「サクラ大戦V さらば愛しき人よ ショータイムボックス」
定価:14700円(税込)
相場:60%前後(なおも下落中)
「シャドウハーツ フロム・ザ・ニューワールド プレミアムボックス」
定価:12390円(税込)
相場:50%前後(なおも下落中)
「スクールランブル ねる娘は育つ。DXパック」
定価:9240円(税込)
相場:40%前後(なおも下落中)
「ベルウィックサーガ プレミアムボックス」
定価:9975円(税込)
相場:50%前後(なおも下落中)
「新天魔界 ジェネレーションオブカオス5 限定版」
定価:9240円(税込)
相場:50%前後(なおも下落中)
「天外魔境3 ~宝箱~デラックスパック」
定価:14801円(税込)
相場:20%前後(なおも下落中)
「半熟英雄47人の半熟英雄 限定版 半熟銀河弁当」
定価:9240円(税込)
相場:40%前後(なおも下落中)
最近発売になったタイトルで思い付く物を挙げてみたのだが、
どれもこれも閉店間際のスーパーの総菜かというほどの投げ売り状態である。
通常版よりも安い限定版にどんな存在意義があるというのか。
限定版をいくつも発売している某メーカーに聞いた話によると、
通常版との差額の約1割から2割が同梱されるアイテムの原価ということなので、
確かに限定版はメーカーにとってボロい商売なのであろう。
(あくまでも一例であり、全体がそうだというわけではない)
ギャルゲーやキャラゲーなど、「濃い」ファンをターゲットにした
タイトルほど限定版比率が高くなるのは、
ファンに喜んでもらおう、などという殊勝な思いからではなく、
搾り取れるだけ搾り取ってやれ、という悪意すら感じる。
熱烈な「ファイアーエムブレム」のファンである私は
ローソン限定であった「トラキア776」の限定版を予約したことがある。
が、箱を開けて愕然、3歳児用のおもちゃ箱でも開けたのかというほど
使い途のない、まさに「粗大ゴミ」と呼ぶに相応しいグッズの数々に
心底腹を立てたことを思い出す。
熱烈なファンである私にすら価値が見出せなかったぐらいである。
一般人から見れば何をか言わんやであろう。
だが、「トラキア776」の限定版は未だにプレミア商品となっている。
何故か。
本当に本当に本当~に欲しい人にしか売っていないからだ。
ローソンの端末を使って申し込む、というひと手間が、
「ちょっと欲しいかも」レベルのユーザーを排除したおかげで
品余りになるほど出荷がされなかったのである。
新興宗教が売りつける安物の壷が何百万円しようと、
買った本人が満足であればそれでいいように、
粗大ゴミにしか見えない限定版も
販路を限定して本当に欲しい人にだけ売れば良いのではないか。
下手に店頭に並べるから、「ゴミにしか見えない」という
当たり前の価値観の前に無惨に値崩れしていくのだ。
3000円台で販売されている「天外魔境3~宝箱」を見て、
ユーザーはどう思うであろうか。
14800円のソフトが1万円以上値引きされているという事実は、
そのまま「きっと相当面白くないのだろう」に繋がりはしないか。
(「天外」の場合は当たっているだけに余計痛いのだが)
一度値崩れの印象が植え付けられてしまえば、限定版で稼いだ小銭など、
シリーズ全体に与えるマイナスイメージの前には塵にも等しい。
それでは本末転倒であろう。
不必要に高いだけの限定版は、
公式サイトや通販サイトのみの「受注生産」に切り替えるべきだ。
販路を限定するとすぐに噛み付くショップもあるが、
何でもかんでも扱いたがるショップも悪い。
余らせて赤を切るぐらいなら、最初からスパッと諦めろ。
*本文中も書いているが、今回の記事は
「不必要に高い限定版」についてであり、
限定版全体についてではないので悪しからず。
【急遽追加のお題】
貴方が買って「これは粗大ゴミだろう」と思った限定版があれば、
機種とタイトルを教えていただきたい。
(例)SFC「ファイアーエムブレム トラキア776 デラックスパック」
こんな感じで。
一言コメントもあるとより嬉しい。
【関連記事】
涼しいところ:「そこに愛はあるのか」
過去ログ:「通常版の存在意義」
定価:14700円(税込)
相場:60%前後(なおも下落中)
「シャドウハーツ フロム・ザ・ニューワールド プレミアムボックス」
定価:12390円(税込)
相場:50%前後(なおも下落中)
「スクールランブル ねる娘は育つ。DXパック」
定価:9240円(税込)
相場:40%前後(なおも下落中)
「ベルウィックサーガ プレミアムボックス」
定価:9975円(税込)
相場:50%前後(なおも下落中)
「新天魔界 ジェネレーションオブカオス5 限定版」
定価:9240円(税込)
相場:50%前後(なおも下落中)
「天外魔境3 ~宝箱~デラックスパック」
定価:14801円(税込)
相場:20%前後(なおも下落中)
「半熟英雄47人の半熟英雄 限定版 半熟銀河弁当」
定価:9240円(税込)
相場:40%前後(なおも下落中)
最近発売になったタイトルで思い付く物を挙げてみたのだが、
どれもこれも閉店間際のスーパーの総菜かというほどの投げ売り状態である。
通常版よりも安い限定版にどんな存在意義があるというのか。
限定版をいくつも発売している某メーカーに聞いた話によると、
通常版との差額の約1割から2割が同梱されるアイテムの原価ということなので、
確かに限定版はメーカーにとってボロい商売なのであろう。
(あくまでも一例であり、全体がそうだというわけではない)
ギャルゲーやキャラゲーなど、「濃い」ファンをターゲットにした
タイトルほど限定版比率が高くなるのは、
ファンに喜んでもらおう、などという殊勝な思いからではなく、
搾り取れるだけ搾り取ってやれ、という悪意すら感じる。
熱烈な「ファイアーエムブレム」のファンである私は
ローソン限定であった「トラキア776」の限定版を予約したことがある。
が、箱を開けて愕然、3歳児用のおもちゃ箱でも開けたのかというほど
使い途のない、まさに「粗大ゴミ」と呼ぶに相応しいグッズの数々に
心底腹を立てたことを思い出す。
熱烈なファンである私にすら価値が見出せなかったぐらいである。
一般人から見れば何をか言わんやであろう。
だが、「トラキア776」の限定版は未だにプレミア商品となっている。
何故か。
本当に本当に本当~に欲しい人にしか売っていないからだ。
ローソンの端末を使って申し込む、というひと手間が、
「ちょっと欲しいかも」レベルのユーザーを排除したおかげで
品余りになるほど出荷がされなかったのである。
新興宗教が売りつける安物の壷が何百万円しようと、
買った本人が満足であればそれでいいように、
粗大ゴミにしか見えない限定版も
販路を限定して本当に欲しい人にだけ売れば良いのではないか。
下手に店頭に並べるから、「ゴミにしか見えない」という
当たり前の価値観の前に無惨に値崩れしていくのだ。
3000円台で販売されている「天外魔境3~宝箱」を見て、
ユーザーはどう思うであろうか。
14800円のソフトが1万円以上値引きされているという事実は、
そのまま「きっと相当面白くないのだろう」に繋がりはしないか。
(「天外」の場合は当たっているだけに余計痛いのだが)
一度値崩れの印象が植え付けられてしまえば、限定版で稼いだ小銭など、
シリーズ全体に与えるマイナスイメージの前には塵にも等しい。
それでは本末転倒であろう。
不必要に高いだけの限定版は、
公式サイトや通販サイトのみの「受注生産」に切り替えるべきだ。
販路を限定するとすぐに噛み付くショップもあるが、
何でもかんでも扱いたがるショップも悪い。
余らせて赤を切るぐらいなら、最初からスパッと諦めろ。
*本文中も書いているが、今回の記事は
「不必要に高い限定版」についてであり、
限定版全体についてではないので悪しからず。
【急遽追加のお題】
貴方が買って「これは粗大ゴミだろう」と思った限定版があれば、
機種とタイトルを教えていただきたい。
(例)SFC「ファイアーエムブレム トラキア776 デラックスパック」
こんな感じで。
一言コメントもあるとより嬉しい。
【関連記事】
涼しいところ:「そこに愛はあるのか」
過去ログ:「通常版の存在意義」