2008.2.19
昨日、埼玉県のふじみ野で行なわれた
「種を考える」という講演を聴いてきました。
種を2つに分けてみると、
固定種と交配種(F1)があります。
固定種は、種をとると
また親と同じ野菜になるので、
自家採種をするなら固定種がおすすめです。
固定種は生長の早さが違うため、
大きいものから順に、長く収穫ができる。
また、個体によって耐病性が違うので
何かあっても全滅することがない。
自家採種を続けると土地になじんできて
より美味しく、育ちやすくなるようです。
交配種は、かけ合わせて作られた種で
形や収量や生長の早さが均一。
味よりも見た目が重視されている
現在の市場向けです。
種を採っても親と同じ野菜にはなりにくい
1代限りの種なので、一般的に
毎年種を購入することになります。
現在のほとんどの農家さんは自家採種をせず、
市場向けの、大手の種会社のF1品種の種を
毎年買っています。
この種会社が今、遺伝子組み換え事業に
力を入れている。
遺伝子組み換え技術では
放射線などを使って
アクの無い野菜、
強い除草剤に耐えられる野菜、
種のできない野菜などを作ります。
種屋さんがこのような種を売れば、
日本中の野菜が遺伝子組み換えと
なります。
その結果、生態系がより崩れたり、
より栄養が失われたり、
食べた人の生殖能力まで低下する
可能性があります。
だけど、崇高な魂を光らせている農家さんもいる。
固定種を育て、自家採種をする農家さん。
無農薬、無肥料で育てる農家さん。
僕が先日おじゃました群馬の
たむら農園さんの畑は、土を触っただけで
氣持ちよくて優しくて、すぅっと癒されました。
ナチュラルハーモニーという自然食品店も、
(兄が下馬店で働いています)いのち乗り出す野菜を扱っております。
http://www.naturalharmony.co.jp/
固定種の種を売る野口種苗研究所
http://noguchiseed.com/
野口さんは、
売れ残った種を保存せずに
捨てるそうです。
保存をすることを考えると、
金もうけの方へ偏ると
おっしゃっていました。
いつも、死と再生をきれいに回し、
分相応に生きていく。
さてさて、最後に愛鳥
十姉妹の話。
鳥カゴの底に新聞紙を敷いておいて
毎日取り替えるのですが、
ゴミを出すのが嫌なので、
底に枯れ草を
馬小屋のように敷きました。
そして、底のすのこも外して
十姉妹が草の上を歩けるようにしました。
これで掃除はフンのついた草だけ取ればよいし、
枯れ草は十姉妹が巣に運べるし、
直接歩くのも氣持ちがよいでしょう。
一所懸命あれこれやる前に、
無駄なことをやらないだけで
楽しく仲良く生きられる。
未来の子供っちには
そんなシステムを残したい。
昨日、埼玉県のふじみ野で行なわれた
「種を考える」という講演を聴いてきました。
種を2つに分けてみると、
固定種と交配種(F1)があります。
固定種は、種をとると
また親と同じ野菜になるので、
自家採種をするなら固定種がおすすめです。
固定種は生長の早さが違うため、
大きいものから順に、長く収穫ができる。
また、個体によって耐病性が違うので
何かあっても全滅することがない。
自家採種を続けると土地になじんできて
より美味しく、育ちやすくなるようです。
交配種は、かけ合わせて作られた種で
形や収量や生長の早さが均一。
味よりも見た目が重視されている
現在の市場向けです。
種を採っても親と同じ野菜にはなりにくい
1代限りの種なので、一般的に
毎年種を購入することになります。
現在のほとんどの農家さんは自家採種をせず、
市場向けの、大手の種会社のF1品種の種を
毎年買っています。
この種会社が今、遺伝子組み換え事業に
力を入れている。
遺伝子組み換え技術では
放射線などを使って
アクの無い野菜、
強い除草剤に耐えられる野菜、
種のできない野菜などを作ります。
種屋さんがこのような種を売れば、
日本中の野菜が遺伝子組み換えと
なります。
その結果、生態系がより崩れたり、
より栄養が失われたり、
食べた人の生殖能力まで低下する
可能性があります。
だけど、崇高な魂を光らせている農家さんもいる。
固定種を育て、自家採種をする農家さん。
無農薬、無肥料で育てる農家さん。
僕が先日おじゃました群馬の
たむら農園さんの畑は、土を触っただけで
氣持ちよくて優しくて、すぅっと癒されました。
ナチュラルハーモニーという自然食品店も、
(兄が下馬店で働いています)いのち乗り出す野菜を扱っております。
http://www.naturalharmony.co.jp/
固定種の種を売る野口種苗研究所
http://noguchiseed.com/
野口さんは、
売れ残った種を保存せずに
捨てるそうです。
保存をすることを考えると、
金もうけの方へ偏ると
おっしゃっていました。
いつも、死と再生をきれいに回し、
分相応に生きていく。
さてさて、最後に愛鳥
十姉妹の話。
鳥カゴの底に新聞紙を敷いておいて
毎日取り替えるのですが、
ゴミを出すのが嫌なので、
底に枯れ草を
馬小屋のように敷きました。
そして、底のすのこも外して
十姉妹が草の上を歩けるようにしました。
これで掃除はフンのついた草だけ取ればよいし、
枯れ草は十姉妹が巣に運べるし、
直接歩くのも氣持ちがよいでしょう。
一所懸命あれこれやる前に、
無駄なことをやらないだけで
楽しく仲良く生きられる。
未来の子供っちには
そんなシステムを残したい。