きょうの朝日新聞デジタルにこんな記事が出ていた。新聞にも載っているのだろう。
<「韓国軍のベトナムでの性暴力、謝罪を」元慰安婦ら会見>
http://www.asahi.com/articles/ASG374Q7LG37UHBI028.html
■韓国人の元日本軍慰安婦と支援団体代表らが7日、ソウルで記者会見し、ベトナム戦争に参戦した韓国軍による「ベトナム人女性に対する性暴力や民間人虐殺」について、「韓国政府が真相を究明し、公式謝罪と法的責任をとるように」と訴えた。
会見した元慰安婦らは毎週水曜、ソウルの日本大使館前で「日本政府の公式謝罪と賠償」を訴え続けている。支援団体関係者が2月にベトナムを訪れ、ベトナム戦争時に韓国軍から性暴力を受けた女性や、その子供らと面会。女性たちは「社会で蔑視され、苦しい生活を余儀なくされている」と訴えたという。
元慰安婦の金福童(キムボクトン)さんは「同胞が犯したことは韓国政府が解決すべきだし、知らないふりはできない」。支援団体の尹美香(ユンミヒャン)代表は「私たちが望むのは慰安婦の悲劇が繰り返されないことだ。日本政府に求めるだけでなく、我々自ら平和をつくりたい」と話した。
韓国軍のベトナム戦争参戦時の行為に関しては、故・金大中(キムデジュン)大統領が2001年のベトナム訪問時の首脳会談で「ベトナムの人々に苦痛を与えたことを申し訳なく思う」と述べた。(ソウル=中野晃)■
韓国側にやっと韓国軍の性犯罪や虐殺を告発する動きが出てきた。朝日新聞が先んじて報道したが、この支援団体名が明記されていないことが気にかかる。日本大使館前での「水曜集会」、尹美香代表と言えば、その団体とは、挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)である。朝日には、慰安婦問題に火をつけた植村隆記者が捏造記事を書いた際、何も関係のない挺対協を持ち出したことへのトラウマでもあるのだろうか?
韓国兵のベトナム女性強姦などによって生まれた混血児「ライダイハン」という名称が書かれていないことにも気になる。「ライダイハン」はよく知られている問題だからだ。wikiで問題をおさらいしておきたい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8F%E3%83%B3
ライダイハン(越:Lai Đại Hàn、𤳆大韓)とは、大韓民国(以下、韓国)がベトナム戦争に派兵した韓国人兵士による現地ベトナム人女性に対する強姦などの性的交渉によりもうけられた子供のこと。パリ協定による韓国軍の撤退と、その後の南ベトナム政府の崩壊により取り残され、「敵軍の子」として迫害された[1]。ライ「𤳆(チュノム表記、U+24CC6、「男」偏に「來」旁[2])」はベトナム語で動物を含む「混血雑種」を意味する蔑称
ライダイハンの正確な数は、諸説ありはっきりしない。1500人(朝日新聞・1995年5月2日)、2千人(野村進)、最小5千人(釜山日報)[1]、7千人、1万人以上(名越二荒之助[4]など)、最大3万人(釜山日報)[1]としているものもある。
では、韓国軍の民間人虐殺とはどういうものだったのか?
韓国人歴史研究者のク・スジョン。彼女はベトナム戦争の韓国軍の残虐行為が記されたベトナム側の資科を入手し、韓国の市民団体の一行とともにベトナム現地で検証を始めたのだ。ある地域で、猛虎部隊(韓国軍部隊)等による1か月間の作戦で1200名もの住民が虐殺されたという66年当時のベトナム側の報告を紹介しながら、同時に生存者たちの証言に基づき虐殺の様子を具体的に描いている。例えば、生存者の証言からは韓国軍による民間人虐殺の方法にいくつか共通した類型があったようだと、同記事には記されている。以下、その部分を略して引用する。
大部分が女性や老人、子供たちである住民を一か所に集め、機関銃を乱射。
子供の頭を割ったり首をはね、脚を切ったりして火に放り込む。
女性を強姦してから殺害。強姦しながら拷問。
妊産婦の腹を、胎児が破れ出るまで軍靴で踏み潰す。
トンネルに追い詰めた村人を毒ガスで殺す……等々。
1965年から1966年の間、プウエン省のタオ村で、韓国軍は、ほとんど大部分が婦人の村人42人を狩り立て、やがて小火器を浴びせ、全員を殺害した。1966年1月11日から19日の間、ジェファーソン作戦の展開されたビンディン省では、韓国軍は300人以上の住民を捕まえ、拷問を加え、更にまた400人以上のベトナム人を殺した。1965年12月から1966年1月の間に、韓国軍は、ビンディン省のプレアン村では数百戸の家々を炎上させ、一方キンタイ村を完全に掃討した。同じ省の九つの村々で韓国軍は、民間人に対して化学兵器を使用したのである。
明らかな国際法違反であり、戦争犯罪である。しかし、<韓国政府は、ベトナムでの虐殺や強姦など、自国の過去の蛮行を公式に認めようとしていない。韓国兵の行為にはメディアも人権活動家も目を向けなかった。その根底には、韓国人の、ベトナム人に対する人種差別意識が原因との見方もある[18]。>と、wikiには書かれている。
挺対協がこの問題を告発したことは歓迎したい。ついでに、朝鮮戦争時の「在韓米軍慰安所」(朴正煕大統領が管理責任者だったと言われる)や、現在も10万人いるという海外への売春出稼ぎの問題も告発してはどうか。ただし、彼女らが指弾する「従軍慰安婦問題」は、全く別である。慰安婦は売春婦であり、その客が日本の将兵だったとうだけのことだ。商行為であって性犯罪とは無関係だ。慰安婦を集めたのも、慰安所を経営していたのも朝鮮人を含む民間人だった。
今週も「週刊文春」と「週刊新潮」に韓国批判の記事が載ったことで、産経の阿比留記者(政治部編集委員)が朝日新聞を問い詰めている。
<【阿比留瑠比の極言御免】朝日新聞の「特定秘密」>
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140307/plc14030714250014-n2.htm
新潮が「捏造」と指摘しているのは、慰安婦問題に火が付くきっかけとなった平成3年8月11日付の朝日の記事「元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀重い口開く」のことである。記事はこう書いている。
「日中戦争や第二次大戦の際、『女子挺身隊』の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた『朝鮮人従軍慰安婦』のうち、一人がソウル市内に生存していることがわかり…」
記事では実名は記されていなかったが、この女性は同年12月に日本政府を相手取り、慰安婦賠償請求訴訟を起こした金学順氏だ。
だが、25歳未満の女性を勤労挺身隊として動員し、工場などで働かせた「女子挺身勤労令」と慰安婦はそもそも何の関係もない。
また、金氏は訴状では、17歳だった昭和14年に「金もうけができる」と説得され、養父に連れられて中国へ渡り、そこで慰安婦にされたと記しているが、女子挺身勤労令の公布は19年8月なのである。
朝日の記事は、女子挺身隊と慰安婦を意図的に混同し、しかも養父にだまされたと証言している女性が日本軍に「連行」されたように書いたのだから、捏造といわれても仕方がない。
金氏は別のインタビューでは「40円でキーセン(朝鮮半島の芸妓(げいぎ)、売春婦)に売られた」と明かしており、慰安婦募集の強制性を認めた河野談話の根拠となった聞き取り調査に応じた際には訴状とは異なるこんなストーリーを語っている。
「17歳だった16年春ごろ、少女供出の噂が広まり、養父と満州方面に逃げた。北京で将校風の軍人に連れていかれた」
言うことがころころ変わっているが、河野談話は無批判・無条件にこうした証言を受け入れて成立した。一方、朝日は平成4年1月12日付の社説「歴史から目をそむけない」でも、重ねてこう書いている。
「『挺身隊』の名で勧誘または強制連行され…」
慰安婦問題でデマをしつこく報じ、反論や誤りを正す指摘から目をそむけて見ないようにしてきたのは、ほかならぬ朝日自身ではないか。
以上のことは、よく知られている事実だが、この際改めて確認しておきたい。その上、朝日は両誌の広告の宣伝文句を伏字にしたというのである。阿比留記者が揶揄している。
■どうやら朝日新聞にとっては、慰安婦問題の真相は読者に知らせるべきでない「特定秘密」に当たるらしい。6日付の同紙の週刊新潮、週刊文春の広告は、それぞれ次のような伏せ字が施されていた。
「●●記事を書いた『朝日新聞』記者の韓国人義母『詐欺裁判』」(新潮)
「『慰安婦問題』A級戦犯●●新聞を断罪する」(文春)
もちろん、他紙の広告をみるとこの伏せ字部分は「捏造(ねつぞう)」「朝日」とはっきり記されている。朝日は、こんな子供だましの隠蔽(いんぺい)で一体何をごまかそうとしているのだろうか。
朝日は昨年10月30日付の社説では特定秘密保護法によって秘密が増えるとの懸念を表明し、「秘密保護法案 首相動静も■■■か?」と伏せ字を用いたタイトルでこう説いていた。
「政治家や官僚は、だれのために働いているのか。原点から考え直してもらいたい」
政府には秘密はいけないと説教する一方、自身に都合の悪いことは堂々と隠すというわけだ。そんな朝日にこそ、誰のために記事を書いているのか、報道機関があるのか原点から考え直してもらいたい。■
まるで笑い話である。偽善的な左翼反日新聞の本音・本心・正体が暴露された事例の一つである。
日本に朝日、毎日のようなおかしな新聞がある一方で、あの韓国にも、正論を掲載するまともな雑誌があるらしい。
<【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 日本の孤立化はウソ?>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140308/kor14030803190001-n1.htm
総合雑誌「月刊朝鮮」(朝鮮日報社系)3月号の在米寄稿家、劉敏鎬氏(53)による論評「反日という名の万病薬」で、韓国マスコミは反日で理性を失っていると痛烈に批判した。
フランスで韓国人の手により慰安婦漫画が展示され大騒ぎした件でも、わずか70平方メートルの空間に1万7千人が訪れたとのデタラメ数字を皮肉っている。
また、「(韓国の期待通り)安倍が辞めても安倍以後の日本はもっと右寄りになる」とし、「韓国は感情的な反日をやめて日本の新世代政治に備えろ」と主張している。(黒田勝弘)
「産経抄」がNHKに出演したケネディ大使の発言について一言釘を刺している。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140308/plc14030803220001-n1.htm
▼ケネディ駐日米大使は、準備不足ゆえか能力不足ゆえかわからぬが、日米関係を日々、悪化させている。NHKの番組では、安倍晋三首相の靖国参拝を「建設的ではない」と言い放ち、またまた心ある日本人を失望させた。
▼心ならずも戦野に散った兵士を悼む行為に難癖をつけるとは、人として最低だ。聞き手の国谷裕子氏が「日米関係は安倍政権の一員、NHK経営委員、会長の発言で影響を受けているといわざるを得ない」と質問したのにはもっとあきれたが。
▼NHKには優秀な記者が大勢いるはずなのに、どうしてフリーの彼女がインタビューしたのか。しかも彼女は「日本女性の地位向上のためどんな支援を」と宗主国に頼み事をするようにお伺いをたてた。日本女性の地位向上は、自らが努力して勝ち取るもの。籾井勝人会長には、骨がらみになっているNHKの卑屈な根性を即刻、たたき直してもらいたい。
ケネディ大使の発言については、私も昨日のブログでコメントしたが、さすがにプロの批判は手際がいい。まさにその通りである。
●今日の気になるニュース
▽<日教組加入教職員、37年連続低下…25・3%>
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140307-OYT1T01102.htm
■日本教職員組合(日教組)に加入する教職員の割合は、昨年10月1日現在で25.3%と37年連続で低下し、過去最低となったことが7日、文部科学省の調査で分かった。
対象は、大学と高等専門学校を除く公立学校の常勤教職員102万3678人。教職員団体に加入しているのは38.2%にあたる39万1459人。このうち日教組の加入者は25万8894人で、前年より6351人、0.5ポイント減った。■
主に初等、中等教育を牛耳って日本人の精神を骨抜きにし、子供たちに自虐史観を植えつけてきた組織である。調査を始めた1958年(昭和33年)には86・3%もあったというから、三分の一以下になっているが、こんな団体は消え去ってしまうのが一番いい。
wikiによると、<道府県で組織率に格差があり、山梨県、静岡県、愛知県、新潟県、福井県、三重県、兵庫県、大分県などで比較的高い組織率を保つ一方、栃木県、岐阜県、和歌山県、愛媛県など、ほぼゼロのところ、京都府のように、100人前後を組織するにとどまっているところもある。また、2007年10月1日現在の新採用教職員の加入者数は5,560人(約21.7%、前年比0.2ポイント減)。
厚生労働省による「労働組合基礎調査」によれば、私立学校教員や大学教員、教員以外の学校職員を含んだ組織人員は約28万5,000人(2008年6月30日現在)>。まだ28万人もいるのである。
このほかに、1989年に日教組から分離してつくられた共産党系の全日本教職員組合(全教)という組織もあるから要注意だ。<2008年12月発表の文部科学省調査[2]によれば、同年10月1日現在の公立学校における組織人員は約6万4千人(組織率6.4%、前年比0.3ポイント減)、新採用教職員の加入者数は373人(約1.3%、前年比0.4ポイント増)>という。
▽<河野談話「議論あっておかしくない」と松原氏>
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20140306-OYT1T00970.htm
■民主党の松原仁国会対策委員長は6日の記者会見で、いわゆる従軍慰安婦問題に関する1993年の河野洋平官房長官談話について「(当時の政府が韓国人元慰安婦の)証言の裏付けをしていなかったことを踏まえ、本当はどうだったのかという議論があってもおかしくない」と述べ、政府が行う談話の検証作業に理解を示した。
海江田代表は「河野談話を見直すべきではない」(3日の記者会見)と、政府の検証を批判している。松原氏の発言は、民主党議員の歴史認識に関する考え方の違いを浮き彫りにした形だ。■
2月19日の<18歳が指摘する「国家観」なき日本の衰退>で紹介したように、「三つの敗戦からの脱却」を説く松原議員にとって、河野談話の見直しは当然のことであろう。
<「韓国軍のベトナムでの性暴力、謝罪を」元慰安婦ら会見>
http://www.asahi.com/articles/ASG374Q7LG37UHBI028.html
■韓国人の元日本軍慰安婦と支援団体代表らが7日、ソウルで記者会見し、ベトナム戦争に参戦した韓国軍による「ベトナム人女性に対する性暴力や民間人虐殺」について、「韓国政府が真相を究明し、公式謝罪と法的責任をとるように」と訴えた。
会見した元慰安婦らは毎週水曜、ソウルの日本大使館前で「日本政府の公式謝罪と賠償」を訴え続けている。支援団体関係者が2月にベトナムを訪れ、ベトナム戦争時に韓国軍から性暴力を受けた女性や、その子供らと面会。女性たちは「社会で蔑視され、苦しい生活を余儀なくされている」と訴えたという。
元慰安婦の金福童(キムボクトン)さんは「同胞が犯したことは韓国政府が解決すべきだし、知らないふりはできない」。支援団体の尹美香(ユンミヒャン)代表は「私たちが望むのは慰安婦の悲劇が繰り返されないことだ。日本政府に求めるだけでなく、我々自ら平和をつくりたい」と話した。
韓国軍のベトナム戦争参戦時の行為に関しては、故・金大中(キムデジュン)大統領が2001年のベトナム訪問時の首脳会談で「ベトナムの人々に苦痛を与えたことを申し訳なく思う」と述べた。(ソウル=中野晃)■
韓国側にやっと韓国軍の性犯罪や虐殺を告発する動きが出てきた。朝日新聞が先んじて報道したが、この支援団体名が明記されていないことが気にかかる。日本大使館前での「水曜集会」、尹美香代表と言えば、その団体とは、挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)である。朝日には、慰安婦問題に火をつけた植村隆記者が捏造記事を書いた際、何も関係のない挺対協を持ち出したことへのトラウマでもあるのだろうか?
韓国兵のベトナム女性強姦などによって生まれた混血児「ライダイハン」という名称が書かれていないことにも気になる。「ライダイハン」はよく知られている問題だからだ。wikiで問題をおさらいしておきたい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8F%E3%83%B3
ライダイハン(越:Lai Đại Hàn、𤳆大韓)とは、大韓民国(以下、韓国)がベトナム戦争に派兵した韓国人兵士による現地ベトナム人女性に対する強姦などの性的交渉によりもうけられた子供のこと。パリ協定による韓国軍の撤退と、その後の南ベトナム政府の崩壊により取り残され、「敵軍の子」として迫害された[1]。ライ「𤳆(チュノム表記、U+24CC6、「男」偏に「來」旁[2])」はベトナム語で動物を含む「混血雑種」を意味する蔑称
ライダイハンの正確な数は、諸説ありはっきりしない。1500人(朝日新聞・1995年5月2日)、2千人(野村進)、最小5千人(釜山日報)[1]、7千人、1万人以上(名越二荒之助[4]など)、最大3万人(釜山日報)[1]としているものもある。
では、韓国軍の民間人虐殺とはどういうものだったのか?
韓国人歴史研究者のク・スジョン。彼女はベトナム戦争の韓国軍の残虐行為が記されたベトナム側の資科を入手し、韓国の市民団体の一行とともにベトナム現地で検証を始めたのだ。ある地域で、猛虎部隊(韓国軍部隊)等による1か月間の作戦で1200名もの住民が虐殺されたという66年当時のベトナム側の報告を紹介しながら、同時に生存者たちの証言に基づき虐殺の様子を具体的に描いている。例えば、生存者の証言からは韓国軍による民間人虐殺の方法にいくつか共通した類型があったようだと、同記事には記されている。以下、その部分を略して引用する。
大部分が女性や老人、子供たちである住民を一か所に集め、機関銃を乱射。
子供の頭を割ったり首をはね、脚を切ったりして火に放り込む。
女性を強姦してから殺害。強姦しながら拷問。
妊産婦の腹を、胎児が破れ出るまで軍靴で踏み潰す。
トンネルに追い詰めた村人を毒ガスで殺す……等々。
1965年から1966年の間、プウエン省のタオ村で、韓国軍は、ほとんど大部分が婦人の村人42人を狩り立て、やがて小火器を浴びせ、全員を殺害した。1966年1月11日から19日の間、ジェファーソン作戦の展開されたビンディン省では、韓国軍は300人以上の住民を捕まえ、拷問を加え、更にまた400人以上のベトナム人を殺した。1965年12月から1966年1月の間に、韓国軍は、ビンディン省のプレアン村では数百戸の家々を炎上させ、一方キンタイ村を完全に掃討した。同じ省の九つの村々で韓国軍は、民間人に対して化学兵器を使用したのである。
明らかな国際法違反であり、戦争犯罪である。しかし、<韓国政府は、ベトナムでの虐殺や強姦など、自国の過去の蛮行を公式に認めようとしていない。韓国兵の行為にはメディアも人権活動家も目を向けなかった。その根底には、韓国人の、ベトナム人に対する人種差別意識が原因との見方もある[18]。>と、wikiには書かれている。
挺対協がこの問題を告発したことは歓迎したい。ついでに、朝鮮戦争時の「在韓米軍慰安所」(朴正煕大統領が管理責任者だったと言われる)や、現在も10万人いるという海外への売春出稼ぎの問題も告発してはどうか。ただし、彼女らが指弾する「従軍慰安婦問題」は、全く別である。慰安婦は売春婦であり、その客が日本の将兵だったとうだけのことだ。商行為であって性犯罪とは無関係だ。慰安婦を集めたのも、慰安所を経営していたのも朝鮮人を含む民間人だった。
今週も「週刊文春」と「週刊新潮」に韓国批判の記事が載ったことで、産経の阿比留記者(政治部編集委員)が朝日新聞を問い詰めている。
<【阿比留瑠比の極言御免】朝日新聞の「特定秘密」>
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140307/plc14030714250014-n2.htm
新潮が「捏造」と指摘しているのは、慰安婦問題に火が付くきっかけとなった平成3年8月11日付の朝日の記事「元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀重い口開く」のことである。記事はこう書いている。
「日中戦争や第二次大戦の際、『女子挺身隊』の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた『朝鮮人従軍慰安婦』のうち、一人がソウル市内に生存していることがわかり…」
記事では実名は記されていなかったが、この女性は同年12月に日本政府を相手取り、慰安婦賠償請求訴訟を起こした金学順氏だ。
だが、25歳未満の女性を勤労挺身隊として動員し、工場などで働かせた「女子挺身勤労令」と慰安婦はそもそも何の関係もない。
また、金氏は訴状では、17歳だった昭和14年に「金もうけができる」と説得され、養父に連れられて中国へ渡り、そこで慰安婦にされたと記しているが、女子挺身勤労令の公布は19年8月なのである。
朝日の記事は、女子挺身隊と慰安婦を意図的に混同し、しかも養父にだまされたと証言している女性が日本軍に「連行」されたように書いたのだから、捏造といわれても仕方がない。
金氏は別のインタビューでは「40円でキーセン(朝鮮半島の芸妓(げいぎ)、売春婦)に売られた」と明かしており、慰安婦募集の強制性を認めた河野談話の根拠となった聞き取り調査に応じた際には訴状とは異なるこんなストーリーを語っている。
「17歳だった16年春ごろ、少女供出の噂が広まり、養父と満州方面に逃げた。北京で将校風の軍人に連れていかれた」
言うことがころころ変わっているが、河野談話は無批判・無条件にこうした証言を受け入れて成立した。一方、朝日は平成4年1月12日付の社説「歴史から目をそむけない」でも、重ねてこう書いている。
「『挺身隊』の名で勧誘または強制連行され…」
慰安婦問題でデマをしつこく報じ、反論や誤りを正す指摘から目をそむけて見ないようにしてきたのは、ほかならぬ朝日自身ではないか。
以上のことは、よく知られている事実だが、この際改めて確認しておきたい。その上、朝日は両誌の広告の宣伝文句を伏字にしたというのである。阿比留記者が揶揄している。
■どうやら朝日新聞にとっては、慰安婦問題の真相は読者に知らせるべきでない「特定秘密」に当たるらしい。6日付の同紙の週刊新潮、週刊文春の広告は、それぞれ次のような伏せ字が施されていた。
「●●記事を書いた『朝日新聞』記者の韓国人義母『詐欺裁判』」(新潮)
「『慰安婦問題』A級戦犯●●新聞を断罪する」(文春)
もちろん、他紙の広告をみるとこの伏せ字部分は「捏造(ねつぞう)」「朝日」とはっきり記されている。朝日は、こんな子供だましの隠蔽(いんぺい)で一体何をごまかそうとしているのだろうか。
朝日は昨年10月30日付の社説では特定秘密保護法によって秘密が増えるとの懸念を表明し、「秘密保護法案 首相動静も■■■か?」と伏せ字を用いたタイトルでこう説いていた。
「政治家や官僚は、だれのために働いているのか。原点から考え直してもらいたい」
政府には秘密はいけないと説教する一方、自身に都合の悪いことは堂々と隠すというわけだ。そんな朝日にこそ、誰のために記事を書いているのか、報道機関があるのか原点から考え直してもらいたい。■
まるで笑い話である。偽善的な左翼反日新聞の本音・本心・正体が暴露された事例の一つである。
日本に朝日、毎日のようなおかしな新聞がある一方で、あの韓国にも、正論を掲載するまともな雑誌があるらしい。
<【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 日本の孤立化はウソ?>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140308/kor14030803190001-n1.htm
総合雑誌「月刊朝鮮」(朝鮮日報社系)3月号の在米寄稿家、劉敏鎬氏(53)による論評「反日という名の万病薬」で、韓国マスコミは反日で理性を失っていると痛烈に批判した。
フランスで韓国人の手により慰安婦漫画が展示され大騒ぎした件でも、わずか70平方メートルの空間に1万7千人が訪れたとのデタラメ数字を皮肉っている。
また、「(韓国の期待通り)安倍が辞めても安倍以後の日本はもっと右寄りになる」とし、「韓国は感情的な反日をやめて日本の新世代政治に備えろ」と主張している。(黒田勝弘)
「産経抄」がNHKに出演したケネディ大使の発言について一言釘を刺している。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140308/plc14030803220001-n1.htm
▼ケネディ駐日米大使は、準備不足ゆえか能力不足ゆえかわからぬが、日米関係を日々、悪化させている。NHKの番組では、安倍晋三首相の靖国参拝を「建設的ではない」と言い放ち、またまた心ある日本人を失望させた。
▼心ならずも戦野に散った兵士を悼む行為に難癖をつけるとは、人として最低だ。聞き手の国谷裕子氏が「日米関係は安倍政権の一員、NHK経営委員、会長の発言で影響を受けているといわざるを得ない」と質問したのにはもっとあきれたが。
▼NHKには優秀な記者が大勢いるはずなのに、どうしてフリーの彼女がインタビューしたのか。しかも彼女は「日本女性の地位向上のためどんな支援を」と宗主国に頼み事をするようにお伺いをたてた。日本女性の地位向上は、自らが努力して勝ち取るもの。籾井勝人会長には、骨がらみになっているNHKの卑屈な根性を即刻、たたき直してもらいたい。
ケネディ大使の発言については、私も昨日のブログでコメントしたが、さすがにプロの批判は手際がいい。まさにその通りである。
●今日の気になるニュース
▽<日教組加入教職員、37年連続低下…25・3%>
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140307-OYT1T01102.htm
■日本教職員組合(日教組)に加入する教職員の割合は、昨年10月1日現在で25.3%と37年連続で低下し、過去最低となったことが7日、文部科学省の調査で分かった。
対象は、大学と高等専門学校を除く公立学校の常勤教職員102万3678人。教職員団体に加入しているのは38.2%にあたる39万1459人。このうち日教組の加入者は25万8894人で、前年より6351人、0.5ポイント減った。■
主に初等、中等教育を牛耳って日本人の精神を骨抜きにし、子供たちに自虐史観を植えつけてきた組織である。調査を始めた1958年(昭和33年)には86・3%もあったというから、三分の一以下になっているが、こんな団体は消え去ってしまうのが一番いい。
wikiによると、<道府県で組織率に格差があり、山梨県、静岡県、愛知県、新潟県、福井県、三重県、兵庫県、大分県などで比較的高い組織率を保つ一方、栃木県、岐阜県、和歌山県、愛媛県など、ほぼゼロのところ、京都府のように、100人前後を組織するにとどまっているところもある。また、2007年10月1日現在の新採用教職員の加入者数は5,560人(約21.7%、前年比0.2ポイント減)。
厚生労働省による「労働組合基礎調査」によれば、私立学校教員や大学教員、教員以外の学校職員を含んだ組織人員は約28万5,000人(2008年6月30日現在)>。まだ28万人もいるのである。
このほかに、1989年に日教組から分離してつくられた共産党系の全日本教職員組合(全教)という組織もあるから要注意だ。<2008年12月発表の文部科学省調査[2]によれば、同年10月1日現在の公立学校における組織人員は約6万4千人(組織率6.4%、前年比0.3ポイント減)、新採用教職員の加入者数は373人(約1.3%、前年比0.4ポイント増)>という。
▽<河野談話「議論あっておかしくない」と松原氏>
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20140306-OYT1T00970.htm
■民主党の松原仁国会対策委員長は6日の記者会見で、いわゆる従軍慰安婦問題に関する1993年の河野洋平官房長官談話について「(当時の政府が韓国人元慰安婦の)証言の裏付けをしていなかったことを踏まえ、本当はどうだったのかという議論があってもおかしくない」と述べ、政府が行う談話の検証作業に理解を示した。
海江田代表は「河野談話を見直すべきではない」(3日の記者会見)と、政府の検証を批判している。松原氏の発言は、民主党議員の歴史認識に関する考え方の違いを浮き彫りにした形だ。■
2月19日の<18歳が指摘する「国家観」なき日本の衰退>で紹介したように、「三つの敗戦からの脱却」を説く松原議員にとって、河野談話の見直しは当然のことであろう。