インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

何気なく

2008年05月31日 | 歴史
偶然にも外野フライを捕った塾生達。

こんな絶好のチャンスを見逃す手は有りません。
偶然だろうが、まぐれだろうが、捕れば自信に繋がります。
その根拠の全く無い自信を持っている時に、基本のフライ練習を行いました。


まずはタンタン。

自分は捕れる筈だと思い込んでいる最中なので、ボールの追い方も真剣ですね。
絶対に捕ると言う覚悟が滲み出ています。


続いてアチャモ。

椅子に座って軽くボールを投げているだけですが、実はこの練習には秘密が有ります。
さして高く無いフライ。
一見すると簡単そうに見えますが、ボールをどこに落とすかがポイント。
簡単そうでいて、フライを捕る技術が自然と身に付く場所に落とします。


右往左往するジェッター。

いつの間にか自分を越えて行くフライに焦っています。
ボールが何処にある時に、こういう見え方をするんだと言う事を覚えさせるんですね。
勿論、自分からボールの下に動かないと絶対に捕る事は出来ませんよ。


ゴロを捕るのが上手くなって来たマサヤ。

おかしいなぁ・・・
ゴロよりフライの方が簡単な筈なのに・・・
それもその筈、フライの中では最も捕るのが難しい場所に落としているのですから。



これなら僕にも出来そう♪
と、思わせるような練習ですが、何気なくフライを捕る技術をマスターさせているんですね。


基本ノック

2008年05月30日 | 歴史

バッティングはとっても楽しいけど、何と言っても野球の基本は守備から。

例え打線が1試合で100点取っても、101点取られたら負けるのが野球なのです。
その為には常に守備の勘を整えておかなくてはなりません。


さあ行くでぇ~っ

内野ノックを始めようとする市川コーチのすぐ横で、何故か誰よりもやる気まんまんな矢田元主将。
あれ?
手伝いに来た訳では無かったのね・・・


それならと、塾生達の横で特別にノック。

久し振りに受ける塾長のノックに、矢田元主将はおよび腰。
なかなか正面に入る事ができません。

速い打球は目の慣れが必要ですからね。
1年以上のブランクがあれば、勘を取り戻すのにも時間がかかります。

それにしても、ボールを捕るグローブの場所が乱れていたこと。
本人の言い訳では「硬式グローブですから弾くんです」。
けれど、そんな場所でキャッチしてたら軟式グローブであったとしても捕れないと思うよ。


塾生達は時ならぬ元主将の出現にやる気が出たのか、この日はいつもより張り切る塾生が大勢出現。
マサヤ、ユウヤ、ハットリくん、ジェッター、タチャモなどが妙に燃えて守備練習を行います。

特にマサヤはグラウンダーのボールに突っ込む事が出来るようになりました。
前進しながらのハーフバウンドキャッチはお見事。
これが出来るようになったら、後は慣らして身体が覚えるのを待つだけです。


内野練習に続いて外野練習。

内野でのキャッチングが出来た塾生だけが外野練習に移ります。
ここでも矢田主将が奮闘。
右に左に走り回っておりました。

特筆すべきはマサヤ、ユウヤとタチャモ。
あの難しいフライを走ってキャッチしましたよ。

一度でも捕れると、そこから自信がついてどんどん上手くなる子供達も沢山いますからね。
今となりでノックを受けている矢田主将もその一人です。


今年になって練習時間が増えた平成塾。
心なしか去年より上手になるスピードが早いような気がします。

この分なら、合宿明けにでも全員のポジションが発表できるようになるかも知れませんね♪


応援団

2008年05月29日 | 歴史
塾長が江戸川球場から戻ると、既に自衛隊が一部の塾生達にノックを始めてくれておりました。


率先して後輩の指導にあたる自衛隊。

ほーほー
相手が投げた球には当たりませんが、自分でトスした球なら当たるらしい。



このように卒部生が手伝ってくれる事は本当に助かります。
で、この日は色々な卒部生達が来てくれましたよ。


涼音はアヤカと共に参上。

日本代表のユニフォームに身を包み、先日は元広島カープの監督を努められた古葉さんに投げ方を教わったそうな。
随分と球が速くなった様子です。

そして・・・


第三代の主将を務めた矢田くん登場。

相変わらず清潔感に満ちたスタイルです。
何でも現在は通っている中学で野球部作りに貢献しているそうで。
久々にノックを受けさせて下さいと、真剣に汗を流して行きました。


最後はコウタとコウタママ。

今日は所属しているチームの練習が無いそうで、久し振りに平成塾の雰囲気を味わいに来たそうです。
帽子にはADのマーク。
コウタママ曰く、アシスタント・ディレクターだそうです。


みんな平成塾を卒部したり離れても、ここで苦労した事は良い思い出になっているみたいですね。

いつでも遊びに来て下さいね。


江戸川球場

2008年05月28日 | 歴史
先日の練習で塾長は午前中に少し抜けさせてもらい、教え子の様子を見に江戸川球場まで行って来ました。


さすがは公式球場。

ネットやフェンスも高く、照明設備や応援スタンドも有りますよ♪
塾長は高校生の時に、一度ここで試合をした事が有ります。
懐かしいなぁ・・・


塾長がスタンドに座ると、ちょうどトヨタの選手達が紹介されていた所。
教え子の顔を見るのも3ヶ月ぶりくらい?

日頃は名古屋を中心に全国を遠征試合で転戦する選手達。
鍛え抜かれた集団の筈ですが、なぜかキャピキャピしております。


太陽誘電の先攻で試合開始。

トヨタのエースはオリンピック米国代表のリッター投手。
対する太陽誘電は同じくオリンピック日本代表の坂井投手。
かなりの投手戦が予想されますね。


試合は息も詰まりそうな投手戦。
お互いに一歩も引かず相手に得点を与えません。

トヨタの選手達はチェンジの度にみんなが集まってハイタッチ。
円陣とも違って、みんながみんなの検討を讃え合うのです。
が、見ようによっては、エサに集まる鯉の集団のようにも見えます。

途中、相手チームの盗塁を二塁の塁審がミスジャッジ。
誰が見てもセーフの所を声高らかに「アウト~ッ」。
これには相手チームもたまらず、選手と監督で猛抗議。
「私がアウトと言ったらアウトなのよぉ~っ! キーッ!」
と言ったかどうかは解りませんが、トヨタはこの判定に助けられました。


試合は大詰めの最終回。

太陽誘電は二死二三塁からライト前ヒット。
トヨタの一塁手伊藤がライトからのボールを貰って、ちょっと気を抜いた隙に二塁ランナーもホームイン。

重たい2点がトヨタナインにのしかかります。


試合はこのまま太陽誘電が逃げ切り。
投手戦に幕を下ろしました。

素晴らしい投げ合いでしたが、途中でもう少し何とかできそうな試合でしたね。
今後のトヨタナインの奮起に期待致しましょう。

で・・・
へ?
教え子?

はい、試合に出ませんでした。

なんだよぉ・・・・
と言っても、社会人のチームともなれば全国からつわもの共が集まっていますからね。
ここでレギュラーになるのは並や大抵ではございません。
しっかりと精進してくださいね。

その晩、教え子から電話がかかって来て色々とお話しを致しました。
次回はきっと試合で活躍してくれる事でしょう。


クロスプレー

2008年05月27日 | 歴史
今日は炎天下の下、娘の小学校の運動会。

歯を喰いしばって真剣な顔で全力疾走する子供達を見ていると、何故か感動して涙が出て来る塾長です。
大塚愛の「さくらんぼ」で、こんなに泣けるとは思いませんでした。
これだから運動会は辛いのう・・・・


さて、せっかくの公式グラウンド。
外野には青々と茂った芝生が有ります。

日頃は適当なスライディングを見せる塾生達。
絶好の機会なのでスライディング練習をさせてみました。


まずはキャプテン。

なんとも思い切りの悪いスライディング。
なんだ? 家に忘れ物でも思い出したのか?


続いてケイゴ。

届いてないぞ・・・・
相手の目の前で日光浴か?


スライディングと一口に言っても、ちゃんとした姿勢を知らないと怪我の元になります。
過去にスライディングの失敗で足を骨折した選手を、塾長は何人も見て参りました。

一通りやらせてみた所で、全員を集めてスライディングの講習。


まずは全員を座らせて、重心をかける場所を教えます。

この基本姿勢ができないと、スパイクが引っ掛かった段階で足首の骨折をするんですよ。
みんなどこに重心を置くか、きちんと意識してね。


続いてバランスの取り方。

意外な場所でバランスを取ります。
これは言われないと、見てるだけでは解らないわね。
みんなしっかり覚えてね。


最後に模範演技。

塾長の左足の甲に注目。
この使い方を覚えると、膝も擦り剥かないしスピードも落ちません。
ユニフォームに穴を開ける心配も無くなりますよ。


本当に覚えたか塾生にやらせてみました。

綺麗に入るユウタ。
この形で入って来れば、どこも怪我をしないしスピードも落ちません。
お見事なスライディング。


滑り込むだけでは勿体無いので、ついでにタッチプレーの練習をさせてみました。

ボールを持って待ち構えるキャプテン。
えらい近くから滑り込みを始めるミキ。

今まではスライディングが止まるので、こんな距離から滑り始めていたのでしょう。
けれど、正しいスライディングを覚えたら、この距離ではキャプテンを弾き飛ばすよ。


塾生達の下手なタッチに切れる塾長。

タッチの仕方も知らんのか?
ったく・・・・ 一から十まで全部言わんと・・・ ブツブツブツブツ・・・・

正しいタッチと間違えたタッチの違いを見せます。
これだとアウトにならないでしょっ!
思わず力の入る塾長に、モデルになったケイゴが「痛~い」


日頃の努力

2008年05月26日 | 歴史

せっかくの公式グラウンド。

気持ち良くボールをかっ飛ばさせてあげましょう♪
と始めたバッティング練習ですが・・・


キャプテンのバッティングフォームは既に結果が丸解り。

なんで打つ前から身体が正面を向いてるの?
あれほど言ったのに、日頃きちんと家で素振りしてますか?


腰は閉じているゆうやのフォーム。

確かに腰は閉じていますが・・・・
タチャモが危ないっ!

いったいどこへ打つつもりじゃい?
真横に立っていて危ないって、どういうこと?


不思議と当てるタチャモ。

こんな玩具みたいなバットで、きちんと当てるのは難しいだろうに・・・
しかも回転軸がしっかりとしているので、当たれば飛びます。


ほとんど真上から落ちてくるボールを打つジェッター。

いくら遅く投げろと言ったって、これではかえって打ち辛いだろうに。
往年の江川卓が投げたカーブのような落差。
これを正確に打てたら、どんな変化球投手でも打てそう・・・


絶対に打てそうも無いアチャモ。

ボールは見て無いわ、回転軸は前にずれるわ。
家で少しは素振りしたらどうなんだ?
このままだときちんと打てるようになるには、あと2世紀くらいかかるぞ。


市川コーチのように打ってみたいタンタン。

どうですか?
駄目だね。

それにしても、バットを振っているすぐ側を歩いても危険を感じないってどうよ。
タンタンなめられてるぞ、もっと思い切り振らんかいっ!


塾生諸君。
バットをもっと振りなさい。
正しいフォーム以前に、1球ごとに違うフォームで打ってるんじゃないっ!

ったく・・・・


血と汗と涙の合宿

2008年05月25日 | 歴史

平成塾では今年の8月8日から1泊で合宿を計画しております。

本日、その合宿所での説明会に参加して来ましたので、塾生にちょこっと合宿所をご紹介致しますね。


塾生が血と汗と涙を流す合宿所の入り口。

全員、覚悟して参加するように。


塾生が血と汗と涙を流す中庭。

生憎の曇天でしたが、緑が生い茂って青々としていました。


塾生が血と汗と涙を流す中庭を上から見たところ。

ずっと奥に見えるのが多目的広場。
宿泊施設からグラウンドまでは徒歩1分。
塾生達は走って10秒。


塾生達の血と汗と涙を吸い込むグラウンド。

他にも公式野球場がすぐそばに有りますが、今年の平成塾はそこまで必要無さそうですね。


塾生達が血と汗と涙を流す森。

合宿所の目の前に有ります。
門を出たら、そこは森。


塾生達が血と汗と涙を流す森2。

実は中は意外と広くて、アスレチックコースなどが沢山用意されています。
等身大?の恐竜の滑り台なんてのも有りますよ。


塾生達が血と汗と涙を流す吊橋。

こんな感じのコースが延々と続きます。
夜は血と汗と涙、涙、涙のコースになる事でしょう。
さすがに、ちと怖いと思うよ・・・・


塾生達が血と汗と涙を流す体育館。

たとえ当日が雨でも、しっかりと血と汗と涙を流して頂きます。


塾生達の血と汗と涙が枕に浸み込む寝室。

夜は泣きながら寝て下さい。


塾生達が鼻や口から血を垂らしながら食事をする食堂。

随分と改善されて、食事はバイキング、ドリンクバーは飲み放題だそうです。


塾生達が血と汗と涙を流す洗面所。

下手な塾生ほどお世話になりそうな気がしますね。


塾生達が血と汗と涙を落とすお風呂。

みんなで泣きながら入るお風呂は楽しいかも♪


さて、こんな施設でございます。
塾生以外はとても楽しそうな場所ですね。

因みに気になる費用ですが。
一人3千円から4千円の間で済むでしょう。
ガソリン代や今後の計画次第になりますが、決まりしだい別途御連絡致します。

尚、合宿の参加は塾生、指導陣、卒部生、父兄及びその家族と致します。
近々に出欠を取りますので、皆様のご予定を確認しておいて下さい。


投げ方に見る特性

2008年05月25日 | 歴史
さて、アゲアゲエブリ騎士に乗せて練習した投球フォーム。
実際のグラウンドで、どれだけ塾生や選手達が意識しているか検証してみましょう。


まずはケイゴのスローング。

驚くべき肘の低さ。
更には腕が振られる前にボールがリリースされている出鱈目さ。

女の子が「ちょっと何言ってるのよぉ」なんて言いながら相手を軽く叩いているかのような投球フォームでございます。
これでは思った所にボールが行く筈が有りません。

これは本人が直す気が無いと、1年や2年では直りませんね。
相当重症でございます。


あれほど言ったにも関わらず、体重移動の前に投げ始めるバージル。

しかもバックスイングの際の肘の低い事。
何も話しを聞いていなかった事を見事に露呈していますね。
このままだと、6年生の途中で肘を壊す事になるでしょう。


少しまともなチュウタ。

ここへ来て、やっと言いつけを守っている選手がおりました。
この形で投げ続けてくれれば、どこも故障する事無くだんだんと球も速くなりそうです。


力任せに投げるユウヤ。

右手の形はまあまあとして、左手の使い方がなっていません。
また体重移動が終わる前に投げ始めているのがよく解ります。
せっかく強い肩を持っているのだから、今の内に正しいフォームを覚えてね。


地味に言いつけを守るジェッター。

言われた事に注意しながら投げているのが解ります。
今はぎこちないけど、正しいフォームで投げようとしている姿勢は立派。
良い肩を持っているので、フォームが固まった時が楽しみです。


何気に体重移動ができているタチャモ。

膝の使い方といい、わりとセンスが有るかも。
野球を始めてから1ヶ月、わずか数回の練習でここまで来れば立派です。
意外と早い段階で上手くなりそうな予感。


左手の使い方が抜群に良いタンタン。

並み居る塾生や選手の中で、もっとも上手に左手を使います。
教えた事はともかく、教えていない左手の使いが良いってどうよ。
ともかく、左手の使い方が上手いので体重移動もスムースですね。


最近伸び悩んでいるナオキ小。

右肘の高さは良いのですが、体重移動が終わる前に投げ始めています。
この投げ方だと、上半身が投げ終わる頃に下半身が投げる体勢になりません。
結果、後ろに体重が残った状態となり、速いボールが投げられないのです。


上半身は完璧のミキ。

右肘の高さ、腕の曲がる角度、左手のたたみ方、胸の張り方など、上半身は完璧なフォームです。
けど、腰が開いて下半身は体重移動ができません。
このままだと、投げる方向とは違う方向に体重が移動してしまいますね。


投げる直前までは綺麗なフォームのユウタ。

ここまでは完璧なフォームです。
後はボールさえ投げなければ、とても綺麗なフォームに見えるんですけどね。
最も体重移動を覚えて欲しい塾生の一人。


さて、塾生と選手諸君。
自分の投球フォームを写真で見た感想は如何ですか?
思った通りに投げていましたか?
それともこんな筈ではと思ったのでしょうか。

日頃、指導陣から言われている言葉をもう一度思い起こして、じっくりと自分のフォームを矯正して下さいね。


DJオズマ

2008年05月24日 | 歴史
今日は予定が重なり、なんと10時間も野球に関わっていた塾長です。
こんなに長い時間野球してたのは高校以来じゃない?
既にヘロヘロでございます。


さて、朝7時には家を出てプチ塾生達をピックアップ。
車の中では恒例の朝御飯インタビュー。

今日の塾生の朝御飯は?
「えーと・・・ パン2枚と変な野菜でした」
変な野菜 【・_・?】

「僕は生玉子御飯でした」
へ? それだけ? (-"- )

うーむ・・・
最近朝御飯インタビューをしていなかったので、お母さん達にも油断が見られますね。


さて、この日の谷中グラウンド。

まだ8時前だと言うのに、気温は既に20度を上回っています。
しかも梅雨時特有の湿気が出て、かなり身体がべたつきますね。


この日はいつもお世話になっているビーバーズの選手達も合流。
午前中の試合に備えて、平成塾と一緒にアップを行います。

例えビーバーズと言えども、平成塾で練習するからには挨拶も平成塾流。
きっちりとやり直しをさせられました。


ストレッチも平成塾のメニュー通りに進みます。

中にはこのストレッチの段階で悲鳴を上げる選手も。
ビーバーズのキャプテンは身体が固いのです。


なぜ、このストレッチが必要かを解説する塾長。

膝を入れるだけで体重移動ができる事を教えます。
体重移動が瞬時にできれば、捕ってからボールを投げるのも早くできますね。


続いて先々週の復習。

ボールを投げる際の体重移動。
投げる直前のタメの作り方を教えます。


みんな真面目にやっているのですが・・・

知らない人が見るとDJオズマの振り付けのよう。
♪な~な~なななな、ななな~


体重移動が終わろうとしたこの時に初めて・・・

上半身は投げる体制を作ります。
投げる腕の肘は肩より1cmでも高く、グローブを持つ手はたたみ始めて・・・


投げるのじゃ。

腕を振り下ろした際に、投げた腕の肩は軸足の膝の前。
軸足1本で立てるバランスを大切に。

たったこれだけの事なのに。
何故か大半ができない連中なのでした・・・・


明日は丸1日平成塾

2008年05月23日 | 業務連絡
明日は丸1日の平成塾になります。
塾生はいつもより多めに水分を持って来ること。
またお握りを忘れずに持って来て下さいね。
朝一番でお昼御飯が準備できなかった家庭は、以下の行動予定をご参照下さい。
また、睡眠時間をたっぷりと摂ることを守ってね。

朝は7時20分にプチ塾生をピックアップ。
谷中グラウンドの集合は7時半ちょうどです。

7時半からグラウンドの周りでアップ開始。
8時ちょうどにグラウンドに入ります。

前回同様、ここでは体重移動に注意してキャッチボール開始。
できていない塾生は1球毎にグラウンドを走りますから、今日の内によく復習しておくように。

9時半から塾長はいったん練習を抜けます。(ごめんね)
塾長不在時の指揮は市川コーチが取りますから、塾生は市川コーチの言う事をよく聞くように。

10時、谷中グラウンドでの練習終了。
プチ塾生は車で、その他の塾生は自転車で大谷田公園へ移動。
大谷田公園ではピン球とかゆうボールを使って、みんなで遊んで下さい。
卒部生が大勢来てくれると助かります。

12時、大谷田公園で昼食。
ちゃんと手を洗ってね♪
12時半、辰沼小へ移動開始。

1時から辰沼小グラウンドで本格的な練習開始。
1時半頃に塾長は戻って来れるでしょう。

5時、練習終了。

後は天気が持つ事をみんなで祈りましょう。


えいっ!

フライ一丁

2008年05月16日 | 歴史
日頃、塾生達が何気なく受けているノックの中に、フライを捕る練習が有ります。
実はこれ、意外と打つのが難しいんですよ。

野球をやった事がある人なら適当なゴロは打てるのですが、フライをイメージ通りの高さに上げて狙った場所に落とすのは至難の業。
内外野のフライを打ち分け、難しい場所に落とすのはノッカーの技術なのでございます。

チームによっては機械を使って外野フライの練習をしている所も有るようですが、機械で放ったボールと実際に人が打ったボールでは回転その物が異なり、機械で練習している子供はなかなか実際の打球に慣れません。
俗に言う「生きたボール」と「死んだボール」の違いですね。

平成塾は6年生ともなると、みんなフライを捕るのが上手くなりますが、これもフライを打てる指導者が沢山揃っているからなんですよ。
塾生達は全く気付いていないみたいですが・・・・
実は非常に恵まれた環境で練習していたりします。

それを理解したら、次回からはもう少し上手く捕ってね♪


周って来~いっ!



バッティング練習

2008年05月15日 | 歴史
キャッチボールが終わり、この日の練習はバッティングから。

平成塾名物、横一線にホームベースを並べて、各コーナーで一斉にバッティング練習が始まります。
こうする事で各塾生の待ち時間が少なくなる他、ボールを拾うのも全体で行う事ができますね♪


相変わらず腰の入ってないバッティングをするQoo。

このスイングでは当たっても遠くに飛びませんね。
もう少し振り切る練習をしないと駄目です。


まだスイングその物ができていない塾生には、卒部生が個別指導を行います。

バットの持ち方、構え方、体重のかけ方、左腕の使い方、右腕の使い方、頭の位置、足の出し方・・
そんなにまとめて言われても覚えきれな~い(泣っ)


こちらでも丁寧に個別指導。

ただひとつ不安な点は・・・・
自衛隊が指導している事だけです。
打てるようになるんだろうな?


打撃フォームは十人十色。

左脇ががら空きなのに、不思議と正確にボールを打ち返すユウヤ。
まあ、当分放っておきましょう。
今は細かい所を直すよりも、大きく育てる方が先決です。

プロ野球選手を見ても打撃フォームは人それぞれ。
特にボールを待つ間のタイミングの取り方は千差万別ですね。

けれど、ミートする瞬間はどんなバッターでも共通している事が有ります。
しっかりとボールを見る。
身体(腰)を開かない。
最後まで振り切る。

塾生達もタイミングの取り方は好きにして良いけど、最低限として上の3つだけは守ってね。
日頃から素振りをしていないと、なかなか守れないから頑張ってよ。


プチッ

惜しいっ!


フォーム矯正

2008年05月14日 | 歴史
塾生達の投球フォームを直すべく体重移動を教えます。
投げ始める前の重心の置き方、体重を移動する際の足の付き方、投げる際の重心の位置など。


現在の自分の体重がどこにかかっているのか悩むユウキ。

え~と・・・・
これがこうだから・・・・

こうして意識する事が大切なんですね。
こう言う練習をしておくと、将来自分の投球フォームが崩れた際に、おかしい場所をすぐに発見できるようになりますよ。
それでも、この日の成果が軸足に現れていますね。


こちらは軸足に体重を乗せた際の膝の使い方を念入りに指導。

ほんの僅かな違いで、球の速度やコントロールに大きく影響して来ます。
また、人の身体は曲げる方向が少し変わっただけで筋肉の使い方が変わるんです。
細かい動作ですが、これから筋肉が付き始める塾生達にとっては、将来大きな違いとなって来ますよ。


軸足にしっかりと体重を乗せるタンタン。

朝来る時にはHコーチに裏切られましたが、既に泣き止み練習に集中しています。
大人なんか嫌いだっ!


主将の防衛大。

投げる際の軸足に体重が乗り切っていない事が解ります。
体重移動はされていますが、重心が投げる方向とは違う方向へ流れていますね。
これだけ綺麗な腕の振りをしているのに、球が今一速くならない理由を証明する一枚。


ここまでは完璧なフォームのユウタ。

後は球さえ投げなければ、プロ野球選手と同じフォームです。
最も体重移動を覚えてもらいたい塾生の一人。
それでも今回で軸足に体重が乗るようになりましたね。


きっちりと軸足に体重を乗せるナオキ小。

彼も主将と同じで、体重移動の際に投げる方向とは別な方向へ重心が移動します。
素早い動作から2塁へボールが届かないのはその為。
これからしっかりと体重のかけ方を身体に覚えこませますよ。


将来のエースとして英才教育中のジェッター。

投げるフォームが段々と窮屈では無くなって来ました。
既にピッチャーのフォームになりつつありますね。


まだ左手の使い方を教えていないので、右腕が振り切れていません。

上半身を回転させる際には、モーメントを小さくする事によって回転速度が速くなります。
フィギュアスケートのスピンと同じ原理なんですね。
それには振る腕だけで無く、上半身全体のバランスが重要になって来ます。


2年生にして、ほぼフォームが完成しつつあるハットリくん。

低学年でこのフォームで投げられれば立派です。
体重の移動、重心の位置、肘の高さ、腕の振り方、どれをとっても申し分無いですね。
ここの所、急激に上手くなりつつあるハットリくんです。


塾生達はこの体重移動をしっかりと身に付けて下さいね。
雨の日は、家の中でシャドーを行う絶好のチャンス。
次回、おさらいとチェックを行いますよ。


不細工

2008年05月13日 | 歴史
ボールを投げる時のフォームが格好良いか、みっともないかは腕の振りやイケメンかどうかも重要な要素ですが、最も大きく左右するのは体重移動にあります。

この体重移動、野球を始めた子供達にはまずできません。
それもその筈、自分がどうやってバランスを保って立っているかなんて、いちいち考えた事も無いでしょう。
その為に、現在自分の体重がどこにかかっているかなんて知ったこっちゃ無いのですから。

でも、この体重移動。
これをしっかりと覚えると、球も速くなるだけで無くコントロールも良くなります。
塾生達はこれが出来ていないから、球も遅けりゃコントロールも悪いんですね。

では、どこをどうすれば良いのか。
まずは体重移動を覚える前の写真で解説しますね。


塾生に限らず、投球フォームを教えると子供達に最も多いパターン。

体重移動が始まると同時に投げる動作も始まっています。
これは決してアチャモだけに限った事では無く、まだ投げる動作に慣れていない子供全般に見られる動作ですね。


一見すると格好良く見えなくも無いハットリくん。

けれど、体重移動が始まる前に投げる動作が始まっていますよ。
これでは上半身と下半身がバラバラ。
速い球が投げられる方が不思議な状態。


バッティングの才能は抜群なれど、投げる才能はまだ開花しないユウヤ。

腿と膝の使い方は理想的なんですけどね。
左手の使い方がなってないのと、やはり投げる動作が先行していますね。
下半身だけ見ると、巨人の上原と同じなんですけどねぇ。


こんな奴もいます。

体重移動どころか空中を飛んでいるタチャモ。
おいっ!
どこにも体重がかかっていないぞ。

こうして見ると、野球を覚え始めの子供達は、体重移動を行う前に投球動作に入っていると言う共通点が有りますね。
ボールを投げようと言う意識から、どうしても先に上半身が始動を始めてしまいます。

さて、美しいフォームで速い球をコントロール良く投げる為に、体重移動の徹底指導を行います。
この体重移動を覚えただけで、塾生達のフォームが生まれ変わりますよ。

明日のブログに御期待下さい♪



ウォームアップ

2008年05月12日 | 歴史
先週までの温かさが嘘のように、この週末は冬に逆戻りしたような気温です。
気温の低さが指導陣の服装によく現れていますね。


指導陣も卒部生も防寒対策を整えて、塾生達のアップを見守ります。

乾きが良いグラウンドとは言え、ストレッチは水気の無い犬走りの上で。
こんな所で衣服に湿気を残すと、後から必要以上に身体が冷えますからね♪


主将の号令に合わせて、塾生達は黙々とストレッチ。

防衛大の声も大きく、段々と主将らしくなって来ましたよ。
ひとりひとりの塾生達に気を配る事もできるようになって来ました。


さてストレッチは主将と指導陣に任せて、塾長は卒部生から近況報告を受けます。
局長の所属する野球部は、都大会目前まで行くそこそこの野球部なんだそうです。
「都大会目前まで行くのに、なんでそこそこなの?」と聞いてみると、野球部の顧問が全くの素人だそうで、的確な指示をしてくれないとボヤいております。
どれどれ、それならフォームをチェックしてあげようと、久し振りに局長の投げる球を見せて貰いました。

球は数段速くなっており、コントロールも良くなっていましたよ。
平成塾で投球の基本が身に付いていたので、筋肉が付けばその分だけ球も速くなりますね。
けど・・・
野球の素人が顧問と言うだけあって、フォームの中で危険な箇所を発見。
すぐさま矯正を行いました。


肘の使い方を念入りに指導。

野球経験者が見ると一目で解る、非常に危険な肘の使い方をしていました。
身体に筋肉が付き始め、球も速くなって来た時が肩や肘を壊す最も危険な時なのです。

それにしても局長の教わる態度は、塾生時代と全く同じ。
素直に指摘されたフォームを矯正していましたよ。



そうこうしている内に塾生達のストレッチも終了。
これからアップに入ります。


気温が急激に下がった日は、いつものようにストレッチを行っても実際には身体が温まっていません。
体内から温めてやらないと、筋肉が硬直している分だけ怪我に繋がるんですね。

全員にしゃがませて、その場で高くジャンプする事を指示します。
「号令に合わせて行くよ~」


しゃがんで飛んで、しゃがんで飛んで・・・

1っ!、2っ!、さん、4っ!、5っ!、ろく、7っ!・・・
世界のナベアツ風に、1セットでジャンプする事連続30回。

これがなかなか厳しい・・・
10回も過ぎると、塾生達の顔は歪み、全員の荒い息遣いが聞こえて来ます。
これを繰り返す事3セット。

さあ全員の身体から湯気が出始めた所で、本格的な練習の開始です。