田舎都会からの便り

北海道新幹線・新函館北斗駅のある北斗市から発信してます

市渡馬頭観音

2021年01月03日 04時56分58秒 | その他

市渡馬頭観音参道・栗の大木

更新は 私が「元気で自遊人」している写真記録の便りです

絵をポチしてご覧下さい北海道・北斗市から発信

 

 行雲流水  市渡馬頭観音

Hokkaido北斗市 市渡(いちのわたり)馬頭観音

毎年8月17日に祭典が行われる「ふるさとの社」の紹介です

わが家から歩いて10分にあり 馬頭観世音菩薩・本尊が祀られています

草創年は不明ですが 放牧牛馬を熊に殺傷されるのを防ぐための素朴で純真な願いで建立されたらしい

幕末以前に建立されたと考えられる古文書があるという

2日 長靴履いて社まで上がりました

昔はほとんどの農家で牛馬が飼われていた

時代が機械化になり 馬は趣味で飼われる程度に減少しました

下記の写真は2日に撮りましたが 参拝されてる氏子さんの足跡がついていました

家内安全を願うために足を運ばれているのでしょう

二つ目の鳥居の場所に カール・レイモンさんの建立された獣魂碑があります

レイモンさんの当時日本一と言われた食肉工場が近くの新函館北斗駅辺りにありました

この碑は移設して安置されています

カール・レイモンさん

この場所から北海道新幹線・新函館北斗駅が眺められます

写真中央が新函館北斗駅です

参道では栗の大木が出迎えてくれます

明治20年頃 青森県五戸村出身の有志の方が 五戸村に帰郷の折苗木を持ち帰って植えたものらしい

参道の長い階段は約80段

高齢者には急登階段ですが 数段上っては栗の木を眺めながら休憩を繰り返すと上れます

最近は氏子さんの高齢化を考え 円通寺で祭典が行われています

昭和時代の祭典のメーンは 子供相撲大会でした

ふるさとの小さな行事の定番相撲大会は ノート・鉛筆・色紙などの景品を貰う楽しみもあって人気がありました

参道を下る時は 樹木の光景を楽しみながらとなります

参道に大木が定番の日本

この樹木が歴史を伝えてくれてます

先人の知恵 すごいなあ

私が小学生の頃 この下り坂がスキーの遊び場でした

当時より積雪が減少した今 遊びとしては不適に様変わりしてます

今回は私の近くの馬頭観音と栗並木を紹介しましたが みなさんも近くにある古の施設に足を運んでみてはいかがでしょうか

大木の上を眺めると 太陽の光を求めて生きのびる知恵を教えてくれそう

しばしコロナウイルスを忘れ 先人の行為を目にするのも好いなあと思う私です

ふるさと 懐かしの大野・「黄金の台地に」写真家・星野勲


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