山形大学庄内地域文化研究会

新たな研究会(会長:農学部渡辺理絵准教授、会員:岩鼻通明山形大学名誉教授・農学部前田直己客員教授)のブログに変更します。

庄内地域文化研究所キックオフ・シンポジウムの開催について

2019年12月05日 | 日記
庄内地域文化研究所は、山形大学の認定研究所として、2018年度末に開所いたしました。今回のキックオフシンポジウムは、研究所開所記念として、地域のみなさまとともに、庄内地域の活性化をはかりたいと企画したものです。
 庄内地域には、3ヶ所もの日本遺産に認定されたエリア(出羽三山・北前船寄港地酒田・さむらいシルク鶴岡)が存在します。これらは観光を通した地域活性化をねらいとしたものですが、事業自体は2020年度で予算執行が終了する予定です。
 そのため、今後の活用が課題となりますが、いったんは棚上げされた世界遺産登録運動を再開し、出羽三山と最上川という世界レベルの文化遺産を整備していくことにより、世界文化遺産への道は開けるのではないでしょうか?
 本シンポジウムでは。文化庁の担当者をお迎えして、近年の世界文化遺産登録の動向をお聴きし、どのような対策を実施することで、山形県民が待望する世界文化遺産登録が実現可能かどうかを、パネリストの方々とともに、参加者のみなさまのご意見を集約しながら進めたいと存じます。ぜひ、多くの地域住民のみなさまに、ご参集いただきたく存じます。
期 日:2019年12月14日(土)14:00~16:45
会 場:山形大学農学部301講義室(鶴岡市若葉町)
テーマ :日本遺産から世界遺産へ~その可能性を探る
14:00~14:10 来賓挨拶:農学部学部長・庄内地域文化研究所所長
14:10~15:10 基調講演:世界遺産登録をめぐる近年の動向 
鈴木地平氏(文化庁文化資源活用課文化遺産国際協力室世界文化遺産部門)
15:10~15:20 休 憩
15:20~15:50 報 告:鳥海山の文化財指定
吉野裕氏(帝京大学准教授)
15:50~16:45 討 論:日本遺産から世界遺産へ
司 会:岩鼻通明氏(山形大学名誉教授)
パネリスト:原淳一郎氏(米沢女子短大教授)・前田直己氏(農学部客員教授)・
      渡辺理絵氏(農学部准教授・研究所所長)・鈴木地平氏・吉野裕氏
主 催:山形大学農学部   後援:山形新聞社・荘内日報社
問い合わせ先:農学部企画広報室(Tel 0235-28-2911)

【続報】
第2回シンポジウムを2021年1月23日(土)午後に即身仏信仰をテーマとして鶴岡市中央公民館にて開催しました。コロナ禍で人数制限があり、事後報告となり、申し訳ございませんでした。
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