田舎都会からの便り

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旧第百十三銀行本店⑪夜の函ぶら探訪・中尾仁彦案内人 

2023年09月08日 02時55分04秒 | 山登り・散策の話

更新は 私が「元気で自遊人」している写真記録の便りです

 

行雲流水旧第百十三銀行本店夜の函ぶら探訪中尾仁彦案内人 

函館市・箱館歴史散歩の会・主宰 中尾仁彦さん案内の「西部地区ライトアップ建造物巡り」

中尾案内人は80歳を超えてますが健脚です

今回 私にとっては思い出のある建造物を中尾さんは案内してくれました

この建物が本社になったSECにお願いしてホームページ「田舎都会通信」を1996年に立ち上げました

以来「田舎都会通信」を軸に ブログ「田舎都会からの便り」「Facebook」などで発信し 今でも利用のお世話になっています

パソコン購入代や作成費で百万円弱の痛い出費だったことが記憶に残っています

この時パソコンを友にしたことが 余生を送る生活に役立っています

中尾案内人の探訪主旨

函館山からの夜景は 香港 ナポリとともに「世界三大夜景」のひとつとされています 函館山からの夜景の素晴らしさは必見ですが 麓の西部地区の元町教会群や函館ベイエリアのライトアップされた歴史的建造物のナイトウォッチングも昼間とは違った幻想的な魅力にあふれ もう一つの函館の顔をのぞかせます やさしく照らし出される「灯」に誘われてロマンチックな風景を間近に見る散策に出かけて見ませんか

コロナ前は130人を超えた参加者でしたが 今は30~40人ほどに制限しての気遣い案内です

連載 第206回西部地区ライトアップ建造物巡り

連載 旧第百十三銀行本店(現エスイーシー電算センター)

第百十三銀行は、函館の商人が発起人となり明治 12 (1879)年 1月に設立されました。地元に本店を置く銀行は、北海道ではこれが初めてでした。初代頭取には、函館一の豪商・杉浦嘉七が就任したほか、相馬哲平や金森の創始者初代渡邊熊四郎ら函館を代表する豪商たちが、役員や大株主として名を連ねました。当初の名前は第百十三国立銀行でしたが、国立銀行といっても国が設立した銀行という意味ではなく、英語でいう“National Bank”の訳語として使われたものです。
当初は別の場所にありましたが、明治 30 年に第百十三銀行と 改称した際、八幡坂角に移転し、昭和元(1926)年にこの建物が建てられました。
 
 
設計は、そのころ新進気鋭の建築家で、函館に多くのすぐれた建物を残した関根要太郎によるもので、木田保造の木田組が施工しました。
 
 
第百十三銀行は東京や道内にも支店を展開しましたが、この建物ができて間もない昭和3年、旧北海道銀行に吸収合併されます。昭和19年にはさらに旧北海道拓殖銀行に統合され、戦後もその函館支店、末広町支店として昭和60年代まで営業を続けました。現在はエスイーシーの電算センターとして使用されています。
 
 
建物越しには函館山ロープウエイ山頂駅が眺められます
 

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