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インドのチャンディーガルってこんなところ

ル・コルビュジエの計画都市 Chandigarh
コルビュジエ建築物、街&生活情報
 

ここはコルビュジェの名前で商売しない街

2019-02-24 | 観光(コルビュジェ関連以外)Tourist Places


コルビュジェが手掛けたSector1のキャピトル・コンプレックスのガイド・ツアー。

これ無料なんですよね。

よくよく考えてみなくても、これって、、スゴイですよね

ガイドさんはきちんと報酬を貰っているとは思いますが。
私も過去に旅行先で英語の通訳付きツアーなんていうものに参加した事がありましたが、、、

当然、有料でした
もしも無料だったなら、え?なんで??ってなります

その他にもチャンディーガルの観光地ってとっても安いです。
どこも数十ルピーの入場料です。カメラ持ち込み5ルピーとか。
他都市にあるような歴史的遺産とは違うからなのかもしれませんが。

コルビュジェが手掛けたSector10の美術館なんて、
彼が手掛けたんだからもっと入場料を取っていいのにという声もあります。

チャンディーガルでは、
「コルビュジェがこの都市計画の為に、莫大な報酬を受け取ってはいない」という理由で、
コルビュジェの名前で商売をするつもりがないのだそうです、、、

頭が下がります。
もちろんちょっとしたお土産グッズは売られていますが。

世界遺産に登録されたものなのに無料。
彼が手掛けた建造物、美術館なんてもっともっと料金が跳ね上がってもおかしくない位なのに、、、

きっと富裕層の多いチャンディーガルなので、精神的にも余裕があり、
誰かと(素晴らしい物を)シェアしようという、インド人宗教が由来の発想が原点なのだと思いますが、、、

それにしてもそんな人たちがちゃんとインドにいて、コルビュジェさんが大切にされていて、
素晴らしいな、と思います

インドの主要観光都市で嫌な経験、嫌な思いをした事がある日本の方はきっと多いでしょう。
でもそんな人ばかりでなく、実は良い人も沢山いる!のです。





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