犬のとこやさん過去日記

犬のとこやさんの旧ブログです

夏休み!! [2012年08月25日]

2012-08-25 12:09:03 | しつけ

八月ももう終わりだというのに、暑い日が続いていますね~

この夏、多くの方が旅行 に出かけられたと思います。
私も近場ではありますが、温泉 に行ってきました。少しはリフレッシュ出来たかな~と思っています

皆さんは愛犬同伴でお出かけ派ですか それとも愛犬はペットホテルでお留守番派ですか

私自身は、家族のうちの誰かが家にいるという環境でトイプードルのちょびと生活していたのでどちらにもあてはまりませんでした。それで困った事が無かった というのが正直なところでした。
おまけに車 にちょびを乗せる時、私とちょびだけなら何の問題もないのですが、誰か他の同乗者がいると大変でした・・・ 原因はちょびを車に乗せて出かけた時に母を駅まで送っていった事があったんです。

ちょびからすると、「大好きなお母さんも今日は車に乗っている」
「ん?車が止まったぞ。あれ、おかあさん、行っちゃった 」
誰か、同乗者がいる場合には自分が置いていかれる事があるんだ と勝手に学んでしまったようです・・・。
ですから、旅行では無くてもちょび同伴での車のお出かけは骨が折れる事もありましたが、その時だけが大変で事が終わると何事もなかったかのように過ごしていました。

16年生きてくれたその間、何も変わる事なく従来通り暮らせていれば良かったのですが、父が他界してしまうという状況になりました。
さすがに、ちょびを葬式場に連れていくわけにもいかず・・・。
初めてペットホテルに一晩預けました。その時ちょびは12歳。
ホテルは何度か検査の為に数時間預けたことのある獣医さんにお願いしました。

葬儀が終わって帰宅する足でお迎えに行きましたが、声は枯れ、パニックが強く家に戻っても落ち着かず、挙動不審な感じでした。大丈夫だよ!と声をかけても耳に届かず・・・。
その時本当に反省しました

ちょびが生きている間、何が起こるか先の事は分からないのに、困っていないからとちょびにホテルの経験をさせてこなかった事・・・。しかも、それが12歳という高齢だった事。

以前お店に勤務していた時(いまから17,8年前)、ゴールデンレトリバーの子犬が毎月のように1泊~二泊ペットホテルを利用していました。子犬でしたから、怖がる様子もなく、家でのお留守番もケージの中という事も手伝ってケージ内でも大人しくしていました。あるとき、飼い主さんにどちらへお出かけですか?と尋ねると、「家にいます。」と。
続いた言葉が、「私たちは夫婦二人だけで、近くに親や兄弟、親戚がいません。いつ何があってもいいようにこの子にはホテルに預けられる事が何でも無いと教えておくんです。」
このお話を聞いた時、とても深く愛情を持っている飼い主さんだと思いましたし、頭の下がる想いでした。

もちろん、そのゴールデンちゃんはとっても穏やかで優しい良い子に育ち、毎月のようにホテルに来ていたからスタッフにも懐いていました。スタッフ側もその子が可愛く、予約が入ると心待ちにしていたものです。


愛犬にどれだけ楽しくて良い経験をさせる事が出来るか
今回はホテルの事をメインに書きましたが、愛犬同伴派の場合も、同じ事が言えると思います
同伴の場合、車酔いや、愛犬の性格の把握、起きうる事態に備えて愛犬より先回りして考えること。ペットホテルに預けるより考えなくてはならない事が多いかもしれませんね

私も、今度犬を迎える事が出来れば人間との生活において考えられる事を想定し、愛犬がストレスを感じることなく過ごせるようにたくさんの良い経験をさせたいな~ と思っています

下の写真は、今回行った伊東近くの来宮神社の天然記念物の大楠です
パワースポット っていうことで、行ってみました~
なかなか良い感じに撮れたかな~