「毒親」の正体 精神医の診察室から/水島広子/新潮社/2018
子供からみて、いわゆる毒になる親はどういう親なのか、ケース分類してわかりやすく解き明かした名著。
毒親には、親が発達傷害タイプ、親が不安定な愛着スタイル、親がうつ病などの臨床的疾患、親のDV問題等のケースがあるとしている。
毒親の元で育った子供には反抗期がないとの記述に正直驚いた。
内容的にパターン化、単純化して書かれている点はあるものの、この本を読んだ多くの人がこの本を読んで救われた気持ちになっていることは特筆されるべきことである。なお、著者は国会議員の経験を有する、リベラル思考の方である。
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