夫の転勤を子供たちに告げた時の反応。
「え?会社辞めるの?」と誰かが言った。
いや、辞めるなら転勤じゃないでしょ。
「左遷?」も誰かが言ってたな~。
「一応、違うって言ってたよ。立て直しに行くから左遷ではないって強調してたから」そう言うと・・。
「そりゃそうでしょ。お父さん、スペック高いから左遷じゃないでしょ」と、・・誰だ???
え~。
次郎が、そんな事言ってる~。
父のスペックが高い・・とな?
何を持ってそういう話になる?
「オレさ、頭いいと思うんだよ。頭の回転速いしさ。きっとお父さんに似たんだと思う」と言いやがる。どの口が・・。
1つ、聞き逃せないセリフが聞こえてきた。
お父さんに似たから・・?ですと・・?
じゃあ、何かい?
頭のいいのはお父さん似、頭の悪いのはお母さん似、とでも言いたいのか?
しかも、頭がいい???
どの面下げてそのセリフじゃ。
確かに、何を持って頭がいいと言うのかは、微妙に違うと思う。
勉強ができる、地頭がいい・・など、様々だし。
ただ、私も次郎の頭の回転の速さは認める。
呑み込みが早い、理解するのが早いし、返しが早い。
それは、子供の頃、算数を教えていた時によくわかった。
理解が早い、遅い・・というのは、残念ながら、後天的な要素ではなく、生まれつき持った素質としかいいようがない。
なので、こうやったら東大に受かります!!というドラゴン桜のような事をやったとしても理解が遅ければ、いくら教えてもなかなか先に進まず、時間ばかりかかってしまう・・ということに。
残酷なようだが、頭の良し悪しは、生まれ持った才能というものが、大きいと思う。
生まれた時に頭のシワの数なのかな~。
でも、それが幸せなことなのかはわからないし、生きる上で、頭の良さだけが重要なのではないことも事実。
バラエティに富んだ我が子たちを見ていると、そう思う。
話を戻して、スペックの話。
「次郎がお父さんはスペック高いって言ってたよ。意外にお父さんをリスペクトしてるらしいよ」と夫にラインを送ってみた。
「今頃気づいたのか」と言いつつも、うれしそうでしたよ。
これを機に、二人の仲が縮まればいいんだけどね~。
なーんか、やっぱり、しっくりこなのよね・・。
P.S
花子曰く、このくうの足がかわいい・・とのこと。