指導陣の皆様、ご父兄の皆様、本当にお疲れ様でした。
塾生のみんなに於いては、楽しく野球が上手になったでしょうか?
長いようでいて短かった1年。
3年生の時に入部して来た現在の6年生も、あと3ヶ月でお別れです。
本当にお疲れ様でした。
今年1年間の総括としては、夏の暑い時も、冬の寒い時も、一人の負傷者も出さずに無事に終われた事が一番の喜びです。
これは常日頃から塾生達の体調を管理してくれている御父兄の努力、指導陣の細かい所まで行き届いた監視の賜物だと信じています。
一方、学校及び協議会は今年も1度の見学にも訪れず、来年以降はグラウンドを別の目的で使用する事を決めました。
それに対して、塾生達自らが立ち上がった事、全員で結束したチームワーク、自分達に何ができるか真剣に考えて行動もしました。
これは学校の授業よりも価値の有る経験だったかも知れません。
残念だった事は、年度始めの説明会まで開催したにも関わらず、無断欠席を繰り返し入部を取り消された者が3名も出た事ですね。
それでも残った塾生は真剣に学び、全力で練習を行いました。
その甲斐あって、先日の練習試合では大勝利を収め、今やこの地域では最も強い野球チームにまで成長しました。
これは塾生達の可能性のほんの1部分が花開いたと言う事でしょう。
人は子供に限らず、自分を理解してくれる人になびき、自分を評価される事に喜びを感じます。
昨今、いじめ問題から学校では家庭での「愛」が大切だと提唱していますが、どんなに愛情を持って接しても子供は成長しません。
逆に愛情だけで育てると、馬鹿な子供は馬鹿なまま大人になってしまいます。
自分達の子供を評価してあげて下さい。
子供達は、行動に出さなくても絶えず目や仕草で何らかの信号を出しています。
その信号を感じ取り、子供達の変化を家庭で評価してあげて下さい。
評価された子供はモチベーションが上がり、今までに無かった一面を見せてくれるでしょう。
また塾生は今すぐに評価されなくとも、現在の努力が必ず評価される時が来る事を信じて、絶えず自分を磨く事を心がけて下さい。
2007年が塾生及び塾生の家庭に於いて、素晴らしい年になる事を祈っています。
最後に、指導陣も常日頃から努力している事を付け加えておきます。
昨夜も仕事で疲れた身体に鞭打って、みんなで勉強会を行いました。
決して疑う事の無いように・・・・