犬のとこやさん過去日記

犬のとこやさんの旧ブログです

犬ハラスメント

2015-01-27 13:11:51 | マナー
犬ハラスメント [2015年01月27日]

昨晩、TV 番組の「TVタックル」ご覧になった方いらっしゃいますか

色んな事に一言、言いたい みたいな内容だったと思います。
ゲストの石原良純さんが犬の飼い主さんに一言 言いたいと・・・。

確か、
愛犬家は自分の犬の写真を見せて「可愛いでしょ~ 」と言う。とか、
散歩中に玄関先にオシッコをかける。ペットボトルの水で流せばいいって問題じゃない とか、
河川敷や公園でノーリードにする飼い主が多い とか・・・。


犬が好きじゃない人間もいるんだって事を理解するべき という内容でした

私も番組を見ていて、愛犬家として気をつけなければいけない事だと思いました
一緒に出演していた都議の方も犬は係留しなければいけない義務がある事を訴えていましたし、
何より、自分にとっては可愛い愛犬でしょうが犬が苦手な人からすれば、やっぱり恐怖でしかないのだと思います

石原良純さんは明日から白い目で見られるんじゃないか というようなニュアンスの事を仰っていましたが、犬は人間とは違う生き物であり人間社会において生活をしているのですから、他人に迷惑をかけないように生活させなければいけないのだと思いました。


本物の愛犬家は、相手の気持ちを察する事が出来る事が
望ましいんだろうと思います。

それと、飼い主の免許制度という案も出ていました
都議の方は「今すぐは難しい。いろいろ話合わなければいけない事も多い」というような事を仰っていました


そして、愛犬家が犬を捨てるとも・・・。
確かにそうなんですよ。犬が嫌いな人は犬を飼わないので捨てる人間は存在しないんです


深夜の番組でしたが、
色々と考えさせられる番組でした




Comment(2) | Posted at 17:29
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Re:思い出しました…

かなぶんさん、

犬の地位を低くしているのは、他ならぬ犬を飼っている飼い主なのです。

今では犬を連れて旅行に行けたり、カフェでご飯を食べれたりしますが、
事実、マナーの悪い飼い主さんも多いのが現状です。
数年前まで、江戸川区の公園には犬が入れなかったんですよ。
今では入る事が出来ますけどね(^_-)-☆

犬がいても、迷惑をかける事がなければ
規制も緩んで来るんだと思います。

お店でも、そこは伝えていきたい部分だと考えています。

犬のとこやさんさん 2015年01月29日 12時33分


思い出しました…数年前、弟の家に我が家の犬たちを連れて行き、
少し目を離したすきに当時2~3歳だった姪っ子の
ズボンの裾を噛みつき大泣きさせてしまったことがありました。

吠えることもあり、弟からはふざけて”バカ犬”と
呼ばれてしまっている我が家のワンコたち(T_T) また、
お散歩中に吠えて白い目で見られることもあります(T_T)
本当は私たち飼い主がそう思わせてしまっているんですよね(~_~;)

改めてしつけやモラルの重要性を再認識しました( ..)φメモメモ


かなぶんさん email url 2015年01月29日 12時03分


ドッグランに捨て犬・・・ [2014年09月30日]

2014-09-30 14:47:02 | マナー

先日、お客様から聞いたお話し。

千葉のドイツ村のドッグランに高齢のシーズーが捨てられたという。
自分でもちょっと調べてみました

「12歳のシーズー、カール
心臓が悪く投薬中だとか・・・。

引っ越し先が犬を連れて行けないから保健所に行く前に遊ばせようとドッグランに連れてきたら、他の犬と遊ぶ姿を見てここの方が幸せだと思い置いてきた・・・。
・・・との事

シーズーのカールくんはランで駐車場の方を眺めていたそう・・・。

この事を知った方が新しい飼い主さんとしてカール君を引き取ってくれたそうです。」


12年も一緒に生活していて、犬の住めない所に引っ越すからとその子を手放すという選択肢がこの飼い主さんにはあったんですね
高齢になったその子はどう思ったんだろう・・・。
犬はどんな飼い主でも、やっぱり一緒に暮らした人間が一番好きなんですよ

犬を飼っていて、犬が住めない場所に引っ越そうと考える事自体・・・



本当に犬は人間の勝手で不幸にも幸せにもなれる動物ですね。

犬の寿命は15,6年位。
それくらいの事、人間の頭で簡単に考えられる事なんじゃないかと思います。


この一件を聞いた時、本当に悲しくなりました。
きっと、今後ドッグランでも利用者への目が厳しくなることは間違いないでしょう。

犬を飼っている人間のマナーの悪さが、どんどん犬との生活範囲を狭く、窮屈にさせていく事実。



犬と一緒に生活を始めた時から、その子の最期の時まで責任をもって傍にいて欲しいと願います。




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Re:残念です・・・

かなぶんさん、

本当に・・・。
何故こんなことが出来るのでしょうね(涙)

カール君を迎え入れた時は、犬との生活をしようと思ったはず?!

飼い主である人間が、その子を保健所(動物愛護センター)に連れて行くという事は、保護期間なく殺処分されるという事だと知っているのでしょうか?

同じ犬を飼う人間として、本当に悲しい・・・。

犬のとこやさんさん 2014年10月02日 15時57分


残念です…

同じ犬を飼っている人間として
本当に残念に思いますし、
憤りを感じます。

百歩譲って、どうしても
引越し先に連れていけないのなら、
せ・め・て、自分で責任を持って、
代わりにそのコを同じぐらい
かわいがってくれる飼い主さんを
自分で見つけるべきですよね。

カールくんが新しい家族と
一日でも早く慣れ、
幸せな生涯を送れることを
祈るばかりです。

かなぶんさん email url 2014年10月02日 14時32分


マナーのお話し~その2~ [2014年05月21日]

2014-05-21 15:55:31 | マナー

昨日に引き続き、マナーのお話し

お客様とお話ししているといろいろ気づかされることがあります。
以前、お散歩中のオシッコに関してお話ししていた時に気を付けなければいけない!! と思ったことがありました。

お散歩中のおトイレもちろんウ〇チ、拾うのが当たり前ですね~
オシッコの方は最近ペットボトルにお水を入れて持参する方も少なく無いですよね
ただ、このお水が「迷惑」だと思われた方がいたそうなんです。

愛犬が電信柱にオシッコをかけたのでいつものようにお水をかけようとしたところ、近くにいた人から「電信柱にオシッコかけるのは構わないけれど、お水で流すのはやめてくれ」と言われたそうなんです。
聞くと、電信柱からその方のお家の玄関先が坂になっていてお水をかけるとその水と一緒に玄関前までオシッコが流れてくるから。との事でした。

これを聞いた時、なるほど って思いました。
良かれ と思っていたことがある人には迷惑だと感じる事がある・・・。
マナーは難しいと思うけれど、やっぱり難しい

全ての人に をもらう事は出来ないかもしれない。
でも、出来るだけ人に迷惑をかける事はしたくないですもんね

未来は一応大型犬 (」小型犬よりは体が大きい )だからオシッコの量も多いんです。
だから、迷惑になりそうな場所での排泄時にはペットシーツで吸い取った後にお水を流すようにしています。

また別のお客様から聞いたお話し。
そのお宅の愛犬は子供さんが苦手で吠えてしまう事があるから、小学生の下校時間は外してお散歩に出られているそうなんです(凄い! 私、正直そこまで考えた事無かった・・・)
先日、中学校の近くをお散歩していると、
「中学生の下校時間に犬を散歩させるな」と言われたそうです。

よくよくお聞きすると、恐らくですが犬が嫌いで迷惑している方かな と推測出来ました。
このお話を聞いた飼い主さんはきちんと時間帯も考えてお散歩されていたのです。
そして注意を受けたその時に学生に対して吠えついたりしていた訳じゃないそうなんです。

きっと、犬がこの世の敵 位に思っている方なのかもしれませんね。
さすがに理不尽な言いがかりと思いました。言われた飼い主さんも嫌な思いをされたそうです
ただ、その犬嫌いな人がそんな考えになった原因はマナーの悪い愛犬家かもしれないんですよ

犬が近くにいても問題なく暮らせる環境が整っていれば、犬嫌いな人がそこまで犬に対して敵対意識を持たないと思うんです。
私たち愛犬家の一人一人が相手の気持ちを考えて行動できれば、まわり回って犬がいても な生活環境が作れるんですよ。

マナーは難しいけれど、愛犬家として日々忘れずに、頭の片隅に置いておきたい事だと思いました



マナーのお話し~その1~ [2014年05月20日]

2014-05-20 15:57:36 | マナー

先日、NPOの活動で公園にいたところ・・・
フレキシブルリード(ビロンビロン伸びるリード)を着けたゴールデンレトリバーが私たちスタッフの犬を見て近寄ってきました。

スタッフの犬は優しくちょっぴりビビりの子。
ゴールデンちゃんは自分の思うまま小走りにこちらに近寄ってきました。その時の飼い主さんはリードを制御するわけでもなく、長く伸びたリードの後からくっついてきた感じ (犬に散歩させられてる・・・ )

多分、そのゴールデンちゃんはフレンドリーなんでしょうね~。
でも、自分の犬がフレンドリーだからって他の子もフレンドリーとは限らないんですよ
スタッフの怖がりの犬に正面から小走りに接近してきたら、その怖がりの子はケンカを売られていると勘違いしてもおかしくないんです

こちらが「リードを短くしてください」と言ったところ、飼い主はリードを短くしようとロックを外して前に歩くと犬は興味があるもんだからそのまま前に来てしまう。
呼び戻しがきくならまだしも・・・ 飼い主が呼んだって犬は興味のあるスタッフの犬にクギ付け

これではどうにもならないので、スタッフが首輪を掴み戻そうとすると・・・
「やめて下さい うちの子股関節が悪いので、それやめて下さい 」って・・・

この飼い主さん、股関節が悪い犬に負担をかけまいとフレキシブルリードをお使いの様でしたがそれってどうなんでしょう
たまたま私たち人間が間に入った事、スタッフの犬がケンカを買わなかった事で何事も無く済みましたが、相手の犬がやる気満々で誰も間に入らなかったら・・・?
それにそんなに股関節が悪い事を心配するなら飼い主さんの近くで行動させるべきです。
それにきちんと犬に教えれば普通のリードだってきちんと安全に歩かせることが出来るんですよ

相手の犬の事を考えずに制御のきかない犬を犬の欲求のまま近寄らせるなんてそれこそ・・・、
「やめて下さい 」です。

これ、うちの未来なら間違いなく「ガウッ 」てます (変な自慢・・・ )
うちは生まれつき腰にトラブルありですけどね
未来が相手にケンカ売ったら(ここの所させていませんが )私は未来を引き戻します。
もちろん、腰や足に負担はかけるでしょう。だからっていけない事をしても ではないんです。
私が飼い主として未来のしつけと健康を考えると、相手の犬を無視することや私のいう事を聞くように教える事が未来の為になると考えています

相手の犬の事を考えるって本当に大切な事です
特に自分の所のワンコに吠えかかりのある場合、フレキシブルリードでロックもかけずに近寄ってくる犬は脅威でしかないんですよ

ご自分の愛犬を不作法者にしない為にも、飼い主として気をつけてほしいと思います



今年の鑑札は・・・、赤です!! [2014年04月16日]

2014-04-16 13:03:46 | マナー
四月に入り、今年も法律で決まっている狂犬病予防接種の時期が来ましたね~
既に接種を済ませているワンコさん達もちらほら見かけるようになりました。
何で 分かるのかと言いますと、狂犬病接種を済ませるともらえる「狂犬病予防注射済」票 (市川市は骨型の済票です)
今年は「赤」ですよ

この済票は毎年予防接種をするともらえます。
これを首輪に着けておくことで、万が一飼い主さんと離れてしまった時にとても役に立ちます
しっかりと済票が読み取れる状態なら、飼い主さんの元に戻る事が出来ます。
但し、皆さんも経験があるかもしれませんがこの済票、意外に摩擦などで剥げてしまい書いてある内容が読み取れなくなることがあります。
この場合でも、この済票がついている犬が迷子の犬が最終的に集められるセンターへ収容されてしまった時には、職員はその済票を確認する義務があるそうです。ですから、殺処分の対象から外れる事となる可能性が高いのです。(引き取りの飼い主が現れない場合、殺処分の対象となります)

お店では、この済票を毎年首輪につけるようにお知らせしています。
実は、つけて下さる方が多い中、何年か前の物がついたまま というケースも見られます。
何本か首輪があるなら、つけないよりはつけた方が良いのですが、やはりいつもメインでつける首輪にはその年に配られたものをつけるようにしてあげて下さい。(あっ、室内で首輪を外される方が多いみたいですが、これでは意味が無いです。首輪がNGならネックレス感覚でも構わないのでいつでもつけておくことをお勧めしますよ )

また、最近ではマイクロチップが挿入されている子が多くなりました。これも迷子になった時には大変有効です。
しかし、見た目でマイクロチップが入っているのか は分かりません

済票は誰が見ても飼い主さんに連絡できるという訳ではない、マイクロチップは内容を読み取るリーダーが無いと意味がありません。
誰が見ても分かりやすいもの 迷子札 を付ける事をお勧めします。(もしくは首輪に書いてしまうとか・・・)
この場合、保護して下さった方がその場で飼い主さんに連絡できるというメリットが高くなります。

いろんな意味で何重にも対策しておく事が愛犬の命を守る上でとても重要です

ここの所「わんこママ達のお茶会 」でお世話になっているくまこさんのブログをご覧ください

http://dog1readlead.blog.fc2.com/blog-entry-223.html   
前後のページもお読み頂けるとお分かりかと思いますが、ボランティア先での犬の脱走が多かったようです。

私も未来をUKC JAPANさんから迎え入れた時には未来をすぐにフリー(自由)にする事は無かったです。
未来にとったら、いきなり車でつれてこられて見知らぬ人間のいる場所に置いて行かれているわけです 不安にもなるでしょうし、怖くもあったと思います。
もちろん、脱走の防止という面も強くあったのですが、私という人間が未来にとって怖くない人間だと分からせる為 という一面もありました

どういう事かと言うと、
犬を自由にすればいろんな事をしてしまうかもしれません。
その場合、多分人間にとって不都合な事が多いはず・・・。
例えば、
ゴミ箱をあさる、部屋にオシッコやウンチをしてしまう、壁や家具等を齧る、捕まえようと追いつめたら噛みつかれた・・・などなど。

当然、人間は多少なりとも怒るでしょう・・・。
まだ慣れてもいない環境の中知らない人間にいきなり怒られるという「恐怖」
自分自身がその立場になったら・・・、絶対に嫌!!

そんな思いを未来にさせたく無かった。
動きが制限されていれば、叱る事をしなくて済むんです
それと、「待つ」事を教えられるんです。
この「待つ」、苦手なワンコが非常に多い

未来はシェルター育ちだから、「待つ」事には慣れています。
だから、「待つ」ことを忘れさせたくなかった

おかげで、今はお店の扉が開いていても出て行かないし、掃除機が苦手だから外に繋いでも文句も言わないし、何より出かける時が楽ちん 後追いなんて全くしないんですよ

犬に「自由」を教えてしまうと、問題行動を起こす可能性が高くなるし、命を守るという意味においても脱走等のリスクが高くなるんですよ

犬を迎えたその日から、飼い主には「愛犬の命を守る」という大切な義務がある事忘れないでくださいね~。

そのためにも、首輪にしっかり身元確認できる物 用意してあげて下さいね~