またまた旧字体のお話しです。
決して過去の遺物ではなく
正字ともいう面白い字です。
俗字(新字)だけでなく
ぜひ知ってほしいです。
・仏 佛
仏はム(だまっている口の形)なので
人が黙る、でホトケなのでしょうが
寡黙な人ぽくも見えます。
佛の右側は「不」という打ち消しの意味なので
人にあらず、という意味。
同様に沸騰の沸も水にあらず(氣体になるから)
こちらは今も沸を使っていますね。
さんずいに「ム」を付けたら
水が黙っているという感じで
さすがに沸騰のイメージとは違います。
漢字は「感じ」ですね。
・歩 正字は下の「少」の右上の点がない。
止は足の意味で
少の右上の点を取った字は
左足を前に出しているかたちです。
前へ前へと歩いているイメージが持てます。
新字の歩は「足が少ない」になるから
とぼとぼ歩く感じ。
昔よりも歩かなくなった現代人ぽいですね。
そもそも僕が旧字体に
親しむようになったのは
6年ほど前に姓名判断の勉強を
始めてからです。
画数は新字で書いても旧字で数えます。
それで、いつも画数表を持って
調べたり書いたりするうちに
旧字の魅力に惹かれていました。
筆で書くと何か違和感のある字がある。
それを調べるとだいたいは
俗字(新字)でした。
本来の「感じ」を表した
正字(旧字)で書くとしっくりきます。
・区 區
区は確かにばってんで
四つに区切っていると見ることもできますが
區のぽこぽこ分かれた感じが可愛くて好きです。
住所は台東區西淺草と書きたいな。
(區と淺が旧字)
地名に命が宿る感じがするでしょ。
昨日今日紹介した正字
間 正字は中の「日」が「月」
体 體
虫 蟲
海 右下が「母」
回 囘
仏 佛
歩 少の右上の点が無い
区 區
書のおすすめは
・縦書きで書くこと(一文字でも縦の意識で)
・できれば墨をすって筆で書いてみる
・お手本を見ながらではなく
手を震わせず自信持ってずい、ずいと書く。
後でお手本と比べるほうがよい
そして
・旧字体があるものは旧字体(正字)で書く。
・字源を知るとまた心の込め方が変わる。
また半紙を買ってきて
練習しようと思います。
戦後
着物から洋服に
お米からパンに
木からコンクリートになったように
正字が俗字になった。
過去のよいところも知って
今に生かしていこう。
決して過去の遺物ではなく
正字ともいう面白い字です。
俗字(新字)だけでなく
ぜひ知ってほしいです。
・仏 佛
仏はム(だまっている口の形)なので
人が黙る、でホトケなのでしょうが
寡黙な人ぽくも見えます。
佛の右側は「不」という打ち消しの意味なので
人にあらず、という意味。
同様に沸騰の沸も水にあらず(氣体になるから)
こちらは今も沸を使っていますね。
さんずいに「ム」を付けたら
水が黙っているという感じで
さすがに沸騰のイメージとは違います。
漢字は「感じ」ですね。
・歩 正字は下の「少」の右上の点がない。
止は足の意味で
少の右上の点を取った字は
左足を前に出しているかたちです。
前へ前へと歩いているイメージが持てます。
新字の歩は「足が少ない」になるから
とぼとぼ歩く感じ。
昔よりも歩かなくなった現代人ぽいですね。
そもそも僕が旧字体に
親しむようになったのは
6年ほど前に姓名判断の勉強を
始めてからです。
画数は新字で書いても旧字で数えます。
それで、いつも画数表を持って
調べたり書いたりするうちに
旧字の魅力に惹かれていました。
筆で書くと何か違和感のある字がある。
それを調べるとだいたいは
俗字(新字)でした。
本来の「感じ」を表した
正字(旧字)で書くとしっくりきます。
・区 區
区は確かにばってんで
四つに区切っていると見ることもできますが
區のぽこぽこ分かれた感じが可愛くて好きです。
住所は台東區西淺草と書きたいな。
(區と淺が旧字)
地名に命が宿る感じがするでしょ。
昨日今日紹介した正字
間 正字は中の「日」が「月」
体 體
虫 蟲
海 右下が「母」
回 囘
仏 佛
歩 少の右上の点が無い
区 區
書のおすすめは
・縦書きで書くこと(一文字でも縦の意識で)
・できれば墨をすって筆で書いてみる
・お手本を見ながらではなく
手を震わせず自信持ってずい、ずいと書く。
後でお手本と比べるほうがよい
そして
・旧字体があるものは旧字体(正字)で書く。
・字源を知るとまた心の込め方が変わる。
また半紙を買ってきて
練習しようと思います。
戦後
着物から洋服に
お米からパンに
木からコンクリートになったように
正字が俗字になった。
過去のよいところも知って
今に生かしていこう。