いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

抱っこされて強気になる犬なんていない

2021-11-16 | 犬に学ぼう♪ 犬を学ぼう♪
私の犬友で、チワワの飼い主さんは、
ことあるごとに愛犬を抱っこします。

前の子は、同じチワワだったけれど、
さんぽが大好きで、結構遠くまで歩いていたのですが、
この子になってから、どういうわけか
家の中ウロウロすれば散歩分の運動はできているといわれて
家から出さないつもりでいたのに
なぜか1年近くたってからお散歩するようになりました。

こんなだったから社会化不足の子で、散歩に行くようになってからも
自転車やら、バイクやらに突進、吠えがあったので
だからか、飼い主さんは「こわいのねぇ」といって抱き、
「疲れたの~?」といって抱き、
抱っこでやり過ごすことが多かったです。
そして、抱っこされたその子は、
そばにいる人にガウガウ。
すると…
「抱っこされて目線が上になって強気になった」と。
家でもおにいちゃん(といってもおじさん)にもガウガウするそうで
どんな時?って聞いたら「おもしろがってからかったり」
「歯磨きなどその子のきらいなお手入れの時」ですって。
そりゃそうだろうってことですよね。

もともと犬は「いやなら回避する」方法ができるはずなのに
抱っこされて、逃げ場がなくなってしまい、
吠えて「近寄らないで!」だと思うのですよね。

ひょいっと抱ける犬は、飼い主さんが抱っこで問題を解決しようとすることが多いけれど、
できれば、そうなる前に犬にとって安心できる距離を取ってほしいです。
お手入れもちょっとずつ慣らしてあげてほしいです。
この辺までは大丈夫かも…と試すのもやめてあげてほしいです。
大丈夫で「偉かったねぇ」って言えることってとっても少ないです。
それより「吠えなくて済む距離」をとって、
「おりこうだね」をたくさん言える方がよっぽどいい結果になります。

吠えたからって強気なわけじゃない!
そこはわかってあげてほしいです。

まっすぐ歩けるときもある
匂いを嗅ぐ場所はいろいろ
今日もおだやかな一日…だといいなぁ♪


石川 雅美さんの投稿 2015年11月14日土曜日


最新の画像もっと見る

コメントを投稿