日はありません。



浦島草

2007年05月21日 | 四季折々
屋外展示場の「山野草のゾーン」は、
もともとの山の地形や植生を生かした一角です。

初夏には、シラネアオイをはじめ、シュンラン、
シロバナエンレイソウ、オダマキ、エビネ、ベニバナイチヤクソウ
などたくさんの山野草が可憐な花をつけます。

このゾーンでも、特に変わった形で目をひくのが
「ウラシマソウ」です。
漢字で書くと「浦島草」。
ながーくのびた「付属体」と呼ばれる部分
(細長い紐のような部分のこと、30cm以上もあるんですよ!)
を、浦島太郎がたらす釣竿にみたててつけられた名だといいます。
可愛らしいとは言い難い姿ですが、
名前の由来などを知ると、何となく愛嬌があるように思えます。

サトイモ科の植物の特徴として
肉穂花序(にくすいかじょ)・・・小さな花が棒状に集まって咲く咲き方
仏炎苞(ぶつえんほう)・・・花をつつむ苞
があります。
同じサトイモ科の仲間、ミズバショウなどを
思い浮かべていただくとわかりやすいかもしれません。
このウラシマソウも、赤紫色の部分は花ではなく、
仏炎苞と呼ばれるもので、花はその中にあります。

園内には、ウラシマソウに近い種類の「マムシグサ」もあり、
コチラは緑色の仏炎苞に蝮のような柄の茎が特徴です。

ちょっと変った自然と出会いたい方にオススメの植物です。


スプリングコンサート 

2007年05月20日 | コンサート
5月19日(土)美術館ホールでは、
スプリングコンサートが行われました。

このコンサートは、岩手町で毎年この時期に開催される
「岩手町吹奏楽基礎講習会」にあわせて行われています。
(この、「基礎講習会」とは、プロの演奏家を招き、
主に町内の小、中、高校生を対象に吹奏楽の基礎を学ぶ会です。
岩手町出身のマリンバ奏者・板垣あや子さん[石鳥谷町在住]や
町内の音楽愛好家が中心となって企画し、継続して行われています。)

せっかく、講師の先生方が岩手町にいらしてくださるのだからと、
基礎講習会の前夜にはコンサートが行われるようになりました。
ここ数年は、基礎講習会講師陣に加え、
盛岡市出身のピアニスト・松岡淳さんがゲスト出演してくださっています。

今年は、
第一部 子どものためのアートワークショップ
第二部 基礎講習会講師陣による木管・金管・マリンバ演奏
第三部 松岡淳さんのピアノ独奏
と盛りだくさんの内容でコンサートが行われました。


写真は、第一部の公開レッスンの模様です。
岩手町のピアノ教室で学ぶ生徒さんと
ピアニスト・松岡淳さんとの連弾、
板垣あや子さんの教室でマリンバを学ぶ生徒さんの
発表などが行われました。
めったにない、貴重な機会に、
こどもたちは緊張しつつも、張り切って取り組みました。
先生方からは、演奏テクニックのことだけではなく、
演奏者の心構えや態度についてもアドバイスがありました。

第二部、第三部では、
それぞれの楽器の持ち味やテクニックを楽しみました。


演奏内容は以下の通りです。

第二部 木管・金管・マリンバ演奏(伴奏・松岡淳)

小野寺香奈◇ユーフォニアム
 The last rose of summer(アイルランド民謡・ブリテン編曲)
藤井菜穂子◇フルート
 「アルルの女」第2組曲より「メヌエット」(ビゼー)
梶原彰人◇トロンボーン
 Elegy for Mippy Ⅱ(バーンスタイン)
安藤満里◇クラリネット
 カンツォネッタ(ピエルネ)
藤井裕子◇トランペット
 ソナタより第2楽章(ハンセン)
成田徹◇サックス
 アンダンテとスケルツォ(シャイユ)
板垣あや子◇マリンバ
 ロンドンデリーの歌(アイルランド民謡)

第三部 松岡淳 ピアノ独奏

・練習曲 作品10第12番「革命」(ショパン)
・ボロディン風に(ラヴェル)
・だったん人の踊り(ボロディン)
・ピアノソナタ第8番「悲愴」より 第2楽章、第3楽章(ベートーヴェン)
・練習曲 作品10番3番「別れの曲」(ショパン)
・ポロネーズ 第6番「英雄」(ショパン)