忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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2機種同時発売タイトルが印象付けたPS2市場の根強さ、他

2007年10月11日 | 瓦版
▼「Xbox360エリート」ひっそりと発売


■Xbox360:「Xbox 360 エリート」

SCEと任天堂の発表によりますます存在感が薄くなっている
「Xbox360」の上位機種「Xbox360エリート」ガ本日ひっそりと発売された。
Amazonでは発売直前に商品URLが消えるなどバタバタとしていたようだが、
今朝あたりから復活したようだ。
(12日9時現在は在庫切れ)

▼2機種同時発売タイトルが印象付けたPS2市場の根強さ


■PS2:「ドラゴンボールZ Sparking! METEOR」
■Wii:「ドラゴンボールZ Sparking! METEOR」

WiiとPS2の2機種で同時発売となった新作が2作登場した先週のゲーム市場。
「ドラゴンボールZ Sparking! METEOR」は合計で約20万本、
「実況パワフルメジャーリーグ2」は合計で約5万本を販売した。
機種ごとの内訳を見てみると「ドラゴンボールZ」「メジャーリーグ2」ともに
売り上げの8割以上がPS2版で、圧倒的な普及台数を持つPS2市場が
まだまだ現役であることを印象付ける結果となった。


■PSP:「ガンダム バトルクロニクル」
■DS:「アルカイック シールド ヒート」

好調の続くPSPでは「ガンダム バトルクロニクル」が
約9万本を販売し、シリーズ最高の出足に。
消化率も9割近くに達し、週末は多くのショップで品切れとなった。
チャンスロスさえなければ初週10万本オーバーも
充分狙える勢いだっただけに惜しい。

週末を待たずに値崩れが始っていたDSの「アルカイック シールド ヒート」は、
週末特価の効果もあってか約6万本。
一部量販では店頭価格が3000円を切るなど
依然として下落傾向に歯止めがかかっておらず、
今月中にももう一段階相場が下がりそうな予感。

その他の気になったタイトルは、Xbox360の「Halo3」が
2週目も約8000本を販売し、累計は約7万本に、
PS3「オブリビオン」も同じく8000本程度で累計は約3万本、
360版の累計出荷は既に7万本に達しているが、
ここに追いつくのは少々厳しそうなペース。
シリーズファンにトラウマを植え付けた
PS2「ファンタシースターユニバース」は2週目にして約6000本、
累計もようやく3万本を超えたものの累計10万本すら遥か遠く、
改めて不具合騒動がユーザーに与える影響の大きさを表している。

PSP-2000
■PSP:「PSP-2000 黒

ハード関連では、新色「クリムゾンブラック」が投入されたDS Liteが約7.5万台、
「かるッP」を含むPSPは約8.5万台と、PSPが新旧合算であることを考えれば
高いレベルで互角の争いを繰り広げている携帯用機市場に対し、
PS2、PS3は共に約1万台、Wiiは約2万台、360は約3000台と、
据え置き機は低レベルな争いとなっている。
新型の投入で巻き返しを狙うSCEと、「マリオギャラクシー」や
「Wiiフィット」などの新作タイトルで勢いをつけたい任天堂、
果たして年末商戦で笑うのはどちらなのか。
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任天堂カンファレンス2007秋 まとめ

2007年10月10日 | 業界四方山話
■Wii購入者のネット接続率向上を目指し、
 セットアップ方法などをアドバイスする相談窓口を設置。
■自宅での体験版のダウンロードが可能に。
 DSステーションと同等のサービスを家庭にいながらにして受けられる。
■バーチャルコンソールは現在までに780万ダウンロードを達成。
■「ポケモン牧場(仮)」が発表。
 DS「ダイヤモンド/パール」からポケモンを転送し、Wiiで飼育する作品。
■新作のダウンロード販売「Wiiウェア」を来年3月より開始予定。
 ソフトはアイディア重視の作品を中心にリーズナブルな価格で提供。
 「もじぴったんWii」「ドクターマリオ」「スターソルジャーR」などに加え、
 スクウェア・エニックスよりオリジナルRPG「小さな王様と約束の国」も発表。

■Wii期待の新作「Wii Fit(Wiiフィット)」12月1日発売。
 バランスボード同梱で、価格は8800円。
■「マリオカートWii」にはハンドル型コントローラーを同梱。発売は来春。
■「大乱闘スマッシュブラザーズX」は2008年1月24日発売。

モンスターハンター3(トライ)
■カプコン、Wii向けに「モンスターハンター3(トライ)」発表
(PS3版「モンスターハンター3」の開発は事実上停止に)

「モンスターハンター」に関しては、「Wiiでも出る」とは聞いていたのだが
ナンバリングとは思っていなかったので少々驚いた。
「独占供給」の垂れ幕をさらりと書き直すカプコンの「オオカミ商法」については
遥か昔にも一度記事にしたことがあり、個人的には「またか」な話なのだが
「モンスターハンター」シリーズを支える最大のボリュームゾーンが
中学生から高校生であることを考えれば、
Wiiへの鞍替えも理解できないわけではない。
PS3市場の立ち上がりが遅れていることは紛れも無い事実なので
まずWiiで1本出して、PS3が普及し始めた頃に「4」という流れもあるかも知れない。

ないかも知れない。

【関連記事】金勘定>プライドの裏側を邪推してみる

■DS「高速カードバトル カードヒーロー」が12月発売決定。
 個人的にはこれが今日一番のビッグニュース。
 初代「カードヒーロー」についてはこちら。

全体としては、良いニュースは多かったものの
DS時に見られた「そこまでやるか」というほどの
容赦無い攻めの姿勢は感じられなかった。

「切り札温存」

といったところか。
ライバルも不調の中、あえてそこまで踏み込まなくてもと
思ったのかも知れないが、「もう一声」欲しかった。

前回に引き続き、今回もコメント欄を開放中。
コメント欄は承認制となっているため、
書き込みが反映されるまでに一定の時間がかかること、
内容によっては一部承認されない可能性もあることを予めお断りしておく。
また、アメブロのシステム上問題があるため、携帯経由での書き込みは
内容に関わらず全て未承認とさせていただくこととした。

*コメントはアメブロ版の該当記事まで
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巻き返しなるか、SCEが新型PS3を発表

2007年10月10日 | 業界四方山話
PS3
■PS3:「PLAYSTATION3 40GB ブラック」
■PS3:「PLAYSTATION3 40GB ホワイト」
*どちらにもBD版「スパイダーマン3」が同梱。

●新「プレイステーション3」2007年11月11日発売(SCE公式)
●SCEJ、40GB HDDを搭載した新PS3発売決定(GAME Watch)

取り上げなかったゲーム系サイトはなかったのではないかというほど
あちらこちらで見かけた新型PS3の発表。
PS3発売当初にSCEが思い描いていた軌道からは、価格・スペックともに
随分と逸れてしまったようではあるが、今回の新型投入が現在のハード別シェアに
どの程度の変化を与えるものなのか、なかなか興味深い。

今回発表された新型と現行機関連のニュースを簡単にまとめると

■11月11日発売、価格は39980円(税込み)
■クリアブラック、セラミック・ホワイトの2色
■振動機能を搭載した「DUALSHOCK3」も同時発売
(新型本体に同梱されるのは従来通りSIXAXIS)

■PS2用ソフトの互換性を排除(PS1には引き続き対応)
■メモリカードスロットを排除
■SACD再生が非対応に
■USBポートが従来の4ポートから2ポートに削減


■PS3:「PLAYSTATION3 60GB」
■現行のPS3を10月17日より値下げ
 20GB版が44980円、60GB版が54980円に
(Amazonでは既に値下げ開始)

新型投入により、今後PS3は3バージョンの並行販売となる。
各バージョンともに一長一短なので、PS3の購入を予定していた方は
さらに頭を悩ませることになったのではないか。

アップコンバート機能の装備以降、高性能DVD(BD)プレーヤーとしては
60GB版の価格でも充分安いと思っていた私からすると、
PS2非対応、SACDにも非対応(個人的にはこれも大きい)、
HDDが20GB減って15000円差ならば、
今回の新型は60GB版を安く思わせる当て馬のようにも見えてしまう。

事実、私は今回の新型&値下げ発表で全く悔しい思いをしなかった。
新型や値下げは、先に購入していた者が
「でも、人より少し早く楽しめたのだから」と言い聞かせなければならないぐらいの
プラス要素が無ければインパクトを与えることは出来ない。
「最初に買っておいて正解だったな」と思えるようでは駄目なのだ。

と、現在60GB版を愛用している私にはそう映った今回の発表、
現在PS3を所有していない、けれど興味はあったという方にとっては
どう映ったのであろうか。
久々にコメント欄をオープンさせてみるので、
「PS3を所有している(20GB or 60GB)か・いないか」を添えて
ご意見をお寄せいただきたい。

*コメントはアメブロ版の該当記事まで。
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味わい重視の単館系AVG。PSP「アナタヲユルサナイ」麻野一哉 植松伸夫

2007年10月08日 | 作品紹介(ゲーム)

■PSP:「アナタヲユルサナイ ミニサントラCD付き」

映画には、製作費を何十億円もかけた超大作と
監督の個性が前面に押し出された単館系とが存在している。
どちらが好きかと言われれば後者が好きな私ではあるが、
だからと言ってメジャー作品が無くなってしまうのも困る。
メジャー作品を観ることで単館作品の味わいが格別になり、
単館作品ばかりが続くと味付けの濃いベタなメジャー作品を観たくなる。

今回紹介するPSP用ソフト「アナタヲユルサナイ」は、
単館系作品のようなテイストを持ったアドベンチャーゲームである。
シニアプロデューサーは、「弟切草」「かまいたちの夜」など
チュンソフト在籍時に数々のサウンドノベルを手掛けてきた麻野一哉氏
音楽プロデューサーは、「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる植松伸夫氏
ゲーム系ではあまり見かけない独特なキャラクターはたかなし しん氏の手によるもの。
一度聴くと耳に残る印象的な主題歌は
avex所属の某アーティストが歌っているらしいのだが、情報公開はもう少し先。

父親の設立した探偵事務所で自身も探偵として働いている
主人公・竹内理々子が、夫と父親の相次ぐ失踪に途方に暮れつつも
事務所を引き継ぎ、二人の行方を調査していくうちに
隠された過去を掘り起こしてしまうというミステリーアドベンチャー。
麻野氏が関わっているということで、分岐が山盛り用意された
マルチシナリオ・マルチエンディングのアドベンチャーかと思いきや、
メインとなるストーリーは全5章仕立て(5章のみ前後編)で分岐も少なく、
あくまでもストーリーを楽しむタイプとなっているらしい。
メインストーリーをクリアするだけなら10時間程度とのこと。

ゲームは、PSPでは「スターソルジャー」以外であまり見たことのない
縦持ちのプレイスタイルで進行する。
Rボタンで会話を進めながら、アナログスティックで
気になる部分をチェック、尾行時には柱の陰に隠れるなどの操作を行う。
十字キーはログのチェックなどに振り分けられている。
PSPはワンダースワンのように縦持ちを想定して開発されたハードではないので
どうしてもRボタンの使用に違和感を感じてしまったのだが
これは時間が解決する問題かと思う。
ただ、旧型PSPでの長時間プレイは重量的に少々辛いかも知れない。
出来れば「かるッP」でのプレイをお勧め。

アナタヲユルサナイ
■PSP:「アナタヲユルサナイ ミニサントラCD付き」

今回用意された予約特典は、植松伸夫氏の楽曲も収録した
紙ジャケット仕様のスペシャルサウンドトラックCD。
気になる装着率は30%とかなり低め。
受注も苦戦しているらしく、サントラCDの出回る枚数は
多くても数千枚程度になるものと思われる。
購入を予定している方、植松氏のファンの方は早めの予約をお勧めしておこう。

古巣のチュンソフトが「忌火起草」でサウンドノベルを大作化させる一方で
麻野氏がこういう小作品を手掛けるというのはなかなか興味深い。
派手さはないものの、アドベンチャー好きならプレイしておきたい1本だ。

この記事へのリンクは以下のURLまで。
http://ameblo.jp/sinobi/entry-10050167958.html


■PSP:「実録 鬼嫁日記 仕打ちに耐える夫に理不尽体験アドベンチャー」
■PSP:「廉価版・街 運命の交差点 特別篇」

アドバイザー的な立場で麻野氏が関わっている「鬼嫁日記」と、
チュン在籍当時に発売されたサウンドノベル史上最高傑作と名高い「街」。
どちらもPSPで発売中。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:アナタヲユルサナイ
  メーカー:AQインタラクティブ
   発売日:2007年11月15日
    価格:5,040円(税込み)
 公式サイト:http://www.aqi.co.jp/product/anayuru/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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今週発売の主な新作

2007年10月07日 | 今週発売の新作
▼今週発売のDVD

リーピング
(c)2007 Warner Bros. Entertainment Inc
(c)2007 Village Roadshow Films



■DVD:「リーピング 特別版」
■BD:「リーピング」

劇場で観て以来、DVD化を待ち望んでいたのがこの「リーピング」。
「ミリオンダラー・ベイビー」で2度目のオスカーを受賞した
ヒラリー・スワンク主演のオカルト・スリラー。
監督は「エルム街の悪夢5」「ライフ・イズ・コメディ!」のスティーヴン・ホプキンス。
製作は「蝋人形の館」「Vフォー・ヴェンデッタ」のジョエル・シルヴァーに
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキス、
脚本は「蝋人形の館」のケイリー・W・ヘイズと、
私好みに仕上がっているのは観る前から分かっていたような布陣。
物語の重要な鍵を握る「イナゴ少女」ことローレンを演じるアンナソフィア・ロブは
大ヒット作「チャーリーとチョコレート工場」でいつもチューインガムを膨らませていた
バイオレットを演じていた彼女である。

ある事件で家族を失ったことをきっかけに信仰心を失くし、
不可解な事件を科学的に解明する仕事に就いた主人公(ヒラリー・スワンク)が、
ヘイブンという田舎町で頻発する怪事件の真相に迫る。

旧約聖書の「10の災い」をベースにした、
オカルト物としては割と良くあるタイプなのだが、
家族愛や信仰心を絡めた物語性の高さと特撮の上手さで
同系統の作品の中では頭ひとつ抜けた出来に仕上がっている。
地味な作品にしてはブルーレイ版が同発というのも嬉しい。

▼今週発売のゲーム


■DS:「DS西村京太郎サスペンス 殺意の罠」

【紹介記事】DSで「火サス」。「DS西村京太郎サスペンス 殺意の罠」

今週発売のゲームはこちらから。
内容については既に単独記事で紹介済みなので割愛。
「Touch-DS」内の「Creator's Voice」に西村京太郎氏も登場
2時間ドラマ枠に重点を置いたCM攻勢など
ターゲット層をピンポイントで狙ったプロモーション展開で
Amazonランキングもジワジワと上昇中。


■DS:「タシテン たして10にする物語」

「福福の島」などを手掛けたmuumuuの新作はDS。
大量に表示される数字の中から10の倍数を作ったり、
マッチ棒パズルの形式で10の倍数を作ったりなど、
「10の倍数」をキーワードにした数字遊びを約30種類収録した
「数字あそびアドベンチャー」(というらしい)。
遊べばそこそこ楽しいし、森川氏は続編にも意欲を燃やしているらしいのだが
はっきり言ってこの内容で4800円は高過ぎる。
バリエーションを多数用意したとはいえ、
しょせん数字あそびでしかないものに4800円はキツい。


■DS:「ナムコミュージアムDS」

PSP版がシリーズ2作で17万本以上出荷されている
「ナムコミュージアム」シリーズがDSで初登場。
「ギャラクシアン」「ギャラガ」「パックマン」「ゼビウス」「マッピー」
「ドルアーガの塔」「ディグダグ2」の7作に、任天堂との共同開発によって生まれた
「パックマンVS.」も収録した全8タイトル入り。
完全移植の本編に加え、「ドルアーガの塔」の宝箱の出し方や
「ゼビウス」の隠しボーナスのヒントを収録した「攻略ナビ」も搭載。
DSを縦持ちすればアーケードと同じ縦長画面でのプレイが可能になるなど
気配りはしっかりされているのだが、
PSP版と比較すると収録作品数が少ないような気も。あと5本は欲しい。


■PS2:「カプコン クラシックス コレクション」

こちらはカプコンクラシックス。
少し前のPSP版に続き、今週はPS2版が廉価版となってリリース。
「ファイナルファイト」「トップシークレット」「セクションZ」
「フォゴットンワールド」など、全22タイトル入りで税込み2090円。
1本単価はついに100円を切ってしまう驚異のハイ・コストパフォーマンス。
未所有の方で収録作品の中に欲しい物が3本あるなら買い。


■PS2:「アルカナハート オリジナルドラマCD付き」

なんとも懐かしい雰囲気の2D対戦格闘。
聞いた話、開発スタッフはその昔「サムライスピリッツ」などを
手掛けていたのだそうで、なるほど納得。
アーケードでもすっかり隅に追いやられている2D格闘ゲームだが、
本作のアーケード基板は約2300枚ほど出荷されており、
「メルティブラッド アクトカデンツァ」(約2000枚)や
「ギルティギア イグゼクス スラッシュ」(約1000枚)を上回っている。
コンシューマー版の特徴は、新バージョンの「FULL!」も同時収録していることと
GONZOの手掛けたオープニングアニメーション、
ストーリーモードのフルボイス化など。
予約特典のドラマCDは、さくらいとおる氏による書き下ろしの
オリジナルストーリーで、ディスクは日本初のピンク色とのこと。
コンシューマー版の開発は、PS2版の「メルティブラッド」も手掛けたエコールソフトウェア
2D格闘は根強いファンが多いため、そこそこ健闘するのでは。


■PS2:「アイドル雀士 スーチーパイIV 完全限定版」
■PS2:「アイドル雀士 スーチーパイIV 通常版」

シリーズ累計60万本を超えるキャラモノ麻雀の大ヒット作
「アイドル雀士スーチーパイ」の最新作がいよいよ登場。
DS&PSPで発売された「てんほー牌娘」「スーチーパイ3」から一転し、
完全新作となる本作はPS2用ソフトとして登場。
脱衣麻雀を謳うことが出来ないため、コスプレ要素を強化し
衣装デザインにぽよよん・ろっく氏を起用。
園田健一氏が描くキャラクターの魅力も健在で
往年のファン、新規のファン共に訴求出来るコラボレーションが実現した。
限定版は、特製フィギュア+原画集+PS2版「スーチーパイ3 Remix」が同梱され、
Amazon限定でクリアファイルもセットも追加される。
通常版にはオリジナルドラマCDが同梱。こちらは初回限定ではなく永久仕様。


■PS3:「RISE FROM LAIR ライズ フロム レア」

PS3は1本。
グラフィックを超絶進化させた「パンツァードラグーン」・・・かと思いきや、
SIXAXISを手綱に見立てた操作方法が何とも独特なアクションゲームであった。
コントローラーを前に突き出したり真上に勢い良く持ち上げたりして
ドラゴンを操作するのだが、この操作方法がアクションゲームとしての魅力を
増幅しているのかと言われれば返答に困るところ。
正解とは言い難い操作方法を選択の余地なしに押し付ける強引さは
Wiiの「ドンキーコング たるジェットレース」にも似ている。
地上に降りてしまえば、炎をはいて敵を焼き尽くしたり
兵士を喰らってHPを回復したりとなかなか豪快で楽しい。
SCEの目標は6万本。


■Xbox360:「Xbox 360 エリート」
■Xbox360:「PGR4 プロジェクト ゴッサム レーシング 4」

今週のトリは360関連。
11日には上位機種である「Xbox360 エリート」が発売、となるはずなのだが
登録されていた商品ページが消えるなど、Amazonは妙な展開になっている。
出荷数も極少のため予約を打ち切ったショップも多く、
買い替えるべくで発売を待っていた360ユーザーは入手が困難かも知れない。
同発の「ゴッサム4」は毎回購入しているフェイバリットシリーズなので購入予定。

▼11月1日に一斉発売、Xbox360の廉価版が予約開始


■Xbox360:「廉価版・ギアーズ オブ ウォーZ指定
■Xbox360:「廉価版・デッドライジング&ギアーズ オブ ウォー」Z指定
■Xbox360:「廉価版・アイドルマスター」
■Xbox360:「廉価版・地球防衛軍3」
■Xbox360:「廉価版・ロストプラネット エクストリーム コンディション」
■Xbox360:「廉価版・お姉チャンバラ vorteX 忌血を継ぐ者たち」Z指定
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PS2&Wii「実況パワフルメジャーリーグ2」DS「ASH」など、苦戦の多い新作群、他

2007年10月05日 | 瓦版
▼苦戦の多い今週発売の新作


■PS2:「ドラゴンボールZ Sparking! METEOR」
■Wii:「ドラゴンボールZ Sparking! METEOR 神龍キーチェーン付き」

昨日発売になった「ドラゴンボールZ Sparking! METEOR」の
初日販売本数はPS2版、Wii版の合計で約14万本程度となった。
前作「NEO」のPS2版は初日のみで約17本を販売しており、
Wii版との同時発売により前作を上回りたいという
バンダイナムコの目標には残念ながら届いていない。
機種別の内訳は、PS2版:Wii版が8:2といったところ。
AmazonでもWii版のみ特典付きが在庫ありとなっている。

「DBZ」と同じくPS2とWiiの2機種で発売になった
「実況パワフルメジャーリーグ2」は、2機種合計で約2.5万本。
初日で7万本以上を販売した前作の勢いはなく、
消化率も共に1割台と大苦戦中。
7月の「14」からわずか2ヶ月強での発売はさすがに厳しかったか。


■PSP:「ガンダム バトルクロニクル」
■DS:「アルカイック シールド ヒート」

「かるッP」発売でソフト面にも好影響が出ているPSP用新作
「ガンダムバトルクロニクル」は初日で約5万本を販売、
前作「ロワイヤル」比の160%という好調な出足となっている。

ミストウォーカーが手掛けるDSオリジナル新作
「ASH アルカイックシールドヒート」は約4万本。
オリジナルタイトルにしては健闘した部類だとは思うのだが
消化率は3割を切り、流通価格も一部で3000円を下回るなど
期待値が高過ぎて実績が追いついていない印象を受ける。

ミストウォーカーに限った話ではないのだが、
作品の質よりも関わった人物の名前で売ろうとする行為や
それを必要以上に有り難がる風潮については過去ログで触れている。

【関連記事】「腐っても鯛」より「活きの良い稚魚」

「かさぶた。」のDAKINI氏も、坂口氏のスタイルの古さを指摘している。

【関連記事】独立した有名クリエイターって、なかなかうまくいかんねえ・・・・

▼DS「DS西村京太郎サスペンス 殺意の罠」ムービー公開(Touch-DS)


■DS:「DS西村京太郎サスペンス 殺意の罠」」

【紹介記事】DSで「火サス」。「DS西村京太郎サスペンス 殺意の罠」

2時間ドラマを意識した非常に上手い作りの紹介ムービー。
さらに上手いのがテレビCM。
音楽がまさに「火サス」だ。

CM動画はこちら。

任天堂の提供枠を使ってこのCMが大量に投下されれば
今後注目度が上がって来るのではないかと期待しているのだが・・・。

【関連記事】例のBGM(Debris from a comet)

最後に忍さんに一言言いたい
西村京太郎は『火サス』じゃなくて『土ワイ』もしくは『月曜ゴールデン』だ


2時間サスペンスの代表格ということで「火サス」を出したのだが、
なるほど西村京太郎は「土ワイ」、もしくは
「月ゴー」(略し方は合っているのか不明)であったか。
「月ゴー」(略し方は合っているのか不明)はほとんど見た事がないのでな。

▼DS「ドラゴンクエストIV」初回提示数は50万本(Rambling Man)


■DS:「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」
■DS:「ファイナルファンタジー4」

今年末は「IV」コンビで攻めるスクウェア・エニックスの「ドラゴンクエストIV」。
Ristretto殿によると初回提示数は50万本とのこと。
受注や予約の上がり具合で発売までに微調整されるとは思うが
DSの「FFIII」とほぼ同等と見て良さそうだ。
「FFIII」は初週であっさり売り切り品薄になってしまったが、さて今回は・・・。
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Wii「マリオギャラクシー」受注70万本突破、「かるッP」2週目も約13万台を販売、他

2007年10月03日 | 瓦版
&bids▼Wii「マリオギャラクシー」受注70万本


■Wii:「スーパーマリオギャラクシー」

【紹介記事】3Dアレルギーの特効薬が完成。Wii「スーパーマリオギャラクシー」

11月1日に発売が予定されているWii「マリオギャラクシー」の受注数は
Wii用タイトルとしては歴代最高の約70万本となった。
これは任天堂からの公式発表ではなく、複数の情報を元にした
個人的な感覚なので若干の誤差はあると思うが、
70万本を下回っていることはほぼ無いものと思われる。
任天堂の初回目標本数も大幅に上回っており、
GCでリリースされた「スーパーマリオサンシャイン」の初週販売本数が約28万本、
累計販売本数が約80万本であることから考えても充分好調と言えよう。
公式サイトもオープンし、今月中旬からは怒濤のCM攻勢も開始される予定で
「3Dマリオ」として「スーパーマリオ64」以来のヒットとなるか期待がかかる。

▼「Wiiリモコンジャケット」についてのお知らせ

クラブニンテンドー会員の方々には既にメールが届いていることと思うが
任天堂から「Wiiリモコン」を守る「Wiiリモコンジャケット」が発表された。
今後は、Wii本体に同梱されているものやリモコン単品はもちろん、
「はじめてのWii」に同梱されているものも含めて全てにジャケット付きに変更となる。
10月中旬より順次出荷予定。
店頭分も回収されるが、ユーザー個別の対応窓口も設置されているため
現行版を引き続き販売するショップも多くなるのではないか。
交換方法など、詳しくは上記リンク先にて。

▼DS「DS文学全集」著名作家の書き下ろし作品を配信(GAME Watch)


■DS:「DS文学全集」

【紹介記事】1本の本棚。DS「DS文学全集」

配信されるのは、雑誌「ダ・ヴィンチ」が選んだ
6名の著名作家による書き下ろし作品。
配信開始は11月6日から毎月1作品ずつの予定。

▼DS「ポケモン不思議のダンジョン」80万本突破、他


■DS:「ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊」
■DS:「ポケモン不思議のダンジョン 闇の探検隊」

予想以上に粘る「ポケモン不思議のダンジョン」は先週も好調、
2種類合計で約10万本を販売し、累計販売本数は85万本に達した。
10月中のミリオン突破もあるか。

初日は今ひとつ勢いの感じられなかった
DS「たまごっちのプチプチおみせっち」は週末で大幅に数字を伸ばし、
初週で約5万本を販売した。
前作比で約50%減ではあるが、完全終了というほどでは無さそうで
バンダイナムコとしては一安心といったところか。

DS Lite本体は約7万台。
今週発売の新色「クリムゾン/ブラック」は約5万台の出荷とのこと。

Wii陣営は、「結界師」は約1万本、「ぼくとシムのまち」は約8000本。
「バスフィッシング」も約3000本ほどで、いずれも存在感は薄い。
本体も約2.5万台まで落ち込み、「マリオギャラクシー」「オプーナ」まで
起爆剤となるようなタイトルも見当たらないため
10月は辛抱の時が続きそうだ。

▼「かるッP」2週目も約13万台を販売、他

PSP-2000
■PSP:「PSP-2000 黒

【紹介記事】愛称”かるッP”こと「PSP-2000」発売前の要点まとめ

先週約25万台という好調なデビューを飾った「かるッP」こと
PSP-2000の発売2週目の販売台数は約13万台となった。
先行販売された同梱版を含めると既に45万台を突破しており
発売1ヶ月で50万台突破も狙える快調ぶり。

THE パズルクエスト PSP
■PSP:「THE パズルクエスト アガリアの騎士」
■DS:「THE パズルクエスト アガリアの騎士」

ソフト面でも「クライシスコア」が約6万本を販売し累計約66万本、
「メタルギアソリッド ポータブルオプス+」が約5万本を販売し
累計で約17万本に達している。
また、新型本体に牽引されて新作も好調で、
「遊戯王」、「英雄伝説 空の軌跡SC」の2タイトルが共に約3万本を販売した。
しかし「コーデッドアームズ」が約2500本、「パズルクエスト」は約1000本と
中には残念なタイトルも。
音飛びと改行すら整っていないローカライズの出来の悪さを除けば
「パズルクエスト」はかなりハマるのだが、この結果はあまりにも寂しい。

【紹介記事】「今がその時だ」(絶対SIMPLE主義)

今年発売されたSIMPLEの中でとかそういう話じゃなくて、
俺が今まで遊んできたパズルゲームの中で
上位争いを行わなければならないくらいデキが良い。


【紹介記事】なかなか抜け出せないぬるま湯ゲー。DS・PSP「THE パズルクエスト」

▼「PSP・PSP-2000用アクセサリーパック」受付開始

■PSP:「アクセサリーパック PSP-1000/2000両対応」
■PSP:「カースタンドセットポータブル PSP-1000/2000両対応」

少し前の記事でもお伝えしたPSPの新型アクセサリーパックが
SCEより出荷開始となっている。
「Play! Game Pack」に同梱されていたメモリースティックPROデュオが
32MBから1GBに変更された以外は変更点はなし。
また、11月29日に発売予定の「カースタンドセットポータブル」も
予約受付が開始されている。
ダッシュボードに取り付け可能な「カースタンド」と
「FMトランスミッター」機能を搭載したカーアダプターのセット。
「ワンセグチューナー」や「MAPLUSポータブルナビ」等と組み合わせて
PSPをポータブルカーナビ&テレビ化させることが可能になる。

▼Xbox360「Halo3」360用ソフト歴代3位の好スタート、他


■Xbox360:「Halo 3」

その他のハードをまとめて。
360「Halo3」は初週で約6万本を販売し、Xbox360用ソフトとしては
「ブルードラゴン」「デッド・オア・アライブ4」に次ぐ歴代3位の初動記録となった。
本体も若干牽引し、約6000台ほど販売。
発売も間近に迫った「Xbox360エリート」は価格が高めな上に
かなり出荷が絞られるようなので、まだしばらくは現行の360が中心となりそうだ。

PS3関連では、一部で話題のPS3「アガレスト戦記」が約9000本、
360版に続き登場のPS3「オブリビオン」が2万本強を販売した。

▼今週のセガダイレクト

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■Xbox360:「バーチャファイター5 Live Arena」(SEGA DIRECT)icon

PS3版を上回るべく、持てる技術を結集したというXbox360版。
通信対戦も搭載し、専用スティックも同時発売。
セガダイレクトではソフト&スティックのセットも用意されている。

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■PS2:「廉価版・龍が如く2」(SEGA DIRECT)icon
■PS2:「廉価版・龍が如く 新パッケージ」(SEGA DIRECT)icon

最新作「龍が如く 見参!」も発表された「龍が如く」の
シリーズ前2作が揃って廉価版で登場。
「2」は今回が初、「1」はパッケージをリニューアルしての再登場。
どちらにも「龍が如く 見参!」の予告編DVDが同梱される。
セガダイレクトのみオリジナル特典付き。発売は12月6日。
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生き抜く術としてのファンタジー。映画「パンズ・ラビリンス」

2007年10月02日 | 作品紹介(映画・ドラマ)
パンズ・ラビリンス
(C)2006 ESTUDIOS PICASSO,TEQUILA GANG Y ESPERANTO FILMOJ

【紹介記事】ギレルモ・デル・トロ最新作「パンズ・ラビリンス」

上の記事をアップしたのが今年の1月8日のことなので
海外で話題騒然となってから日本での公開までに9ヶ月もかかってしまった。
今回紹介する「パンズ・ラビリンス」は、
今最も注目する監督のひとりであるギレルモ・デル・トロの最新作である。

【あらすじ】

1944年、内戦終結後も混乱が続くスペインの山間部では
政権に反発する人々がゲリラ闘争を繰り広げていた。
そんな戦禍の真っ直中に、ひと組の母娘がやって来る。
少女オフェリアは、臨月の母親を気遣う一方で
母の再婚したゲリラ鎮圧部隊を指揮する義父が
極めて冷酷かつ残忍な人間であったため、恐怖と共に憎悪の念を抱いていた。

到着の夜、オフェリアは虫の姿をした不思議な妖精を発見する。
誘われるままに辿り着いた迷宮にはパンと名乗る守護神が待っていた。
パンは、オフェリアが地底にある「魔法の国」のプリンセスの生まれ変わりで、
満月の夜までに3つの試練を乗り越えれば、
無事「魔法の国」に帰ることが出来るのだと告げる。
元よりおとぎ話が大好きだったオフェリアは、戸惑いつつもパンの言葉を信じ、
3つの試練に立ち向かう決意をするのだが・・・。

監督は、「デビルズ・バックボーン」「ブレイド2」のギレルモ・デル・トロ。
製作は「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」
「トゥモロー・ワールド」のアルフォンソ・キュアロン。
音楽は「デビルズ・バックボーン」「dot the i」のハビエル・ナバレテ。


ストーリー的な繋がりは無いのだが、本作はデル・トロ監督が
2004年に発表した「デビルズ・バックボーン」の流れを汲む作品である。
(日本での公開が2004年、本国では2001年公開)
スペイン内戦を舞台にしているという時代背景だけでなく
「大人達の起こした悲劇と、そんな世界で生き抜く子供達の姿」という点を
「戦争+ホラー」として作ったのが「デビルズ・バックボーン」であり、
「戦争+ファンタジー」として作ったのが「パンズ・ラビリンス」なのだ。

小さな少女が主人公のファンタジー映画で
このポスター(画像)と来れば、「ナルニア国物語」や「ライラの冒険」のような
冒険活劇風のファンタジーを思い浮かべる方もいるかも知れないが、
スペイン内戦による「救いのない現実」を徹底的なリアリズムで描き、
そこから逃れるための術としてファンタジー世界に救いを求めた
少女の物語であり、軽さや楽しさは微塵も存在していない。
(個人的には怪物達の造形は大いに楽しめたが、決して万人向けではない)
まずこの点を抑えておかなければ、軽めのファンタジーだと勘違いして
うっかりデートムービーにセレクトしてしまうと
エンドロール後の空気が大変重苦しくなること請け合いなので注意が必要だ。

しかし、一度その味を覚えてしまえば、生半な似非ファンタジーでは
物足りなくなるほど濃厚なデル・トロ節を堪能出来る作品でもある。
清く正しく楽しいだけが「ファンタジー」ではない、という
認識のある方なら強烈にお勧め。

オフェリアが辿り着いた「魔法の国」は、
彼女が夢見たように輝きに満ちているのであろうか。
観た方の解釈によって意見が大きく分かれるところであろうが、
私は、溢れんばかりの輝きと春の暖かさに満ちた国であると思いたい。

余談。
デル・トロ監督が大の日本産アニメ(特にジブリ)のファンであることは
映画ファンの間では知られており、本作からも「千と千尋の神隠し」や
「もののけ姫」を意識したと思われる箇所がいくつか見受けられる。
オフェリアを演じたイバナ・バケロも、そう言えばどことなくジブリテイストだ。
もちろん、仕上がりはジブリテイストとは全く違うのだが
その辺りをチェックしてみるのも面白い。

余談の余談。
ここ最近、メキシコ人監督が大活躍していることにお気づきであろうか。
「トゥモロー・ワールド」のアルフォンソ・キュアロン、本作のギレルモ・デル・トロ、
そして「バベル」「21g」のアレハンドロ・ゴンザレス・イリャニトゥ。
皆素晴らしい作品を次々に送り出している。
この3監督の作品には今後も注目していきたい。


■DVD:「デビルズ・バックボーン スペシャル・エディション」
■DVD:「バベル スタンダードエディション」
■DVD:「トゥモロー・ワールド」

【紹介記事】ギレルモ・デル・トロ最新作「パンズ・ラビリンス」
【紹介記事】原作ファンが安堵する貴重な成功例「サイレントヒル」

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:パンズ・ラビリンス/PAN'S LABYRINTH
    配給:CKエンタテインメント
   公開日:2007年10月6日
    監督:ギレルモ・デル・トロ
    出演:イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、他
 公式サイト:http://www.panslabyrinth.jp/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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DSで「火サス」。「DS西村京太郎サスペンス 殺意の罠」

2007年10月01日 | 作品紹介(ゲーム)

■DS:「DS西村京太郎サスペンス 「京都・熱海・絶海の孤島 殺意の罠」

長年続いた「火曜サスペンス劇場」も終了し、
2時間ドラマにとっては冬の時代と言われている今日この頃であるが、
「逆転裁判」や「ウィッシュルーム」といった作品が牽引役となり
ゲームジャンルとしてのアドベンチャーゲームは人気復活の兆しを見せている。
しかし、ファミコン全盛期の山村美紗サスペンスや
西村京太郎サスペンスはもちろん、12800円も支払って
「悪逆の季節」や「京都鞍馬山荘殺人事件」(共に3DO)をプレイした私としては、
「火サス」や「土ワイ」の匂いがするミステリー物を期待してしまう。


■DS:「廉価版・探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件」
■DS:「探偵 神宮寺三郎DS いにしえの記憶 神宮寺推理メモ付き」

今回テクモより発売される「DS西村京太郎サスペンス 殺意の罠」は、
元気から発売された「探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件」、
久々に復活した「探偵 神宮寺三郎DS いにしえの記憶」に続く
DSでは3本目のサスペンスアドベンチャーである。
丸みを帯びたキャラクターの「癸生川」や
ファミコン時代からゲームキャラとして定着している「神宮寺」と異なり
西村京太郎の名を冠した本作は「火サス」「土ワイ」の香りが濃厚で、
「オホーツクに消ゆ」や「ファミコン探偵倶楽部」などの
往年のサスペンスアドベンチャーのファンの方にも歓迎されるのではないか。
ただし、西村京太郎の名前を冠してはいるが、氏の作品をゲーム化したり、
ゲーム用に書き下ろされた新作というわけではなく、
あくまでも「原案・監修」であるという点だけは注意しておきたい。

殺意の罠
■DS:「DS西村京太郎サスペンス 「京都・熱海・絶海の孤島 殺意の罠」

テクモの想定しているメインターゲット層が
40歳以上のシニアユーザーということで、システムは非常に分かり易い。
ドット単位でしらみつぶしに操作しなければならなかった
旧式のアドベンチャースタイルを捨て、
DSの2画面を活かしたカットパネル方式を採用。
怪しい部分が下画面にクローズアップして表示される。
同じ質問を繰り返ししなければ進まないなどの無駄な足止めもせず
ストーリーと謎解きを楽しませることに重点を置いている。
操作はほぼ全てをタッチペンのみで出来るようになっており、
「脳トレ」目的でDSを購入したゲーム初心者でも充分プレイ可能だ。

本編の「殺意の罠」の他にも、5分程度の短時間で楽しめる
ミステリー短編集「West Village」が50問収録されており
本編の箸休め的な役割を果たしている。
ちなみに、「West Village」の和訳は・・・。
ダジャレであったか、さすがシニアユーザー狙い。

プライベートでも西村京太郎と親交のあった山村美紗の愛娘であり、
今や2時間ドラマの裏女王と呼ばれている山村紅葉を起用するなど
プロモーション面にもかなり力が入っている。
「宝島Z」に続き任天堂のバックアップも決定し、価格も安めの3990円(税込み)。
既に500万人を超えるとも言われているDSのシニアユーザーと
「逆転裁判」などからアドベンチャーゲームに入った新規のファンに
上手く訴求することが出来れば、正統派ミステリーとして
久々にヒットを狙うことも出来そうな予感がするのだが・・・。
オールドファンとしては、しっかり売れてシリーズ化希望。

この記事へのリンクは以下のURLまで。
http://ameblo.jp/sinobi/entry-10049239090.html


■CD:「火曜サスペンス劇場 主題歌集 DX」

「火サス」の主題歌をまとめた2枚組ベスト。
1枚目はほとんど知っているのだが2枚目は怪しい。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:DS西村京太郎サスペンス 殺意の罠
  メーカー:テクモ
   発売日:2007年10月11日
    価格:3,990円(税込み)
 公式サイト:http://www.tecmo.co.jp/product/nishimura/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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