私はChoco.といっしょに10年間お散歩トレーニングに参加してました。
その内容は、脚側で歩くことではなくて、
犬にとっての環境エンリッチメントと
社会化を進めて犬のQOL向上の助けにすることです。
外の世界にはいろんな刺激がありますから、
怖いもの、警戒してしまうことも多々あります。
それらを犬にとってたのしいものや、
うれしいことをたくさん与えることで
ちょっと大丈夫になったり、帳消しになったりできるように
ヒントを与えたり、犬のがんばりを一緒に喜んだりしながら
犬が人社会で安心して暮らせるようにすることを
社会化トレーニングと言っています。
だから犬がパニックになる前に
どうすればいいか教えてあげられるのが一番です。
ここまでなら大丈夫かな?と、犬を試したり、
怖がるのをわかっていながら近づけたりすることは、
やはり動物福祉ではないと思います。
私もChoco.と歩いているころに
犬とすれ違う時に、このくらいなら吠えないだろうと近づけてしまい、
案の定Choco.が吠えた!ということがありました。
何度かやっちまった後は吠える前に距離を取ることを心がけ、
近くをすれ違えなくても吠えなければヨシ!
それって物は考えようです。
なにを優先するかと言ったら、「吠えないこと」ではないですか?
「近づいても吠えない」は先の先のことでいいじゃないでしょうか?
おちびちゃんとChoco.
社会化のトレーニングをするときに一番考えなければいけないのが与える刺激がセーフティーゾーン内にとどめているかどうか。怖がっているものに無理矢理近づけるのはレッドゾーンの脳に陥っている犬に追い打ちをかけるということ。意味がないし(略)残酷https://t.co/2NXyrvSMqs
— 心を育てる犬育て(叱り怒鳴りは不要です) (@inunoshakaika) January 9, 2023
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