インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

ある習慣

2012年04月01日 | 歴史

長い時間子供達に物を教えていると、色んな事が見えて来ます。

同じ事を教えても、すぐに出来てしまう子供と、なかなか出来ない子供。
もっと平たく言えば、すぐに覚えてしまう子供と、なかなか覚えない子供がいます。

これは子供の能力に差があるのかと言うと、実はそうでもありません。
単なる習慣の違いなのです。


すぐに覚えてしまう子供は、教わった事をその場で出来るようになろうとします。
これは単純に一度や二度出来るのでは無く、自分の物にしてしまおうと言う事です。
対して、なかなか出来るようにならない子は、その内出来るようになるだろうと考えます。
つまり、今は出来なくても練習している内に出来るようになるだろうと考える訳ですね。

その場で出来るようになろうとする子供は、教わった事と現状の自分の違いに真剣に向き合います。
そして、何処が違うのかを考えて、それを意識した上で改善に取り掛かります。
結果として、その日の内に結果が出なくとも、3日4日と繰り返して行く内に出来るようになってしまうんですね。

すぐに出来ない子供は、練習する事に目標を置いてしまいます。
何度も何度も練習して行く内に、出来るようになるに違いないと思い込んでいるんですね。
学習塾に通っているのに、なかなか成績が上がって来ないのはこのタイプです。
つまり、この手のタイプは自分に結果を求めません。
練習した事ですっきりとしてしまうんですね。
親としても子供が努力している訳ですから、それを見てとても満足してしまいます。

結果を求めるか、努力している自分を求めるか。
両者はセットでもあるのですが、考え方の僅かな違いにより、将来は大きな差になって現れますよ。



だんだんと春が近づいて来ました。

子供達の表情も、心なしか明るくなって来た様に感じます。


お? ちょっと見ない内に随分と様になってるじゃない。

きちんと腕が振り切れて、最後まで相手を見ていますね。
ここだけ見ると、プロ野球選手と同じ投球フォームですよ。


ナナも野球選手っぽい動きになって来たね。

速いボールを投げようとしているのが、充分に伝わって来るフォームですよ。
投げた後のバランスもとても良いね。


見事な蹴り足を見せるイオ。

入って来た当初はモジモジ動いていたイオですが。
だんだんとグラウンドで躍動するようになって来ました。


トモヤ渋いなぁ~

なんかしっかりと自分を持っている野球選手に見えますよ。
左手の畳み方も良いし、だんだんと自信が付いて来たかな。


こちらは余裕のカジツ。

どことなく自信が漲っていますね。


未来のスター達。

エントリも懸命に練習中です。
そろそろボールを止められるようになって来たかな?


さて、この日最後の練習に臨む6年生達。

毎年、最後の練習メニューは6年生の希望を聞いてあげます。

 
すると必ずやりたいと言うのが紅白戦。

今年も例外ではありませんでした^^
6年生が考える平成塾の最強メンバーが組まれます。