2018年1月31日14歳で脾臓摘出の手術をしました。
毎年の健康診断で、血液検査結果に気になる数値があり
レントゲンとエコーで、脾臓の中にしこりが見つかって
血液がいっぱい流れる場所での破裂は命取りということで
今のうちに取って、悪いものかどうかの検査もしよう。
そういう流れでした。
肝臓のAPTの数値が悪いのも、取ることで落ち着くかもという希望もありました。
手術そのものよりシニアのChoco.に全身麻酔をかける方が心配でしたが、
それについては、先生も細心の注意をして行うということでしたし、
なにより、脾臓の破裂を考えると手術を回避する選択肢は持てなかったです。
手術は無事成功裏に終わり、検査結果も良性ということで
その後の不安はありませんでしたが、肝臓には加齢による変異がみられ
術後1年たってもAPTの数値は天文学的でした。
こんな数値であってもまぁそれなりに元気でいられるのですから
動物ってすごいなぁと思います。
ただ、好不調の見極めはしっかりとしていこうといつも思っています。
あの時、老犬になってからの手術についてはいろいろ考えました。
手術をせずに、病気と折り合いがつけられるのなら
平均寿命を考えてやらなかったかもしれません。
ただ、老犬とはいえ体力もあったこと、
手術をしなければ突然の死もありうることで、
かかりつけ医と紹介された先生とも話し合いをして
私だけでなく、先生同士の意見交換もあり
私は手術の選択をしました。
誰でも病気にならないように、気をつけているはずです。
でも、若い時から下痢すらほんの数回だった元気なChoco.でさえ
病気になってしまいました。
脾臓は取ってよかったですが、肝臓は今でも命に係わる変異が
起きないように願うだけです。
手術をするかどうかは、我が子の体力がどうか、
また病気にもよるだろうし、
なにより手術後のQOLがどうかもあると思います。
どれもこれも、飼い主の思いだけで決めてしまわず
かかりつけ医だけでなく、2次診療を受けること、
総合的に判断して、最後は我が子のQOLも忘れず考えてほしいです。