goo blog サービス終了のお知らせ 

いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

動物福祉市民講座 -5-  ペットの災害対策

2023-09-29 | 外部セミナー・研修会

先日聴講した市民講座の
もう一つのテーマはペットの災害対策でした。
講師は このテーマでは絶対にお話を聴きたい
NPO法人 アナイス代表 平井潤子先生


最近は、避難には3種類あって
自宅避難・分散避難・避難所避難となっています。

自宅避難: 自宅の崩壊などがなく、
      生活可能な場合は自宅を避難場所とする。
分散避難: 台風や集中豪雨のようにある程度予測可能な場合
      自宅から離れた親類や宿泊施設、高台の施設等に避難する。
避難所避難:地震など予測不可能な災害で、
      家など崩壊してしまった場合は避難所に。

また、最近では出先や職場などで被災した場合、
無理して自宅まで帰らないとも言われてます。

避難には、短期(集中豪雨や台風)と長期(大きな地震など)があり、
それぞれどうするかを話し合っておくことも大切です。

我が家は集合住宅なので、
自宅が崩壊して住めない状態でなければ
自宅避難と言われています。
避難所、拠点になっている小学校は、
近隣の戸建て住宅の方が集まったら
パンクするだろうと言われているからです。

集合住宅の場合は、自宅で避難生活と言っても
トイレの問題、必要な情報、物資は拠点まで取りに行く必要があるなど、
それはそれで大変かもしれません。
ペットも家に置いておける安心もあれば、
また余震や類焼火災など2次災害の心配もあると思います。

いろんなシチュエーションを想定して
防災を考えなければと改めて思いました。


ペット同行避難の定義は
ペットを飼養している人が災害時に 自宅等から避難する必要があるときは、
飼い主の自己責任の下でペットを連れ て避難する「同行避難」を推奨してきました。
「同行避難」は、災害時に自宅 等に留まることが危険だと判断した際に、
人とペット双方の被害を避けるため にペットを連れて行う
「避難行動」を意味します。


環境省 
ペットの災害対策
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/disaster.html

ペットの同行避難では、飼い主は地域の環境を壊すことなく
飼い主もペットも助かるために行動することが必要です。

そして、避難所では、飼い主たちは「飼い主の会」をつくり、
拠点運営委員会に協力して責任をもってペットの飼育、
避難所内の衛生管理をしなければならないし、
避難されたペットを飼っていない方々に対してはもちろん
動物福祉に配慮しながら飼い主とペットが「同居」や「すみわけ」の
検討をしなければなりません。とのこと。
また、避難所では動物たちの居場所は快適とは言えない場所が
振り分けられるかもしれません。暑さ寒さ、雨風対策等々
考えることは山ほどありそうですね。

なんにもない時に、準備をしておきましょう。

猫セミナー

2023-09-25 | 外部セミナー・研修会
昨日のテーマは
猫の認知症~自宅でしてあげられること~

充分当てはまる年代のふうちゃん

犬も猫も寿命が延びて
その分老化による病気も出てくるし、
認知障害もあって当たり前じゃないかと思います。

ピッチも亡くなる前には
関節炎や甲状腺機能亢進症、心臓病などがあったと思いますし、
認知障害も少なからずあったと思います。
(検査で確定診断されたわけでなく、
先生の触診や、猫の状況を診ての診断でしたけど)

年のせいでできなくなることも多いし、
どこかが痛くてもあるだろうし、
病気からというものもあるとのことでした。


ピッチもChoco.も
ありがちなトイレの失敗は
犬猫はそのままでよくて、
私たちが、掃除しやすいように、
環境を整えてその場をしのいでいました。

今18歳の風ちゃんは、
時々不適切な排泄があったり、グルーミングが不足していたり、
相応の状態はあります。
排泄については被害が広がらないように気をつけていますし、
グルーミングの代わりにブラッシングは頻繁にやるようにしています。
関節炎や腎臓病についてはサプリやホモトキタブレットでケア。
1か月に1回オゾン療法と触診、爪切り。
少しでも暮らしやすいように配慮しているつもりです。

私たち飼い主ができることは、
高齢猫に現れる変化は100%元通りになることはないけれど、
少しでもその子のQOLを確保することじゃないかしらね。
だから病気なのか、加齢によるものなのか「見極め」て
その子に合った対処法を考えてあげることだと思います。


動物福祉市民講座 -5-  家庭の獣医学

2023-09-22 | 外部セミナー・研修会


家庭の獣医学 佐伯 潤先生



私たちは獣医さんじゃないので、
愛犬、愛猫の治療はできないけれど、
ふだん元気な時との違いには気づきやすいと思います。
病院に行くか、様子見して大丈夫かなど、
緊急事態は、そうそうはないとのことでしたが、
でもこれは緊急事態!ということもあるので、
ポイントを知っていれば、なにかあったときに
慌てずにいられるかなぁとも思いました。


実は最近
ねこのお世話係の友人の愛猫が
よく鳴いて、寝られないと聞きました。
うちのピッチもそうだったことがあって
その時に甲状腺機能亢進症の症状だと
先生から言われたことがありました。
ピッチは腎臓や心臓も悪かったので、
それについては治療はしなかったんだけどね。

彼女はうるさく鳴くから叱ってしまうって
言ってたけど、もし病気からだったら
それはかわいそう。
なので、一度病院で診てもらったら?と言ったんだけど。
「考える」って返事。
飼い主さんのためでもあるんだけどなぁ。
うーん、もにょるなぁ。

第4回 動物福祉市民講座

2023-08-28 | 外部セミナー・研修会
今回のテーマは「しつけと行動学」
*病院の「行動診療科」「動物行動科」って何するところ?
  入交眞巳先生
*知っておきたい犬のメンタルヘルス
  尾形庭子先生

私たちが内臓などの病気でないのに不調があるときには
心療内科に行ってみようかと思いますが、
同じ感じかなぁと思いました。



風ちゃんの方がひどかったです。
我が家は自然療法と、食事の見直しで治りましたけど
結構長くかかりました。

この子たちの時もまずは脱毛しているので、
皮膚にノミなどがついていないか、
内的な病気はないか?から診療が始まり、
ピッチはそれらがなかったので、
次に環境の変化がなかったか?
に進みました。
結果、ピッチはChoco.が我が家に来たという
環境の変化による過剰グルーミングで
風ちゃんは、ノミの糞がみつかって、
Choco.が散歩で持ち帰っただろうノミが原因と
診断されました。
どっちもChoco.が原因だった~( ̄∇ ̄)

どんな病気でも治すための第一歩は
飼い主さんの「あれ?」だと思っています。
病気が原因ということもあるとのことですし、
だからこそまずはかかりつけ医に相談することが大事です。
(ネット情報は簡単ですが、おススメしません!)
検査結果や日頃の様子などをすり合わせて、
これかも…を絞り出すことになりますよね。
内科的?外科的?精神的?
我が子の問題がどこにあるか?
どういう改善方法があるか?
飼い主さんもいっしょに改善策を考えることになります。
動物の行動診療は多くの場合二次診療として行われるそうです。
まずはかかりつけ医に相談されて、紹介していただくという流れです。

犬、猫の健康(心身ともに)は
飼い主にかかっているってことになりますかね。

できればなにか問題が起きる前から
犬にとって安心のできる暮らしができるように
犬のことを学んでおくことこそが
近道だと思います。




ねこセミナー

2023-08-21 | 外部セミナー・研修会
19日の夜、ねこのデリバリーから帰宅後、
ねこセミナーを聴講しました。

我が家の猫たちはほとんど下痢をしないけど、
これもある程度は予防できることだと思ったので
学んでおこうと思いました。


下痢って犬も猫も飼い主さんが心配する症状でもあり、
様子を見がちなことでもありますよね。
我が家では、下痢だった時に
① 💩の様子、色、におい、状態
② 回数。多い?1回だけ?
③ 犬や猫の様子。 ぐったりしている、まぁ元気がある。
④ おう吐もあるか。

ここらあたりを基準に様子を見るか決めることが多いです。
そうは言ってもふだん下痢しない子たちなので、
気になるからとりあえず動物病院へ行くかなぁ。
たとえ様子を見るとしても1日だけ。
次の日収まれば、そのまま様子見するけど
次の日もだったら絶対に動物病院へ。

人でもそうだけど、安易に下痢止めを使わない方がいいときもあるし、
素人判断は危険ですものね。

お腹が冷えた、食べすぎた、だけじゃなくて、
病気からくるものや、異物誤飲からのものもあるので、
やっぱり日頃から気をつけた方がよいようでした。

なんでもそうですが、
現物を持参するのも大事=もちろん新鮮なもの。
写真を撮っておくのも、その時の色、様子から判断していただけるしね。
時間経過ごとに撮るのも有効。

もちろん日頃から腸内環境を整えておくことも大事なことですよね。