犬のとこやさん過去日記

犬のとこやさんの旧ブログです

行ってきました~ [2012年09月22日]

2012-09-22 11:49:49 | お出かけ

今日は午後からお休みを頂き、先日告知させて頂いていたドッグヨーガに参加してきました~

連日の暑さで、天気がとっても心配だったのですが 天気予報通り、気温も下がってワンコ達にも負担をかけずに済むくらいの天候でした 良かった~
ヨガライフを続けてきたものの、屋外でのヨガも初めてなら ワンコと一緒も初めて
昨日から、楽しみにしていました

私がお借り出来たのはE様の夏鈴(かりん)ちゃん
飼い主さんも先住犬の雫(しずく)ちゃんと一緒に参加してくれました~
(写真左が夏鈴ちゃん、右が雫ちゃん)



そして、もうお一人お客様で参加されたS様のベルちゃん



顔が見えないですよね
ベルちゃん、ちょっぴり人が苦手で でこういうキャリーの中は安心出来る場所なんですよね
カワイイ 顔が見えなくて残念
でも、ベルちゃんが人が苦手で吠えてしまうけれど、こういう場に連れてきて参加される事はとっても大切なことだと思います ちょっぴり、人が近くに寄ると吠えていましたが レッスン中はとっても上手に出来ていました


どんな事をしたのかというと、まずは先生からのお話をお聞きしました
ドッグヨーガとは、
ワンコと繋がる事、呼吸を感じる事、ワンコの個性を認めてあげる事、飼い主さんが健康である事などをお話し頂き、やっぱり大切な事 飼い主さんとワンコを繋ぐリードを離さない事などをお聞きしてレッスンがスタートしました

まずは、呼吸から
いつも一人で参加するヨガでは呼吸にも集中出来るのですが、今日は五感が感じる刺激も多く、夏鈴ちゃんを感じながらの呼吸でしたのでいつもとはまた違った感覚で、新鮮でした
ただ、夏鈴ちゃん 安定座(あぐらのような足の組み方)の足の上にはどうしても乗りたがらず やっぱり飼い主さんじゃないから、無理か と思っていました 後でお聞きすると、座った足の上でブラッシングするので家でも良く逃げるとのことでした (ブラッシングされるのでは と逃げてたんだね )

そのあと、軽く体を解してアーサナ(ヨガのポーズ)に入りました

下の写真はインストラクターの先生とトイプードルのネオくんです



ワンコと一緒の「立木のポーズ」



体側を伸ばすポーズ



インストラクターの先生の言葉も、ワンコを感じる事を言葉がけして下さるので常にワンコを感じる事が出来ました
また、屋外でのヨガという事で「大地を感じる」こともとってもリアリティーがあったし、見上げる青空がキレイで、どこまでも続く感じがして気持ちよかったです
あと、写真にはありませんが、「ガス抜きのポーズ」の時にワンコを下から見上げました
いつもの生活と逆転です いつも見られない角度からワンコを見る事が出来て、「可愛かった 」

大満足 なレッスンでした

ただ、やっぱり・・・
自分の愛犬で参加したかったなぁ~
まずは、ワンコを迎え入れるところから頑張らねば

後日写真が送られてくるとか
写真まで撮ってくれて、ワンコ用のオヤツもついて参加費1000円は安い
また機会があったら参加したいなぁ~と思います

しつけのお話 [2012年09月13日]

2012-09-13 11:54:28 | しつけ

この仕事をしていると、よくご相談を受けます

おトイレが上手く出来ません・・・、他の子に吠えてしまいます・・・、チャイムの音に反応して、うるさくて・・・、ブラッシングをすると噛みつくんです・・・、などなど

うちの子特別頭が悪いのかしら と悩まれる飼い主さんもいるかもしれませんね
または、しつけの本通りやったのに、全然上手くいかない・・・ という場合もありますね

なんで上手くいかないのか

まずは、犬を理解する所から始めて下さい

いろんな説の本が出ていて先生によって教え方がマチマチだけれども、その先生のやり方を忠実に守ってやる事が出来ればどの本のやり方でも犬に教える事は可能なんだと思います ただ、読み手の解釈の違いで理解の仕方が異なる事で上手くいかない事が多いのだと思うのです

いろんな考えがあるなかで統一されているのが、

・犬は「今」を生きている
・経験と慣れ
・判断基準は「良い」か「悪い」か

箇条書きでは分かりづらいですね
皆さんも一度は耳にしたことがあるかと思いますが、「即座に」とか、「なるべく早く」という言葉

青葉のしつけ教室(9月は暑さの為、中止になりました )のボランティアで飼い主さんに教えていますが、誉めるタイミングが圧倒的に遅いんです 犬は「今、現在」「良いか悪いか」なんです。後は良い経験の積み重ねと、苦手なものに対する慣れです。

私も自分の仕事の時の事を思い返してみると、犬には「即座よりも早く」現在進行形で声掛けをしています
よく使う言葉が「そうそう」「我慢」「違う」です。
何で現在進行形なのか というと、犬は人間が教えようと思っている時だけ学習しているわけではなくて、生活している中で自分にとって大事な事を「常に学習している」んです。
人間側は、自分が教えている「時」に犬はしつけを学んでいると思いがちです
そこに大きな間違いがあって、結果「いくら教えても上手くいかない」になってしまいます。

トリミング中に、良い事(私にとって)をしている時に「そうそう」
一生懸命我慢しているけど、ちょっと無理かも・・・(犬が)って時に「我慢」
無理を通り越して、嫌だ~(犬が)って時は「違う」と言って私が望む体制に直して「そうそう」です

文章だとわかりづらいかな

とにかく、今現在の犬の行動が「そうそう」なのか、「違う」なのかを、行動をおこしている最中に犬に伝える事が大事なんです タイミングがずれた「そうそう」は「そうそう」と、声をかけている時の事を「それでいいんだよ」と褒めていることになります。良い例は、お座りは何とか出来るのに、すぐにお尻が持ち上がってしまい、動いてしまうケース
これは、誉め方にも問題があると思いますが 「いい子だね」と褒めている間に犬のお尻が持ち上がり、その状態を誉めている為に犬はお座りがそういうものだと思っている ということです。
皆さんも心当たりがあるのではないかと思います

より詳しく理解したい、自分の犬に教える時にどうしたらいいのか と思われる飼い主さんがいらっしゃいましたら、カウンセリングのご予約を頂ければお知らせできます

犬に何かを教える時には、考え方の3つを忘れないで下さい 犬を理解する事で、ものの伝わり方が違ってきます ほんのわずかな事ですが、とっても大事な事なんです 教え方のポイントをしっかりと押さえて愛犬との楽しく幸せな生活が出来ると嬉しく思います


犬の幸せ [2012年09月10日]

2012-09-10 11:55:30 | 犬の気持ち

最近、良く考えている事・・・。

犬の幸せ

ワンコ達って大昔から人間と共に生きてきた動物です。いつでも、離れようと思えば離れられたかもしれないのに、今この時代になっても、人間の傍らにいる動物。
私たち、人間がそばにいて欲しいと願う事と同じくらい彼らも人間のそばにいたいと願うのだと思います


だから、きっと
彼らは生涯、飼い主と共にいられる事が幸せ なんだと思うのです。

日常の生活で、ちょっと困った行動があったとしても・・・、病気で治療費がかかったとしても・・・、生活スタイルが変わってしまったとしても・・・、震災で家を無くしたとしても・・・、きっと彼らは飼い主さんとの生活を望んでいるんだろうと思います。

そういえば、今ボランティアに行っている先での出来事なんですが
被災した当時、ワンコは月齢7か月位。避難生活1年5か月。飼い主さんとの生活よりも、避難生活が長い ワンコがいました。その子の飼い主さんが面会にきてくれたんです
最初は、飼い主の面会なんて知るわけないのでワンコは「わーい お散歩だ~い 」って喜んで敷地の外に出ようとしたんですって (もちろん飼い主さん素通りです )
でも、飼い主さんが声をかけると、ワンコもすぐに気づいてパタッと耳は横になり嬉しそうにしたそうです。
私も、少し様子をみたんですが、とっても嬉しそうだった ほんの束の間だけど、飼い主さんとお散歩も行けたんです。まだまだご事情があるのでしょう。お迎えにはまだいらっしゃっていないようですが、いつかきっと飼い主さんの元で暮らせる日がくると良いな と願っています。


愛犬を迎え入れたら・・・、最期の時まで一緒にいて欲しいと願います
きっと、それが犬にとっての幸せなんだと思うから・・・


ご一緒に♪ [2012年09月07日]

2012-09-07 11:56:39 | しつけ

ニュースにもアップしましたが、ドッグヨーガのお知らせです

私自身、ヨガライフを続けてもう6年位経ちます
本来、ヨガって自分自身と向き合うもの。他の人と比べたりしない、今現在の自分自身を感じるもの
私が好きでレッスンに出ている先生のお一人が、たま~にペアヨガを取り入れて下さいます。
この時は「相手」を感じる・・・

ご自身の愛犬で「愛犬を感じる 」
ドッグヨーガってきっとそういうものなんだと思います

私も参加する予定です
が、今現在愛犬がおりません
みなさんにご一緒にいかがですか のお知らせをさせて頂くと、必ずワンコを「お貸ししますよ」と言っていただけます ありがとうございます
でも、大切な家族であるワンコをお借りするので、飼い主様も一緒に参加頂ける方から と思っています。

それと、お誘いの時に良くお聞きするのが、「うちの子おとなしくないし・・・」です
一応、クラブに確認してみましたが、ドッグヨーガをやっていらっしゃるインストラクターさんなので大丈夫です との事でした。

お店でも、他の子と仲良く出来なくて・・・ とご相談を受ける事があります。
仲良く出来るように努力されていますか
多分、犬に慣れさせる事をせずに、「吠えるから」と避けてばかりいませんか
回避を続けるといつまでも犬は慣れるわけがありません。
避けて通らずに、愛犬が出来るところから徐々に教えてあげて下さい。(教えるときは少なくても一か月に一回、最低3回は続ける事。トリミングに慣れるように教える時も三か月続けてご来店願っています )

私がお手伝いに行っているNPO PALのしつけ教室でも犬に対して吠えてしまうワンコも回数を重ねて徐々にワンコに教えていく事で、「お散歩が大分楽になりました 」とおっしゃる飼い主さんも多いです
続けて参加すること(その時に嫌な記憶ではなく、とりあえずは何も起こらなかった と教えること)で犬は慣れてきます それと、一度にたくさんのワンコの中に入ってしまうと、対象物がアチコチにいるのでいつもの調子と違うようです。(吠え止む時間が早いかも )
それと、PALのしつけ教室で良くやるのが、「だるまさんが転んだ」
これは飼い主さんは止まらなくても良いのですが、ワンコの四足を止めるもの でも、子供のころからの記憶でしょうか 大抵の飼い主さんも真剣に止まります (この様子が微笑ましい )すると、飼い主さんの気持ち 気迫 が伝わるのか面白いほどワンコも止まります

飼い主さんの真剣な気持ちや感情って本当に犬には伝わりやすい
ヨガのポーズをとるのに真剣な様子に、いつも言う事をきかないワンコがとってもおとなしく出来たりするかもしれませんよ~ 愛犬の意外な一面が発見できるかも・・・


愛犬と一緒に参加できるものって数少ないので、この機会に一度参加してみるのはいかがでしょうか


犬が嫌いな事 [2012年09月05日]

2012-09-05 11:57:39 | 犬の気持ち

皆さんの愛犬の嫌いな事や、苦手なことって何ですか
すぐに、あれこれと思いつく 飼い主さんもいれば、うちの子嫌いな事なんて何もない って飼い主さんもいらっしゃるでしょうね

私のお仕事はワンコを綺麗にする事
犬が好きなのに嫌われる お仕事です

ワンコ達が嫌いな事と言えばやっぱり、ダントツ爪切りかな~
後は、肛門腺絞りや毛玉取りも苦手な子が多いですね。やっぱり、どれも痛みを伴うものです。
犬は痛みに鈍感っていうけど・・・・


他店でお断りされたというワンコも来店されたりします。
プロがやって「出来ない」と言われたからには、よっぽど注意しないと と気合いを入れて臨みますが、意外と「どこが 」と首をひねる事もあります。

爪切りが嫌い・・・。
本当に爪切りが嫌いなんでしょうか

長い間、トリミングをしているとだんだん犬が抵抗しなくなるんです。
他店で、断られたという子もうちでは何の問題もない。とっても良い子にやらせてくれます (中には本当にダメなケースもありますが・・・ )
気を使って「良い子です」と言ってると思っていた という飼い主さんに会ったりしますが、私は噛みついたり、暴れたりするこには正直に飼い主さんにお伝えします。

少し話が脱線しました
爪切りが嫌いというワンコの中には爪切りではなくて足の上げ方、体の押さえ方、やる側の気持ちの持ち方なんかに反応していたりします。中でも一番多いのは、爪を切った時の衝撃(文字であらわすと難しい )が苦手なワンコが多いです。
それに気づいて、やり方を変えてからは爪切りが嫌いな子たちも何とか我慢できるようになりました それに、本当に血が出て「痛い 」と怒る子はごくごく少数派だという事も知りました

自宅でのお手入れではブラッシングがありますね ブラッシングも嫌いです という子も多いのでしょうね。
これも、力の入れ具合で「絶対 嫌だ 」から「これくらいなら我慢できるかも・・・ 」に変える事が出来ます。

お店では、飼い主さんにトリミングの見学をして頂く事が出来ます。ご予約時に申し出て頂ければ見学 です。
「百聞は一見にしかず」
ご見学後に飼い主さんたちのブラッシングがとっても上達します

愛犬の本当に嫌いな事は何なのか
分かってあげることで、愛犬は飼い主さんがより大好き になります。
もう年だからと諦めないで下さい
いつからでも「遅い」という事はありませんから~