聞きたくないこと、不都合なことには目や耳をふさぐのが、韓国の新聞だ。まず反応が鈍かった。
<韓国、速報はせず 朝日新聞の慰安婦問題謝罪で>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140912/kor14091201510001-n1.htm
■【ソウル=藤本欣也】朝日新聞が11日、慰安婦に関する誤報について初めて謝罪し、日韓関係などに及ぼした影響に関しても検証する方針を明らかにしたことについて、韓国の聯合ニュースは速報で伝えず、事実関係のみを報じた。
慰安婦に関しては敏感に反応する韓国メディアの対応としては異例といえる。
朝日新聞が紙面で、慰安婦をめぐり「強制連行」があったとする過去の報道の一部を取り消したことについて韓国メディアでは、誤報そのものを問題視せず朝日新聞の釈明や主張を肯定的に評価しようとする報道が目立っていた。
問題、
韓国政府も事実上、朝日新聞の「慰安婦報道」を対日外交における圧力材料として利用してきた経緯がある。朝日新聞の11日の記者会見に関して正式なコメントを出していないが、対応が注目される。■
慰安婦問題ばかりではない。靖国神社参拝問題、教科書問題、「閣僚妄言」などでも、朝日など日本のマスコミの鸚鵡返しのような報道を続けてきたではないか。それがどうした?
そして出てきたのが、こんな報道なのだ。
<朝日新聞がまた誤報波紋…社長が辞任示唆>(中央日報)
■日本の朝日新聞が相次ぐ誤報波紋で危機を迎えている。
朝日新聞社の木村伊量社長は11日、記者会見を開き、2011年の福島第1原発事故当時の職員の「不適切な行動」を暴露した5月の自社の記事について「誤った記事を掲載した」とし、記事の取り消しを明らかにした。また「経営トップとしての私の責任も逃れられない」とし「抜本改革など再生に向けて道筋を付けた上で、進退を決断する」と述べた。
朝日新聞は5月20日付の記事で、原発事故当時に現場責任者だった吉田昌郎所長に対する政府の調書内容を入手したとし、福島第1原発にいた所員の9割にあたる約650人が当時の吉田所長の命令に違反して10キロ離れた第2原発に避難したと報じた。同紙は「吉田調書」のうち「第2原発に行けと言っていない」「第1原発に近いところのうち放射線量が低いところにひとまず退避して指示を待てと話した」などの内容を根拠に挙げた。
しかし日本政府が11日に公開した調書原文によると、吉田所長はこうした陳述のほか、「よく考えれば(放射線量の低い)第2原発に行った方がはるかに正しいと思った」とも話していた。吉田所長は部下が第2原発に行ったのを「命令違反」と考えていなかったということだ。吉田所長は昨年7月に死去した。
これを受け、朝日新聞はこの1カ月間に2件の大型誤報波紋で少なからず打撃を受けることになった。8月5、6日付では、済州道で多くの女性が慰安婦として強制連行されたという故・吉田清治氏の主張を報道した自社の過去の記事が誤報であることを認めて取り消した。
しているくせに、
これに対し自民党の政治家や読売など保守新聞が「朝日たたき」に乗り出している。安倍晋三首相は11日、「慰安婦問題の誤報で多くの人が苦しみ、国際社会で日本の名誉が傷つけられたのは事実と言っていい」と述べた。■
第三者機関設置など、慰安婦誤報問題での社長発言にはまるで触れていない。慰安婦問題に反応していないのだ。これがニュースと言えるのか?
朝鮮日報は、<慰安婦:自民党新総務会長、河野談話見直しに反対>などという記事には、すかさず反応しているくせに、朝日社長謝罪会見の記事は、日本語サイトにはいまのところ見当たらない。聯合ニュースや朝日と提携している東亜日報も同様だ。黙殺か?おかしな現象だ。動揺が伝わってくるようだ。北海道新聞の扱いも目立たないものだったが、これも韓国を見習った対応なのか?
だが、韓国マスコミはせめて、「日本版セウォル号」などと報じたことを取り消したらどうなのか?日本を貶めたアメリカの新聞や通信社の反応はどうなのか?
朝日報道はこのように世界に伝えられたのだ。
<「日本版セウォル号」扱い等世界に広がった朝日吉田調書報道NEWS ポストセブン 8月28日>
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140828-00000015-pseven-soci&pos=5
■・・・・・・・・
調書を入手した朝日は、吉田氏の証言として650人があたかも持ち場を放棄して逃げ出したかのように書いたのだ。それが世界にどのようのバラ撒かれたのか。
〈2011年、パニックに陥った作業員たちは命令を無視して福島原発から逃げ去っていた〉(米ニューヨークタイムズ)、〈危機の最中に福島原発の作業員が逃走と日本の新聞が報じる〉(英BBC)、〈福島の“ヒーローたち”は実は怖くなって逃げ出していた〉(豪オーストラリアン)
朝日新聞が「吉田調書」の“スクープ”を報じた後、それを記事にした海外主要メディアの見出しだ。多くは朝日の記事をそのまま写したもので独自取材はない。それゆえ朝日の言い分がそのまま世界に垂れ流された。
韓国ではさらに過激な見出しが躍る。
〈福島原発事故は日本版セウォル号だった! 職員90%が無断脱出……初期対応できず〉(週刊誌「エコノミックレビュー」)、〈福島事故もセウォル号の船員たちのように……〉(ソウル新聞)、〈日本版セウォル号……福島事故時に職員ら命令無視して原発から脱出〉(国民日報)■
韓国政府関係者の反応は、朝日の慰安婦検証記事が出た時と同じようなものだ。思考停止の紋切り型だ。
<韓国政府「日本の右傾化加速を懸念」…朝日謝罪>
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140912-OYT1T50026.html?from=yartcl_popin
■【ソウル=豊浦潤一】朝日新聞の木村伊量社長が11日、いわゆる従軍慰安婦問題で吉田清治氏の証言記事取り消しを巡り、「訂正が遅きに失した」などと初めて謝罪したことについて、韓国政府関係者は「日本の右傾化が加速するのではないか懸念される」と本紙に語った。
また「(慰安婦が強制連行されたという)韓国政府の立場には全く変化はない。元慰安婦たちの証言があるからだ」と話した。
韓国メディアでは、朝日が8月5日、戦時中に韓国・済州島で女性を慰安婦にするため暴力を使って強制連行したとする吉田清治氏の証言を「虚偽」と認めて記事を取り消したことについて、朝日を擁護する主張が強まっている。
聯合ニュースは8月5日、「(朝日は)慰安婦に関連して日本の責任を否定する側から執拗しつような攻撃を受けた」と日本の保守派からの批判に焦点をあてた。■
韓国政府の正式のコメントはまだない。どうしたのか?
アメリカの新聞反応は相変わらずだ。
<米紙も朝日会見伝える NYタイムズ、それでも慰安婦問題「日本が数万人の女性に強いた」>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140912/amr14091211340008-n1.htm
■【ワシントン=加納宏幸】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は11日、朝日新聞が東京電力福島第1原発事故をめぐる「吉田調書」に関する記事を撤回したことについて、台北発で「他媒体からの数週間にわたる批判を受けて、影響力のある記事を撤回した」と報じた。
ニューヨーク・タイムズ紙は、朝日新聞が5月に東電福島第1原発所長だった吉田昌郎氏の「聴取結果書」を「所長命令に違反、原発撤退」と報じたことに関し、産経新聞などが「(所員の)離脱は連絡ミスの結果だとし、吉田氏の発言を(朝日と)違った形で表現した」と伝えた。
5月の朝日報道を受けニューヨーク・タイムズ紙も「パニックに陥った作業員が原発から逃走した」と報じていたが、11日の記事ではこの事実に言及していない。慰安婦関連記事の一部撤回にも触れたが、「日本が数万人の女性に戦時売春施設での労働を強いたことはほとんどの歴史家が同意している」とした。
一方、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は11日、朝日新聞の木村社長が「誤報について謝罪した」とし、記事の撤回は「評判の高い新聞の名声をけがすことになった」と報じた。■
NYタイムズも朝日の体質と似ているのか、前の報道の訂正をしていない。
中国のトンチンカンぶりはやむをえないことか。
<朝日の訂正・謝罪会見、中国の環球時報、「右翼メディアが“深い反省”要求した」>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140912/chn14091211060001-n1.htm
■【上海=河崎真澄】中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は12日、「朝日新聞社長が“誤報”を謝罪、引責辞任も示唆」との見出しで同社の特派員電を掲載した。
朝日新聞の木村伊量社長が福島第1原発の「吉田調書」に関する記事の誤りと撤回を表明したと伝えた上で、「慰安婦問題」にも言及。朝日新聞が「報道を撤回した後、日本の右翼メディアと政府関係者が(朝日新聞に)“深い反省”を要求した」などと伝えた。
また、朝日新聞のベテラン社員1人が環球時報の記者に、「証言の有無にかかわらず慰安婦問題が存在するのは事実。慰安婦問題をなかったことにしようとする動きが日本の政治的主流になっている。これは日本が徹底的に右翼化する兆候だ」と述べたという。
旧日本軍が設置したとされる慰安所が残される南京市を省都とする江蘇省が運営するニュースサイト「江蘇省網」などは、環球時報の記事を転載する形で紹介している。■
中国共産党の辞書には「謝罪」という言葉はない。「無謬」なのだ。朝日社員の言葉というのも怪しい。慰安婦問題は、中韓の対日共闘にテーマの一つでもある。意味を失っては大変だと考えているのだろう。中国にとってウソは日常茶飯事である。
<韓国、速報はせず 朝日新聞の慰安婦問題謝罪で>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140912/kor14091201510001-n1.htm
■【ソウル=藤本欣也】朝日新聞が11日、慰安婦に関する誤報について初めて謝罪し、日韓関係などに及ぼした影響に関しても検証する方針を明らかにしたことについて、韓国の聯合ニュースは速報で伝えず、事実関係のみを報じた。
慰安婦に関しては敏感に反応する韓国メディアの対応としては異例といえる。
朝日新聞が紙面で、慰安婦をめぐり「強制連行」があったとする過去の報道の一部を取り消したことについて韓国メディアでは、誤報そのものを問題視せず朝日新聞の釈明や主張を肯定的に評価しようとする報道が目立っていた。
問題、
韓国政府も事実上、朝日新聞の「慰安婦報道」を対日外交における圧力材料として利用してきた経緯がある。朝日新聞の11日の記者会見に関して正式なコメントを出していないが、対応が注目される。■
慰安婦問題ばかりではない。靖国神社参拝問題、教科書問題、「閣僚妄言」などでも、朝日など日本のマスコミの鸚鵡返しのような報道を続けてきたではないか。それがどうした?
そして出てきたのが、こんな報道なのだ。
<朝日新聞がまた誤報波紋…社長が辞任示唆>(中央日報)
■日本の朝日新聞が相次ぐ誤報波紋で危機を迎えている。
朝日新聞社の木村伊量社長は11日、記者会見を開き、2011年の福島第1原発事故当時の職員の「不適切な行動」を暴露した5月の自社の記事について「誤った記事を掲載した」とし、記事の取り消しを明らかにした。また「経営トップとしての私の責任も逃れられない」とし「抜本改革など再生に向けて道筋を付けた上で、進退を決断する」と述べた。
朝日新聞は5月20日付の記事で、原発事故当時に現場責任者だった吉田昌郎所長に対する政府の調書内容を入手したとし、福島第1原発にいた所員の9割にあたる約650人が当時の吉田所長の命令に違反して10キロ離れた第2原発に避難したと報じた。同紙は「吉田調書」のうち「第2原発に行けと言っていない」「第1原発に近いところのうち放射線量が低いところにひとまず退避して指示を待てと話した」などの内容を根拠に挙げた。
しかし日本政府が11日に公開した調書原文によると、吉田所長はこうした陳述のほか、「よく考えれば(放射線量の低い)第2原発に行った方がはるかに正しいと思った」とも話していた。吉田所長は部下が第2原発に行ったのを「命令違反」と考えていなかったということだ。吉田所長は昨年7月に死去した。
これを受け、朝日新聞はこの1カ月間に2件の大型誤報波紋で少なからず打撃を受けることになった。8月5、6日付では、済州道で多くの女性が慰安婦として強制連行されたという故・吉田清治氏の主張を報道した自社の過去の記事が誤報であることを認めて取り消した。
しているくせに、
これに対し自民党の政治家や読売など保守新聞が「朝日たたき」に乗り出している。安倍晋三首相は11日、「慰安婦問題の誤報で多くの人が苦しみ、国際社会で日本の名誉が傷つけられたのは事実と言っていい」と述べた。■
第三者機関設置など、慰安婦誤報問題での社長発言にはまるで触れていない。慰安婦問題に反応していないのだ。これがニュースと言えるのか?
朝鮮日報は、<慰安婦:自民党新総務会長、河野談話見直しに反対>などという記事には、すかさず反応しているくせに、朝日社長謝罪会見の記事は、日本語サイトにはいまのところ見当たらない。聯合ニュースや朝日と提携している東亜日報も同様だ。黙殺か?おかしな現象だ。動揺が伝わってくるようだ。北海道新聞の扱いも目立たないものだったが、これも韓国を見習った対応なのか?
だが、韓国マスコミはせめて、「日本版セウォル号」などと報じたことを取り消したらどうなのか?日本を貶めたアメリカの新聞や通信社の反応はどうなのか?
朝日報道はこのように世界に伝えられたのだ。
<「日本版セウォル号」扱い等世界に広がった朝日吉田調書報道NEWS ポストセブン 8月28日>
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140828-00000015-pseven-soci&pos=5
■・・・・・・・・
調書を入手した朝日は、吉田氏の証言として650人があたかも持ち場を放棄して逃げ出したかのように書いたのだ。それが世界にどのようのバラ撒かれたのか。
〈2011年、パニックに陥った作業員たちは命令を無視して福島原発から逃げ去っていた〉(米ニューヨークタイムズ)、〈危機の最中に福島原発の作業員が逃走と日本の新聞が報じる〉(英BBC)、〈福島の“ヒーローたち”は実は怖くなって逃げ出していた〉(豪オーストラリアン)
朝日新聞が「吉田調書」の“スクープ”を報じた後、それを記事にした海外主要メディアの見出しだ。多くは朝日の記事をそのまま写したもので独自取材はない。それゆえ朝日の言い分がそのまま世界に垂れ流された。
韓国ではさらに過激な見出しが躍る。
〈福島原発事故は日本版セウォル号だった! 職員90%が無断脱出……初期対応できず〉(週刊誌「エコノミックレビュー」)、〈福島事故もセウォル号の船員たちのように……〉(ソウル新聞)、〈日本版セウォル号……福島事故時に職員ら命令無視して原発から脱出〉(国民日報)■
韓国政府関係者の反応は、朝日の慰安婦検証記事が出た時と同じようなものだ。思考停止の紋切り型だ。
<韓国政府「日本の右傾化加速を懸念」…朝日謝罪>
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140912-OYT1T50026.html?from=yartcl_popin
■【ソウル=豊浦潤一】朝日新聞の木村伊量社長が11日、いわゆる従軍慰安婦問題で吉田清治氏の証言記事取り消しを巡り、「訂正が遅きに失した」などと初めて謝罪したことについて、韓国政府関係者は「日本の右傾化が加速するのではないか懸念される」と本紙に語った。
また「(慰安婦が強制連行されたという)韓国政府の立場には全く変化はない。元慰安婦たちの証言があるからだ」と話した。
韓国メディアでは、朝日が8月5日、戦時中に韓国・済州島で女性を慰安婦にするため暴力を使って強制連行したとする吉田清治氏の証言を「虚偽」と認めて記事を取り消したことについて、朝日を擁護する主張が強まっている。
聯合ニュースは8月5日、「(朝日は)慰安婦に関連して日本の責任を否定する側から執拗しつような攻撃を受けた」と日本の保守派からの批判に焦点をあてた。■
韓国政府の正式のコメントはまだない。どうしたのか?
アメリカの新聞反応は相変わらずだ。
<米紙も朝日会見伝える NYタイムズ、それでも慰安婦問題「日本が数万人の女性に強いた」>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140912/amr14091211340008-n1.htm
■【ワシントン=加納宏幸】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は11日、朝日新聞が東京電力福島第1原発事故をめぐる「吉田調書」に関する記事を撤回したことについて、台北発で「他媒体からの数週間にわたる批判を受けて、影響力のある記事を撤回した」と報じた。
ニューヨーク・タイムズ紙は、朝日新聞が5月に東電福島第1原発所長だった吉田昌郎氏の「聴取結果書」を「所長命令に違反、原発撤退」と報じたことに関し、産経新聞などが「(所員の)離脱は連絡ミスの結果だとし、吉田氏の発言を(朝日と)違った形で表現した」と伝えた。
5月の朝日報道を受けニューヨーク・タイムズ紙も「パニックに陥った作業員が原発から逃走した」と報じていたが、11日の記事ではこの事実に言及していない。慰安婦関連記事の一部撤回にも触れたが、「日本が数万人の女性に戦時売春施設での労働を強いたことはほとんどの歴史家が同意している」とした。
一方、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は11日、朝日新聞の木村社長が「誤報について謝罪した」とし、記事の撤回は「評判の高い新聞の名声をけがすことになった」と報じた。■
NYタイムズも朝日の体質と似ているのか、前の報道の訂正をしていない。
中国のトンチンカンぶりはやむをえないことか。
<朝日の訂正・謝罪会見、中国の環球時報、「右翼メディアが“深い反省”要求した」>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140912/chn14091211060001-n1.htm
■【上海=河崎真澄】中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は12日、「朝日新聞社長が“誤報”を謝罪、引責辞任も示唆」との見出しで同社の特派員電を掲載した。
朝日新聞の木村伊量社長が福島第1原発の「吉田調書」に関する記事の誤りと撤回を表明したと伝えた上で、「慰安婦問題」にも言及。朝日新聞が「報道を撤回した後、日本の右翼メディアと政府関係者が(朝日新聞に)“深い反省”を要求した」などと伝えた。
また、朝日新聞のベテラン社員1人が環球時報の記者に、「証言の有無にかかわらず慰安婦問題が存在するのは事実。慰安婦問題をなかったことにしようとする動きが日本の政治的主流になっている。これは日本が徹底的に右翼化する兆候だ」と述べたという。
旧日本軍が設置したとされる慰安所が残される南京市を省都とする江蘇省が運営するニュースサイト「江蘇省網」などは、環球時報の記事を転載する形で紹介している。■
中国共産党の辞書には「謝罪」という言葉はない。「無謬」なのだ。朝日社員の言葉というのも怪しい。慰安婦問題は、中韓の対日共闘にテーマの一つでもある。意味を失っては大変だと考えているのだろう。中国にとってウソは日常茶飯事である。