先日、またも、アレが出た。
それは、何の前触れもなく(当たり前だが)・・。
花子が、リビングの椅子に座っていたところ、足元をさささっと駆け抜けた。
「ぎゃーーーーーーーーー!!!」と、めちゃめちゃ大きな悲鳴をあげる花子。
私は、キッチンにいたので、急いでリビングへ行くと、ゴソゴソと逃げていくヤツの後ろ姿が見えた。
もう、やや慣れっこになってきたので、慌てず、洗面所へスプレーを取りに行く。
それを、同じくリビングにいた太郎に、ほいっと渡す。
太郎は慣れた手つきで、すばやくスプレーをかけ、ティッシュでくるんでゴミ箱へ捨て、一丁上がり・・。
その間も、花子は、まだぎゃーぎゃーとうるさかった。
え?こんなにGに反応する人だった???
二階に居た次郎は、花子のあまりの叫び声に、強盗でも入ってきたのかと、慌てて降りてきた。
「おまえ、うるさいよ。強盗がだったらと思って、バット持って来ようかと思ったわ」と言っていた。
ええ、確かに、相当うるさかった。
足元をかすっただけじゃん。
私なんか、昨年、踏んだんだからね。
そして、思った・・。
ああ、来年は、この男2人が居なくなる・・・・はず・・。
2人とも家を出て行く予定なので、そうしたら、花子と二人きりの夏を過ごさねばならぬ。
ということは、何かい?
アレが出たとしても、花子は全く役に立たないってことだよね。
花子と二人いれば、なんとかなる・・なんて思っていたけど、それは甘かった。
すべての処理を私1人で行うことになると・・?
G、アリ、ムカデ・・。
様々な虫たちがやって来る我が家。
ああ、今から、来年の夏がゆううつになってきた・・。
P.S
すごくきれいな雲と空。