今日から3月。母の誕生月だ。
昨日、何をしても眉間に皺を寄せ、機嫌が悪かったので、「何して欲しい?私は何をしてあげればいい?」と、半分泣きそうになりながら尋ねると、「あのね、イボ痔をねぇ…。」と…。
『えっ?』と、思っていると、自分でも変に思ったのか、「イボ痔だと…何言ってるんだ。」と、言いながら、笑いだした。
私もつられて笑ってしまった。
「あ~おかしい、おかしい。」と、言いながら、笑っている母の顔を見て、初めは一緒に笑っていたけれど、久しぶりのその笑顔に会えた嬉しさから、なんだか泣けてきて、笑いながら泣くという、訳の分からない状態になってしまった。
私「お母さん、今凄くいい顔してるよ。」
母「そぉ?」
また暫くして
母「誕生日…誕生日…花…。」
私「誕生日のプレゼント、花でいいの?」
母「お花…花。」
私「なんの花がいい?」
母「…。カーネーション。」
なんか、母の日と間違ってる様な…。
私「わかった!了解しました。…で、お母さん、いくつになるの?」
母「66。」
私「…お母さん、どうしてサバよむ? 67でしょ。」
母「違うよ~。66だよ~。」
私「違うよ。67だよ。」
母「ちがうって66なんだって。」
また、眉間に皺が寄ってきたので
私「そうか、そういう事にしとくか。」
何でもない会話だけど、何だか幸せな気持ちになれた。
昨日、何をしても眉間に皺を寄せ、機嫌が悪かったので、「何して欲しい?私は何をしてあげればいい?」と、半分泣きそうになりながら尋ねると、「あのね、イボ痔をねぇ…。」と…。
『えっ?』と、思っていると、自分でも変に思ったのか、「イボ痔だと…何言ってるんだ。」と、言いながら、笑いだした。
私もつられて笑ってしまった。
「あ~おかしい、おかしい。」と、言いながら、笑っている母の顔を見て、初めは一緒に笑っていたけれど、久しぶりのその笑顔に会えた嬉しさから、なんだか泣けてきて、笑いながら泣くという、訳の分からない状態になってしまった。
私「お母さん、今凄くいい顔してるよ。」
母「そぉ?」
また暫くして
母「誕生日…誕生日…花…。」
私「誕生日のプレゼント、花でいいの?」
母「お花…花。」
私「なんの花がいい?」
母「…。カーネーション。」
なんか、母の日と間違ってる様な…。
私「わかった!了解しました。…で、お母さん、いくつになるの?」
母「66。」
私「…お母さん、どうしてサバよむ? 67でしょ。」
母「違うよ~。66だよ~。」
私「違うよ。67だよ。」
母「ちがうって66なんだって。」
また、眉間に皺が寄ってきたので
私「そうか、そういう事にしとくか。」
何でもない会話だけど、何だか幸せな気持ちになれた。