山形大学庄内地域文化研究会

新たな研究会(会長:農学部渡辺理絵准教授、会員:岩鼻通明山形大学名誉教授・農学部前田直己客員教授)のブログに変更します。

佐賀県立図書館所蔵の西川須賀雄関連資料について

2013年12月17日 | 日記
 この夏に佐賀市へ出かける所用があったので、県立図書館へ足を伸ばし、当地出身である出羽三山神社初代宮司の西川須賀雄に関する資料調査を行ってきた。図書館の郷土資料検索で出てきたのは2点のみで、そのうちの1点は、近年、出羽三山神社から翻刻出版された彼の日記であったから、明治期の佐賀県の公文書の中にある以下の記録が唯一のものであった。
 その記録は「佐賀県明治行政資料 官省進達(明治4年7月~12月)」(県立図書館複製史料)に収録されており、明治4年10月に伊万里県から神祇省に宛てたもので、西川を宣教のために出張させるという原史料であり、貴重な発見であった。
 もう一人、検索してみた人物が存在した。柴田花守という西川の師匠にあたる人物であるが、彼もまた佐賀藩の出身で、富士講に入信し、明治に入り神道実行教を組織化した。彼の伝記を収録した『佐賀県郷土教育資料集』と題する昭和10年に佐賀県学務部学務課から編集発行された書物が検索で出てきたのであるが、その本には柴田よりもむしろ、より詳しい西川の伝記も収録されていた。
 この伝記は羽黒山への赴任年などの誤記も散見するが、西川が天保9年に生まれ、明治39年に亡くなったことが明記されており、非常に興味深いのは、西川が教育勅語の成立に深く関わっていたとする記述である。このことが歴史的事実であるのかどうかは今後の課題となろうが、羽黒山を離れてからの西川の行動を知る上で大いに参考となろう。
 帰り際に別室に佐賀藩主であった鍋島家の史料を複製した鍋島文庫が置かれていたので、なにか関連する記録があるかもしれないと探してみた。すると、その中に「小城郡祠官由緒差出」と題した明治3年12月に西川が地元の神社である須賀社に神職として任命されていたことを示す史料を見出すことができた。
 以上の3点の資料は、これまで紹介されることのなかった西川の羽黒山赴任以前と離山以降についての記録であり、彼の生涯に新たな光を当てるものといえよう。
(「村山民俗学会会報」2013年12月号より)
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被災地をめぐる現代民俗―映画館の観客アンケートを通した試論(「村山民俗」27号に補筆) 

2013年12月12日 | 日記
一 はじめに
本稿は、東日本大震災が被災者に与えた影響について、映画館の観客アンケートを通して明らかにしようとする試みである。周知のように、大震災の被害は広範囲に及んだが、映画館の被災状況は意外に知られていないといえよう。
東北から北関東にかけて、多くの映画館に被害が発生し、とりわけシネマコンプレックス(以下ではシネコンと略称)に大きな被害が集中した。シネコンは一九九〇年代後半以降に日本各地で開業が相次ぎ、映画館のスタイルを大きく変えたのであるが、新しい建造物にもかかわらず、劇場内には柱が存在しないなどの構造上の問題から、天井や壁、スピーカーの落下などの被害が生じた。その結果として、シネコンの登場以来、日本全国のスクリーン数が増加の一途をたどってきたのが、十八年ぶりにスクリーン数が減少し、二〇一一年の興行収入は前年比八十二%に減少した。二〇一二年中に開業したシネコンは皆無であったという。
東北地方の映画館の被災状況としては、仙台近郊の三か所のシネコンが休廃業となっている。二〇〇七年に低湿地の水田を造成して建設された泉コロナワールドは映画館一〇スクリーンと温泉、ボーリング、ゲーム、漫画喫茶、カラオケからなる複合施設であったが、被害が甚大なために閉店を余儀なくされた。
同系列で、二〇〇二年に開業した仙台コロナワールドは津波の被害を受け、複合施設の一部は営業を再開したものの、一二スクリーンを擁した映画館の再開は未定となっており、宮城県南の一九九五年に竣工した大河原町ショッピングモール内に七スクリーンを擁したシネコンのシアターフォルテもまた休業中となっている。
また、石巻市の旧北上川の中州に存在した岡田劇場は百五十年も続いた映画館であったが、津波によって流出した。この映画館も登場する日本映画「エクレール お菓子放浪記」は、石巻でロケが行われたが、エキストラとして出演した市民の中には震災で犠牲となった方が何人も含まれるといい、二〇一一年五月に劇場公開された。三月十一日の震災時には、東京で試写会が開かれていた最中とのことである。
次いで、東北各地の映画館で被災状況に関する聞き取り調査を実施したので、その概要を記したい。岩手県の一関シネプラザは、二スクリーンのミニシアターであるが、激しい揺れによる被害のために震災後の一か月半は休業を余儀なくされた。復旧の目途がついた四月上旬の最大余震で再度被災し、復旧費用は数千万円を要した。伊勢市の映画館「進富座」の館主が名古屋から業者を連れてきて、映写機を修理してくれるなど、多くの人々の善意に支えられて再開することができたという。
盛岡市内の映画館通りに位置する盛岡中劇は、丸二日間は停電したが、映写機がずれた程度で被害は軽微であったために、ほどなく営業を再開できた。しかしながら、昭和三〇年代の開業で、設備が老朽化したために、二〇一二年春で閉館することになった。
宮古シネマリーンは、津波の被害をまぬがれ、被害は軽微だったので、二週間ほどで営業を再開した。ただ、市民の多くが被災したために、再開以後の観客動員は大きく落ち込んでいる。
宮城県大崎市のシネマリオーネ古川は、館内のスクリーン三つが破損し、天井や壁、スピーカーが落下したりするなど、甚大な被害を受け、七月九日に再開にこぎつけた。被災後ただちに政府系金融機関から融資を受けて、再開に向けて工事を始めた。その時点で補助金が出るかどうかは不明だったが、二次補正予算で経産省から二分の一、県から四分の一の補助が出ることが決まった。補助金が決まってから着工したのでは遅きに失するので、夏休みの興行に間に合わせるために急いだ。復旧費用は一億円余りを要したという。

二 観客アンケートを通した被災者と映画館の関わり
被災地において、映画館がどのような役割を果たしているのかを、観客へのアンケート調査を実施することで、把握したいと考え、前述の岩手県宮古市にある宮古シネマリーンおよび宮城県大崎市にあるシネマリオーネ古川の全面的な協力を得て、被災後一年が過ぎた時点で観客アンケートを実施した。
宮古シネマリーンでは、二〇一二年二月中旬から三月上旬まで、チケット売り場でアンケート用紙を手渡しして、上映後にボックスへ回収し、一二〇通の有効回答を得た。シネマリオーネ古川では、二〇一二年二月中旬から四月上旬まで、映画館ロビーにアンケート用紙と回収ボックスを設置して、五一通の有効回答を得た。
さらに、被害の少なかった山形県鶴岡市にある鶴岡まちなかキネマにおいて、同様の観客アンケートを二〇一二年七月上旬の二日間にわたり、平日の午後に観客と対面するかたちでのアンケート調査を実施し、四十四通の有効回答を得た。
以下では、観客の基本的な属性と震災関連項目に二分した上で、アンケート結果についての比較検討を進めたい。

(一)基本的属性に関する比較検討
まず、性別をみると、宮古および古川では、男性のほうが少し多めであるが、鶴岡では女性のほうが多くなっている。
年齢別をみると、宮古では六十歳以上が最多ではあるものの、三十歳代の観客が比較的多いという特徴がみられる。それに対して、古川では五十歳代が最多で、他の映画館ではみられない十歳代の観客も存在する(この結果はアンケート期間に春休みが含まれたことと関連すると思われる)。一方、鶴岡では六十歳以上が圧倒的に多く、若い世代は宮古や古川に比べると少なくなっている(表一)。
次いで、職業別をみると、宮古では会社員・主婦・無職が多いが、古川では会社員・主婦に次いで学生が多くなっている。一方、鶴岡では無職が最多で、次に自営業が多いことに特徴がみられる。
居住地別をみると、宮古では旧市内が三分の二を占め、周辺市町村で残り三分の一を占めるが、古川では旧古川市内は五分の二にとどまり、周辺市町村からの来訪者が五分の三を占め、広域的な集客となっている。一方、鶴岡では旧鶴岡市内以外からの来訪者は二割ほどにとどまっており、集客圏の狭いことをうかがわせる結果となっている。
来場回数別にみると、宮古では一~三回目が大多数を占めるが、それに対して古川では十回以上が最多となっており、五回以上がそれに次ぎ、両者をあわせると過半数となり、リピーターの観客が非常に多いことを示している。一方、鶴岡では三回目が最多で、しかも一~三回目の合計と五回以上および十回以上の合計がほぼ拮抗しており、リピーターの観客が多いことを示している。ただし、この項目には前述のアンケートの実施方法の差異が影響している可能性がある。とりわけ、古川の場合はリピーターの映画ファンの観客が積極的にアンケートに答えたことが、このような結果になったことを想定すべきであろうか。
次いで、交通手段別をみると、最も共通した傾向を示したのが、この項目であった。すなわち、いずれの映画館においても、自家用車での来場が圧倒的多数となっている。この事実は、まさに地方都市におけるモータリゼーションの普及を如実に示すものであるが、いずれの映画館も中心市街地ないし、その付近に位置していることから、もう少し徒歩ないし自転車での来場が増えなければ、いわゆる賑わいを演出することができないと思われ、いわばサンダル履きで気軽に来場できるような映画館を含めた「まちづくり」が課題となろうか。
同伴者別にみると、宮古と古川は類似した傾向を示し、家族同伴と同伴者なしが肩を並べている。一方で、鶴岡では同伴者なしが過半数を占め、単独での来場が多いことを示している。
情報源別にみると、いずれも新聞が大きな役割を果たしていることが知られる。その一方で、ホームページの利用には大きな差がみられ、シネコンである古川は利用者が多く、ミニシアターの宮古では少ない。鶴岡でも多くはなく、ホームページ自体の充実度と観客の年齢構成の違いが影響しているものと想定される。
商店(街)での買い物行動との関連でみると、生協の二階に立地する宮古では買い物しないという回答が一割未満だが、商店との複合テナントビルに立地する古川では買い物しないが二割弱、商店街から映画館まで少し距離のある鶴岡では買い物しないが過半数と、映画館の立地条件の差異による影響が反映している。
この映画館は必要かという設問には、鶴岡では百%が必要、宮古では九十七%、古川では九十%と、いずれも地元の熱い期待を反映しているものの、一九九〇年代に市街地再開発によって開設された古川では、やや冷めたところがあるのかもしれない。
この映画館がなければ、どのように映画を観ますか、との設問も同様な傾向がみられ、他地域の映画館で観るという回答が鶴岡では六割、古川では五割であるのに対して、宮古では二割弱にすぎない。比較的近接した地域に他の映画館が立地する鶴岡や古川に比べて、自動車や鉄道で二時間余りを要する盛岡の映画館まで足を運ぶ必要のある宮古では、それ以外の手段を選択せざるをえない現実があるといえよう。市民生協と同様の出資方式で設立された宮古の映画館は、三陸沿岸地域唯一の映画館という、その隔絶した立地ゆえに高い必要性が地域住民から支持されているものといえよう。

(二)震災関連情報に関する比較検討
震災後の映画鑑賞回数の変化については、いずれも同じという回答が最多ではあるものの、古川では減少という回答がそれに近いほど多く、震災の後遺症を想起させる。その一方で、鶴岡では増加と減少ともに少なく、減少よりもむしろ増加のほうが僅差ながら上回ることに震災の影響が大きくはなかったことが示されている。
震災関連映像の苦痛性については、やや異なる傾向がみられる。古川では四割ほどの回答が苦痛性があるとしたが、宮古と鶴岡では三割弱にとどまった。予想としては、津波の直撃を受けた宮古で苦痛性があるとの回答が多くなると考えたのだが、それほど単純な問題ではなさそうだ。
上記の二項目に加えて、震災関連アンケート項目として、試行錯誤の結果、以下の五項目を設定してみた。それぞれについて、そう思う・どちらでもない・そう思わない、の三段階での回答を設けたので、回答結果の比較検討を試みたい。
Ⅰ 癒しと安らぎの場としての必要性
Ⅱ 余暇と娯楽の場としての必要性
Ⅲ 多様な文化を知る場としての必要性
Ⅳ 情報入手や交換の場としての必要性
Ⅴ 青少年・生涯教育の場としての必要性
 まず、共通して九割を超える高い支持を得たのが、余暇と娯楽の場としての必要性であり、これは映画館の基本的役割として共通するものであるといえよう。
 また、情報入手や教育の場に対する支持はやや低くはあるものの、いずれも共通した傾向がみられ、いわば映画館の普遍的な役割であるといえるが、大きな差異のみられるのが、癒しと安らぎの場および多様な文化を知る場の項目となっている。
 すなわち、宮古と古川の被災地における観客は、映画館に癒しと安らぎの場としての役割を大きく期待しているのに対して、被害が軽微だった鶴岡の観客は、この役割に重きを置いていないといえよう。
 その一方で、鶴岡においては、多様な文化を知る場としての役割を高く評価しており、鶴岡まちなかキネマが単に商業映画のみの上映にとどまらない活動を展開してきたことを反映するものといえようか。

三 おわりに
 以上、東北地方の三か所の映画館の協力を得て、観客アンケートを実施した結果についtの比較検討を試みた。震災被害の甚大であった宮古および古川と、被害が軽微であった鶴岡の観客との間には有意な回答の相違がみられることが明らかとなった。
 なお、本調査研究の延長として、二〇一三年三月に山形フォーラムで行われた震災特集上映の会場においても、同様の観客アンケートを実施した。その結果は本年十月に開催される山形国際ドキュメンタリー映画祭の震災特集上映の際に実施を予定している観客アンケートの結果と比較検討する予定である。
 なお、最後に、アンケート用紙の鶴岡の事例を参考までに添付しておきたい。

震災と映画館の関わりについてのアンケート

 昨年3月の大震災と映画館の関わりについて、アンケート調査を実施し、地域における映画館の果たす役割に関して検討を行いたく存じますので、以下の質問に、どうぞよろしくご回答のほど、お願い申し上げます。 山形大学農学部教授  岩鼻 通明
連絡先:電話0235-28-2941  E-mail:imichiaki@mail.goo.ne.jp

 以下の質問項目にお答え願います。該当する項目に○印をつけてください。
・年齢 10代・20代・30代・40代・50代・60歳以上 
・性別 男性・女性
・職業 会社員・公務員・自営業・パートアルバイト・主婦・学生・無職・その他
・住所 鶴岡市(旧鶴岡市内・羽黒・櫛引・朝日・温海・藤島)・三川町・庄内町
・酒田市・遊佐町・その他県内・県外
・1年間に、この映画館に来た回数 1回・2回・3回・4回・5回以上・10回以上
・本日に鑑賞された映画の題名 邦画(       )・洋画(         )
・映画の上映情報源  新聞・映画館内・映画館のホームページ・その他
・交通手段      徒歩・自転車・自家用車・バス・鉄道
・同伴者       家族・友人・親戚・その他・なし
・昨年3月11日以降、映画館へ来られる回数は増えましたか? 増加・同じ・減少
・その理由は? 映画館で過ごしたいから・精神的余裕がない・経済的余裕がない
・3月11日以降、映画館の役割や映画鑑賞の動機は変化しましたか?
 癒しとやすらぎの場としての必要性 そう思う・どちらでもない・そう思わない
 余暇と娯楽の場としての必要性   そう思う・どちらでもない・そう思わない
 多様な文化を知る場としての必要性 そう思う・どちらでもない・そう思わない
 情報の入手や交換の場としての必要性 そう思う・どちらでもない・思わない
 青少年・生涯教育の場としての必要性 そう思う・どちらでもない・思わない
・3月11日以降、震災関連の映像を見ることが苦痛ですか? はい・いいえ
・震災関連の上映会に行きたいと思いますか? はい・いいえ
・この映画館は地域にとって必要ですか? 必要・どちらでもない・不要
・映画館を利用する際に商店街で買い物をされますか? しない・時々する・ほぼ毎回する
・もし、この映画館がなければ映画を観ますか?
他の地域の映画館へ行って観る・DVDやビデオで観る・テレビで観る・観ない
・震災後に映画館の果たすべき役割などについて、自由にご意見をお書きください。
(                                     )
    アンケートは以上です。ご回答いただき、誠にありがとうございました。

参考文献
岩鼻通明「震災映像と被災地上映」季刊地理学64-2.2012年9月、p74-75.
大高宏雄「東日本大震災と日本映画界」キネマ旬報1601、2012年1月、p43-46.
千葉基「宮城県古川市 自立型再開発事業で商店街の活路を開く」地域づくり198、2005年12月、p12-13.
前野裕一「被災地で映画を映す」キネマ旬報1601、2012年1月、p58-63.

付記 本稿は、二〇一二年度東北地理学会春季大会で研究発表した内容をまとめたものである。発表時にご意見をいただいた方々および観客アンケートを快くお認めいただいた映画館の方々に厚くお礼を申し上げたい。なお、本稿で利用した統計データの集計には、二〇一二年度日本学術振興会科学研究費基盤研究(C)「」(研究代表者:岩鼻通明)の一部を使用した。

表1 年齢別性別構成

     宮古      古川    鶴岡
10代   3(3)     7(14)    0(0)
20代   6(5)     3(6)     3(7)
30代  22(18)    4(8)     5(11)
40代  12(10)    7(14)    4(9)
50代  31(26)   22(43)    8(18)
60代  44(37)    7(14)   24(55)
男性  66(55)    28(55)  18(41)
女性  53(45)    23(45)  24(55)
合計 119 (100)   51(100)  44(100)

表2 職業別構成

     宮古     古川     鶴岡
会社員  33(28)   13(25)    8(18)
公務員  14(12)    5(10)    3(7)
自営業  11(9)    3(6)    9(20)
パート   6(5)     5(10)    2(5)
主 婦  21(18)    9(18)    5(11)
学 生   2(2)     8(16)    0(0)
無 職  21(18)    3(6)   11(25)
その他   9(8)     5(10)    6(14) 
合 計 117(100)   51(100)  44(100)

表3 居住地別構成

   宮古 田老 新里 川井  岩泉  山田  大槌  釜石  県内  県外  合計
宮古 79(66) 6(5) 4(3) 3(3) 3(3) 7(6)  5(4) 5(4)  3(3) 4(3) 119(100)

   古川 田尻 松山 岩出山 栗原 登米 美里 加美 色麻 涌谷 県内 県外 合計
古川 20(40) 1(2) 2(4) 2(4) 6(12) 1(2) 5(10) 6(12) 4(8) 1(2) 1(2) 1(2) 50(100)

    鶴岡   羽黒  温海  庄内  酒田  遊佐  合計
鶴岡  35(80) 3(7)  1(2) 2(5)  2(5)   1(2)  44(100)


表4 来場回数別構成

      宮古   古川   鶴岡
1回 26(25) 4(9) 5(12)
2回  30(29) 6(13) 2(5)
3回 23(22) 5(11) 15(35)
4回 10(10) 3(7) 0(0)
5回以上 16(15) 13(28) 12(28)
10回以上 8(8) 15(33) 9(21)
合計    105(100) 46(100) 43(100)


表5 交通手段別構成

      宮古    古川     鶴岡
徒 歩   3(3)     5(10)   2(5)
自転車   9(10)     6(12)   5(12)
自動車  100(83)   39(75)  35(81)
バ ス   7(6)     1(2)    0(0)
鉄 道   1(1)     1(2)    1(2)
合 計  120(100)  52(100)  43(100)


表6 同伴者別構成

     宮古     古川     鶴岡
家 族  53(45)   21(41)    14(33)
友 人  14(12)    8(16)     7(16)
その他   0(0)     1(2)     0(0)
単 独  50(43)   21(41)    22(51)
合 計 117(100)   51(100)   43(100)

表7 情報源別構成

      宮古    古川    鶴岡
新 聞   53(47)  19(33)  15(34)    
映画館   22(19)  12(21)  10(23)
H P    8(7)   19(33)   4(9)
その他   30(27)   8(14)  15(34)
合 計  113(100)  58(100)  44(100)


表8 商店(街)での買い物行動

       宮古    古川    鶴岡
ほぼ毎回   55(47)   8(16)   3(7)
時々する   55(47)  33(66)  17(40)
しない     8(7)    9(18)  22(52)
合  計  118(100)  50(100)  42(100)


表9  映画館の必要性
 
         宮古     古川    鶴岡 
必  要    116(99)   46(98)  44(100)
不  要      0(0)     0(0)    0(0)
どちらでもない   1(1)     1(2)    0(0)
合  計    117(100)   47(100)  44(100)

 表10 映画館がなければ

          宮古     古川    鶴岡
他地域の映画館   24(18)   31(48)  26(60)
DVD・ビデオ   52(40)   17(27)   7(16)
テ レ ビ     33(25)   13(20)   5(12)
観 な い     21(16)    3(5)    5(12)
合   計    130(100)   64(100)  43(100)


表11 映画館は癒しと安らぎの場

           宮古     古川     鶴岡
そう思う       95(82)   40(80)    30(71)
どちらでもない    19(16)    8(16)    11(26)
思わない        2(2)     2(4)     1(2)
合 計       116(100)   50(100)   42(100)


表12 映画館は余暇と娯楽の場
 
           宮古     古川     鶴岡
そう思う      113(96)    47(94)   37(86)
どちらでもない     4(3)     2(4)    6(14)
思わない        1(1)     1(2)     0(0)
合  計  118(100)   50(100)   43(100)

表13 映画館は多様な文化の場

           宮古     古川     鶴岡
そう思う       91(82)   38(76)    28(97)
どちらでもない    18(16)   10(20)     0(0)
思わない        2(2)     2(4)     1(3)
合  計   111(100)   50(100)   29(100)


表14 映画館は情報入手の場

           宮古     古川     鶴岡
そう思う       55(52)   26(52)    21(49)
どちらでもない    44(42)   18(36)    19(44)
思わない        7(6)     6(12)     3(7)
合  計   106(100)   50(100)   43(100)


表15 映画館は教育の場

         宮古     古川    鶴岡
そう思う     76(72)   31(62)  24(57)
どちらでもない  26(25)   16(32)   15(36)
思わない      3(3)     3(6)    3(7)
合  計    105(100)   50(100)  42(100)
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