犬のとこやさん過去日記

犬のとこやさんの旧ブログです

愛情♡ [2014年05月14日]

2014-05-14 20:18:33 | お客様
今日は嬉しいお客様が来店してくれました~



マルチーズのマルちゃんです 御年11歳の女の子
実はマルちゃん2月の初めにトリミングの御予約を頂いていたのですが、ママから「具合が悪いからちょっとトリミング無理かも」と連絡を頂いたんです。
ママの声の様子からかなり深刻な感じが読み取れましたが、「また元気になったら連絡します 」とおっしゃり、私もちょっと難しいかも・・・ と思いつつも「はい」とお返事したのでした

マルちゃんのママがお勤めになっている先の同僚さんがやはりうちのお客様でして、マルちゃんの様子をお聞きすると・・・
な、なんと
「ごはんも良く食べお散歩も行ってるみたいよ 」って

お電話頂いた時にはやっぱりかなり状態は悪かったそうですが(病院には栄養剤の皮下注射 をしてもらいに行っていたそう)何でも口から食べる(飲む)物を毎日、毎日与えてみたり、桜 の時季にはおくるみにくるんでお外に連れ出したりしていたそうです
ママ、偉い

病院でも後は入院して点滴するくらいしかやる事がないと言われたそうですが、それなら「自宅で」とパパさんもママさんも決められたそうです。

お彼岸のお墓詣りもマルちゃん一人で心配だったけど、パパが「ダメならダメで仕方がない」とおっしゃってお墓参りにお出かけになられたそうですが、マルちゃんはちゃんと待っていてくれたそうです。
このお話しを聞いた時、適切な看病と適度な距離感を感じました
愛犬が具合が悪いと、ついつい過剰に反応してしまいがちですがもしかすると犬にしてみたら、・・・疲れる とかあるのかもしれないな~と思いました。
それに飼い主の不安が犬に伝わるって事も絶対にあるから、その不安を犬に感じさせてはいけないんだろうと思います

今回のトリミングはママが付き添ってくれました~



これでまた近所のおば様達に「マルちゃん、可愛いわね~ 」って言ってもらえるよ
お店の中をしっかりした足取りで歩くマルちゃん



マルちゃんの体調は完治したわけでは無いんです。またいつ具合が悪くなるか 正直分からないところもあるそうですが、マルちゃんのママとパパなら大丈夫だね

犬を愛犬として迎え入れた「その時」から愛犬が最期を迎えるその時まで飼い主さんにはずっと傍を離れないでいて欲しい。
もちろん、どうしても入院する子もいると思いますが、物理的に「離れない」のでは無く、適度な距離感で包み込む気持ちを持って欲しいと思います

マルちゃん、また可愛いお顔 絶対見せてね