解釈的概念としての真理-ドゥオーキンの近著をめぐって(2) 2012-03-25 04:53:40 | Weblog ドゥオーキンの(価値の)ホーリズムと「よりよき解釈→唯一の正答」を両立させる鍵となる概念が、真理である。ドゥオーキンは、クリスピン・ライトが「決まり文句」とする、かの「雪は白いは雪が白いかつその場合に限り真である」で例示される真理のデフレ説the deflationary theory of truthを批判する。なぜならそれは、基準的概念として真理を扱う(すなわち、それに訴えれば文が真であると言 . . . 本文を読む