山形大学庄内地域文化研究会

新たな研究会(会長:農学部渡辺理絵准教授、会員:岩鼻通明山形大学名誉教授・農学部前田直己客員教授)のブログに変更します。

韓国映画に描かれたムーダン(「映像民俗学」に投稿中 2010年1月脱稿)

2012年05月29日 | 日記
 拙著『韓国・伝統文化のたび』(2008年、ナカニシヤ出版)の序章で、「韓国映画に描かれた民俗文化」と題して、主にムーダンを描いた韓国映画を取り上げた。その時点では未見であった2本の映画を見る機会に恵まれたので、そこに描かれたムーダンについて、本稿で取り上げたい。
 まず、最初に紹介するのは、ユ・ヒョンモク監督の作品で、1979年に製作された「長雨」である。この映画は、朝鮮戦争をテーマにしたもので、南北の軍隊を、当時に許された表現の範囲で、できる限り平等かつ公平に描いたものとして画期的といえよう。ちょうど、製作年は、パク・チョンヒ大統領が暗殺された年であり、その後につかの間の「ソウルの春」が訪れた時でもあった。監督は、いわば、その間隙をついて、この作品を完成させたのであろうか。
 物語は、ふたつの家族が同居する家を中心に展開する。一方は韓国軍に息子を送り出して戦死した家族で、もう一方は北朝鮮軍に占領された時に加担し、その撤退後はパルチザンとして山篭りする息子を抱えている家族である。戦争を避けて、前者の家族が嫁の実家へ疎開したことによって、ふたつの家族が同居することになるのだが、祖母どうしが対立するに至る。
 ところが、韓国軍の攻勢の中で、行方知れずとなった息子の動静をムーダンに占ってもらったところ、息子が家に帰ってくるとのお告げが出たのであった。その当日に、ごちそうを用意して待ち構えていたところに現れたのはアオダイショウの大蛇であった。皆が驚く中を、先に息子を失った側の祖母が、パルチザンの化身としての大蛇を丁重にもてなして送り出したのであり、そのことによって、ふたりの祖母の和解が成立して、映画は終わる。
 2009年暮れに大分県の別府で開催された日韓次世代映画祭に、韓国の映画評論家の長老であるキム・ジョンウォン先生がお見えになり、この映画祭で「長雨」が上映されたこともあって、レセプションの会場で、先生に質問をしてみた。韓国の民俗では、大蛇は死者の化身と解釈されるのだそうで、ここで登場した大蛇は、死んだ息子の化身として現れたものといえる。その大蛇を導いた祖母の姿は、伝統的な韓国の死者供養の儀式にのっとって描かれていたように思われた。
 また、この映画は、子どもの視線から描かれている部分が多いのであるが、キム・ジョンウォン先生によれば、子どもはふたつの家族をつなぐ橋の役割を果たしているのだそうだ。しかしながら、筆者には、子どもの視線を通すことによって、南北をできるだけ客観的に表現しようとする監督の意図が背景にあったのではと感じられた。
 ところで、ユ・ヒョンモク監督は、熱心なクリスチャンであったようで、キリスト教に関わる映画をいくつも製作されており、拙著にも記したように、1963年製作の「金薬局の娘たち」では、ムーダンを近代化に反するものとして描いている。
 にもかかわらず、この「長雨」において、ムーダンを積極的に描き出したのは、伝統文化を通して南北分断を克服することを監督自身が願ったものであろうか。ただ、2009年に監督は逝去されたので、今となっては、監督ご自身に、その真意をおうかがいすることはかなわない。2008年春の全州国際映画祭の開幕パーティーで、監督ご夫妻にお会いする機会があり、その時に撮影した筆者との記念写真がある(写真1―web上では省略)。監督のご冥福を心からお祈りしたい。
 さて、次に紹介するのは、イ・ジャンホ監督の1987年製作の作品「旅人は休まない」である。80年代の韓国映画ニューウエーブの旗手として知られる監督にも、2009年春の全州国際映画祭の場で、お会いすることができた。朝鮮戦争で孤児となった妻の遺骨を北の故郷に散骨しようとさまよう男が、死ぬ前に北の故郷に少しでも近づこうとする老人と看護婦に出会うストーリーとなっており、劇中の諸処で、ムーダンの鈴音が響くのだが、ラストに至って、船着場の河原でムーダンの祭祀の儀礼が繰り広げられる中で、主人公は国境線に近い江原道を後にするのである。
 この映画もまた、南北分断を克服しようとする監督のメッセージが含まれていると解釈できるのであろうが、それがいかにもわかりにくいスタイルの表現となっている。監督自身が軍事政権下で獄に繋がれた体験もあることから、露骨な描写を避けた慎重な姿勢とも受け止められるが、ムーダンに対して、肯定的であるのか、否定的であるのかすらも、とらえがたいといえよう。
 ちなみに、主演男優のキム・ミョンゴンは、90年代に入って、当時における韓国での観客動員記録を塗り替えたイム・グォンテク監督の作品「西便制」(日本公開タイトルは「風の丘を越えて」)に、パンソリの歌い手として出演し、韓国の伝統文化の再評価の契機となった。そして、21世紀に入り、彼は国立劇場の支配人を経て、ノ・ムヒョン政権の文化観光部長官(日本の文部科学大臣に相当する)に就任するに至る。このあたりに、日本の文化行政との大きな差異を垣間見ることができるのではなかろうか。
 以上で、拙著の記載に付加する内容の記述を終えたい。
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研究業績一覧(2023年07月現在)

2012年05月29日 | 日記
研究業績一覧(著書)
 2021年7月までの研究業績を著書・論文・その他にわけてアップします。
1.山崎謹哉編『暮らしの地理学』古今書院1986.5.所収 「村と町の移り変わり」 p.89-110.
2.長谷川典夫編『地理学トピックス』大明堂1987.5.所収(1991.5.改訂)「条里と荘園」、「新田開発」 p.219-222 227-230.
3.久武哲也・長谷川孝治編『地図と文化』地人書房1989.4.所収(1993.4.改訂)「行基図-最古の日本地図」「社寺境内図-聖地のシンボリズム」p.32-33 58-61.
4.難波田徹・岩鼻通明編『神社古図集 続編』臨川書店1990.5. 300p.
5.山田安彦・山崎謹哉編『歴史の古い都市群4』大明堂,1990.10.所収「開発がすすむ非戦災都市山形」・「米沢織で名高い米沢」p.122-147.
6.藤岡謙二郎監修、山田・伊藤・青木編『東山道の景観と変貌』古今書院,1991.7.所収 「出羽三山の山岳信仰」 p.192-198.
7.岩鼻通明著『出羽三山信仰の歴史地理学的研究』名著出版,1992.2. 270p.
8.戸川安章編『仏教民俗学大系7 寺と地域社会』名著出版,1992.8.所収「講の機能と村落社会」 p.143-158.
9.『西川町史 上巻』「三山信仰の拡がり」山形県西村山郡西川町,1995.3. p.958-1049.
10.岩鼻通明著『出羽三山の文化と民俗』岩田書院,1996.8. 193p.
11. 越後・佐渡地名を語る会編『新潟県の地名』野島出版,1996.12.所収「山岳信仰と地名」p.213-240.
12. 岩鼻通明・嶋田忠一編『日本民俗誌集成 第3巻東北編(二)』三一書房、1998.7.(解説・解題・文献目録を執筆担当)
13. 有薗正一郎他編『歴史地理調査ハンドブック』古今書院 2001.5.所収「宗教景観の構造」・「マンダラ図・社寺縁起」p.146-149 202-206.
14.岩鼻通明著『出羽三山信仰の圏構造』岩田書院、2003、250p.
15.安田喜憲編『立山信仰と日本人』NTT出版、2006.4.所収「立山信仰の歴史地理学的研究」・「山岳信仰と女人禁制ー立山と羽黒山の比較から」p.109-124.193-201.
16.やまがた草木塔ネットワーク事務局編『いのちをいただく』山形大学出版会、2007.8.所収「草木塔と出羽三山信仰」p.188-192.
17.田村俊和・石井英也・日野正輝編『日本の地誌 4 東北』朝倉書店、2008.04.所収「東北地方の地域性ー4.住民と生活 2)伝統文化」および「山形県地域誌 庄内地域」p.55-58.412-418.
18.岩鼻通明著『韓国・伝統文化のたび』ナカニシヤ出版、2008.5.152p.
19.『日本の神仏霊場』別冊歴史読本40 新人物往来社、2009.3.所収「出羽三山」p.40-43.
20.宮家準編『山岳修験への招待 霊山と修行体験』新人物往来社、2011.3.所収「中世の伝統を伝える羽黒山四季の峰」p.83-92.
21.山形大学人文学部編『異郷と同胞 日本と韓国のマイノリティー 山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー・セレクション第2集』山形大学出版会、2011.10.所収「韓国ドキュメンタリー映画の諸相」p.28-43.
22.原・山本・和田編『コンテンツと地域』ナカニシヤ出版、2015.12.所収「地方における映画文化の育成と活用:映画祭・フィルムコミッション・映画館の連携」p.135-151.
23.岩鼻通明著『出羽三山 山岳信仰の歴史を歩く』岩波新書、2017.10. 240p.
24.岩鼻通明著『絵図と映像にみる山岳信仰』海青社、2019.3. 221p.


  研究業績一覧(論文)

1.「観光地化にともなう山岳宗教集落戸隠の変貌」人文地理33-5 1981.10. p.74-88.
2.「出羽三山をめぐる山岳宗教集落」地理学評論56-8 1983.8. p.535-552.
3.「宗教景観の構造把握への一試論-立山の縁起、マンダラ、参詣絵図からのアプロ-チ」京都大学文学部地理学教室編『空間・景観・イメ-ジ』地人書房1983.9. p.163-185.
4.「出羽三山信仰圏の地理学的考察」史林66-5 1983.9. p.83-128.
5.「縁起と絵図と-葛川縁起に展開された宗教的世界-」地理29-4 1984.4. p.79-86. (田中智彦と分担執筆)
6.「羽黒修験と遠野」地域社会研究(山形地域社会研究読書会)9 1984.11. p.72-77.
7.「参詣曼荼羅にみる立山修験の空間認識」歴史地理学紀要27 1985.3. p.131-149.
8.「湯殿山即身仏信仰再考」歴史手帖13-8 1985.8. p.32-39.
9.「戸隠中社の講集団」あしなか(山村民俗の会)195 1986.1. p.1-5.
10. 「西国霊場の参詣曼荼羅にみる空間表現」水津一朗先生退官記念事業会編『人文地理学の視圈』大明堂,1986.4. p.345-356.(雄山閣に再録)
11.「立山マンダラ作成年代考」山岳修験2 1986.9. p.46-54.
12. 「道中記にみる近世の出羽三山登拝」東北生活文化論文集(東北生活文化学会)6 1987.3. p.4-12.
13. 「参詣曼荼羅の読図に向けて」芸能29-10 1987.10. p.8-16.
14. 「道中記にみる出羽三山参詣の旅」歴史地理学139 1987.12. p.1-14.
15. 「北東北からの出羽三山参詣」山形民俗2 1988.3. p.6-11.
16. 「参詣曼荼羅ことはじめ-社寺参詣曼荼羅の世界1-」月刊百科313 1988.11.p24-27.
17. 「吉崎御坊と蓮如-社寺参詣曼荼羅の世界2-」月刊百科316 1989.2.p.23-31.
18. 「山形における交通と観光をめぐる諸問題」『地域と地域科学』山形大学教養部総合科目研究会1989.3.p.25-38.
19. 「法輪寺参詣曼茶羅と嵐山図-社寺参詣曼荼羅の世界3-」月刊百科319 1989.5. p.25-27.
20. 「羽黒山花祭り」宮田登他監修『仏教行事歳時記 7月 夏祭り』第一法規出版1989.6. p.157-163.
21. 「立山マンダラにみる聖と俗のコスモロジ-」葛川絵図研究会編『絵図のコスモロジ- 下巻』地人書房1989.7. p.223-238.
22. 「善光寺参詣曼荼羅の周辺-善光寺・戸隠信仰と“まいりの仏”-社寺参詣曼荼羅の世界4-」月刊百科323 1989.9. p.25-32.
23. 「大宰府観世音寺絵図考-社寺参詣曼荼羅の世界5-」月刊百科325 1989.11.p.14-17.
24. 「紀行・絵図にみる中世北日本の空間認識」羽下徳彦編『北日本中世史の研究』吉川弘文館1990.2. p.547-564.
25. 「六十里越街道をゆく人々」山村民俗の会編『峠路をゆく人々』エンタプライズ1990.8. p.1-13.
26. 「白河関の明神-峠に祀られた境界神」山村民俗の会編『妣なる山に祈る』エンタプライズ1990.11. p.23-35.
27. 「社寺参詣曼荼羅の系譜における立山曼荼羅の位置づけに関する研究」富山県立山博物館調査研究報告書富山県教育委員会1991.3.14p.
28. 「近世の旅日記にみる比叡山参詣」山岳修験7 1991.6. p.91-99.
29. 「大網地すべりと大日坊の移転」庄内民俗30 1991.10. p.1-9.
30. 「越中立山女人救済儀礼再考」芸能34-2 1992.2. p.17-23.
31. 「近世の旅日記にみる善光寺・戸隠参詣」長野165 1992.9. p.16-38.
32. 「戸隠信仰の地域的展開」山岳修験10 1992.10. p.31-40.
33. 「観光地化にともなう山岳宗教集落戸隠の変貌(第2報)」山形大学紀要(社会科学)23-2 1993.1. p.179-198.
34. 「修験道と文芸-近世紀行文を中心に-」国文学解釈と鑑賞58-3 1993.3.p.146-151.
35. 「出羽三山の参詣路-史料にみる山中の地獄と浄土の世界-」山形郷土史研究協議会研究資料集15 1993.3. p.22-38.
36. 「国絵図にみる東北日本の環境変化」山形大学学内特定研究報告書,1994.3. p.58-76.
37. 「出羽国からの熊野三山参詣」東北生活文化論文集12,1994.3. p.60-66.
38. 「山岳信仰研究の地理学的諸問題-小田氏の書評に答えて-」山形民俗8 1994.8. p.41-47.
39. 「韓国民俗学の研究動向と課題」山形民俗9 1995.11. p.51-56.
40. 「地図にみる韓国の計画都市水原の発展」東北生活文化論文集15 1996.3. p.40-48.
41. 「山岳仏教」日本の仏教6 1996.8. p.70-74.
42. 「出羽三山-日本の霊地」『日本「霊地・巡礼」総覧』新人物往来社、別冊歴史読本68 1996.9. p.76-81.
43. 「道中記にみる霊地」『日本「霊地・巡礼」総覧』新人物往来社、別冊歴史読本68 1996.9. p.290-295.
44. 「出羽三山の両造法論と絵図」西村山地域史の研究14 1996.11. p.2-22.
45. 「山岳修験の食文化に関する研究」東北生活文化論文集16 1997.3. p.37-58.
46. 「描かれた善光寺と記された善光寺」『長野市立博物館特別展図録 古代・中世人の祈り-善光寺信仰と北信濃-』1997.4. p.118-123.
47. 「立山曼荼羅研究の成果と課題」山岳修験20 1997.11. p.15-20.
48. 「出羽三山の絵図を読む」山形郷土史研究協議会研究資料集20 1998.3. p.44-55.
49. 「本道寺檀那場帳にみる檀那場の競合-文翔館所蔵長井氏資料(出羽三山関係)の紹介を兼ねて」山形民俗11・12 1998.8. p.68-72.
50. 「絵図にみる北野社の景観変遷-北野社参詣曼荼羅の作成年代をめぐって」村山民俗12 1998.11. p.18-36.
51. 「出羽三山の縁起」国文学解釈と鑑賞63-12 1998.12. p.137-143.
52. 「観光地化にともなう山岳宗教集落戸隠の変貌(第3報)」季刊地理学51-1 1999.3. p.19-27.
53. 「城壁都市ソウルの発展と大都市圏の形成」成田孝三編『大都市圏研究(上)』大明堂 1999.4. p.185-202.
54. 「庄内平野の修験と民俗」悠久80 2000.1. p.70-78.
55. 「近年の出羽三山信仰の研究動向」村山民俗14 2000.6. p.26-31.
56. 「粉河寺参詣曼荼羅にみる聖域空間の表現」足利健亮先生追悼論文集編纂委員会編『地図と歴史空間』大明堂 2000.8. p.428-435.
57. 「近代の旅日記にみる善光寺参詣」長野213 2000.9. p.17-22.
58. 「旅の異空間-地理学と民俗学の間」山形民俗14 2000.11. p.114-128.
59. 「立山の山岳信仰」山と溪谷792 2001.7. p.118-120.
60. 「出羽三山への道-新出の三山参詣旅日記から」山形民俗15 2001.11. p.38-45.
61. 「栗駒山の山岳信仰」山形民俗16 2002.12. p.48-52.
62. 「絵図にみる霊場寺院の他界観」『中世出羽の宗教と民衆』高志書院 2002.12. p.277-290.
63. 「近世の出羽三山参詣」悠久92 2003.1. p.85-93.
64. 「絵図にみる出羽三山の神仏分離」山形郷土史研究協議会研究資料集25 2003.3. p.5-13.
65. 「韓国農村における伝統的景観の保全と活用」『農村空間の研究(上)』大明堂2003.3. p.435-451.
66.「山岳信仰と女人禁制」山形民俗18 2004 p.36-40
67.「韓国都市における伝統的町並景観の保全と利用―ソウルと全州を事例に」季刊地理学57-3 2005.p.150-153.
68.「韓国映画に描かれた民俗文化」山形民俗19 2005.p.67-71.
69.「韓国映画に描かれた民俗文化(続)」村山民俗20 2006.p.113-115.
70.「長野県戸隠高原の三十年~信仰と観光のはざまで~」山形民俗20 2006.p.66-70.
71.「朝鮮半島と東北文化の歴史的交流」山形県地域史研究32 2007.p1-8.
72.「出羽三山と最上川が織りなす文化的景観まんだら」庄内民俗34,2008.4. p108-111.
73.「鳥海山の境争論と装束場」山形民俗22,2008.11.p18-22.
74.「山形県と世界遺産」村山民俗23,2009.6.p.92-94.
75.「映像に描き出された韓国のムーダン」村山民俗24,2010.6.p.34-36.
76.「羽黒山五重塔小考」山形民俗24,2010.11.p.25-28.
77.「宗教と境界ー飯豊山・鳥海山・蔵王山を事例として」地図情報116,2011.2.p.16-18.
78.「震災復興と民俗学」村山民俗25,2011.6.p.93-95.
79.「出羽三山信仰の諸課題」地方史研究352,2011.8.p.43-46.
80.「スクリーンツーリズムの効用と限界ー「スウィングガールズ」と「おくりびと」を事例に」季刊地理学63-4,2012.3.p.227-230
81.「韓国のおける伝統文化の変容ー婚姻をめぐって」村山民俗26,2012.7.p.52-54.
82.「被災地をめぐる現代民俗ー映画館の観客アンケートを通した試論」村山民俗27,2013.6.p.57-64.
83.「震災特集上映をめぐる現代民俗ー映画祭の観客アンケートを通した試論」村山民俗28,2014.6.p.14-21.
84.「映画館をめぐる現代民俗ー鶴岡まちなかキネマを事例として」山形民俗28,2014.11.p.7-14.
85.「出羽三山信仰と秋田」秋大史学61,2015.3.p.47-52.
86.「映画をめぐる現代民俗-日韓の比較から-」村山民俗29,2015.7.p.30-34.
87.「江田忠先生の学問と私」山形民俗29,2015.11.p.24-30.
88.「大江町における国重要文化的景観選定の意義」村山民俗30,2016.6. p.73-82.
89.「米沢藩領中山村絵図覚書」村山民俗31,2017.6.p.9-16.
90.「出羽三山信仰を描いた映像記録」庄内民俗37,2017.10. p.26-30.
91.「霊山と地域おこし-羽黒山と戸隠山を事例として」山形民俗31,2018.3.p.5-15.
92.「米沢藩領中山村絵図覚書補綴」村山民俗32,2018.6.p.51-55.
93.「本道寺宿坊の檀那場分布の変遷について」村山民俗33, 2019.7. p.90-95.
94.「山形県の文化遺産と地域資源」山形民俗32,2019.10.p.1-9.
95.「「珎事聞書 六」翻刻と解題」(小田純市と共著)山形民俗33,2020.4.p.51-68.
96.「戦時体制下の出羽三山信仰」村山民俗34,2020.7.p.53-55.
97.「「珎事聞書 七」翻刻と解題」(小田純市と共著)山形民俗34,2020.11.p.89-96.
98.「日本遺産から世界遺産へ~その可能性を探る」村山民俗35,2021.7.p.60-65.
99.「女性の旅日記にみる女人禁制」米沢史学37,2021.10.p.1-10.
100.「「最上川の文化的景観」の保全について」山形民俗35,2021.11.p.42-46.
101,「現代に生きる湯殿山即身仏信仰」宗教民俗研究32,2022.3.p.1-15.
102,「寺内宗門御改帳にみる湯殿山行人」村山民俗37,2023.7.p.72-83,


  研究業績一覧(その他)

1.「観光保養都市白浜」(小林博編『空からみた都市景観』大明堂1978.3. p.54-55.
2.「大山歴史地理散歩」(1)-(22)月刊大山(大山の自然を守る会)131-174. 1982-1986.
3.「学界展望(民族・文化)」人文地理37-3 1985.6. p.63-65.
4.『出羽三山参詣道中記史料集』文部省科研費報告書,山形大学教養部,1986.3. 20p.
5. 書評:佐藤博之・浅香勝輔『民営鉄道の歴史がある景観』歴史地理学135 1986.12. p.39-40.
6.「山岳信仰の旅」週刊朝日百科 日本の歴史75,1987.9. p.268-269.
7.「信夫山の即身仏と九戸城の鉄門海碑」村山民俗1 1988.3. p.8-9.
8.「北日本中世における絵画史料」科研費報告書,1988.3.p.106-109.
9.書評:長野覚『英彦山修験道の歴史地理学的研究』東北地理40-2 1988.5.p.151-152.
10. 「絵解き研究と図録」絵解き研究6 1988.6. p.13-15.
11. 書評:川口久雄『山岳まんだらの世界』山岳修験4 1988.10. p.160-161.
12. 書評:石井実『地理写真』東北地理40-4 1988.12. p.293-294.
13. 「空間の民俗学と文化地理学」村山民俗2 1989.3.p.7-8.
14. 「芭蕉と羽黒修験」あしなか(山村民俗の会)204 1989.12. p.10-12.
15. 書評:石井実『地と図』歴史地理学148 1990.3. p.42
16. 「空間の民俗学と文化地理学・続」村山民俗3 1990.3. p.13-14.
17. 「大江寺蔵「立山曼茶羅」のこと」絵解き研究8 1990.6. p.67-70.
18. 「学界展望(地図 近世以前)」人文地理42-3 1990.6. p.81-82.
19. 書評:広瀬誠編『越中立山古記録 第一巻』山岳修験6 1990.9. p.69-71.
20. 書評:徳田和夫『絵語りと物語り』日本民俗学184 1990.11. p.117-120.
21. 「千葉県の出羽三山行屋史料」村山民俗4 1991.3. p.30-31.
22. 書評:小野寺淳『近世河川絵図の研究』庄内民俗30 1991.9. p.55-56.
23. 「立山曼荼羅の世界」富山県立山博物館開館記念展図録1991.11. p.25-26.
24. 「即身仏の足跡」村山民俗5 1992.3. p.34-37.
25. 書評:内藤正敏『修験道の精神宇宙-出羽三山のマンダラ思想』山形民俗6 1992.7.p.85-88.
26. 書評:鈴木正崇『山と神と人-山岳信仰と修験道の世界-』山形民俗6 1992.7. p.54.
27. 「270号添付図「白山図」の解説の誤りについて」古地図研究273 1992.11. p.8-9.
28. 書評:高瀬・広瀬編『越中立山古記録 全4巻』山岳修験11 1993.3. p.86-88.
29. 『旅日記にみる女人禁制の民俗文化的研究』文部省科研費報告書 山形大学教養部 1993.3. 28p.
30. 「但馬国からの出羽三山旅日記」村山民俗6 1993.3. p.16-17.
31. 書評:藤田定興『寺社組織の統制と展開』山形民俗7 1993.8. p.26.
32. 「古地図と曼荼羅」古地図研究284 1993.10. p.8-9.
33. 「上州朽津家の出羽三山旅日記」村山民俗7,1994.3. p.45-46.
34. 書評:由谷裕哉『白山・石動修験の宗教民俗学的研究』週刊読書人2037 1994.6.10. p.4.
35. 「富士山と羽黒山の女人禁制の解禁」西郊民俗147 1994.6. p.1-3.
36. 「出羽三山信仰と遠野」遠野市立博物館講座講義集,1994.12. p.42-46.
37. 「湯殿山信仰と「湯殿精進」」常総の歴史15 1995.1. p.121-122.
38. 「韓国ソウルのニュ-タウン」季刊地理学47-1 1995.3. p.46-48.
39. 書評:宮家準監修『峰入』、松田義幸編『出羽三山と日本人の精神文化』山岳修験15 1995.4. p.74-76.
40. 「月山高清水通り登拝記」村山民俗8・9 1995.6. p.25-27.
41. 書評:山田安彦編『方位と風土』地理学評論68-9 1995.9. p.637-638.
42. 「蔵王県境移動国賠事件-31年目の逆転勝訴の意義」日本の科学者30-10 1995.10. p.38-42.(佐藤欣哉と分担執筆)
43. 書評:梅津慶豊編『出羽三山史料集 上巻』山形民俗9 1995.11. p.87-88.
44. 『高速交通網の整備にともなう観光リゾ-ト開発に関する地域比較』文部省科研費報告書,山形大学教養部,1996.3. 12p.
45. 書評:長谷川成一『失われた景観』弘前大学国史研究100 1996.3. p.140-141.
46. 展示批評:「福島の山岳信仰」展、地方史研究262 1996.8. p.112-113.
47. 浮田典良他監修『日本地名大百科 ランドジャポニカ』小学館、1996.11. 1344p.(山形県内の地名と東北地方の街道を執筆担当)
48. 「『三山雅集』にみる三山信仰の拡がり」村山民俗10 1996.11. p.27-29.
49. 書評:村山市史編さん委員会編『村山市史 地理・生活文化編』山形民俗10 1996.11. p.156-157.
50. 新刊紹介:羽黒町編『羽黒町史 別巻』山形民俗10 1996.11. p.158.
51. 「山岳修験の食文化に関する研究」『助成研究の報告6』財団法人味の素食の文化センタ-,1996.12. p.41-44.
52. 「近世史料にみる巡礼と参詣の概念」村山民俗11 1997.11. p.25-26.
53. 「大学入試センタ-試験と柳田国男」村山民俗11 1997.11. p.39.
54. 紹介:『図録庄内の歴史と文化』・『出羽三山』・『東北民俗学研究第5号』・『研究集録集地域研究30年の旅路』村山民俗11 1997.11. p.40-41.
55. 書評:高野史男著『韓国済州島』季刊地理学49-4 1997.12. p.307-308.
56. 講演要旨:「出羽三山の信仰と街道」出羽街道探訪実行委員会編『まなびのあと』1998.3. p.16-20.
57. 「山形県の交通-整備の進む高速交通網-」山形県経済社会研究所編『山形県の現在と未来』1998.3. p.22-23.
58. 『日本民俗宗教辞典』東京堂出版 1998.4.(出羽三山信仰・立山信仰・戸隠信仰の項目を執筆担当)
59. 紹介:『戸隠信仰の歴史』山岳修験21 1998.3. p.53-54.
60. 「出羽三山の修験道」週刊朝日百科「日本の国宝」97 1999.1. p.216-217.
61. 「国絵図にみる霊山の表現」文部省科研費報告書『画像処理による出羽国絵図の研究』,茨城大学教育学部(研究代表者:小野寺淳)1999.3. p.27-34.
62. 「森の生業と文化」『平成10年度鶴岡学講座記録集』鶴岡市教育委員会,1999.3. p.55-78.
63. 書評:『立山信仰と立山曼荼羅』日本民俗学218 1999.5. p.105-108.
64. 「旅日記にみる羽黒山の女人救済儀礼」村山民俗13 1999.6. p.16-18.
65. 紹介:『山に暮らす海に生きる 東北むら紀行』・『図説 みちのく古仏紀行』・『山形県の歴史』村山民俗13 1999.6. p.34.
66. 「故郷と田舎-山形の地域イメ-ジに関する一考察」山形民俗13 1999.11. p.57-60.
67. 『日本民俗大辞典』吉川弘文館、上、1999.9.下、2000.3.
68. 紹介:『地理と民俗への道-自学のすすめ-』歴史地理学198 2000.3. p.28-29.
69. 「インタ-ネット・ホ-ムペ-ジにみる韓国事情と韓国における日本語教育」『山形大学日本語教育論集』3 2000.3. p.93-97.
70. 紹介:『地域文化の話題提供』・『中世日本の国家と寺社』・『中世奥羽の民衆と宗教』・『庄内民俗 復刊第四号』村山民俗14. 2000.6. p.43-44.
71. 紹介:『地理の風景』季刊地理学52-3 2000.8. p.195.
72. 「巡検報告」歴史地理学200 2000.9. p.60-62.
73. 「国絵図にみる霊山の表現(続)」文部省科研費報告書『国絵図の画像処理による東北地方の環境・景観変化に関する研究』,茨城大学教育学部(研究代表者  :小野寺淳)2001.3. p.21-23.
74. 紹介:『熊野古道』山岳修験27 2001.3. p.82-83.
75. 「権現さまに参ろじゃないか」地域文化(八十二文化財団)56 2001.4. p.10-11.
76. 書評:『羽黒修験』日本民俗学226 2001.5. p.129-134.
77. 「紀行文と旅日記にみる立石寺」村山民俗15 2001.5. p.47-49.
78. 「日本の神仏の辞典」大修館書店,2001.7.
79. 「日本歴史大事典」小学館 2000-2001.
80. 「絵図にみる立山信仰」『なにが分かるか、社寺境内図』国立歴史民俗博物館 2001.10. p.128-129.
81. 「立山信仰の世界」国立能楽堂 2002.2. p.25-26.
82. 「大邱市友鹿里における日韓交流と観光開発」中央大学校日本研究所(韓国),2002.2. p.255-259.(村山民俗16 2002.6. p.54-57.に再録)
83. 「仁川中華街の再開発」季刊地理学54-1 2002.3. p.34-36.
84. 紹介:『ケイコ・韓国奮戦記』季刊地理学54-2 2002.7. p.122-123.
85. 『岩波仏教辞典 第二版』岩波書店2002.10.
86. 紹介:石井実・井出策夫・北村嘉行著『写真・工業地理学入門』季刊地理学55-1 2003.3. p.48.
87.『常総・寛永期の大日石仏』の刊行によせて、村山民俗17 2003. p.47-49.
88. 紹介:松井圭介『日本の宗教空間』季刊地理学55-2.2003.p.133-134.
89.『歴史学事典11巻 宗教と学問』弘文堂,2004.1.
90. 崔教授報告「近代的発展の表象としてのソウル」コメント、千田稔編『東アジアの都市形態と文明史』国際日本文化研究センター、2004.p.344.
91. 史料紹介「奥羽旅行控」村山民俗18,2004.p.38-41.
92. 書評:田中智彦『聖地を巡る人と道』山岳修験34.2004.11.p.76-78.
93. 書評:戸川安章著作集『出羽三山と修験道』・『修験道と民俗宗教』村山民俗19.2005.p.55-58.
94. 「山岳信仰と出羽国絵図」『国絵図の世界』国絵図研究会編、柏書房 2005.p.152-154.
95.紹介:野口一雄著『山形県の金毘羅信仰』宗教民俗研究14・15.2006.p.289-291.
96.紹介:渡辺幸任著『出羽三山絵日記』山形民俗20.2006.p.77-79.
97.紹介:青木栄一編『日本の地方民鉄と地域社会』季刊地理学58-4.2007.2.p.242.
98. 「最上川と三山まいり」まほら(旅の文化研究所)50.2007.p.20-21.
99.「戸川安章先生を偲ぶ」村山民俗21.2007.p.63-66.
100.「新出の月山湯殿山参詣道中記について」山形民俗21.2007.p.59-61.
101.「三山参りと宿坊」『村山ふるさと大百科』横山昭男監修、郷土出版社、2008.5. p196.
102.「手嶋健博氏「「出羽三山」の宗教世界」に触れて」村山民俗22.2008.6.p.80-82.
103.「韓国を題材にした授業の紹介」山形大学高等教育研究年報3.2009.3.p.6-7.
104.「神仏習合の構造」難波耕司・岩鼻通明,村山民俗23.2009.6.p.79-87.
105.『祭・芸能・行事大辞典』朝倉書店,2009.11.
106.「紹介『史料集 ゆくてのすさび 羽黒山日記』」難波耕司・岩鼻通明,山形民俗23.2009.11.p.87-88.
107.「宮本袈裟雄先生と山岳修験学会」『宮本袈裟雄追悼文集』2009.12.p.26-27.
108.紹介:沖縄国際大学南島文化研究所編『韓国・済州島と沖縄』史林93-4,2010.7.p.120-121.
109.「地方発信映画にみる地方都市再生の試みとその担い手ー山形県における映画「よみがえりのレシピ」を事例としてー」『日本科学者会議第18回総合学術研究集会予稿集』2010.11.p.268-269.
110.紹介:三木一彦著『三峰信仰の展開と地域的基盤』日本民俗学268.2011.11.p.82-83.
111.「内面を写す鏡~光州事件から龍山事件へ ムン・ジョンヒョン監督インタビュー」『山形国際ドキュメンタリー映画祭2011 記録集』2012.3.p.41.(YIDFF公式サイトにもアップ)
112.「第3章 自然的特性」p.12-28.「第6章 大江町西部の農山村景観 第1節景観構造」p.152-166.「第7章 町場左沢と農山村の交流関係 第1節 往来と街道」p.211-215.『大江町の最上川の流通・往来の景観保存調査 報告書』大江町教育委員会、2012.3.
113.紹介:福江充著『江戸城大奥と立山信仰』「史林」95-4、2012年7月、p105-106.
114.フォーラム:東日本大震災関係シンポジウム「震災の記憶と語りー民俗の再生へ向けて」シンポジウムの企画趣旨「日本民俗学」271、2012年8月、p134-138.
115.フォーラム:「震災映像と被災地上映」「季刊地理学」64-2.2012年9月、p74-75.
116.レポート「釜山国際映画祭で韓国ドキュメンタリー映画を見た」WEBネオネオ、http://webneo.org/archives/5867、2012年11月。
117.シンポジウム「草木塔の心をさぐる」記録、「置賜の民俗」19号、2012年12月、p.2-25.
118.書評:岩本由輝編『歴史としての東日本大震災』「図書新聞」3111号,2013.5.25.p.3
119.「五十嵐文蔵先生の人と学問」庄内民俗36,2013.6.p.12-13.
120.紹介:岡田照子著『瀬川清子 女性民俗学者の軌跡』庄内民俗36,2013.6.p.72-73.
121.書評と紹介:大高康正著『参詣曼荼羅の研究』日本歴史783,2013.8.p.103-105.
122.レポート「全州国際映画祭で観たドキュメンタリー作品」WEBネオネオ、http://webneo.org/archives/10014、2013.8
123.「出羽三山信仰と21世紀の広域交流圏」『平成24年度 文化財保存修復研究センター研究成果報告書』東北芸術工科大学、2013.8.p.19-20.
124.「山形県民俗(学)研究の歩みー各地域民俗研究団体の発足と諸先学」(野口一雄と分担執筆)『第30回東北地方民俗学合同研究会 予稿集 各県民俗学の始まりと今』2013.11.p.12-18.(本ブログ2013/11/18にアップ)
125.岩鼻通明他4名「山形県置賜地方における中山間地の土地利用の変遷に関する歴史地理学的研究」『国土地理協会研究助成報告書』2014.3.(国土地理協会HP助成情報にPDFファイルをアップ)
126.新刊紹介:高木大祐著『動植物供養と現世利益の信仰論』村山民俗28,2014.6,p75.
127.紹介:渡辺幸任著『出羽三山信仰と月山筍』東北民俗48,2014.6.p.77-78.
128.紹介:原淳一郎著『江戸の旅と出版文化 寺社参詣の新視角』歴史地理学56-4,2014.9.p.25.
129.「シンポジウム趣旨説明「旅・観光・歴史遺産」研究の概観」(原淳一郎と共著)・「総括 シンポジウムの成果と課題」歴史地理学57-1,2015.1.p.1-4,p.113-115.
130.書評:由谷裕哉・佐藤喜久一郎著『サブカルチャー聖地巡礼』宗教民俗研究24・25,2016.3,p.107-111.
131.書評:越志徳門・大杉明彦・小松寛子編『戸隠信仰の諸相』山岳修験57,2016.3,p.69-71.
132.書評・紹介:淡野明彦編著『観光先進地ヨーロッパ』季刊地理学68-3,2016.9,p.194-195.
133.難波耕司・岩鼻通明「セキモリ・ゲイノーの比較宗教論~羽黒山の神仏分離とイギリスの宗教改革」山形民俗30,2016.11,p.21-25.
134.紹介:村田弘『山の神・鮭の大助譚・茂吉 東北からの民俗考』村山民俗31,2017.6.p78-79.
135.紹介:佐賀大学地域学歴史文化研究センター刊『花守と介次郎 明治を担った小城の人びと』庄内民俗37,2017.10. p.68.
136.文献紹介:高橋陽一『近世旅行史の研究』歴史地理学59-4,2017.11.p.27-28.
137.書評:福江充『立山曼荼羅の成立と縁起・登山案内図』山岳修験63, 2019.3. p.67-70.
138.書評:羽山久男『徳島藩分間絵図の研究』地理学評論93-5,2020.9.p.397-398.
139.書評:金坂清則編著:『日本の未踏の地―イザベラ・バード再訪』季刊地理学72-3,2020.12.p.201-202.
140.書評:河合康代著:『聖地への信仰ー地理学からのアプローチ』人文地理73-3,2021.10.p.386-387.
141.紹介:榎原雅治著:『地図で考える中世』地図情報41-3,2021.11.p.
142.WEB原稿:即身仏 https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g02008/  2021,12,
143.書評:田中滋・寺田憲弘編『聖地・熊野と世界遺産-宗教・観光・国土開発の社会学-』歴史地理学64-2,2022.3.p.40-44.
144.「戸川安章先生の講演原稿再録~羽黒山の修験者とその妻」村山民俗36,2022.7.p.36-40.
145.「昭和初期の飛島における漁業と檀家・貰い子をめぐって」山形民俗36,2022.11.p.95-97.
146.「科学研究費研究成果報告書 羽黒修験研究の宗教民俗学的再構築」研究代表者:岩鼻通明,2023.3.89p.
147.「地図と私 安芸国嚴島の弥山に祀られた湯殿山権現」地図情報165,2023.5.



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