インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

2006年総括

2006年12月30日 | 御挨拶
2006年のHei成塾も無事に終了しました。

指導陣の皆様、ご父兄の皆様、本当にお疲れ様でした。

塾生のみんなに於いては、楽しく野球が上手になったでしょうか?


長いようでいて短かった1年。
3年生の時に入部して来た現在の6年生も、あと3ヶ月でお別れです。
本当にお疲れ様でした。

今年1年間の総括としては、夏の暑い時も、冬の寒い時も、一人の負傷者も出さずに無事に終われた事が一番の喜びです。
これは常日頃から塾生達の体調を管理してくれている御父兄の努力、指導陣の細かい所まで行き届いた監視の賜物だと信じています。

一方、学校及び協議会は今年も1度の見学にも訪れず、来年以降はグラウンドを別の目的で使用する事を決めました。
それに対して、塾生達自らが立ち上がった事、全員で結束したチームワーク、自分達に何ができるか真剣に考えて行動もしました。
これは学校の授業よりも価値の有る経験だったかも知れません。

残念だった事は、年度始めの説明会まで開催したにも関わらず、無断欠席を繰り返し入部を取り消された者が3名も出た事ですね。

それでも残った塾生は真剣に学び、全力で練習を行いました。
その甲斐あって、先日の練習試合では大勝利を収め、今やこの地域では最も強い野球チームにまで成長しました。
これは塾生達の可能性のほんの1部分が花開いたと言う事でしょう。



人は子供に限らず、自分を理解してくれる人になびき、自分を評価される事に喜びを感じます。
昨今、いじめ問題から学校では家庭での「愛」が大切だと提唱していますが、どんなに愛情を持って接しても子供は成長しません。

逆に愛情だけで育てると、馬鹿な子供は馬鹿なまま大人になってしまいます。

自分達の子供を評価してあげて下さい。
子供達は、行動に出さなくても絶えず目や仕草で何らかの信号を出しています。
その信号を感じ取り、子供達の変化を家庭で評価してあげて下さい。

評価された子供はモチベーションが上がり、今までに無かった一面を見せてくれるでしょう。

また塾生は今すぐに評価されなくとも、現在の努力が必ず評価される時が来る事を信じて、絶えず自分を磨く事を心がけて下さい。

2007年が塾生及び塾生の家庭に於いて、素晴らしい年になる事を祈っています。



最後に、指導陣も常日頃から努力している事を付け加えておきます。
昨夜も仕事で疲れた身体に鞭打って、みんなで勉強会を行いました。



決して疑う事の無いように・・・・




粘るビーバーズ

2006年12月29日 | 歴史
時間も押し迫って最終回。

この回からHei成塾の未来のエース。
あつやがマウンドに登ります。


紅白戦で何度か投げた事はある物の、対外試合でHei成塾のマウンドを任せられるのは初めて。

そのピッチングに注目が集まります。


果たしてビーバーズ。
12点差とは言え、まだまだ諦めた訳では有りません。
このしつこさは村岡コーチのお陰 【・_・?】

下位打線からの攻撃ですが、しっかりとボールに喰らいついて来ます。


先頭打者は火の出るようなライナー。

しかし、この回からセカンドの守備に入ったポワワンがグローブを伸ばしてキャッチ。
あわや右中間を割られそうな打球を、ポワワンのファインプレーには見えないプレーで防ぎます。

あつやは制球が定まらず四球でランナーを許し、痛いタイムリーを打たれます。
左中間に抜けて大量得点となる所を、今度はこの回からレフトに入ったギンジがスライディングキャッチでボールを止めました。
この日、Hei成塾は1本の長打も許しません。

チーム一丸となってあつやを盛り立てます。

既に2点を返されますが、なんとかツーアウトまで漕ぎ付けたあつや。。
ランナーは三塁にいますが、続くバッターはボッテボテのショートゴロ。

オッケー♪ 終わった。
と思った瞬間。

ショートの名手ポロ和。
ファーストにボールを置きに行ってショートバウンド。
これを副大がファンブル。

なんと3点目を謙譲しました。


ショートのポロ和にムカッと来る所をおくびにも出さず、力投を続けるあつや。

最後のバッターを内野フライに打ち取り、ショート引っ込めと手で合図をした後に自らウイニングボールをキャッチ。

粘るビーバーズを13対4で下したのでした。



試合後の挨拶では、皆が堂々と胸を張っています。

審判のコールに、また一段と自信を深めた事でしょう。


最後まで諦めなかったビーバーズとガッチリ握手。

こんな試合の途中にスクワットをやらされるようなチームと試合してくれて、本当にありがとうございました。


改めて礼っ!

下手くそなのに、勝っちゃってすみませんでした。


相手ベンチにも礼っ!

次回は試合の途中でやらされるスクワットは200回までにしておきます。


最後に、多忙の中集まってくれた大観衆に礼っ!

今度は最後まで僕達を応援して下さい。



今回の試合では、本当にみんながよく打ちました。
恐らく来年の分の当たりも使い果たしたのでは?

と言う訳で、来年以降の試合は点が入るかどうかは保障の限りではありません。



圧巻

2006年12月28日 | 歴史
完全に流れを掴んだHei成塾。

守っていても大きな声がよく出ます。
声が出ると足がよく動き、守備もリズムに乗ってどんどん堅くなって行くものです。

ビーバーズも諦めてなるかと、必死の反撃を試みます。
セカンドカブのグラブを掠めて、痛烈なライト前ヒットを放ちますが、次の打者は鉄壁の内野陣に引っ掛かります。

キャッチャーべったんの肩を警戒して、なかなか盗塁できないビーバーズ。
走者を1塁において三遊間よりのショートゴロが。


これをショートのポロ和がさばいて、セカンドベースの上へ。
セカンドに入ったカブはそれを胸の所でキャッチ、すぐさまファーストへ転送します。

間一髪、惜しくもゲッツーは成立しませんでしたが、キャッチング、フォーメーション、スローイングとどれを取っても正確です。

ピッチャーの矢田主将も尻上がりに調子を上げ、全く付け入る隙を与えません。
3回も0点に抑えて、3回裏の攻撃に移ります。




この回から登場した子旦那。

軸足に体重を乗せてボールを待つ構えは、兄貴の旦那そっくりです。
また、期待をさせて凡退する所なんざ瓜二つ。

兄弟と言えば、もう一組。


兄貴の自衛隊に代わって出場した防衛大。

やはり積極的に攻撃参加はしないようです。
古くからの伝統は、きっちりと守られている様子。


しかし、この回。
下位打線で作ったチャンスを、リードオフマンが返します。


あつやにも1発が飛び出して、追いすがるビーバーズに止めを刺します。

あつやはこの日、3打席2打数2安打の大暴れ。
出塁率、得点率共に10割を記録しました。
トップバッターの重責を、これ以上無い結果で果たします。

さあ、こうなるとイケイケのHei成塾。


チョコも続けと・・・

チョコも・・・

チョコにはまだちょっと無理だったみたいです・・・

しかし、この後。
3番のポロ和が狙いすましてレフトオーバーのホームラン。
もはや誰も止められないHei成塾打線。

観客は・・・・  やんややんやの大騒ぎ・・・・??

と思ったら・・・・


お母さん達と言うのは不思議な生き物で、自分達の子供の活躍は見たいけれど、あまりにも大差がつくと負けている方に同情します。
ちょっとやり過ぎじゃない?
ビーバーズが可哀想でしょう・・・
何もあそこまで打たなくても・・・

何やら勝っているのに申し訳無い雰囲気が漂うHei成塾ベンチ。
いったい、どーせーっちゅうのよっ!

そこへ全く空気を読まない副大登場。


副大の放った打球は、放物線も描かずにライナーでセンターの遥か向こうへ。

体育館の手前まで運ぶ本日2本目のホームラン。
Hei成塾、この回だけで3本のホームランで大量6点を入れました。

この日のHei成塾打線。
1番、3番、4番、5番と一度もアウトにならないばかりか、全員がホームランを記録します。


ここでバッターは気遣い屋のポワワン。
日頃はポワーッとしていますが、しっかりと周りの空気は感じている様子。


きっちりと凡退して、相手チームからは当然、味方ベンチからも拍手を浴びます。


得点は13対1。


公式戦であれば、既にコールドとなっているスコアです。


あまりの大差に、代えられた選手達も試合に集中していません。
ま、こいつらは何時でも集中してないんだけどね。

塾長の横で、ペチャクチャペチャクチャ。
お前らはお母さんの集まりかっ!


この日、5回目の50回のスクワットを命じられるプリとピーとナッツ。


応援団にしらけた空気が蔓延する中、いよいよ最終回の守備に散ります。



中押し

2006年12月27日 | 歴史
初回に主導権を握ったHei成塾。

この流れを自分達の物にする為には、2回の守備で得点を与えてはいけません。
今年の夏頃まではピッチャーのストライクが入らない。
内野ゴロもアウトに出来るか解らないと言った脆弱な守備陣。

しかし、現在は生まれ変わったように鉄壁の守備を誇ります。


守備に就く位置、守っている態度にも余裕が感じられるようになりました。

ピッチャーの矢田主将もピッチングのコツを会得したらしく、明らかな四球などを与えません。
随分と隙の無いチームに育ったものです。

しかし追いすがるビーバーズ。
この回鈴音がヒットで出塁し、盗塁からワンアウト2塁のチャンスを作ります。

ここでビーバーズのバッターはエースで4番の綾。
現在のビーバーズの中で最も当たっているバッターです。

得点差は3点。
とは言え、試合の流れと言う観点から見ると、ここでの1点は大きな得点となるので何としても与えたくは有りません。

全員が緊張した瞬間。

1塁の塁審からタイムのコールが・・・


塁審を務める板長。

どうやら出前の電話を取っている様子。
おーい・・・ こんな所で困るんですけど・・・・

すぐに終わるかと思ったら、注文が多いらしくなかなか電話が終わりません。
仕方が無いので、代走ならぬ代審のあばちゃんが1塁へ。
まじかよー・・・

結局、出前の電話で気をそがれたビーバーズ。
痛烈なショートゴロで二塁走者の鈴音が飛び出しますが、ショートポロ和がさばいて三塁へ。

あつやが待ち構えてタッチをして二死となりチャンスを潰します。

ここでも先日の屋内練習が活かされました。
簡単なプレーに見えますが、ポロ和はゴロの正面に入りながら走者を確認。
正面でボールをキャッチすると即座に足を入れ替えてスナップスローで三塁へ送球。

三塁ではストライクで来た送球をあつやがキャッチ、ベーズを跨いで足を開いて待ちます。
ランナー鈴音はあつやの足の間に滑り込む事しか出来ず、あつやは難なくタッチして審判にアピール。

物の見事に学習と練習されたプレーでした。

この回を0点で切り抜けると、流れは完全にHei成塾。
どんなに強いチームでも、1回流れを失うとそれを取り戻すのは容易な事では有りません。


2回の裏、先頭打者は自衛隊。

際どい球に手が出ませんが判定はボール。
自ら攻撃参加はしませんが、災害派遣と同様に四球で一塁へ向かいます。

続くあつやは、3球目を叩いてライナーで左翼線へ。
一塁から長躯自衛隊が本塁へ向かいますが、当たりが痛烈過ぎてエンタイトルツーベース。

またしてもノーアウトで二塁三塁のチャンスを作ります。


ここで迎えるバッターは、くるみに代わってレフトの守備に入った公平。

打席での構えも充分と様になって来ました。
後はバットさえ振らなければ格好良いのですが・・・

この公平の余裕の有りそうな構えにびびったか、3球目にビーバーズのピッチャーがワイルドピッチ。
やった楽して追加点と思ったその時です。

何を考えたか、本塁と三塁の中間で様子を見ている自衛隊。
本塁に突っ込む訳でも無く、三塁に戻る訳でも無く、本国からの指令を待つイラク復興支援隊のような中途半端な動き。

当然のようにボールを拾ったキャッチャーに追い回され、三本間で挟まれてアウト。
バッターの公平も凡退してツーアウト。

チャンスを物にしないで無駄にするのは、充分に流れを相手にやってしまう原因にもなります。
ああ・・ここまでかと思った矢先。

三番ポロ和、四番べったん、五番副大の連続ヒットでこの回3点。
本当なら4点なんだけどねー

クリーンナップの強力打線で、無理矢理流れを引き戻しました。
得点も7対1と差が広がります。
本当なら9対1なんだけどねー









試合開始

2006年12月26日 | 歴史

先攻のビーバーズ。

フォアボールでランナーを出すと、すかさず盗塁。
キャッチャーべったんの送球は僅かにそれてセーフ。

その後、ワンアウトでランナーを三塁に進めると、きっちりと一発でスクイズを決めました。
さすがは鍛え抜かれたビーバーズ。
1本のヒットも無しで見事な先制です。

いつもならここで崩れるHei成塾。
しかしHei成塾もこの1年で随分と鍛えられました。
後続を許さず1点止まりに抑えます。

初回Hei成塾の先頭打者はあつや。
4年生でHei成塾の核弾頭を務めます。


打席で何度も何度も深呼吸するあつや。

緊張しているのがこちらまで伝わって来ます。

しかし、もっと緊張していたのがネクストバッターサークルにいた早太。


真新しいバットを抱えて、今にも心臓が飛び出しそうです。

果たして買って貰ったばかりのバットの芯で、ボールを捉える事ができるのでしょうか?

大勢が注目する中、先頭のあつやはデッドボールで出塁します。
若干ほっとした表情をするあつやとは対照的に、死刑台に運ばれるような表情の早太。


緊張のあまり、早太は今にも泣きそうです。

相手ピッチャーにも緊張が伝わったのでしょうか?
早太に神経を向けている間に、あつやが楽々と二塁を盗みます。


あつやの好走塁のお陰で、ノーアウトで1打同点のチャンス。

けれど打席の早太は、チャンスが広がれば広がるほど、心臓が口から飛び出しそうになります。

で、続く投球はにぶい音を立てて早太の背中に・・・
本当に口から心臓が飛び出る所でした。

二者連続のデッドボールで無死1塁2塁のチャンス拡大。
しかし・・・


早太は緊張から開放された為か、デッドボールが痛かった為か、1塁上で泣き崩れあっさりと代走くるみと交代です。

早太の新しいバットは、一度もボールに触れる事無くベンチに引っ込んでしまいました。

続く3番ポロ和もデッドボール。
珍しくも先頭から三者連続デッドボールでノーアウト満塁。

これがメジャーリーグなら初回から大乱闘になっている所でしょう。

ビーバーズのエース綾の思わぬ乱調で、初回から大きなチャンスを貰ったHei成塾。
バッターボックスには願っても無い4番のべったんが入ります。

べったんは落ち着き払ってボールを見逃し、カウントノーツーからの3球目。
真ん中に入って来た力の無いストレートをバット一閃。

打球はライナーでレフトの頭上を遥かに越えて、グラウンドの端に張られているネットの中断まで飛びました。


本塁でべったんを出迎えるポロ和。
遥か向こうに見えるネットの中断までライナーで運びました。

すげぇ~・・・
ナイスバッティング♪
Hei成塾ベンチはやんややんやの大喝采。

ノーアウトからの満塁ホームランで、Hei成塾はあっさりと4対1と逆転です。
と、思われた瞬間。

アウト~ッ!
審判のコールに全員が「え?」。

べったん、本塁の踏み忘れでアウトの宣告。
記録上は三塁打、得点も3対1となってしまいました。

はあ?
何やってんだお前?

たった2秒前まで賞賛の嵐だったベンチ前。
罵詈雑言、罵倒の渦と化します。



しかしそんな雰囲気を振り払ったのが副大のバット。


物の見事に左中間へ連続ホームランを叩き込みます。

今度はきっちりとホームを踏んで、再び4対1と3点差としました。

しかし強力打線もここまで。


続くカブは大方の予想を裏切らず凡退。


二死から主将がショートとレフトの非常にエラー臭いヒットで2塁を陥れるも。


極度の緊張から生まれてこの方、こんな真面目な顔をした事の無いプリが凡退。

それでもHei成塾。
この回4点を入れ、物の見事に逆転です。
本当は5点だったんだけどねー

出るべき人が出て、打つべき人が打つとチームは波に乗ります。
Hei成塾、初回で主導権を握りました。



嵐の前の静けさ

2006年12月25日 | 歴史
試合慣れしているビーバーズと違い、塾生達は日頃と違う事が行われるだけで緊張して行きます。

試合前ともなると、その緊張は最高潮に達します。
ちゃんと捕れるだろうか。
思った所に投げられるだろうか。

自分で自分を信用できなくなる一瞬です。


ベンチ前っ!

主将の掛け声に、全員が列線を作ります。


対するビーバーズも一列に並び終えました。

ベンチ前で独特の掛け声を発し、チーム全体を盛り上げます。



集合っ!

審判の掛け声と共に、一斉にグラウンドに飛び出す選手達。


行くぞ~っ!  おお~っ!!

全員が大きな声を出して、挨拶の線まで全力疾走。


ビーバーズの主将は、いつも一緒に練習をしている鈴音です。

主将を先頭に、背の順に綺麗に列線に並びました。


Hei成塾は、挨拶の時だけプチ塾生も参加します。
その為、やたら列線が長くなりました。

両軍が大きな声で挨拶を交わし、塾生達が一斉にポジションに散ります。


試合前のジャンケンで負けたHei成塾は後攻。

矢田主将はやたらジャンケンが弱いのです。
試合前のジャンケンで勝った試しが有りません。


応援団も緊張している様子。

試合前独特の雰囲気に、控えの塾生も言葉が少なくなります。


グラウンドにいる全員の視線を浴びている先発の矢田主将。

今日は球が走っています。
決して大きくない身体を目一杯使っての投球練習に力が入ります。



プレイボール。

さあ、いよいよ試合開始となりました。


納会?

2006年12月25日 | 業務連絡
指導陣及び父兄の皆様おはようございます。

一昨日の試合はお疲れ様でした。
あの後、塾長は4時間に渡る昼寝をしていたのですが、その間に塾長の所へ沢山のメールが寄せられました。

そのほとんどが、試合の完勝おめでとうございます。
ついては勝利のお祝いをしましょう。
指導陣の納会はいつですか?
と言うものでした。

納会します?
みんな時間あるの?

やるとしたら29日くらいでしょうか?
その頃には皆さん既にお休みでしょうから、カラオケボックス辺りで騒ぎますか?

マルルあたりだと安いし・・・
万が一塾生が来たとしても子供は無料だし・・・

ご都合は如何ですか?


試合前

2006年12月24日 | 歴史

Hei成塾のアップが開始した頃。

グラウンドにいつもとは違う空気が蔓延します。


見慣れたビーバーズのユニフォームですが、朝からネットを用意してくれています。

そうです。
今日はビーバーズとの練習試合。

滅多に試合を行わないHei成塾。
この光景を見ただけで、既に塾生達は緊張を始めました。


アップも組織だって行われます。

さすがは百戦錬磨のビーバーズ。
試合前でも落ち着き払って、全員の統率がとれています。


対するHei成塾。

練習試合に応じてくれたビーバーズに、全員整列して御挨拶♪
今日は宜しくお願い致しま~す・・・・
挨拶の声も心なしか少し震えているような・・・

試合前独特の雰囲気に、塾生達は誰一人として笑顔が見られません。


キャッチボールを行う場所もいつもとは違う場所。

ビーバーズにグラウンドを半分貸す為に、Hei成塾は2組に分かれてキャッチボールを行います。
最初の組みはスタメンもしくは試合に出る事が予想されるメンバー。
なんと2年生のマチャキもこの組に選ばれました♪

全員声を出せ~っ!
さあ、行こうぜ~・・・
声は出るものの、なぜかみんな上の空。


試合前のバッティング練習が始まりました。

試合前にどんなに良い当たりをしても、試合に勝つ事は出来ません。
ここでの練習は、右打者は右側に、左打者は左側に打たせます。
つまり流し打ちをさせるのですが、これには大きな意味が有ります。

試合前に良い当たりをすると、どうしてもそのイメージが頭に残り、試合本番でも同じ打球を打とうとするものです。
流し打ちの練習をさせる事により、打者は腰の開きが無くなり、よりボールを手元まで引き付けるようになるのです。

これにより試合本番でもミートを心がけるようになる他、より正確なタイミングでボールを打つ事が出来るようになるんですね。


なかなか思ったように飛びません。

それともうひとつ。
試合前の打撃練習は、スタメンを決める重要な参考になります。

誰が調子が良くて、誰が調子が悪いか。
バッティングは一夜にして別人になる可能性も有るので、当日の調子を見てから打線を組むんですね。


綺麗にミートする副大。

右方向へ鋭い打球を飛ばします。
それでも当てるだけで無く、バットが完全に振りぬかれていますね。

まさにこの打撃練習の目指す所です。


ボールを見逃すべったん。

打撃練習とは言え、悪球には手を出しません。

打てよっ!
無茶を言うあばさきコーチにも知らん振り。
なかなか慣れて来たものです。


相変わらずポワッとしているポワワン。

緊張しているのか、全く感じていないのか、親でも解らないそうです。
打球もボーッと飛んで行きます。



約1時間に渡る打撃練習が終了し、主将の上がれの声がかかりました。
いよいよ試合のスタメン発表です。


塾長のコールを今や遅しと緊張する塾生達。

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

自分の名前が呼ばれたい。

けれど呼ばれたらどうしよう・・・


前列は呼ばれるだろう事を想像して、緊張の極みに達する塾生達。

後列、どうせスタメンでは無いだろうとタカをくくっている塾生達。

この後、後列のプリはスタメンをコールされ、返事の声が裏返っておりました。


スタメン

1番 サード     あつや
2番 レフト      早太
3番 ショート     ポロ和
4番 キャッチャー べったん
5番 ファースト   副大
6番 セカンド    カブ
7番 ピッチャー   主将
8番 センター    プリ
9番 ライト      自衛隊

以上がスタメンです。

さあ、試合の準備は整いました。
全員でサインの確認をした後に、審判のコールを待ちます。


2006年最終日

2006年12月23日 | 歴史
さあ今年最後のHei成塾。

天気も晴れ、気温も上がって穏やかな陽気となりました。
板長が参加するかしら【・_・?】

ちょっと早いけど、塾長は8時ちょっと前にグラウンドへ。
この時期は例によって二日酔いでございます・・・
ほとんど寝てません・・・

グラウンドに到着してみると、こんな早い時間にも関わらず。
既に塾生が来ています。


第2と第4の土曜日は早起き3人衆。

相変わらず早くから来て、始まるのが今や遅そしと待ち構えています。
元気に走って来て、大きな声で挨拶をしてくれました。
いいねー、君達は二日酔いじゃ無くて・・・

ところが・・・
ユウタだけちょっと様子が変。

何やら目に涙を溜めています。


塾長・・・・   うっ・・・・  あの・・・・

どうしたユウタ?

実は僕はHei成塾を辞めなくてはいけなくなるかも知れません・・・・

ただならぬユウタの告白に、何だ?どうした?と心配する塾長。
なんで辞めなきゃいけないんだ?

目にいっぱいの涙を溜めて、必死に涙をこらえながらユウタが報告します。

実は、前回グローブを忘れて帰りました。
グローブがもしも出て来なかったら、Hei成塾を辞めなさいとお母さんに怒られたんです。


ぐっ・・・・
必死に笑いをこらえる塾長。

ユウタ。
それはお母さんが正しい。
野球選手にとってグローブは手と同じ。
そんな大切なグローブを忘れて帰るような奴に野球をやる資格なんて無いんだ。

でも今は泣いていても仕方が無い。
宮尾コーチが来たら確認してみなさい。
グローブが出て来る事を祈って、グラウンドを走っておいで。

きっとお母さんに怒られた時は、心配で心配で夜も泣きながら寝た事でしょう。
それでもグローブが出て来る事を祈って、みんなとグラウンドを走ります。


朝の陽光の中、一生懸命グラウンドを走るプチ塾生。

みんなが来るまで、何周も何周もグラウンドを走ります。


この後、宮尾コーチがグローブを持って現れました。
このグローブ忘れて行ったのは誰だ~?

その時のユウタの嬉しそうな顔。
何度も何度も頭を下げてグローブを受け取ると、罰としてグラウンドを笑顔で走っておりました。

それでもみんなが来るまでは時間があります。

ところで、今日は何をするか知ってるか?
すかさずチョコが答えます。

はいっ!
ビーバーズと練習試合をしますっ!

おおっ 知ってるのか。
それでは試合前の野球選手って何をするか知ってるか?

・・・・・・・
一斉に黙るプチ塾生。

試合前の野球選手は素振りなどをして、自分のバッティングフォームなどをチェックするもんだよ♪


すかさずバットを振り出すチョコ。

赤い木のバットは、昔チョコのお母さんが使っていたものだそうです。
短いバットですが意外と重たい。
そのバットを塾長の前で一生懸命振るチョコ。


塾長どうですか?

う~む・・・ 身体が前に流れてるねぇ・・・
振り終わった時に、前の足の膝が伸びてないとねぇ。


こんな感じでしょうか?

う~む・・・
前より良いけど、何かちょっと違うなぁ・・・

ま、もっといっぱいバットを振る事だね♪
来年1年間で5万回くらいバットを振ってごらん。

そこへ現れたのはコウタ。

塾長おはようございます。
妙に元気の良いコウタ。


え~と・・・  

塾長の前からなかなか離れません。
何か言いたげなような、気付いて欲しいような・・・

おっ!?


見て下さい。

新品のスパイクでございます。
ピッカピカで傷も汚れもありません。

あまりの嬉しさに、家からグラウンドに来る時もスパイクを履いたまま来たのね♪
うんうん。
その気持ちはよく解りますよ。

でもスパイクで通行人の足なんか踏まないように気をつけるんですよ。

子供に限らず、自分の好きな事をしている時に道具が増えるのは嬉しいものです。
もっとも手っ取り早くモチベーションが上がりますね。

すると・・・
まだいました。


新品のバットを買ってもらった早太。

まだ買ったばかりで、バットにシールが残っていました。

早太も随分と野球をやる気になったものです。
このバットのお陰でしょうか?
この後のバッティング練習では今までの早太とは思えない当たりを連発します。

道具ひとつで気持ちが随分と変わるものですね。


さあ、時間も来てみんなも集まりました。

塾生行くぞ~!

お~っ!








本年最後

2006年12月19日 | 業務連絡
次回は本年最後のHei成塾。

11時よりビーバーズと練習試合を行う事になりました。


その為、ビーバーズも9時からグラウンドに入りアップを行う事となります。
ビーバーズにグラウンドを半分貸して上げて下さい。




さてさて、問題はストライクが入るかどうかですな♪


二次会

2006年12月17日 | 歴史
忘年会は盛り上がりに盛り上がりを見せ、ほとんどの人達が二次会へ突入。
指導陣は既に三次会ですが・・・・

二次会は当然カラオケ。
今宵は飲んで騒いで、歌って踊るぞぉ~!

あまりの大人数の為に、予約していたにも関わらず一部屋に入りきれず。
二部屋に分かれて大騒ぎする事となりました♪



♪俺の歌を聞け~っ

入るや否や騒ぎ出す501号室。
誰が聞いていようが、聞いていまいがお構いなし。

日頃の仕事のストレスを見事に発散します。
ついでに向こう半年分のストレス分も吐き出しておきましょう。



♪Easy to dance, easy to dance

みんな踊れ~っ!
騒げ~っ!

ほとんどルールなんて無し。
騒いだ人の勝ちです。


これだけうるさい隣の部屋では・・・


ペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャ

どうして女性が3人以上集まると、これだけ話題が切れないのか不思議です。

カラオケが始まってから、1時間も経過した頃・・・


あら、やだ。
誰も歌って無いじゃない・・・

なんで?
どうして誰も歌わないの?
お前の話しが終わらないからだよ・・・・

ようやく歌いだす502号室。

一方501号室では既に最高潮を向かえております。



♪できる事なら人生やり直した~い

いいぞー
サイコー
誰の歌だー?

とにかく誰かが歌ってれば良いのです。
飲んで騒いで歌って飲んで。

歌の上手い下手なんて関係ありません。
声が出てれば良いのです。



♪お~れ~は川原の枯れすす~き~

たまに静かになる事もあります・・・・




みんなで大はしゃぎする中、ビシッと決めて来たちょっと危ないいのちゃん。


でも、それ以上に危ないくるみママ。


今宵はみんな楽しく大はしゃぎ。
今年あった嫌な事を忘れるどころか、今夜あった事も覚えていない指導陣でした。


因みに塾長はこの後みんなとラーメンを食べて早々に帰宅。

他の指導陣は・・・・
はて?


明け方に塾長の家に誰かが自転車を取りに来ていました。









有志による忘年会

2006年12月15日 | 歴史
先日、地元の有志による忘年会が開催されました♪

日頃は一緒に食事をする機会も少ない人達が集まり、最初の内は理路整然と、後半からは言いたい放題。
最後の方は質問に質問で返すエンドレスな話題へと発展致しました。

みんな終始穏やかで明るく飲めて何よりです。


それでは、その一部始終をちょこっと御紹介。


夕方5時半。
ぞくぞくと集まるお母さん達。

ねえねえ子供と旦那はどうしたの?
ああ、子供と旦那ね・・・・知ったこっちゃ無いわよ。


あら? ○△□さんがまだ来て無いわ。

もしも~し、早くしなさいよ。
え? 晩御飯の支度? 朝御飯残ってないの?


こちらは今回のお店を手配して頂いたヒロイン2名。

ったく、本来の幹事を見ていられなくて・・・
ついついお手伝いしちゃったのよ。

ありがとーございましたー♪
本当に助かりましたー


ちょっとぉー

まだ飲めないの?
もう始めましょうよー


え~・・・

それでは時間も来たようですし・・・
そろそろ・・・しどろもどろ・・・
本当は私が幹事であったにも関わらず・・・・

うるさーい、早く飲ませろー


それでは皆さん、乾杯と行きましょう。

子供達及び皆さんのご健勝を祈念して・・・



かんぱ~いっ!






で、さあ・・・・   へぇ~・・・・   うそ~っ
私なんてさぁ・・・ え~っ?それならいいじゃん。
ペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャペチャクチャ


今年も辛い1年でしたね・・・・

・・・・・・

俺も就職した時には今と違って色んな夢があったんだよ・・・






こんな生活を夢見ていた頃もあったなぁ・・・


それがいつの間にか気がついて見ると・・・
職場での俺への扱いは・・・


こんな感じさ・・・



現実は厳しいすね・・・

その気持ち、とても良く解りますよ・・・・


ちょっとぉ。

そっちの暗い端っこ。
何を固まって悲しい話しで盛り下がってるのよ。


今夜くらい暗い話しは忘れて飲みなさいよっ!

今年あった嫌な事は全て忘れるっ!
だから忘年会なんでしょ。

解ってる?
だいたいあんたはね~


ちょっと、そこへ正座しなさいっ!

前から色々思ってたんだけどねー
聞いてるの?

ちょっと、そこの後ろのおやじ。
偉そうに煙草なんて吸ってるんじゃないわよ。


ちょっと、あんたぁ~

何をでかい図体して、勝手に真っ赤になってるのよ。
そんなんで良いと思ってるわけ?











え~・・・・  みなさん宴もたけなわではございますが・・・

何やってんのよっ!
まだ飲むのよ。
引っ込めー




栄養対決

2006年12月13日 | 歴史
降りしきる雨の中、電気もつかない狭い部屋での練習も無事に終了。

移動当初は寒かった部屋も、塾生達の熱気でムンムンになりました。
このエネルギーを無駄に放出しないで、お金に変える方法は無いものかしらん?

最後はいつも通りストレッチで締めくくります。


窓の外には細い雨が降り続いています。

主将の号令に合わせて、全員がきっちりとストレッチ。


狭いなー・・・・   お前もっとあっち行けよ。
お前が無駄に大きくなるからいけないんだろー

小さな小競り合いも何のその。
粛々とストレッチが行われます。


何しろ、一部屋に閉じ込められていたのはこの人数。

こいつら全員が、この狭い部屋で運動をしてたんだから、世の中やれない事はありませんね。

はーい、これで鮪漁船体験を終了しまーす♪
塾生、例っ!

こんな狭い所でも、全員無事に怪我人を出す事無く終了です。


何しろ6年生くらいから、急激に身体が大きくなり始める子供達。

これは脳の第一次成長が終了する事により、身体中から成長ホルモンの分泌が始まるんですね。
脳の中では今まで得た知識の整理が始まり、身体は食べれば食べるほど大きくなり始めます。
これは脳の第二次成長が始まるまで続き、同時に大量の睡眠を必要とする時期なんです。

知らない間に塾生達もどんどん大きくなりました。
どれくらい栄養が行き届いているのか、栄養の行き届いた浮浪者と背比べ。


まずはべったん。

ほとんど背は変わりません。


続いて副大。

こちらも背は変わりません。

背は変わりませんが、足の長さ、将来性、肌の状態、幸福度で塾生達の勝ちです。

因みに塾生達は今後ますます勝手に大きくなりますが、栄養の行き届いた浮浪者がこれ以上大きくなる為には科学の粋を尽くした手術が必要です。


将来、身体の大きくなった塾生にいじめられないように、今の内に少しだけ塾生に優しくしておいてあげようと心に誓う塾長なのでした。



ところで、板長の怨念で中止になりましたが、本当ならこの日は午後から指導陣の練習試合が計画されておりました。

練習試合を行ってから、夜の忘年会に突入する筈がポッカリと空いてしまったこの時間。
うーん・・・板長恐るべし。

で、どうなったかと言うと、とても真面目な指導陣。
ほんの少しの空き時間も無駄にはしません。


みんなで技術討論会を行い、日夜自分達を戒め、その技術向上に努めるのでした。

指導陣の偉い所は、みんなで真剣に勉強している時も、とても楽しそうにしている事ですね。





本領発揮

2006年12月12日 | 歴史
例え劣悪な環境であっても、塾生達は身体を動かしたくてたまりません。

何しろ全員が服を着ているエネルギーみたいなもの。
じっとしている事が何よりも苦痛なのです。

順番待ちしてグラブトスの練習なんざ、お茶を濁す程度の運動に他なりません。



それなら、やらせてあげようじゃないの。
日頃はあまり出来ないスライディングとタッチプレーの練習をする事に。

塾生達の嬉々とした表情を御覧下さい。


ランナーが指導陣の前を通過した瞬間に、ボールが野手に送られます。

タッチが遅ければセーフ。
また落球してもセーフです。

向こうの壁に立てかけてあるのは、ショック・アブソーバのトランポリン。
何しろ塾生達の真剣なプレーは勢いが有ります。


スライディングと言うより身体ごと突っ込んで来ます。

一見危険なようにも見えますが、実際の試合ではスパイクの歯を向けて来る奴も。
そんな奴への対処方法もこんな機会に教えます。


痛いんだけど楽しくて仕方が無い様子。

日頃は部屋でこんな事をしてたら怒られますからね。


アウトもセーフもお構いなし。

タッチする野手をふっ飛ばしそうな勢いです。
タッチする野手も、さりげなく相手をかわしていますね。


くそ~・・・・

微妙な判定です。
顔を叩かれた上に、アウトと言われたら身も蓋も有りません。


日頃はおしとやかなカナエも挑戦。

「行きますわよ・・・」
「来いっ!」


「やっぱりちょっと待って・・・」
「あれ?」

突っ込むのにはなかなか勇気がいるものなのです。


身体の大きな上級生に混ざって、1年生のマサトも突っ込みます。

戦艦に体当たりする戦闘機のようです。


こちらは真剣勝負。

突っ込む方も容赦有りませんが、タッチする方も既に身構えています。
どちらも負けてたまるかと集中しているのが伝わって来ますね。


子旦那の綺麗なスライディング。

主将は腰が引けて追いタッチになってしまっています。
単純なようで、なかなか奥が深いプレーでもあるんですね。


本当のクロスプレーは、アウトかセーフか解るのは実はランナーだけなんです。
けれど野球のルールでは審判のコールが全て。

つまり審判がアウトと言えばアウト。
セーフと言えばセーフになります。

そこで・・・・


審判に対するアピールプレーの練習。

審判がコールする前に審判に対して目で訴えます。
セーフでしょ? セーフですよね?


野手も負けじと必死のアピール。

タッチアウトぉ~  ですよね?
見て下さい、完璧にタッチしてますよぉ~


実際の野球では、こんなワンプレーが試合の流れや勝敗を分けたりします。
より実践に近い練習ですが、塾生達にとっては単なる楽しい時間だったかも。

次回の練習はビーバーズとの練習試合を行いますよ。
成長した塾生がどれだけ活躍するのか見物ですね。