犬のとこやさん過去日記

犬のとこやさんの旧ブログです

ダイエット [2012年08月30日]

2012-08-30 12:00:07 | お客様

本日、ご来店のあったシーズーのあやちゃん
今日はホームページの新しいご紹介ページ(トリミングの流れ)を作るのに、モデル犬のお願いをさせて頂きました~
その様子は後日アップ出来るといいな と思っています。

あやちゃんのお母さんの悩み事は、あやちゃんが吐くこと。
獣医さんで診断してもらい、恐らくお腹が空くから吐くのだ との診断で、確かに食べ物を与えていると吐かないそうです。でも、今度は体重が増えてきてしまう・・・

確かに、徐々に体重が増えています

私も、ちょび(トイプードル)の時に経験済みで、体重を落とそうとしてもなかなか落ちず 苦労しました。
うちは幸い食事を減らしても吐くことはなかったので、一日の量を決めてからは太ることはありませんでした。
が、痩せることもなかったんですが・・・

そこでダイエットに苦労されている飼い主さんへ良くアドバイスするのですが、足したら引くことをお知らせしました~ どういうことかというと↓

・まず一日の食事量(オヤツもです)を把握する。
・量が分かったら、それ以上は決してあげない事。
・例えば来客があったり、いつもと違う環境で量が多くなった時(足した時)には食事(本当は食事
よりオヤツが良い)からその分を減らす(引く事)事。

ドライフードを3粒位減らしても変わらないと思う飼い主さんも多いかと思いますが、小型犬なら毎食その程度減らすと一か月で大体-200g位のコントロールが出来るようです

たかが3粒、されど3粒です

食事管理での注意点は、太ったからと急激なダイエットをさせ体重を一気に落し、今度は減ったからと安心して制限を解除しリバウンドさせることです
急激な体重変化は体に負担をかけます。無理なダイエットより、まずは体重のキープから そして徐々に体重を落としてあげることが良いとおもいます。ダイエットさせていないのに体重が急に減る時は病気の可能性もありますから良く注意してあげる事が大切だと思います
あっ、それと1年未満のワンコには適量はありますが、無理にダイエットをさせて体を大きくしないというのは言語道断 ですからね

話が脱線しましたが、あやちゃんのお宅にお届けに行ったら新しい家族を紹介してもらいました
スコティッシュホールド(耳は立っていますが・・・ )のりょうくんです。
あやちゃんとの様子も写真撮らせていただきました~ (携帯からなので少し画質が良くないですね )
お互いの仲もだいぶ慣れたようです
でも、まだぎこちない感じが何とも微笑ましかったです





キキちゃん part2 [2012年08月28日]

2012-08-28 12:05:16 | お客様

以前にブログでご紹介したキキちゃんのその後の様子をお知らせします

前回ブログに載せた後、一か月後にシャンプーに来てくれました~
実は私には一抹の不安がありました・・・
初めはとっても上手くいったものの、神経質で物覚えの良い(特に自分が危険 だと思う事)キキちゃんはトリミングの時にカラーをされた事を覚えているのでは無いか という事です。

お迎え時、最近良くみせてくれる穏やかな笑顔で車に乗ってくれました まずは大丈夫 ちょっと安心しました
お店も問題なく入ってくれ、嫌いな体温測定も怒りながらも(いつもの事です )無事に完了
そして前回同様、食べ物を使ってカラーに誘導してもらおうとしたところ、、、ちょっと失敗してしまいました
最近良く食べるというリンゴ と人参だったのですが、カラー越しに食べようとするところまではいったのに キキがちょっと太ったのか、カラーが上手く入らず、挙句前回の記憶を思い出したのか、はたまたリンゴや人参なら大好物じゃないからか・・・。言うまでもなく二回目のトライは となりました~

でも、一度やる と決めたことをキキが噛みつく真似をしたからやらないとなると、逆効果
タイミングを見計らって首輪を抑え、(こうなれば出来ない事はありません )今日は嫌でもやる と飼い主さんにお伝えし、何とかカラーの装着 に。
前回同様、飼い主さんが頑張りました~。

でも、今回の失敗&強制的なやり方で恐らくキキの記憶には悪い印象の方が残ってしまったなぁ~と。当初思っていた不安が現実のものになってしまった・・・

案の定 、カラーを取った後のキキの様子をご覧ください

私と目が合っている状態・・・↓



「大丈夫だよ」と声をかけても・・・↓



威嚇モードに突入したから、こちらも「いけない 」とにらみ返すと・・・↓



と、こんな感じのやりとりがありました~
( これでも可愛い方なんです )


そして今月(前回より一か月後)のシャンプー時。
前回のトリミング時から思っていました 今回はカラーを付けないでやろう と。

お迎えの時、いつもより笑顔が少なく いつも出来るはずの体温測定は怒り モードで (はぁ~ やっぱり )
もう、仕方ないので体温測らずにカラーなしのシャンプーへ
前のお店とシンクの設置が異なり、私のやりづらさを見抜いたかのような威嚇ありっ・・・、でも何とかシャンプーを終える事が出来ました~

大嫌いなシャンプーが終われば少しは余裕が出るキキちゃん。
ドライヤーの時にわざとカラーを持ってみたり、キキちゃんの見える場所にカラーを転がしたり、とにかくカラーがあっても100%嫌な事が起きるわけではないと教えました (そんなこと と思う方もいらっしゃると思いますが、「そんなこと」なんです )
その様子が↓



最後に全て終わった後にカラーの練習をして終了
本当に一歩づつ 進まないとダメな子なんだね~

手のかかる子ほど可愛い と思うのは私だけではないと思いますが、そんな私に帰り際怒りモードに突入
「もう、送ってあげないからな 」と思った 言った のは言うまでもありません

最後にオヤツに集中のキキちゃんの様子をご紹介します



また来月も元気な顔を見せてね~

夏休み!! [2012年08月25日]

2012-08-25 12:09:03 | しつけ

八月ももう終わりだというのに、暑い日が続いていますね~

この夏、多くの方が旅行 に出かけられたと思います。
私も近場ではありますが、温泉 に行ってきました。少しはリフレッシュ出来たかな~と思っています

皆さんは愛犬同伴でお出かけ派ですか それとも愛犬はペットホテルでお留守番派ですか

私自身は、家族のうちの誰かが家にいるという環境でトイプードルのちょびと生活していたのでどちらにもあてはまりませんでした。それで困った事が無かった というのが正直なところでした。
おまけに車 にちょびを乗せる時、私とちょびだけなら何の問題もないのですが、誰か他の同乗者がいると大変でした・・・ 原因はちょびを車に乗せて出かけた時に母を駅まで送っていった事があったんです。

ちょびからすると、「大好きなお母さんも今日は車に乗っている」
「ん?車が止まったぞ。あれ、おかあさん、行っちゃった 」
誰か、同乗者がいる場合には自分が置いていかれる事があるんだ と勝手に学んでしまったようです・・・。
ですから、旅行では無くてもちょび同伴での車のお出かけは骨が折れる事もありましたが、その時だけが大変で事が終わると何事もなかったかのように過ごしていました。

16年生きてくれたその間、何も変わる事なく従来通り暮らせていれば良かったのですが、父が他界してしまうという状況になりました。
さすがに、ちょびを葬式場に連れていくわけにもいかず・・・。
初めてペットホテルに一晩預けました。その時ちょびは12歳。
ホテルは何度か検査の為に数時間預けたことのある獣医さんにお願いしました。

葬儀が終わって帰宅する足でお迎えに行きましたが、声は枯れ、パニックが強く家に戻っても落ち着かず、挙動不審な感じでした。大丈夫だよ!と声をかけても耳に届かず・・・。
その時本当に反省しました

ちょびが生きている間、何が起こるか先の事は分からないのに、困っていないからとちょびにホテルの経験をさせてこなかった事・・・。しかも、それが12歳という高齢だった事。

以前お店に勤務していた時(いまから17,8年前)、ゴールデンレトリバーの子犬が毎月のように1泊~二泊ペットホテルを利用していました。子犬でしたから、怖がる様子もなく、家でのお留守番もケージの中という事も手伝ってケージ内でも大人しくしていました。あるとき、飼い主さんにどちらへお出かけですか?と尋ねると、「家にいます。」と。
続いた言葉が、「私たちは夫婦二人だけで、近くに親や兄弟、親戚がいません。いつ何があってもいいようにこの子にはホテルに預けられる事が何でも無いと教えておくんです。」
このお話を聞いた時、とても深く愛情を持っている飼い主さんだと思いましたし、頭の下がる想いでした。

もちろん、そのゴールデンちゃんはとっても穏やかで優しい良い子に育ち、毎月のようにホテルに来ていたからスタッフにも懐いていました。スタッフ側もその子が可愛く、予約が入ると心待ちにしていたものです。


愛犬にどれだけ楽しくて良い経験をさせる事が出来るか
今回はホテルの事をメインに書きましたが、愛犬同伴派の場合も、同じ事が言えると思います
同伴の場合、車酔いや、愛犬の性格の把握、起きうる事態に備えて愛犬より先回りして考えること。ペットホテルに預けるより考えなくてはならない事が多いかもしれませんね

私も、今度犬を迎える事が出来れば人間との生活において考えられる事を想定し、愛犬がストレスを感じることなく過ごせるようにたくさんの良い経験をさせたいな~ と思っています

下の写真は、今回行った伊東近くの来宮神社の天然記念物の大楠です
パワースポット っていうことで、行ってみました~
なかなか良い感じに撮れたかな~


立ち止まる・・・。 [2012年08月22日]

2012-08-22 12:11:36 | しつけ

飼い主さんからのお話や、ご相談を受けたりしていると思う事があります。

私に話してくれる内容は、大体が上手くいっていない時・・・。

きっと、飼い主さんも不安で心配でどうしたらいいのか分からなくなっているのでしょう。
突然具合が悪くなった愛犬を目の前にどうしたら良いのか分からずに連絡をもらったり、いつも気にはなっていたけど、忙しいし対して困っていないから・・・と放っておいたお悩みがどうにもならなくなった時、など良くご相談を受けます。

目の前に明らかに困った事が起こらないと気が付かない・・・。

本当は、もっと前に気づけるチャンスがたくさんあっただろうに。
もう少しはやくにその事に気づけていたら今、目の前の困難は避けられたかもしれないのに。

いつも、犬が辛い思いをします。

目の前の原因から目を逸らさずに、一度立ち止まって考えてほしい。
そして想像してほしい。

このまま進むとどうなりますか?
きっと、目を逸らしたままでは事態が好転することは少ないのではないかと思います・・・。


暑いです・・・。 [2012年08月21日]

2012-08-21 12:13:11 | ボランティア

昨日まで五日間、夏休みを頂戴しました。ありがとうございました

暑さの出口が見えないですね~
最近の暑さは本当に体にこたえます・・・。
ワンコ達もさぞ暑かろうと

暑さが苦手な私ですが、このお休みの間に被災犬のボランティア参加してまいりました
月1回は必ずお手伝いに行こうと思ってはいるものの、容赦ない太陽の照りつけ に心が折れそうになりますが、最近ではボランティアの数がとても少ないのでそんなことを言ってられません ワンコ達のために、頑張ってきました~。

私がお手伝いに伺っているのはUKCJAPAN、テレビで見た事がある方も多いのではないかと思います。私自身は去年の震災後の四月の終わりからお手伝いに参加しています。
震災から1年5か月・・・。
帰れないワンコ、飼い主不明のワンコは今も変わらず一日の大半をケージ内で過ごしています。
(犬の飼い主さんは一度現場を見てみるのがいいのではないかと、個人的には思います。そして自分が同じ立場になった時、どうするのが自分にとってベストなのかを考えてみる事も大切ではないかと思います。)

ボランティアのやる事と言ったら、ケージ内の掃除と、掃除の間のお散歩です。
それと、食事と水やり。後は食器洗い。
主にやることはそれぐらい。
ただ、量が多いのでボランティアの人数にもよりますが全てが終わるのは早くて夜の7時位。遅いと9時10時の時もあるようです。
ボランティアに参加されている方々は年齢もマチマチですが、特別犬に慣れているわけではないごく普通のお仕事をされている方々が多いです。
それでも、何回も足を運んでいらっしゃる方はとても犬の扱いが上手でびっくりします。
下手なトリマーよりよっぽど上手です。

私は犬を扱う仕事で生活させてもらっています。いつ、この関東で同じような地震がおきてもおかしくないという状況下、今、出来る限りの事をするのが当たり前なのではないかと思いっています。

今回の参加では、トリマーとしての技術がお役にたてました~
この暑さの中、満足に被毛のお手入れをしてあげる事が出来ず、暑い思いをしている犬達にバリカンをかけてきました~
犬達は意外とおとなしくやらせてくれて、暑さから解放されるのが分かるかのようでした
写真をアップしてみました



青いカラーをまいた子は、万が一の為に巻いてみたものの、とっても良い子にやらせてくれました~。茶色の子は写真で見ると、短くなった所が真っ白に見えますね~

少しは涼しくなったかな~。
食欲が出てくれると嬉しいなっ

来月も時間を作ってお世話に行く予定です
それにしても、夏も終わりかけ・・・。もう少し早くにカットしてあげられれば良かったなぁ~