いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

災害時ペット同行避難の備えと対応のためのセミナー~20180225~

2018-03-05 | 外部セミナー・研修会

青木先生のセミナーの翌日は、

NPOアニマルワン主催、一般社団法人HUGの富士岡剛代表が講師として

『災害時ペット同行避難の備えと対応』についてお話されたセミナーに参加してきました。

その中で、集合住宅でのペット飼育のためには管理組合の下部組織としてのペットクラブが

必要とお話されていました。

特に集合住宅には共有部分と専有部分があり、共有部分のペットの使い方も重要。

ペットを飼育していない人への配慮をきっちりと規約や細則に盛り込むことで

ペットの飼い主のモラル、マナーの向上を図り、日常的なトラブルを少なくできる。

またペットクラブという組織が平常時だけでなく防災、災害時にも力を発揮するとのことでした。

災害時どう動くかというと、地域ごと、集合住宅ごと、町内会ごとになると思います。

そういうときに、ペットクラブというコミュニティがあることでペットと避難した時に

スムーズな避難所運営につながるのではないかと思います。

これも我が家の近隣ではできていないところです。

 

今回は熊本震災の時に実際に現地で被災ペット施設について、状況やよかったこと

むずかしかったことなどのお話もありました。

同行避難するように言われていても、避難所では同伴(同室)できないということです。

私は推進員として理解していますが、一般の飼い主さんのどれだけの方がわかっているだろうか?

非常時の避難所は、さまざまの人たちがいろいろな不安やストレスを持ってそこにいるわけです。

ちょっとしたことでいざこざが起きる状況にありますよね。

そんな中で「ペットは家族」と言ってもそこにいる方々に受け入れられるはずありません。

また同伴ではないということは、ペットの居場所は別に置くことになりますから、

ケージに入れられるようにしておく、健康管理をしておく、登録、狂犬病予防接種、

ワクチン接種やノミダニ予防、不妊去勢手術、マイクロチップや迷子札をつけるなど

日ごろから心がけていたほうがよいことも多いです。

Choco.も先日の手術の際に吠えて一晩で返された経験があるので…( ̄∇ ̄)

ペットの避難は、まだまだ慣れていないことです。

その時初めて…ということも多いはずです。

改めてペット防災について考えさせられました。

ペットの防災はまずは 自助!

家族と一緒にペットの分まで備えることから始めましょう!!

 

 

環境省は災害時におけるペット救済対策ガイドライン 作成しましたが、

今後改定が行われるようです。

人とペットの災害対策ガイドライン (環境省・平成30年2月)

ダウンロードができますので、活用されるといいと思います。

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿