2007年2月-2010年2月 石神の丘美術館ブログ

2007年2月から2010年2月の岩手町立石神の丘美術館の活動記録(現在は更新していません)

世界に一つだけの雪 おわり

2008年03月30日 | ホール展示
3月23日、美術館ホールで開催していた
「世界に一つだけの雪展」が終了しました。

この展覧会は、
ホールに設置した紙で来館したみなさんに
切り紙の雪の結晶を作っていただき展示するものです。

昨年12月から3月まで、
およそ4ヶ月のあいだ多くの方に参加いただき、
大きな窓ガラスがすっかり埋まるくらい
切り紙の雪の結晶が展示されました。

会期終了後、ホールのスクリーンをおろすと
切り紙が影絵となって映しだされ、
これもまたきれいでした。
(写真はその様子です)
たくさんのご参加ありがとうございました。


美術館ホームページでも
この展覧会の様子をお知らせしています。
ぜひ、ご覧ください。

フクジュソウが咲きました

2008年03月22日 | 四季折々
3月19日、屋外展示場に
フクジュソウが咲いているのをみつけました。
例年よりも少し早い開花です。

フクジュソウは
石神の丘では、春一番に咲く花。
雪解けしたばかりの茶色の風景の中で、
光沢のある黄色の花弁は輝いているように見えます。

フクジュソウの近くには、隣接する道の駅・石神の丘の
産直組合員の方から寄付いただいて植えた
スイセンも芽を出し始めています。

これから初夏にかけては山野草のシーズン。
足元を見つめ、ゆっくり歩くと
小さく可憐な草花にたくさん出会えます。




20年の歩み展 スタート

2008年03月15日 | お知らせ
本日から、企画展示室では
「第9回 発掘された岩手町の遺跡展 20年の歩み展」が
始まりました。

毎年、年度末に開催している
「発掘された岩手町の遺跡展」。
岩手町教育委員会が、
町内の遺跡を発掘調査した成果を紹介する展覧会です。
今年は、調査を開始して20年目にあたることから、
これまで出土した数百点の土器、石器を遺跡ごとに分類展示し、
20年の歩みを振り返る規模の大きな内容になっています。

このほか、発掘作業で使用する道具の展示や、
土器の接合(出土した土器の破片をパズルのように組み合わせること)、
縄文土器の特徴である縄目文様をつけてみる体験コーナーも設けています。

【第9回 発掘された岩手町の遺跡展 20年の歩み展】
会 期:平成20年3月15日(土)-4月13日(日)
時 間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
料 金:無料
休館日:3月中の毎週月曜日、4月からは無休

【関連行事】
・記念講演会「世界遺産に向けて-奥州藤原氏と平泉文化」
 3月16日(日) 13:30~
 講 師:金野 靜一氏(元岩手県立博物館長)

・体験講座「土器の拓本教室」
 3月22日(土)・23日(日) 13:30~

※どちらも開催場所は石神の丘美術館ホール、参加無料です

豆巻物をつくりました

2008年03月05日 | 講座・ワークショップ・イベント
3月2日美術館ホールでは
手づくり講座『豆巻物をつくろう』を開催しました。
豆巻物とは手のひらサイズの小さな巻物のことです。

石神の丘美術館では、
2003年に「豆本の世界展」を開催以来

・リボンでとめるかんたん豆本(2003)
・手のひらダイアリーをつくろう(2003)
・和綴じ豆本をつくろう(2007)

と豆本の講座を開催してきました。
今回は、書物の中でも古くからの形のひとつ
巻物に挑戦というわけです。

楽しみの一つは、色の組み合わせを考えること。
表紙の柄、見返しの色、軸の色…
たくさん並んだ和紙を前に
参加した8名の皆さんは真剣に悩んでいる様子。

作り方はそんなに難しいものではありません。
1時間程度でそれぞれ吟味した色あわせの巻物が完成しました。

この小さな巻物、
メッセージカード代わりに使うほか
自作の短歌や俳句、詩などを書いても素敵です。

次回の「手づくり講座」は来年の冬に開催予定です。
どうぞお楽しみに。