落語家の柳家花緑さんの書いた本です。
発達障害の人の特性がよく書かれていました。
花緑さんも、40歳頃まで自分が発達障害だとは知らずに育ったと言っています。
テレビの番組で、子供の頃の通知表を公開したところ、視聴者から「学習障害では?」との連絡があり、病院で診断してもらったところ、そうだった・・と。
通知表が1ばかりで、自分は正真正銘のバカなのだと、かなり自己肯定感が低かったそうです。
でも、結局それは、学習障害による識字障害で、教科書がなかなか読めなかった事が要因だったそうです。
識字障害の事をディスレクシアと言い、トム・クルーズやスチーブン・スピルバーグがそうだと告白しています。
日本でも、発達障害・・というのが認識されだしたのは、ここ15年くらいのことではないでしょうか?
私も、自分の子供が何か他の子と違うと、「障害なの?」と思ったものです。
太郎に至っては、あまりにも勉強ができないので、おかしい・・と。
先生に相談したし、カウンセラーにも相談したし・・。
私も、「なんでできないの?」と何千回責め立てたか・・。
そのせいで、自己肯定感の低い子になってしまい、今、かなり後悔しております。
花緑さんのお母さんは、そんな事は一言も言わずに、「大丈夫だから」と言い続けてくれたそうです。
そして、落語の道に進ませた。
一流の家に育った人は違うな~。
読んで、また落ち込む私・・。
障害は害ではないので、「障がい」と書くと、新聞で読みました。
障がいとは個性。
親が、それを個性だと認めてあげないと、子供は安心して羽ばたけませんよね。
太郎に至っては、病院へ連れて行ったたわけではないので、よくわかりません。
確かに、人よりも理解速度が遅く、本人はそれなりに悩んでいて、落ち込むことも多いです。
でも、人一倍やさしいし、味覚はいいし、きちんと整理整頓するし・・。
太郎に合った場所に就職して、輝ける道を進めたらいいな~と思っています。
子供が欲しい・・と言っているので、結婚できるといいな~。
あ、その前に、彼女か・・。
P.S
ちょっとお高いキリンのクラフトビール。
美味しかったが、値段的にやはり特別な日にしか飲めないな・・。
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