ちょっと見づらいかもしれませんが、下の写真は何に見えますか
何を撮ったのか分からない方も多いと思います
これって実は「ノミ糞」なんです
この砂粒みたいなものが、ノミの糞でこれをワンコの体で見かけた時は体に少なくとも三匹程はノミがいると思います。
特徴として、まとまって数粒ある、糞に水をかけると溶けて無くなってしまう、比較的お尻の周辺にある、などです。
実際のノミですが↓↓↓こんな感じです
ちょっと大きめでお尻が茶色いのが多分メスです。小さいのがオス。
メスは潰すと卵が出てしまいます。ですので、家で見つけた時には写真の様に水没させるかセロファンテープに貼って閉じ込めるかのどちらかで対応すると良いと思います。
ノミがつくと痒みがでます
痒みの特徴として、朝よりは夜に痒みが出る、比較的お尻、シッポの付け根辺りを急に掻きむしる(だらだらではない)があげられます。
トリマーになりたての頃はノミダニの特効薬が無くて本当に苦労しました
全身にノミダニの子も多かったですね
ノミの厄介なところはワンコが痒くて口を使って掻いた時にノミがワンコの体内に入ってしまうと、お腹の中でジョウチュウがわいてしまうということ。
過去に酷いケースで、毛玉・ノミ・ダニのワンコをやったことがありますが、飼い主さんは太っていると思っていた子がそれは全て毛玉でその下にはノミ・ダニが・・・
そんな状態でしたから獣医さんに行ってもらうと、腸が食い破られていたとか、いないとか
駆虫と治療の済んだワンコが本当に太ったのは言うまでもありません
次はダニです
私、ノミよりダニが苦手です・・・。
写真のものはとっても小さいです。黒い点(ダニ)の上の部分の皮膚が少し赤くなっているのが見えますか
ダニはあの部分が口になっていてとっても強力な鋸の刃のような口で食いついています。
ダニの場合、痒みが殆どないんです。
というのも、ダニは食らいつく時に麻酔のような物質を出すらしく痒み、痛みが分からないようです。
ダニを取る時にはしっかり食いついているので、胴体だけ引っ張ると頭だけが残ってしまうのです。
お店では鉗子という道具を使ってダニの頭をしっかりはさんで皮膚ごと取ります。
ダニの麻酔がかかっているためか、ワンコはさほど痛がりません。
自宅で駆除を試みる場合には獣医さんで買える駆虫薬(首の辺りにたらすタイプ)が良いと思います。
ただ、このお薬もワンコによっては合わない子もいたりで使えない子もいます。
獣医さんと良く相談をして下さいね
夏のこの時期、避けて通ってもなかなか避けきれないノミ、ダニ
絶対につけたくない 飼い主さんは駆虫薬をお勧めしますが、私個人的にはノミ取りが意外に好きでした
亡くなった愛犬ちょびも、抱っこの時に指先でノミ糞が無いか確認し、糞があった時にはちょびをひっくり返してノミ探ししてました~ 彼はひっくり返されている時には怒って いましたが、終わりの合図で解放された喜びからか顔をペロペロ舐めにきました
懐かしい思い出です。
ちょっと脱線しましたが、この時期気を付けたいノミ・ダニの情報でした