山形大学庄内地域文化研究会

新たな研究会(会長:農学部渡辺理絵准教授、会員:岩鼻通明山形大学名誉教授・農学部前田直己客員教授)のブログに変更します。

掲示板2007年

2012年02月29日 | 日記
「ヤマガタから世界へ~伝統と交流を発信する~YIDFF応援上映会」のお知らせ!!
donguridesse
「ヤマガタから世界へ~伝統と交流を発信する~YIDFF応援上映会」
日本科学者会議山形支部例会 主催:日本科学者会議山形支部
日時:10月9日(火)17時~20時30分   参加費:無料
場所:山形大学小白川キャンパス教養教育1号館1階115教室
内容:第1部「映像にみる出羽三山~世界遺産登録への道」17:00~18:20
   冒頭で、出羽三山を描いた映像作品のいくつかを、ビデオで紹介
(「月山」、「湯殿山麓呪い村」、「羽黒山松例祭」など)
   上映作品:「月と白狐」(12分)羽黒山と七五三掛の注連寺でロケ
   上映後に、大原蛍監督をゲストに質疑応答の予定
   第2部「渡り川」(90分)の上映(金・森監督) 18:30~20:30
   上映後に、金徳哲監督をゲストに質疑応答の予定
   なお、10月6日(土)夜に、金監督の新作「河を渡る人々」が、山形国際
ドキュメンタリー映画祭で上映されます(山形市中央公民館にて)
コーディネーター:岩鼻通明(農学部教員・JSA山形支部幹事)
 大原蛍監督は、新庄市を中心に活動する「東北幻野」の一員として、演劇や自主制作映画の分野で活躍され、戯曲集なども出版されています。
 金徳哲監督は、前回のYIDFFで、「渡り川」と「赤いテンギ」が上映され、今年にリバイバル上映された「千の風になって」(2004年)の撮影も担当されています。現在は、韓国ソウルの西江大学映画学科の客員教授を務めておられます。2007-09-28 13:16:46コメント(0)ページのトップへ返信削除スポンサーリンク - 詳細





後期開講(小白川)の授業について
donguridesse
「文化地理学」および「韓国の民族と文化2」の受講について

 「文化地理学」(地理学)を一般教育科目として受講する場合、この科目の内容に関心を有する者に限り、受講を認めるので、シラバスを熟読の上、その指示にしたがい、あらかじめ準備しておくこと。10月1日の開講時にただちに履修登録を締め切るので、留意すること。

「韓国の民族と文化2」(教養セミナー)の受講には、制限があるので、あらかじめシラバスを熟読しておくこと。10月1日の開講時にただちに履修登録を締め切るので、留意すること。


 農 学 部 1 年 生 へ

 月曜日5・6校時「文化地理学」は、
10月1日から講義を開始しますが、シラバスに明記したように、この講義は環境学科地域環境科学講座環境地理分野の基礎科目として位置づけられるので、関心のない学生(とりわけ他学科)は、同じ時間帯に開講される一般教育科目の受講を強く勧めます。

月曜日7・8校時「生物環境学へのアプローチ」も、10月1日から講義を開始しますが、10月1日のみは、15時からの開始とします。 

担当教員:岩鼻通明
2007-09-28 13:11:16コメント(0)ページのトップへ返信削除


2007年度前期成績講評(農学部)
iwahanamichiaki
 農学部専門科目の成績講評を行う。まず、環境政策学は、履修者56名中、A評価(90点以上)が9、B(80~90)が13、C(70~80)が15、D(60~70)が9、F(60点未満)が10名となった。ただし、F評価には、レポート未提出者が8名含まれる。
 地域地理学は、履修者52名中、Aが7、Bが12、Cが14、Dが8、Fが11名(レポート未提出者8名)となった。
 全般的に、それなりにまとまったものが多かったけれども、より幅広い文献の探索やネット検索が要求されよう。
 また、農学部のみならず、人文学部や教養教育のレポートで、ネット百科事典のウィキペディアに依拠するものが、相当数みられたが、このサイトのみを根拠とすることのリスクの大きさを認識すべきである。
 たとえば、平凡社の百科事典に比べると、その信頼度には天と地との差異があるといっても過言ではない。
 それ以外にも、信頼度に疑問のあるようなサイトからの引用も散見したので、ネット検索の際には、十分な比較を行って、信頼度を確認するなり、活字文献との比較が不可欠といえよう。
 では、以上で、前期の講評を終えたい。2007-09-07 13:29:29コメント(0)ページのトップへ返信削除


2007年度前期成績講評(人文・教養)
iwahanamichiaki
 人文学部の民俗文化講義の成績講評を行う。以下の内容には、教養教育として受講した学生も含まれる。
 受講者総数は20名で、成績の内訳はA(90点以上)が8名、B(80-90)が4名、C(70-80)が4名、D(60-70)が1名、F(-60)が3名となった。F評価の3名は、いずれも2回目のレポートが未提出であった。
 1回目の読書感想文のレポートは総じて良くまとまっていたし、出典の記載もほぼ十分であった。
 2回目のレポートも、意欲的な内容のものが、いくつかはみられたが、斬新なものは多くは無かった。これは先生も知らないだろうというようなオリジナルな内容を追求してほしいものである。
 なお、1回目のレポートを20点、2回目のレポートを80点満点として評価した。
 次に、教養教育の「韓国の民族と文化1」の成績講評を行う。
 受講者総数は189名で、成績の内訳はAが12名、Bが33名、Cが39名、Dが55名、Fが50名となった。不合格のF評価には、レポート未提出16名、1回のみ提出15名の計31名が含まれる。言い換えれば、2回のレポートを提出したにもかかわらず不合格となった者は19名であった。
 人文学部のレポートとは対照的に、1回目の読書感想文のレポートで、読んだ本のタイトルすら記していないものが目に付いた。同じく、2回目のレポートでも、出典をまったく示していないものが少なからず存在した。このようなレポートは当然ながら合格点は得られない。
 また、評価の低いものには、出典がひとつだけのものもめだった。この掲示板に記した課題を参照すれば、それでは不十分なことは明らかであろう。
 ひとつのテーマを深く掘り下げてほしいという要望に答えたものも、残念ながら多くはなかった。
 一方で、講義では特に触れることのなかった食文化に関するものがいくつもあった。講義で取り上げなかったにもかかわらず、なぜ、このテーマを取り上げたのか明記したものはまったくなかった。このような安易な内容で合格点をもらえると判断したのだろうか!?
 しかしながら、全体的には、かなり甘めの評価となったことを最後に付け加えておきたい。2007-08-24 16:58:47コメント(0)ページのトップへ返信削除


掲示板の過去ログ移転6
iwahanamichiaki
From 岩鼻通明 To iwahanamichiaki@goo at 2007 07/17 12:52

農学部「環境政策学」および「地域地理学」レポートについて
 提出期限:8月7日(火)17時(厳守) 環境学科協力室(南棟1階)まで。

 枚数:本文および注記400字原稿用紙5~10枚(2000~4000字)これに加えて図表・写真などを添えてよい。

 課題:講義で取り上げた内容から、各自が関心を持ったテーマを選んで、文献調査(複数の文献ないしHPに依拠すること)および、可能であれば現地調査を行って、まとめること。浅く広くまとめるのではなく、できるだけ深く掘り下げてまとめること。レポートには、できるだけ、テーマに即した主題図を添付すること。ベースマップは、インターネットからダウンロード可能。写真も、テーマに即したものを、現地調査で撮影したものに加えて、ネットで検索した画像ファイル(プリントはモノクロで可)を添付してもよい。できれば、現地調査と文献調査を組み合わせて論じること。また、文献調査は、図書館での本・論文探索とネット検索の双方を組み合わせて活用されたし。なお、引用については、下記のレポートの記載様式を守ること。

 評価基準:出席点(10点)、レポート(90点)-課題設定が適切か(20点)、オリジナルな内容か(50点)、文章表現は適切か(20点)を基準に成績を評価する。なお、後期開始時までに、この掲示板に成績の講評をアップする予定。

 なお、問い合わせは、この掲示板、もしくは電子メールを活用すること。2007-08-11 12:35:53コメント(0)ページのトップへ返信削除


掲示板の過去ログ移転5
iwahanamichiaki
From 岩鼻通明 To iwahanamichiaki@goo at 2007 07/09 12:53

レポートの記載様式について(各科目共通)
 レポートの記載様式、とりわけ文献およびHPからの引用についての書き方を、なるべく統一してほしいと思います。どの文献(HP)のどの部分から引用したのかを明示する必要があるためです。自分の文章と他人の文章を区別することが、レポート作成の基本となります。ただし、あまり長文の引用は好ましくありません。ポイントになる部分のみを引用して、後は要約するなどの工夫が必要です。要約の場合も、出典が明らかになるように注などを付けてください。
 したがって、各科目のレポートは、以下の記載様式を参考にして作成してください。なお、引用文献(HP)の典拠が不明な場合は大幅に減点されます。
・文献からの引用の場合
 引用文は、前後に必ず「 」を付けて示すこと。そして、引用頁を「 」の後に( )で示すこと。具体的には「・・・である」(注1)15~17頁)と記すこと。そして、文献そのものは、注の形で文末にまとめて記述すること。具体的には、注1)岩鼻通明『出羽三山信仰の圏構造』岩田書院、2003年、というように、著者名・書名・出版社・発行年を記すこと。
・HP(インターネット・サイト)からの引用の場合
 引用文は、前後に必ず「 」を付けて示すこと。そして、引用した該当部分のアドレスを「 」の後に( )で示すこと。具体的には「・・・である」(注2)http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/07/09/20050709000001.html)と記すこと。そして、HPそのものは、注の形で文末にまとめて記述すること。具体的には、注2)「デジタル朝鮮日報 日本語版」http://japanese.chosun.com/、というように、サイト名とトップページのアドレスを記すこと。
なお、同一の文献およびサイトを繰り返し引用する場合は、たとえば注5)注1に同じ、という記述でよい。
 以上。 2007-08-11 12:35:06コメント(0)ページのトップへ返信削除


掲示板の過去ログ移転4
iwahanamichiaki
From 岩鼻通明 To iwahanamichiaki@goo at 2007 07/09 12:49

教養教育「韓国の民族と文化1」レポートについて
 テーマ:講義の内容から各自が関心を持ったテーマについて、複数の文献およびHPに依拠しながら、まとめること(広く浅くは望ましくない)。できるだけ、文献とHPサイトを組み合わせながら、まとめること。出典は別途記した要領で必ず明記し、自分の文章と他人の文章を区別して書くこと。
 提出期限:8月7日(火)17時(厳守)までに教養教育1号館レポートボックスへ提出すること。
 枚数:本文と注をあわせて2000~4000字程度で、それに加えて図表や写真なども適宜、入れてよい。手書きの場合はレポート用紙ではなく、必ず原稿用紙を使うこと(サイズは自由)。ワープロの場合は、読みやすい書式で、A4ないしB5版にプリントすること。
 以上。

From 岩鼻通明 To iwahanamichiaki@goo at 2007 07/09 12:46

人文学部「民俗文化講義」レポートについて
 テーマ:講義の内容から各自が関心を持ったテーマについて、複数の文献およびHPに依拠しながら、まとめること(広く浅くは望ましくない)。できるだけ、文献とHPサイトを組み合わせながら、まとめること。出典は別途記した要領で必ず明記し、自分の文章と他人の文章を区別して書くこと。
 提出期限:8月7日(火)17時(厳守)までに教養教育1号館レポートボックスへ提出すること。
 枚数:本文と注をあわせて2000~4000字程度で、それに加えて図表や写真なども適宜、入れてよい。手書きの場合は必ず原稿用紙を使うこと(サイズは自由)。ワープロの場合は、読みやすい書式で、A4ないしB5版にプリントすること。1回目のレポートとあわせて、成績の評価を行う。
 以上。 2007-08-11 12:32:25コメント(0)ページのトップへ返信削除


掲示板の過去ログ移転3
iwahanamichiaki
From 岩鼻通明 To iwahanamichiaki@goo at 2007 06/25 13:02

山形国際ドキュメンタリー映画祭ボランティア募集!!
 農学部の掲示板にも掲示を出しましたが、10月に山形市で開かれる映画祭のボランティアを募集しています。
 7月7日(土)・12日(木)の14時と19時半から、霞城セントラル23階の市民活動支援センターにて説明会が開かれます。
 なお、参加希望者で、説明会に出席できない場合は、連絡してください。
 では、以上、ご案内まで。

From 岩鼻通明 To iwahanamichiaki@goo at 2007 05/28 14:14

休講およびレポートの課題のお知らせ
 6月4・11日の人文学部「民俗文化講義」および教養教育「韓国の民族と文化1」は休講となりますので、その間に、以下のようにレポートを課します。文献は、各自がネット検索などで、探すこと。

 「民俗文化講義」の課題:韓国の民俗文化に関する書物(新書など1冊、もしくは単行本の1章でも可)を読み、その内容を要約し、感想を400字5枚程度にまとめること。ワープロの書式は自由、手書きは原稿用紙を使うこと。できるだけ、冒頭に、書名・著者名・出版社名・発行年を明記すること。引用する場合には、引用文の両端に「 」を付し、末尾に引用頁を明記すること(例:「韓国では・・・である」(31頁))。
 期限:6月18・25日の講義時に提出すること。
 評価:このレポートを30点満点で評価し、期末レポートを70点満点で評価する。

 「韓国の民族と文化1」の課題:韓国ないし朝鮮半島に関する入門書(新書などを1冊)を読み、その内容を要約し、感想を400字5枚程度にまとめること。ワープロの場合に書式は自由、手書きの場合は原稿用紙使用のこと。できるだけ、冒頭に、書名・著者名・出版社名・発行年を明記すること。引用する場合には、引用文の両端に「 」を付し、末尾に引用頁を明記すること(例:「韓国では・・・である」(31頁))。
 期限:6月15日(金)17時(厳守)までに、教養センターレポートボックスへ提出すること。
 評価:このレポートを30点満点で評価し、期末レポートを70点満点で評価する。 2007-08-11 12:30:03コメント(0)ページのトップへ返信削除


掲示板の過去ログ移転2
iwahanamichiaki
From 岩鼻通明 To iwahanamichiaki@goo at 2007 03/23 14:18

2006年度後期成績講評
 後期の成績を講評する。
 教養教育「韓国の民俗と文化2」は、受講生63人中、Sが49名、Aが8名、Bが1名、Cが2名、Fが3名の評価となった。毎回、出席カードを配布して、裏面にコメントを記してもらった出席点での評価であり、S評価のうち、35名が皆勤であった。今回は、娯楽性の強い作品を中心にしたので、ある意味では妥当な結果といえようか。なお、裏面にコメントのないものは、欠席の扱いとした。
 農学部1年次「文化地理学」は、受講生26人中、Sが1名、Aが15名、Bが7名、Cが0名、Fが3名となった。前半に提出したレポートおよび後半の出席カードを評価の対象としたが、レポートは似通ったテーマのものが多く、もう少し工夫が必要であろう。なお、フィルム・コミッションのエキストラ体験について記したものには加点した。
 農学部1年次「生物環境学へのアプローチ」は、受講生69人中、Sが17名、Aが37名、Bが10名、Cが4名、Fが1名となった。毎回の講義時に提出したレポートの評価を総合したものである。
 では、以上、お知らせまで。

From 岩鼻通明 To iwahanamichiaki@goo at 2006 12/04 12:23

農学部「文化地理学」レポートについて
 農学部「文化地理学」レポート
 提出期限(厳守):1月15日(月)講義時に提出すること
 テーマ:講義の内容から各自が関心を持ったテーマについて、複数の文献およびHPに依拠しながら、まとめること(広く浅くは望ましくない)。できるだけ、文献とHPサイトを組み合わせながら、まとめること。出典は必ず明記し、自分の文章と他人の文章を区別して書くこと。なお、11日午後の山形テルサでのエキストラ体験について記されたレポートについては加点する。
 枚数:本文と注をあわせて2000~4000字程度で、それに加えて図表や写真なども適宜、入れてよい。手書きの場合はレポート用紙ではなく、必ず原稿用紙を使うこと(サイズは自由)。ワープロの場合は、読みやすい書式で、A4ないしB5版にプリントすること。2007-08-11 12:27:53コメント(0)ページのトップへ返信削除


掲示板の過去ログ移転1
iwahanamichiaki
From 岩鼻通明 To iwahanamichiaki@goo at 2006 12/04 12:23 編集 返信
From 岩鼻通明 To iwahanamichiaki@goo at 2006 09/23 16:56 編集 返信

2006年度前期(農学部)成績講評
 農学部の専門科目の成績を講評する。
 まず、環境政策学は、A評価2名、B37名、C14名、D5名、F13名(うち12名はレポート未提出)となった。
 また、地域計画学概論は、A評価10名、B18名、C17名、D1名、F6名(うち4名はレポート未提出)となった。
 若干、評価が甘めとなったが、まだまだ文献を読みこなす能力が十分とはいえないし、テーマの選定も似たり寄ったりで、独創性に乏しいものが多かった。
 もっと読ませてくれる内容を期待したい。
 以上。

From 岩鼻通明 To iwahanamichiaki@goo at 2006 08/17 12:05 編集 返信

2006年度前期(人文・教養)成績講評
 教養教育の「韓国の民俗と文化1」(地理学)は、レポート提出者160名のうち、評価の内訳はA9名、B21名、C58名、D57名、F15名となった。
 不合格となった者は、まず、このサイトをみたとは思えないが、参考文献すら明記していないレポートが少なくなったとはいえ、まだ1割近く存在する。
 D評価も、このサイトにあらかじめ記した課題に即していないもので、出典の記載が不明確なものがかなりの数にのぼった。本来ならば、このレベルのレポートも不合格とすべきであるが、甘い評価とした。
 C評価は、それなりの体裁を整えてはいるものの、内容に個性というか特徴のない、テーマが絞られていないものが多かった。
 A・B評価は、課題に即した内容で、よく読ませる内容のものはA評価とした。
 全体的に、釈迦に説法とまでは言わないが、その道のプロに読ませるには、あまりに概説レベルでしかないレポートが大半であった。自らが知らなかったことをまとめればよいのではないということを肝に銘じてほしい。
 それに対して、人文学部の「民俗文化特殊講義」のレポートは、まずまず読みごたえのあるものが多かった。レポート提出者は27名で、A1名、B11名、C7名、D5名、F3名となった。評価基準は、上述のものとほぼ同様であるが、1回目のレポートを未提出の2名は不合格とした。
 以上。
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掲示板2007~2010年

2012年02月29日 | 日記
人文学部「民俗文化講義」(教養教育「韓国の伝統文化」)第1回レポートについて
iwahanamichiaki
 第1回のレポートについて、以下のように、お知らせします。
 レポートの課題:韓国の民俗文化に関する書物(新書など1冊、もしくは単行本の1章でも可ー附属図書館に相当数の文献が所蔵されていますし、新書などは県立・市立図書館に大量に所蔵されています)を読み、その内容を要約し、感想を400字5枚程度にまとめること。古い文献の場合は、最新情報をネット検索で調べて比較することをすすめる。
 ワープロの書式は自由、手書きは原稿用紙を使うこと。冒頭に、書名・著者名・出版社名・発行年を明記すること。引用する場合には、引用文の両端に「 」を付し、末尾に引用頁を明記すること(例:「韓国では・・・である」(31頁))。
 なお、6月7日の特別講義(映画上映会)へのコメントを積極的に記すこと。
 期限:講義時に提出すること、6月28日を最終期限とする。
 評価:このレポートを30点満点で評価し、期末レポートを70点満点として、評価を行う予定。 2010-05-28 09:46:53コメント(0)ページのトップへ返信削除スポンサーリンク - 詳細






09年後期成績講評
iwahanamichiaki
 前期開始後と、たいへん遅くなりましたが、09年度後期の成績を以下に講評します。
 農学部専門科目「地域活性化論」:レポート提出者46名で、評価の内訳はS4名、A17名、B21名、C3名、F1名となった。
 農学部1年次専門科目&教養教育科目「文化地理学」:レポート提出者103名で、評価の内訳はS8名、A42名、B42名、C5名、F6名となった。
 参考文献および参考サイトを明記していないものは、課題に明示したように不合格とした。
 全体的に、例年より甘めの評価となったが、ネット情報にかたよっているものが多く、定評のある文献を、いかにうまく活用できるかが、評価のポイントとなろう。
 なお、ネット百科事典のウィキペディアもまた、主観と偏見に満ちた記述が往々にして散見され、そのまま引用することはきわめて危険であることを認識してほしい。他の情報と比較して、その信頼性をチェックすることが不可欠である。
 教養教育科目「韓国の民俗文化(教養セミナー)」:S18名、A29名、B2名、C2名、F1名となった。
 この科目は、毎回、出席カードにコメントを記すことで、評価を行ったが、Sは皆勤者であり、4割近い履修者が一度も休まずに出席してくれたことに感謝したい。とりわけ、今回は韓国映画の歴史的名作をとりあげたために、必ずしも受講生にとって、見て楽しめる作品とはいいがたい場合もあったが、それにもかかわらず多くの受講生がほとんど休まずに出席してくれたことをありがたく思う。
 では、以上、各科目の講評まで。2010-04-15 13:37:52コメント(0)ページのトップへ返信削除


農学部「地域活性化論」レポートについて
iwahanamichiaki
 提出期限:2月4日(木)17時(厳守) 環境学科協力室(2号館1階)まで。

 枚数:本文および注記2000~4000字。これに加えて図表・写真などを添えてよい。手書きの場合は必ず原稿用紙を使用すること。

 課題:講義で取り上げた内容から、各自が関心を持ったテーマを選んで、文献調査(複数の文献ないしHPに依拠すること)を行って、まとめること。浅く広くまとめるのではなく、できるだけ深く掘り下げてまとめること。
 レポートには、なるべく、テーマに即した主題図を添付すること。ベースマップは、インターネットからダウンロード可能。写真も、テーマに即したものを、ネットで検索した画像ファイル(プリントはモノクロで可)を添付してもよい。
 また、文献調査は、図書館での本・論文探索とネット検索の双方を組み合わせて活用されたし。
 なお、引用については、別記のレポートの記載様式を参考にすること。引用および文献・HPの出典の記載のないものは不合格とする。
 前期開始時までに、この掲示板に成績の講評をアップする予定。
 問い合わせは、この掲示板、もしくは電子メールを活用すること。 以上。2010-01-26 18:52:07コメント(0)ページのトップへ返信削除


後期レポート(文化地理学)について
iwahanamichiaki
 課題:講義中で取り上げた話題(映画に関連するものに限る)の中で、関心のある問題について、詳しく掘り下げて調べること。出典は必ず明記すること(記載の方法については、下記の過去の掲示板の情報を参考にすること)。できるでけ、文献とネット情報を組み合わせて、まとめること。
 字数:2000字以上~4000字程度までとする。手書きの場合は必ず原稿用紙を使うこと(レポート用紙は不可)。なるべくワープロでのプリント・アウト原稿が望ましい。書式などは読みやすければ自由とする。
 期限:2月4日(木)午後5時(厳守)までに教養センターのレポートボックスへ提出すること。
 成績は、このレポートと数回の小テスト(出席カードへのコメント)をあわせて評価する。2010-01-07 16:54:19コメント(0)ページのトップへ返信削除


09年前期成績講評
iwahanamichiaki
 遅くなりましたが、前期の各科目の成績講評をまとめて記します。
 教養教育「韓国を知る(総合)」レポート・出席カード提出者総数91名、うちS(90点以上)5名、A(80点以上)28名、B(70点以上)32名、C(60点以上)9名、F(60点未満ー不合格)17名となった。
 教養教育「韓国の伝統文化(地理学)」レポート・出席カード提出者総数17名、うちS4名、A7名、B4名、C1名、F1名となった。
 人文学部「民俗文化講義」レポート・出席カード提出者総数64名、うちS14名、A31名、B10名、C0名、F9名となった。
 農学部「地域地理学」レポート提出者総数48名、うちS5名、A10名、B28名、C3名、F2名となった。
 全体的に、やや甘めの評価となったかもしれないが、出典を明示していないものは不合格とした。
 また、似通ったテーマのレポートが多くみられたが、できる限りユニークなテーマを探し出すことが、高い評価につながるといえよう。
 なお、今回も、ネット百科事典のウィキペディアからの引用が目についたけれども、このサイトは項目によって信頼度に大きな開きがあるため、十分なチェックが不可欠であることを認識してほしい。
 では、以上、簡単ながら講評まで。2009-09-27 18:26:00コメント(0)ページのトップへ返信削除


農学部「地域地理学」レポートについて
iwahanamichiaki
提出期限:8月10日(月)12時(厳守) 環境学科協力室(2号館1階)まで。

 枚数:本文および注記3000~4000字。これに加えて図表・写真などを添えてよい。手書きの場合は必ず原稿用紙を使用すること。

 課題:講義で取り上げた内容から、各自が関心を持ったテーマを選んで、文献調査(複数の文献ないしHPに依拠すること)を行って、まとめること。浅く広くまとめるのではなく、できるだけ深く掘り下げてまとめること。
 レポートには、できるだけ、テーマに即した主題図を添付すること。ベースマップは、インターネットからダウンロード可能。写真も、テーマに即したものを、ネットで検索した画像ファイル(プリントはモノクロで可)を添付してもよい。
 また、文献調査は、図書館での本・論文探索とネット検索の双方を組み合わせて活用されたし。なお、引用については、別記のレポートの記載様式を参考にすること。
 後期開始時までに、この掲示板に成績の講評をアップする予定。
 なお、問い合わせは、この掲示板、もしくは電子メールを活用すること。 2009-07-11 12:32:02コメント(0)ページのトップへ返信削除


レポートの記載様式について(各科目共通)
iwahanamichiaki
 レポートの記載様式、とりわけ文献およびHPからの引用についての書き方を、なるべく統一してほしいと思いますので、以下の記述を参考にしてください。必ずしも、この通りの記載でなくともかまいませんが、出典の明示は不可欠です。
 それは、どの文献(HP)のどの部分から引用したのかを明示する必要があるためです。自分の文章と他人の文章を区別することが、レポート作成の基本となります。
 ただし、あまり長文の引用は好ましくありません。ポイントになる部分のみを引用して、後は要約するなどの工夫が必要です。要約の場合も、出典が明らかになるように注などを付けてください。
 したがって、各科目のレポートは、以下の記載様式を参考にして作成してください。なお、引用文献(HP)の典拠が不明な場合は大幅に減点されます。
・文献からの引用の場合
 引用文は、前後に必ず「 」を付けて示すこと。そして、引用頁を「 」の後に( )で示すこと。具体的には「・・・である」(注1)15~17頁)と記すこと。そして、文献そのものは、注の形で文末にまとめて記述すること。具体的には、注1)岩鼻通明『出羽三山信仰の圏構造』岩田書院、2003年、というように、著者名・書名・出版社・発行年を記すこと。
・HP(インターネット・サイト)からの引用の場合
 引用文は、前後に必ず「 」を付けて示すこと。そして、引用した該当部分のアドレスを「 」の後に( )で示すこと。具体的には「・・・である」(注2)http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/07/09/20050709000001.html)と記すこと。そして、HPそのものは、注の形で文末にまとめて記述すること。具体的には、注2)「デジタル朝鮮日報 日本語版」http://japanese.chosun.com/、というように、サイト名とトップページのアドレスを記すこと。
なお、同一の文献およびサイトを繰り返し引用する場合は、たとえば注5)注1に同じ、という記述でよい。
 以上。 2009-07-08 17:59:43コメント(0)ページのトップへ返信削除


前期レポート(教養教育「韓国を知る」)について
iwahanamichiaki
テーマ:講義の内容から各自が関心を持ったテーマについて、文献およびHP(ネット検索)に依拠しながら、まとめること(広く浅くは望ましくない)。できるだけ、文献とHPサイトを組み合わせながら、まとめること。出典は別途記した要領で必ず明記し、自分の文章と他人の文章を区別して書くこと。
 提出期限:8月10日(月)17時までに教養教育1号館レポートボックスへ提出すること。
 枚数:本文と注をあわせて3000~4000字程度で、それに加えて図表や写真なども適宜、入れてよい。手書きの場合はレポート用紙ではなく、必ず原稿用紙を使うこと(サイズは自由)。ワープロの場合は、読みやすい書式で、A4ないしB5版にプリントすること。
 以上。
2009-07-08 17:56:24コメント(0)ページのトップへ返信削除


人文学部「民俗文化講義」(教養教育「韓国の伝統文化」)第2回レポートについて
iwahanamichiaki
テーマ:講義の内容から各自が関心を持ったテーマについて、文献およびHPに依拠しながら、まとめること(広く浅くは望ましくない)。できるだけ、文献とHPサイトを組み合わせながら、まとめること。出典は別途記した要領で必ず明記し、自分の文章と他人の文章(引用文には必ず「」をつけること)を区別して書くこと。
 提出期限:8月10日(月)17時までに教養教育1号館レポートボックスへ提出すること。
 枚数:本文と注をあわせて3000~4000字程度で、それに加えて図表や写真なども適宜、入れてよい。手書きの場合は必ず原稿用紙を使うこと(サイズは自由)。ワープロの場合は、読みやすい書式で、A4ないしB5版にプリントすること。1回目のレポートとあわせて、成績の評価を行う。
 以上。 2009-07-08 17:53:09コメント(0)ページのトップへ返信削除


人文学部「民俗文化講義」(教養教育「韓国の伝統文化」)第1回レポートについて
iwahanamichiaki
 第1回のレポートについて、以下のように、お知らせします。
 レポートの課題:韓国の民俗文化に関する書物(新書など1冊、もしくは単行本の1章でも可ー附属図書館に相当数の文献が所蔵されていますし、新書などは県立・市立図書館に大量に所蔵されています)を読み、その内容を要約し、感想を400字5枚程度にまとめること。古い文献の場合は、最新情報をネット検索で調べて比較することをすすめる。
 ワープロの書式は自由、手書きは原稿用紙を使うこと。できるだけ、冒頭に、書名・著者名・出版社名・発行年を明記すること。引用する場合には、引用文の両端に「 」を付し、末尾に引用頁を明記すること(例:「韓国では・・・である」(31頁))。
 期限:講義時に提出すること、7月6日を最終期限とする。
 評価:このレポートを30点満点で評価し、出席カードを10点満点、期末レポートを60点満点として、評価を行う予定。 2009-06-10 14:09:10コメント(0)ページのトップへ返信削除


韓国・朝鮮関係書籍利用のご案内
nayktsuchiya
お世話になります。
山形大学附属図書館の土屋と申します。

このたび、岩鼻先生より韓国・朝鮮関係の書籍約270冊をご寄贈いただきました。

学生はもとより、学外一般の方もご利用になれます。
通常の手続きで閲覧・貸出を受けていただけますが、もし、書籍のリストがご覧になりたい場合は図書館カウンターでお尋ねください。

岩鼻先生、このたびはありがとうございました。2009-05-27 17:31:35コメント(0)ページのトップへ返信削除


映画上映会のお知らせ!!
iwahanamichiaki
地球環境映像祭 in 山形大学 2009

5月25日(月)16:30~ 
山形大学小白川キャンパス教養教育115教室にて

5月28日(木)18:00~
山形大学農学部301講義室にて

上映作品
動物工場/アニマル・ファクトリー
(韓国/監督:Koo Jung-Hoi/2007年/61分)

 食の欧米化が進む中、豚肉や鶏肉の需要は高まっている。しかし、その生産現場では 何が行なわれているのだろうか。韓国の家畜飼育の現場で、人工飼料と
有機飼料の差異を鮮明にとらえた意欲的なドキュメンタリー作品です。

自然の楯 -Tsunamiからいのちをまもったもの
(インド、インドネシア、スリランカ、タイ/監督:Moji Riba、マノリ・ヴィジェセー ケラ、ヨハン・アベーナイケ/2006年/27分)

 甚大な被害をもたらした2004年12月のインド洋津波。被害を検証する中で明らかになったのは、マングローブ林と砂丘、サンゴ礁が被害を最小におさえた事実だった。その実態を現地での取材から明らかにしたドキュメンタリー作品です。

作品提供:アースビジョン 地球環境映像祭事務局
これらの作品は、2008年3月に開催された、第16回地球環境映像祭で上映されました。  http://www.earth-vision.jp/index.html

いずれも、入場は無料です。25日は、日本科学者会議山形支部例会としての、28日は山形大学農学部「農学の夕べ」における開催となります。2009-05-11 18:38:18コメント(0)ページのトップへ返信削除


前期開講の教養教育科目の履修について
iwahanamichiaki
 月曜日5・6校時の「韓国の伝統文化」は履修登録を締め切りました。
 月曜日7・8校時の「韓国を知る」は、まだ履修希望者を受け入れます。
 ただし、4月20日(月)は、いずれの科目とも休講となりますので、「韓国を知る」の履修希望者は、27日の講義時に出席してください。仮履修届は提出不要ですので、各自でマークして履修登録をしてください。
 では、以上、連絡まで。2009-04-15 18:16:17コメント(0)ページのトップへ返信削除


2008年度後期成績講評(補足)
iwahanamichiaki
 成績評価の基準について、もう少し詳しく補足したい。
・「韓国の文化と民俗」
 14回の授業で毎回欠かさず出席カードを提出した場合を90点の評価とし、1回減るごとに5点マイナスとして評価した。よって、たとえば8回の出席で60点となる。
 ただし、2~3行の具体的とはいえないコメントの場合は1回の出席とは認めずに、0.5回と評価した。
 また、「おもしろかった。来週が楽しみです」、「来週が楽しみです」、「おもしろかった。またみたい」といった1行だけのコメントの体をなしていないものは出席と認めなかった。
 不合格となった3名のうち、1名は初回しか出席しなかった。また、残りの2名はコメントの半数以上が1行ないし2~3行であり、きわめて履修態度がよくなかった。
・「文化地理学」
 レポートの評価点数を基準として、後半の4回の出席カードに対して、4回出席はプラス5点、3回出席は0点、2回出席はマイナス5点、1回出席はマイナス10点の出席点の評価を加えた。2009-03-05 15:18:11コメント(0)ページのトップへ返信削除


2008年度後期成績講評
iwahanamichiaki
 教養教育(韓国の文化と民俗)
 受講者95名中、評価の内訳は、S(90点以上)39、A(80点台)32、B(70点台)13、C(60点台)8、F(60点未満ー不合格)3名となった。基本的には、6割以上の出席をもって合格とした。
 Sは皆勤であり、14回の講義を一度も欠席しなかった受講生が4割近く存在したことは、たいへんありがたい。
 その一方で、今回は100名近い受講生を受け入れたことで、若干の質の低下もみられたことが、低い評価を少なからずせざるを得ない結果となった。講義中の出入りが多かったり、ざわついたりすることがしばしばあったことは残念である。
 なお、シラバスの成績評価に出席カードへのコメント記載は明示しているにもかかわらず、コメントとはいいがたいものが若干みられたので、それらは減点の対象とした。それによって、不合格となった場合もある。

 教養教育・農学部(文化地理学)
 農学部の受講者36名中、S3、A16、B9、C3、F6名となった。
 農学部以外の受講者67名中、S3、A24、B30、C3、F7名となった。
 総じて、ネット検索に安易に依存した内容が多く、自分の文章がほとんどないものが多数を占めたのは残念であり、それらは当然ながら低い評価となった。
 しかも、出典の記載がまったくないものも相当数にのぼり、過去の評価にも明示したように、それらは不合格とした。
 その一方で、少数ながらも文献を読みこなした内容のものや、具体的な自己の実践例を提示したレポートもみられ、それらには高い評価を与えた。

 農学部(生物環境学へのアプローチ)
 受講者63名中、S32、A16、B7、C4、F4名となった。担当した教員ごとの評価を合計して、百点満点に換算したものであり、欠席の多かった場合は評価が低くなっている。
               以上。2009-02-24 14:43:00コメント(0)ページのトップへ返信削除


文化地理学レポートについて
iwahanamichiaki
 課題:講義中で取り上げた話題(映画に関連するものに限る)の中で、関心のある問題について、詳しく掘り下げて調べること。出典は必ず明記すること(記載の方法については、下記の過去の掲示板の情報を参考にすること)。できるでけ、文献とネット情報を組み合わせて、まとめること。
 字数:2000字以上~4000字程度までとする。手書きの場合は必ず原稿用紙を使うこと(レポート用紙は不可)。なるべくワープロでのプリント・アウト原稿が望ましい。書式などは読みやすければ自由とする。
 期限:2月2日(月)および2月5日(木)の講義終了時に提出すること。2009-01-27 15:49:48コメント(0)ページのトップへ返信削除


映画上映会のお知らせ!!
iwahanamichiaki
 ふたつの映画上映会についてのお知らせです。

地球環境映像祭in山形大学

会場:山形大学農学部3号館103教室(JR鶴岡駅より徒歩10分)

日時:11月2日(日)午後2~5時(入場無料)

上映作品:前半部(午後2時~3時)

「危険なオレンジ」タイ(28分)
 人体に危険性がある農薬が使用されていたタイ北部の果樹園。農薬を奨励する政府の方針に抗って、農薬散布をやめ、安全な野菜を作ろうと農民たちが立ち上がる。

「石おじさんの蓮池」台湾(24分)
 台北の郊外、蓮の花を栽培する石おじさんは、どうしても農薬を諦められない。蓮池に 生息する稀少なカエルを絶滅から救うため、動物学者たちの説得は続く。

 以上の2作品は、2006年「アースビジョン 地球環境映像祭」の入賞作品であり、作品はアースビジョン組織委員会より提供をいただきました。

後半部(午後3時15分~5時)

「渡り川」(1994年・日本・90分)
 この映画は、四国の高校生たちが、郷土の朝鮮人強制連行の歴史を掘り起していく中で、 神戸の朝鮮学校の高校生たちと交流を深め、さらには韓国へ渡って、日本軍慰安婦のおばあさんたちと出会い、日韓の過去の歴史にたいする認識を深めていく物語となっています。
 金徳哲監督は、2005年のYIDFFで、「渡り川」と「赤いテンギ」が上映され、「千の風になって」(2004年)の撮影も担当されています。現在は、韓国ソウルの西江大学映画学科の客員教授を務めておられます。

主催:山形大学農学部環境地理学研究室


 山形大学教養教育課外講座講演会
『バックドロップ クルディスタン』上映会および野本大監督の学生とのトーク

日時:11月6日 16時30分~(上映)
18時20分~(トーク)終了予定19時
場所:山形大学小白川キャンパス教養教育2号館212教室
主催:山形大学
連絡先:学生・就職支援ユニット学生企画係(023-628-4133 担当:小松)
備考:本上映会は山形大学の学生を対象とした課外講座講演会ですが、一般の方の来場も歓迎いたします。(入場無料)
2008-10-28 16:28:10コメント(0)ページのトップへ返信削除


2008年度前期成績講評(農学部)
iwahanamichiaki
 農学部の「環境政策学」および「地域地理学」の成績を以下に講評する。
「環境政策学」のレポート提出者は54名で、評価の内訳はS4名、A15名、B20名、C12名、F3名となった。不合格のものは出典の記載なしや、無関係の内容であった。一方でオリジナルなフィールドワークに依拠したものは高い評価を与えた。また、ネット百科のウィキペディアからの引用が少なからずみられたが、項目ごとのむらの多すぎる、このネット百科の信頼性を他の文献から確認する必要がある。
 また、「地域地理学」のレポート提出者は45名で、評価の内訳はS3名、A7名、B25名、C7名、F3名となった。評価の基準は同上であるが、下記の他の講評も参考にされたい。2008-09-16 15:26:32コメント(0)ページのトップへ返信削除


2008年度前期成績講評(教養教育)
iwahanamichiaki
 韓国を知る(総合)の成績の講評を以下に示す。
 レポート提出者総数は69名、うちA評価は3名、Bは18名、Cは30名、Dは16名、Fは2名となり、ほぼ正規分布に近いといえようか。
 Aは、私にとっても大いに参考になるレベルで、Bはそつなく課題をこなしているレベル、Cは文献とネット情報の組み合わせができていなかったり、情報がかたよっていたりするレベル、Dは引用文の区別ができていないなど問題の多いレベル、参考文献の記載がないものはF評価とした(今回は少なめだった)。
 なお、気になったのは、ネット百科のウィキペディアを堂々と引用している例がめだったことだ。少なくとも、百科事典や高校の教科書は大学のレポートの参考文献としてふさわしいかどうかはいうまでもないが、ウィキペディアを引用するのであれば、その情報の不正確さを他の資料から指摘するくらいの姿勢が必要であろう。2008-08-15 14:20:34コメント(1)ページのトップへ返信削除


2008年度前期成績講評(人文学部)
iwahanamichiaki
 人文学部の民俗文化講義の成績を講評します。レポート提出者は48名で、うちS評価が10名、Aが25名、Bが9名、Cが2名、Fが2名となった。
 若干、甘めの評価になったかもしれないが、教養教育の受講生と比べると、レポートの作法をよく承知しているといえ、たとえば、ウィキペディアからの引用はほとんどみられなかった。
 不合格のものは、一人が2回目のレポート未提出、一人は出典の記載がなかった。
 また、1回目のレポートでは、課題図書の出典記載が十分でないものが多少みられた。この記載は当然の常識であろう。2008-08-19 17:27:08コメント(0)ページのトップへ返信削除


レポートの記載様式について(各科目共通)
iwahanamichiaki
 レポートの記載様式、とりわけ文献およびHPからの引用についての書き方を、なるべく統一してほしいと思います。どの文献(HP)のどの部分から引用したのかを明示する必要があるためです。自分の文章と他人の文章を区別することが、レポート作成の基本となります。
 ただし、あまり長文の引用は好ましくありません。ポイントになる部分のみを引用して、後は要約するなどの工夫が必要です。要約の場合も、出典が明らかになるように注などを付けてください。
 したがって、各科目のレポートは、以下の記載様式を参考にして作成してください。なお、引用文献(HP)の典拠が不明な場合は大幅に減点されます。
・文献からの引用の場合
 引用文は、前後に必ず「 」を付けて示すこと。そして、引用頁を「 」の後に( )で示すこと。具体的には「・・・である」(注1)15~17頁)と記すこと。そして、文献そのものは、注の形で文末にまとめて記述すること。具体的には、注1)岩鼻通明『出羽三山信仰の圏構造』岩田書院、2003年、というように、著者名・書名・出版社・発行年を記すこと。
・HP(インターネット・サイト)からの引用の場合
 引用文は、前後に必ず「 」を付けて示すこと。そして、引用した該当部分のアドレスを「 」の後に( )で示すこと。具体的には「・・・である」(注2)http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/07/09/20050709000001.html)と記すこと。そして、HPそのものは、注の形で文末にまとめて記述すること。具体的には、注2)「デジタル朝鮮日報 日本語版」http://japanese.chosun.com/、というように、サイト名とトップページのアドレスを記すこと。
なお、同一の文献およびサイトを繰り返し引用する場合は、たとえば注5)注1に同じ、という記述でよい。
 以上。 2008-07-09 10:56:05コメント(0)ページのトップへ返信削除


前期レポート(農学部)について
iwahanamichiaki
 農学部「環境政策学」および「地域地理学」レポートについて
 提出期限:8月11日(月)17時(厳守) 環境学科協力室(2号館1階)まで。

 枚数:本文および注記400字原稿用紙5~10枚(2000~4000字)これに加えて図表・写真などを添えてよい。

 課題:講義で取り上げた内容から、各自が関心を持ったテーマを選んで、文献調査(複数の文献ないしHPに依拠すること)および、可能であれば現地調査を行って、まとめること。浅く広くまとめるのではなく、できるだけ深く掘り下げてまとめること。レポートには、できるだけ、テーマに即した主題図を添付すること。ベースマップは、インターネットからダウンロード可能。写真も、テーマに即したものを、現地調査で撮影したものに加えて、ネットで検索した画像ファイル(プリントはモノクロで可)を添付してもよい。できれば、現地調査と文献調査を組み合わせて論じること。また、文献調査は、図書館での本・論文探索とネット検索の双方を組み合わせて活用されたし。なお、引用については、別記のレポートの記載様式を参考にすること。
 後期開始時までに、この掲示板に成績の講評をアップする予定。

 なお、問い合わせは、この掲示板、もしくは電子メールを活用すること。 2008-07-09 10:53:06コメント(0)ページのトップへ返信削除


前期レポート(人文学部)について
iwahanamichiaki
人文学部「民俗文化講義」レポートについて
 テーマ:講義の内容から各自が関心を持ったテーマについて、複数の文献およびHPに依拠しながら、まとめること(広く浅くは望ましくない)。できるだけ、文献とHPサイトを組み合わせながら、まとめること。出典は別途記した要領で必ず明記し、自分の文章と他人の文章を区別して書くこと。
 提出期限:8月4日(月)17時(厳守)までに教養教育1号館レポートボックスへ提出すること。
 枚数:本文と注をあわせて2000~4000字程度で、それに加えて図表や写真なども適宜、入れてよい。手書きの場合は必ず原稿用紙を使うこと(サイズは自由)。ワープロの場合は、読みやすい書式で、A4ないしB5版にプリントすること。1回目のレポートとあわせて、成績の評価を行う。
 以上。 2008-07-09 10:50:51コメント(0)ページのトップへ返信削除


前期レポート(教養教育)について
iwahanamichiaki
 テーマ:講義の内容から各自が関心を持ったテーマについて、複数の文献およびHPに依拠しながら、まとめること(広く浅くは望ましくない)。できるだけ、文献とHPサイトを組み合わせながら、まとめること。出典は別途記した要領で必ず明記し、自分の文章と他人の文章を区別して書くこと。
 提出期限:8月4日(月)17時(厳守)までに教養教育1号館レポートボックスへ提出すること。
 枚数:本文と注をあわせて2000~4000字程度で、それに加えて図表や写真なども適宜、入れてよい。手書きの場合はレポート用紙ではなく、必ず原稿用紙を使うこと(サイズは自由)。ワープロの場合は、読みやすい書式で、A4ないしB5版にプリントすること。
 以上。

2008-07-09 10:49:33コメント(0)ページのトップへ返信削除


休講およびレポートの課題のお知らせ(人文学部)
iwahanamichiaki
 休講およびレポートの課題のお知らせ

 6月16・23日の人文学部「民俗文化講義」は休講となりますので、その間に、以下のようにレポートを課します。文献は、各自がネット検索などで、探すこと。付属図書館には、かなりあるはずです。

 「民俗文化講義」レポートの課題:韓国の民俗文化に関する書物(新書など1冊、もしくは単行本の1章でも可)を読み、その内容を要約し、感想を400字5枚程度にまとめること。ワープロの書式は自由、手書きは原稿用紙を使うこと。できるだけ、冒頭に、書名・著者名・出版社名・発行年を明記すること。引用する場合には、引用文の両端に「 」を付し、末尾に引用頁を明記すること(例:「韓国では・・・である」(31頁))。
 期限:6月30日の講義時に提出すること。
 評価:このレポートを30点満点で評価し、期末レポートを70点満点で評価する予定。2008-06-11 18:19:51コメント(0)ページのトップへ返信削除


山形ハングル学習会会員募集のお知らせ
iwahanamichiaki
 山形ハングル学習会は山形市内で最も早くから韓国語を学んできた市民団体で、山形大学の韓国人留学生から生きた韓国語を学んでいます。
 新年度も、以下のように活動しますので、初めての方も、学習経験のある方も、どうぞ説明会へお越しください!!
日時:4月13・20日、5月11・25日(日)、毎月2回の開催です。
13:30~ 説明会
14:00~ 初心者クラス(初級クラスの補習)
15:00~初級クラス(初心者クラスの補習)
16:00~中級クラス
 会場:山形大学国際交流会館2階集会室(山形市民会館西側、聖マリア幼稚園向かいに入り口があります)
 では、みなさまのお越しをお待ちしております!! 2008-04-12 16:36:45コメント(0)ページのトップへ返信削除


「地域活性化論」成績講評
iwahanamichiaki
 農学部の「地域活性化論」の成績講評をアップします。
 評価対象者は53名で、評価のうちわけはS3名、A15名、B29名、C3名、F3名となった。
 不合格者のうち、2名は課題から逸脱した内容であった。S評価は文献とネットからの資料収集をうまく組み合わせて、きちんとした私見も記しているものであった。逆にC評価は出典の記載などが不十分であった。
 では、以上、講評まで。2008-04-12 16:34:17コメント(0)ページのトップへ返信削除


「文化地理学」と「韓国2」成績講評
iwahanamichiaki
 遅くなりましたが、07年度後期の小白川開講科目の成績を講評します。
「文化地理学」受講者は、農学部とそれ以外の学部をあわせて、23名で、成績の内訳は、S4名、A13名、B5名、C0名、F(不合格)1名となった。
 おおむね、よく調べられたレポートで、とりわけ、実践をともなった内容のものは、S評価とした。B評価のものは、ネット検索にかたよっていたり、出典の記載が十分でない場合であった。
 F評価は、出席せず、レポートも未提出であった。
「韓国の民族と文化2」は、受講者67名で、成績の内訳は、S33名、A27名、B4名、C3名であった。出席カードで評価したが、S評価は欠席なしで、半数が皆勤という熱心さは高く評価したい。
 なお、出席カードの裏面が未記入の場合は評価しなかった。
 以上。2008-04-03 14:16:52コメント(0)ページのトップへ返信削除


後期のレポートについて(農学部・地域活性化論および文化地理学)
iwahanamichiaki
 後期のレポートについてのアナウンスです(枚数や課題については双方の科目とも共通です)。
 「地域活性化論」レポート
提出期限:2月14日(木)17時(厳守) 環境学科協力室(南棟1階)まで。

 「文化地理学」レポート(教養教育としての受講生も共通)
提出期限:2月13日(水)17時(厳守) 教養教育1号館レポートボックスまで。

 枚数:本文および注記400字原稿用紙5~10枚程度(2000~4000字)これに加えて図表・写真などを添えてよい。

 課題:講義で取り上げた内容から、各自が関心を持ったテーマを選んで、文献調査(複数の文献ないしHPに依拠すること)を行って、まとめること。浅く広くまとめるのではなく、できるだけ深く掘り下げてまとめること。レポートには、写真も、テーマに即したものを、ネットで検索した画像ファイル(プリントはモノクロで可)を添付してもよい。また、文献調査は、図書館での本・論文探索とネット検索の双方を組み合わせて活用されたし。なお、引用については、下記の07年7月9日付けのレポートの記載様式を守ること。


 評価基準:出席点(10点)、レポート(90点)-課題設定が適切か(20点)、オリジナルな内容か(50点)、文章表現は適切か(20点)を基準に成績を評価する。なお、前期開始時までに、この掲示板に成績の講評をアップする予定。

 なお、問い合わせは、この掲示板、もしくは電子メールを活用すること。 2008-02-04 11:32:30コメント(0)ページのトップへ返信削除


講義に関する連絡(小白川キャンパス)
donguridesse
農 学 部 1 年 生 へ

月曜日5・6校時「文化地理学」と、月曜日7・8校時「生物環境学へのアプローチ」は、10月22日は休講となりますが、いずれも追加の履修を認めますので、シラバスをよく読んで履修届を各自で提出してください。
 また、11月5日の「アプローチ」の講義には、アドバイザーの小沢教員が来られますので、終了後に相談を受け付けます。岩鼻も、随時、相談にのります。


「文化地理学」および「韓国の民族と文化2」の受講について(教養教育)

「文化地理学」(地理学・一般教育科目)
および「韓国の民族と文化2」(教養セミナー)は、10月22日は休講となります。「文化地理学」のみ、追加の履修を認めますので、シラバスをよく読んで履修届を各自で提出してください。
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掲示板2010~2012年

2012年02月29日 | 日記
民俗文化講義(人文)&韓国の民俗文化(基盤教育)講評
iwahanamichiaki
 レポート提出者は21名(うち基盤教育3名)で、成績の内訳はS評価4名、A10名、B6名、Cなし、F1名となった。
 あれだけ、この掲示板に記したり、講義中でも指摘したはずだが、出典記載のないレポートがあり、不合格とした。
 また、相変わらずウィキペディアを出典としたり、あるいはyahoo知恵袋や教えてgooなどが、まっとうな出典に入らないのは当然のことである。
 なお、ネット検索で、サイトアドレスしか記載しないことも出典としては不十分であり、必ずトップページのタイトルを明記することが必要である。それで、そのサイトの信頼度をある程度ではあるが、確かめることができる。
 では、以上、お知らせまで。2012-02-22 15:49:59コメント(0)ページのトップへ返信削除


農学部1年生「食農環境マネジメント学概論」成績講評
iwahanamichiaki
 マネジメント概論の成績を入力しましたので、内訳を記します。
 試験受験者は161名で、S評価(90点以上)は5名、A(80点台)は49名、B(70点台)は71名、C(60点台)は36名となりました。個別の成績表は4月に鶴岡キャンパスで開かれるオリエンテーション時に配布される予定です。
 では、以上、お知らせまで。2012-02-13 19:02:30コメント(0)ページのトップへ返信削除


2月6日提出分のコメントについて
iwahanamichiaki
 最終回でしたので、次の講義時にリプライできませんから、簡単に返答を。
 多文化共生の前提として、異文化理解が必要ですが、相手側の立場からみることの重要性を、この半年間の講義を通じて認識していただけたと感じました。
 その意味で、山形国際ドキュメンタリー映画祭の存在価値は、きわめて大きいといえましょう。後3年間は山形にいる受講生が多いことかと思いますので、来年10月の映画祭には、ぜひ積極的に関わってください。観客としてだけでなく、いろいろな役割のボランティアスタッフとして、毎回、数多くの山大生が参加しています。
 なお、来年度前期には、基盤教育で「文化地理学」を後期月曜日3・4校時に開講します。映画を通した地域活性化がテーマで、いわば来年の映画祭に向けての情報提供でもありますので、関心のある人は受講してください。
 では、以上、お知らせまで。2012-02-08 11:35:51コメント(0)ページのトップへ返信削除


昨秋の映画祭シンポの模様
iwahanamichiaki
 昨年10月の山形国際ドキュメンタリー映画祭で開かれた松江監督とキム・ミョンジュン監督のトークの模様を私のfacebookにアップしています。公開の設定にしていますので、誰でも見ることができます。facebookで私のフルネームで検索してみてください。
 なお、今月末で、このサイトは閉鎖されますので、gooブログに移行します。
 では、以上、お知らせまで。2012-02-06 18:21:47コメント(0)ページのトップへ返信削除


1月30日分レポートについて
iwahanamichiaki
 基盤教育「韓国の文化と社会」で、本日に提出されたレポートは以下のとおりです。来週が提出期限となります。
 金日成、在日歴史編、昭和の家事、グーグル革命、人工太陽の日食、イラク戦場からの告発、ジャハーダ、女工哀歌、海女のリャンさん。
 では、以上、お知らせまで。2012-01-30 14:20:51コメント(0)ページのトップへ返信削除


1月23日分提出レポートについて
iwahanamichiaki
 先の月曜日に提出されたレポートは以下のとおりです。
リトルヤンゴン物語、靖国、海女のリャンさん、あんにょんサヨナラ、チェゲバラ、Salud!ハバナ、金日成、戦場の女たち、ママカレ、在日、Dear Pyongyang、ピョンヤンダイアリー、人工太陽の日食、以上です。

2012-01-25 16:19:32コメント(0)ページのトップへ返信削除


地域・環境問題概論レポートについて
iwahanamichiaki
 提出期限:2月14日(火)17時(厳守) 旧環境学科支援室(2号館1階)まで。

 枚数:本文および注記3000~4000字。これに加えて図表・写真などを添えてよい。手書きの場合は必ず原稿用紙を使用すること。
 課題:講義で取り上げた内容から、各自が関心を持ったテーマを選んで、文献調査(複数の文献ないしHPに依拠すること、一方のみに依拠したものは評価を下げる)を行って、まとめること。浅く広くまとめるのではなく、できるだけ深く掘り下げてまとめること。
 レポートには、できるだけ、テーマに即した主題図を添付すること。ベースマップは、インターネットからダウンロード可能。写真も、テーマに即したものを、ネットで検索した画像ファイル(プリントはモノクロで可)を添付してもよい。
 また、文献調査は、図書館での本・論文探索とネット検索の双方を組み合わせて活用されたし。なお、引用と参考文献については、スタートアップセミナーのテキストの記載を参考にすること。
 前期開始時までに、この掲示板(サイト移転の予定)に成績の講評をアップする予定。
 なお、問い合わせは、この掲示板、もしくは電子メールを活用すること。 2012-01-16 14:39:07コメント(0)ページのトップへ返信削除


人文学部4年生のレポートについて
iwahanamichiaki
 民俗文化講義で4年生については、成績評価期限上、1月30日ないし2月6日の講義時にレポートを提出すること。2012-01-16 14:38:14コメント(0)ページのトップへ返信削除


民俗文化講義(人文学部)&韓国の民俗文化(基盤教育)レポートについて
iwahanamichiaki
 テーマ:講義の内容から各自が関心を持ったテーマについて、文献およびHPに依拠しながら、まとめること(広く浅くは望ましくない)。できるだけ、文献とHPサイトを組み合わせながら、まとめること(一方にしか依拠していないものは評価を下げる)。出典(参考文献)はスタートアップセミナーのテキストに記載されている要領で必ず明記し、自分の文章と他人の文章(引用文には必ず「」をつけること)を区別して書くこと。
 提出期限:2月13日(月)17時までに基盤教育1号館レポートボックスへ提出すること。
 枚数:本文と注をあわせて3000~4000字程度で、それに加えて図表や写真なども適宜、入れてよい。手書きの場合は必ず原稿用紙を使うこと(サイズは自由)。ワープロの場合は、読みやすい書式で、A4ないしB5版にプリントすること。
 以上。 2012-01-16 14:31:19コメント(0)ページのトップへ返信削除


1月16日分提出レポートについて
iwahanamichiaki
 本日に提出されたレポートは「龍山」、「放課後」・「自転車」、「ミニ・ジャパンの子供たち」、「いのち耕す人々」、「テンダー・フィクションズ」、「Flying Giants」です。残りの講義は、2月6日まで後3回ですので、その間にレポートを提出してください。2012-01-16 14:22:17コメント(0)ページのトップへ返信削除


12月19日提出分レポートについて
iwahanamichiaki
 19日に提出されたレポートは「フープ・ドリームス」、「牛の鈴音」、「LET ME Go~あなたは叫んだ」です。どこでビデオ・DVDを見たかを明示してください。
2011-12-21 12:13:01コメント(0)ページのトップへ返信削除


12月12日は休講
iwahanamichiaki
 12月12日は休講となります。レポートの対象となるドキュメンタリー映画は付属図書館に相当の量がありますので、既に提出済みのものと重複しないように選んでください。映画祭の作品も、まもなく入れ替えになることでしょうか。
 では、以上、お知らせまで。2011-12-06 17:17:21コメント(0)ページのトップへ返信削除


11月28日分レポートについて
iwahanamichiaki
 本日に提出されたレポートは「ヘンニムの輝き」、「The True-taste. Show」です。
 なお、現在の提出者数は履修登録73名中、23名です。2011-11-28 14:14:40コメント(0)ページのトップへ返信削除


11月21日提出分レポートについて
iwahanamichiaki
 本日に提出されたレポートは「赦し その遥かなる道」と「家族写真」でした。レポートには、どこで観たかを明記してください。
 また「家族写真」は同一日に同じ映画に関するレポートがふたつ提出されました。このような場合は高い評価にはなりえません。
 そのような点も含めて、複数回のレポート提出を歓迎します。
 では、以上、お知らせまで。2011-11-21 14:44:20コメント(0)ページのトップへ返信削除


11月14日分提出レポート
iwahanamichiaki
 本日に提出されたレポートは「別名」、「あるアナーキスト」、「家族写真」、山形国際ムービーフェスノミネート作品から「ネコ魔女のキボラ」・「メリーゴーラウンド」・「大きな財布」です。
 では、以上、お知らせまで。2011-11-14 16:25:09コメント(0)ページのトップへ返信削除


10月31日提出分レポート
iwahanamichiaki
 本日に提出されたレポートは「あんにょんサヨナラ」です。
 なお、複数回のレポート提出も認めますが、出席カード1回分ほどのウェイトであると思ってください。2011-11-01 18:14:18コメント(0)ページのトップへ返信削除


10月24日提出分のレポート
iwahanamichiaki
 本日、提出されたレポートは「ソレイユのこどもたち」、「新しい神様」、土屋監督&雨宮さんの対談、「放課後」・「自転車」(小林茂監督)です。
 なお、レポートは、基本的には1回の提出となりますが、複数回の提出も可とします。2011-10-24 14:10:50コメント(0)ページのトップへ返信削除


本日の提出レポートのテーマ
iwahanamichiaki
 本日に提出されたレポートは映画祭で上映された「新しい神様」、「殊勲十字章」、「朝が来て終わる夜を見たことがない」と「あんにょん」です。
 なお、レポートには作品名だけでなく、監督名、制作国、制作年、といった情報も明記してください。
 では、以上、お知らせまで。2011-10-17 17:46:56コメント(0)ページのトップへ返信削除


2011年度前期成績講評
iwahanamichiaki
 スタートアップセミナーについては省略するので、基盤教育の文化地理学のみについて、以下のように講評する。
 履修者93名のうち、レポート提出者は81名で、評価の内訳はS4名、A18名、B55名、C1名、F3名となった。
 できるだけ文献とネット検索を組み合わせるように指示したにもかかわらず、大半がネット検索のみに依拠していたので、今後は両方を満たしていなければ、C評価とするなどの対応をすることにしたい。
 不合格は出典を明示していないものに加えて、信じがたいレポートがあった。まったくのコピー&ペーストでしかなく、きちんとその出典は明示されていた。このような安易なレポートははじめてで、当然ながら不合格となる。
 では、以上、講評まで。2011-08-31 16:53:04コメント(0)ページのトップへ返信削除


前期レポート(基盤教育・文化地理学)について
iwahanamichiaki
 課題:講義中で取り上げた話題(映画に関連するものに限る)の中で、関心のある問題について、詳しく掘り下げて調べること。出典は必ず明記すること(記載の方法については、下記の過去の掲示板の情報を参考にすること)。できるでけ、文献とネット情報を組み合わせて、まとめること。
 字数:2000字以上~4000字程度までとする。手書きの場合は必ず原稿用紙を使うこと(レポート用紙は不可)。なるべくワープロでのプリント・アウト原稿が望ましい。書式などは読みやすければ自由とする。
 期限:8月11日(木)午後5時(厳守)までに基盤教育センターのレポートボックスへ提出すること。
 成績は、このレポートと数回の小テスト(出席カードへのコメント)をあわせて評価する。
 なお、成績評価終了後に、この掲示板に成績講評を記す予定。2011-07-27 14:46:13コメント(0)ページのトップへ返信削除


2010年度後期成績講評
iwahanamichiaki
 基盤教育「文化地理学」
 レポート提出者32名中、S9名、A10名、B7名、C4名、F2名となった。甘めの評価となったかもしれないが、よくまとめられている内容のものが多かった。引用の出典が明記されていないものは不合格とした。
 農学部「地域活性化論」
 レポート提出者52名中、S1名、A15名、B30名、C5名、F1名となった。すぐれた内容のものは少なかったのが残念だった。明確な目的意識のもとに焦点をしぼった内容が要求されるのだが、あれもこれもといったレポートが少なからずみられた。
 以上、成績講評まで。2011-04-01 15:23:59コメント(0)ページのトップへ返信削除


農学部新入生および在学生へ
iwahanamichiaki
 農学部の新入生および在学生の各種相談に対応します。前期は月曜日と金曜日の16時30分~18時の時間帯を基本とします。
 なお、出張などで不在の場合もあるので、必ず 前日までにメールで予約してください。相談窓口は人文学部3号館7階農学部環境地理学資料室となります。森田・行方研究室の奥のドアを入ったところにありますが、不在の時には入り口のドア が閉まっています。
 連絡先のメルアドは、imichiaki@mail.goo.ne.jp です。
 緊急時の電話
は、 023-628-4752 (内線4752) です。
 なお、4月27日~5月8日は不在となります。
 2011年4月1日
 農学部学務委員 岩鼻通明

2011-04-01 14:58:16コメント(0)ページのトップへ返信削除


2010年度後期レポートの課題
iwahanamichiaki
基盤教育「文化地理学」
提出期限:2月4日(金)17時(厳守)
提出先:教養センター1Fレポートボックスまで
字数:2000~4000字程度(なるべくワープロでプリントすること、手書きの場合は必ず原稿用紙を使うこと。レポート用紙での提出者は不合格とする)。図表や写真を添えてもよい。
課題:講義の内容から各自が関心を持ったテーマについて、文献およびHP(ネット検索)に依拠しながら、まとめること(広く浅くは望ましくない)。できるだけ、文献とHPサイトを組み合わせながら、まとめること。出典は別途記した要領で必ず明記し(2009年7月の下記の記載を参照)、自分の文章と他人の文章を区別して書くこと。出典を明記していないものは不合格とする。
 なお、成績評価は、レポートと4回の小テストをあわせて行う。

農学部「地域活性化論」
提出期限:2月17日(木)17時(厳守)
提出先:学科支援室(旧学科協力室)のレポートボックスまで
字数:2000~4000字程度(なるべくワープロでプリントすること、手書きの場合は必ず原稿用紙を使うこと。レポート用紙での提出者は不合格とする)。図表や写真を添えてもよい。
課題:講義の内容から各自が関心を持ったテーマについて、文献およびHP(ネット検索)に依拠しながら、まとめること(広く浅くは望ましくない)。できるだけ、文献とHPサイトを組み合わせながら、まとめること。出典は別途記した要領で必ず明記し(2009年7月の下記の記載を参照)、自分の文章と他人の文章を区別して書くこと。出典を明記していないものは不合格とする。
 なお、前期開始時までに、この掲示板に成績講評をアップする予定。
 以上2011-01-25 15:32:22コメント(0)ページのトップへ返信削除


映画上映会のご案内!!
iwahanamichiaki
 ドキュメンタリー映画「弁護士 布施辰治」が以下のように上映されます。
 植民地支配下で、朝鮮民族の人々を積極的に弁護した宮城県出身の弁護士を
描いた作品です。
 日時:2011年1月23日(日)13時30分上映開始
 場所:山形市遊学館ホール
 上映協力券は、1000円です。
 また、上映後に、池田監督と主演の赤塚真人氏、映画パーソナリティの
荒井幸博さんによるトークショーが、15時20分から開かれます。
 なお、韓国人留学生のみなさんを先着5名で、ご招待します。チケットは教養センター2階の留学生担当の窓口であります。
 では、どうぞ、多くの方々にお越しいただければ幸いです。以上、お知らせまで。 2010-12-13 17:29:43コメント(0)ページのトップへ返信削除


2010年度前期成績講評
iwahanamichiaki
 前期の各科目の成績講評を以下に示す。
・基盤教育「韓国の文化と社会(地理学)」レポート提出者152名中、S評価14名、A42名、B65名、C25名、F6名となった。
 不合格となった理由は、出典を明示していない場合に加えて、3回のコメント記入が0ないし1回(レポートの出来もよくない場合)の者である。
 文献とネット検索を組み合わせることとという指示はおおむね遵守されていたものの、出典の記載方法に不備のあるものが多くみられた。
 また、ウィキペディアおよび文献としての百科事典は、テーマ選択時の参考とするのは認めても、出典として引用すべきものでないことは、重ねて記してきたが、まだまだ1~2年生のレポートには多くみられることは残念であった。
・農学部「地域地理学」レポート提出者50名中、S5名、A10名、B30名、C3名、F2名となった。結果的にかなり甘い評価としたが、それにしても凡庸なレポートが多かった。
 基盤教育のレポートにもあてはまるが、あれもあります、これもあります、という総花的なものが多く、わずかな紙数の中で、このような内容で、レベルの高いものになるはずがなかろう。
 また、テーマ設定も安易で、しっかり深く掘り下げられたものは少なかったし、ウィキペディアがしばしば引用されていることも安易にすぎる。農学部図書館を通して小白川図書館から文献を借りることができるようになったので、このシステムをしっかり活用してもらいたいものだ。
・人文学部「民俗文化講義(基盤教育「韓国の民俗文化」(地理学)」レポート提出者49名中、S5名、A17名、B23名、C3名、F1名となった。
 3年生の受講者で有意にSおよびA評価が多かったのは、さすが文系学部であるといえよう。
 ただ、出典記載が不十分であったり、上述した指摘が該当する場合がないわけではなかった。
 総じて、総合大学の財産としての図書館の文献を十分に活用できる能力をできるだけ早い時期に体得してほしいものである。
 では、以上、講評まで。2010-08-17 11:49:36コメント(0)ページのトップへ返信削除


農学部「地域地理学」レポートについて
iwahanamichiaki
 提出期限:8月9日(月)17時(厳守) 旧環境学科支援室(2号館1階)まで。

 枚数:本文および注記3000~4000字。これに加えて図表・写真などを添えてよい。手書きの場合は必ず原稿用紙を使用すること。

 課題:講義で取り上げた内容から、各自が関心を持ったテーマを選んで、文献調査(複数の文献ないしHPに依拠すること)を行って、まとめること。浅く広くまとめるのではなく、できるだけ深く掘り下げてまとめること。
 レポートには、できるだけ、テーマに即した主題図を添付すること。ベースマップは、インターネットからダウンロード可能。写真も、テーマに即したものを、ネットで検索した画像ファイル(プリントはモノクロで可)を添付してもよい。
 また、文献調査は、図書館での本・論文探索とネット検索の双方を組み合わせて活用されたし。なお、引用については、別記のレポートの記載様式を参考にすること。
 後期開始時までに、この掲示板に成績の講評をアップする予定。
 なお、問い合わせは、この掲示板、もしくは電子メールを活用すること。 2010-07-05 12:06:14コメント(0)ページのトップへ返信削除


前期レポート(教養教育「韓国の文化と社会」)について
iwahanamichiaki
 テーマ:講義の内容から各自が関心を持ったテーマについて、文献およびHP(ネット検索)に依拠しながら、まとめること(広く浅くは望ましくない)。できるだけ、文献とHPサイトを組み合わせながら、まとめること。出典は別途記した要領で必ず明記し、自分の文章と他人の文章を区別して書くこと。
 提出期限:8月6日(金)17時までに基盤教育1号館レポートボックスへ提出すること。
 枚数:本文と注をあわせて3000~4000字程度で、それに加えて図表や写真なども適宜、入れてよい。手書きの場合はレポート用紙ではなく、必ず原稿用紙を使うこと(サイズは自由)。ワープロの場合は、読みやすい書式で、A4ないしB5版にプリントすること。
 以上。
2010-07-05 12:04:18コメント(0)ページのトップへ返信削除


人文学部「民俗文化講義」(教養教育「韓国の民俗文化」)第2回レポートについて
iwahanamichiaki
 テーマ:講義の内容から各自が関心を持ったテーマについて、文献およびHPに依拠しながら、まとめること(広く浅くは望ましくない)。できるだけ、文献とHPサイトを組み合わせながら、まとめること。出典は別途記した要領で必ず明記し、自分の文章と他人の文章(引用文には必ず「」をつけること)を区別して書くこと。
 提出期限:8月6日(金)17時までに基盤教育1号館レポートボックスへ提出すること。
 枚数:本文と注をあわせて3000~4000字程度で、それに加えて図表や写真なども適宜、入れてよい。手書きの場合は必ず原稿用紙を使うこと(サイズは自由)。ワープロの場合は、読みやすい書式で、A4ないしB5版にプリントすること。1回目のレポートとあわせて、成績の評価を行う。
 以上。 2010-07-05 12:01:48コメント(0)ページのトップへ返信削除


教養教育「韓国の文化と社会」成績評価について
iwahanamichiaki
 前期、月曜日7・8校時の開講科目について、成績評価の方法を変更します。
 6月7日の講義時より、韓国に関わるドキュメンタリー映画を鑑賞して(2回の講義で、ひとつの作品)、その感想を記入してもらいます。
 それを出席点として期末レポートとあわせて評価しますが、一度も提出のない場合は不合格とします。
 追伸:ひとつ下のレポート告知で科目名「韓国の伝統文化」は「韓国の民俗文化」の誤りです。
 では、以上、お知らせまで。
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2011年11月の日記

2012年02月29日 | 日記
2011年11月17日

震災シンポジウム開催のご案内
東日本大震災関係シンポジウム

「震災の記憶と語りー民俗の再生へ向けてー」第860回日本民俗学会談話会

日時:12月3日(土)13:00~17:30 一般公開 参加費無料 定員200名

会場:東北大学片平さくらホール(仙台市青葉区片平2-1-1東北大学片平キャ
ンパス)

共催:東北民俗の会  

後援:岩手民俗の会・福島県民俗学会・村山民俗学会・東北地理学会・山形文化遺産防災ネットワーク

パネリスト:前川さおり「二つの津波と遠野―明治三陸地震津波と東日本大震災からー」
川島 秀一「津波常習地の生活文化」
大山 孝正「地域崩壊で問われる民俗の意味―原発事故であぶり出されるものー」
コメンテーター:佐藤敏悦
趣旨:東日本大震災発生後初めて開催された年会であった第63回年会では、震災関係の研究発表で、震災にともなう民俗行事の自粛や、むしろ被災地で民俗芸能が活性化した事例、また民俗学は震災後の日常生活の再興にいかに対応できるのか、といった問題について熱い議論が交わされた。
 それを受けて、被災地の岩手・宮城・福島の三県からパネリストを迎えて、震災から9か月を経過した時点での状況を踏まえた現場からの報告をもとに、被災地の現状と課題について討議する。
交流会:シンポジウム終了後に、同会場で交流会を開催いたします。参加費4000円。


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2011年10月の日記

2012年02月29日 | 日記
2011年10月05日

講演会のお知らせ!!
 講演会のご案内
 「新しい神様」から『14歳からの原発問題』まで
 雨宮処凛さん&土屋豊監督による対談
 日時:10月11日(火)午後4時30分~午後6時
 場所:山形大学小白川キャンパス基盤教育1号館115教室
 主催:山形大学9条の会 共催:日本科学者会議山形支部・山形大学職員組合
 講演会の前日の山形国際ドキュメンタリー映画祭で、雨宮さんを主人公に、土屋監督が制作したドキュメンタリー映画「新しい神様」が十数年ぶりに上映されます。
 その制作の経緯から、雨宮さんの新刊書『14歳からの原発問題』へと至る過程について、お二人からお聞きするトークを開きます。トークの後には、会場からの質疑応答の時間も、たっぷり用意しています。
 会場へのアクセスは山形大学の公式サイトをご覧ください。



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2011年8月の日記

2012年02月29日 | 日記
2011年08月18日

ドキュメンタリー映画「永松は語る」!!
 山形県大蔵村に存在した永松鉱山に関するドキュメンタリー映画が制作中です。 制作にあたっている永松北の会では、制作協力金を募集中で、1口3000円となります。協力者へはDVDかブルーレイかVHSのいずれか1枚とクレジットタイトルへの記名があるそうです。 なお、メディアを郵送希望の場合はプラス500円となるとのことです。振込先は郵便振替口座02270-5-117973 永松北の会まで。 では、以上、お知らせまで。

12:24コメント(0)編集ページのトップへ



2011年08月25日


山形国際ドキュメンタリー映画祭ボランティア募集!!
 10月の映画祭へ向けて、既に動きはじめていますが、今回はボランティアが少なめで、とりわけ会場係のボランティアが少ないそうですので、今からでも協力いただける方々は、ぜひ映画祭の山形事務局へ、ご一報を!!
 では、以上、お知らせまで。

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2011年5月の日記

2012年02月29日 | 日記
2011年05月31日

山形大学附属図書館レポジトリに登録
 この度、比較的に入手困難と思われる論文を登録しましたので、どうぞご覧ください。
○ 山岳修験の食文化に関する研究
http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/handle/123456789/7981
○ 故郷と田舎 : 山形の地域イメージに関する一考察
http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/handle/123456789/7982
○ 旅の異空間 : 地理学と民俗学の間
http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/handle/123456789/7983
○ 絵図にみる北野社の景観変遷 : 北野社参詣曼荼羅の作成年代をめぐって
http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/handle/123456789/7980
○ 国絵図にみる東北日本の環境変化
http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/handle/123456789/8014
○ 参詣曼荼羅ことはじめ : 社寺参詣曼荼羅の世界1
http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/handle/123456789/8284
○ 吉崎御坊と蓮如 : 社寺参詣曼荼羅の世界2
http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/handle/123456789/8285
○ 法輪寺参詣曼荼羅と嵐山図 : 社寺参詣曼荼羅の世界3
http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/handle/123456789/8286
○ 善光寺参詣曼荼羅の周辺 : 善光寺・戸隠信仰と“まいりの仏” : 社寺参詣曼荼羅の世界4
http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/handle/123456789/8287
○ 大宰府観世音寺絵図考 : 社寺参詣曼荼羅の世界5
http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/handle/123456789/8288
○ 参詣曼荼羅の読図に向けて
http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/handle/123456789/8282
○ 越中立山女人救済儀礼再考
http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/handle/123456789/8283
 では、以上、お知らせまで。

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2011年4月の日記

2012年02月29日 | 日記
2011年04月12日

震災復興はコンパクトなまちづくりを!!
 政府による震災復興計画によれば、沿岸部では高台の丘陵地を削って街づくりを行い、漁港まで通うことにするという。宮城県が公表した復興基本方針でも、同じく海岸から離れた山を切り崩し、住宅地を整備するという。
 しかし、今回の震災では市街地を拡大して自動車交通に依存してきた旧来の都市計画がガソリン不足などで破たんをきたしたのだ。
 したがって、震災復興には、ぜひ職住近接のコンパクトな街づくりを期待したい。港湾施設と中心市街地、そして居住空間が近接したコンパクトな街づくりは、平坦な空間に乏しい三陸地方の沿岸部には最適であるといえよう。
 わざわざ、時間と経費をかけて、高台にニュータウンを建設する必要はない上に、丘陵地のニュータウンにおいて谷を埋め立てた場所が地震災害に脆弱であることは、過去の宮城県沖地震などで実証されており、新たな被災の不安も大きいといえよう。
 そもそも、沿岸部での基幹産業である水産業の復興には、港湾や魚市場の整備が不可欠であり、住居が遠く離れた高台では行き来に不便なこと極まりない。
 沿岸部の安全を守るために、二重の防波堤をつくり、その上を道路および鉄道路線に活用し、防波堤の中間に高層化した公共施設や商業施設を配置し、住宅は二重の防波堤の背後に高層化して建設すれば、コンパクトかつ災害に強い街づくりが十分に可能となる。
 公共施設や商業施設の最上階には、韓国の事例を参考にして、ホールや映画館を設置すれば、災害時の避難場所としても活用が可能であろう。
 病院や高齢者向けの施設なども、公共施設の上階に配置すれば、災害時の弱者対応も容易となる。
 エコ社会の実現のためにも、いまこそ大胆な発想の転換が必要な時期ではないだろうか。
 なお、上記の文章は、4月8日付の河北新報「声の交差点」に掲載された投稿に大幅な加筆を行ったものです。

15:12コメント(0)編集ページのトップへ



2011年04月14日


藻谷浩介氏への反論
 昨夜のNHK21時のニュースで、政府の復興会議のメンバーだという藻谷浩介氏が、持論のコンパクトなまちづくりを復興プランにあてはめる旨の意見を述べていた。
 しかしながら、このプランは高台に住宅地を造成するというもので、職住分離のプランであり、これではコンパクトなまちづくりとは言いがたい。
 先に述べたように、職住近接で、住宅地と商業地および公共用地と港湾施設が一体となったコンパクトなまちづくりが沿岸部では必要なのであり、強引に政府のプランを進めることには、大いに問題が残るといえよう。
 以上、追加の指摘まで。

12:29コメント(0)編集ページのトップへ

2011年04月16日


震災復興は脱原発のエコ&コンパクトなまちづくりを!!
 政府の復興プランでは、相変わらず高台でのまちづくりにこだわっているようだが、宮古・釜石・大船渡・気仙沼レベルの中心都市においては、高台での大規模な開発には時間がかかりすぎるし、沿岸の港湾部との交通アクセスも課題となり、被災時の道路混雑は避けられない。
 よって、地権者の権利を保障する意味からも、早急に都市計画を行い、被災した現地での復興に取り組むべきである。
 また、政府では原発周辺に内陸エコタウンを造成するというが、こちらも適地がどこになるのかなどの具体的計画は全く示されていない。目下の制御できていない原発の状況では、新都市開発はメドがたたないといえよう。
 それよりも、原発周辺の沿岸部には風力発電、平たん部には太陽光発電を導入すれば、原発に代わる電力を得ることが可能である。
 これらは設置にも管理にも、あまり時間も人力も必要としないはずであり、原発の代替機能を十分に果たしうると考えられる。 また、周辺の農地は、人や家畜の口には入らない、とうもろこしなどのバイオエタノールの原料となる作物を栽培することは可能である。この春の作付をあきらめるといった報道もなされているが、バイオ燃料に活用するのであれば、エネルギー源となるので、電力の不足を補うことにもなり、一石二鳥となろう。
  このように、土地利用を工夫すれば、すみやかな震災復興が可能であり、できるだけ省力化かつ省エネ化、省コスト化を配慮した復興プランの提示が重要となろう。
 では、以上、提言まで。

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2011年04月17日


東北食糧基地構想は現実的ではない!!
 政府は東北の被災した農地と漁港を集約して復興させる計画という。
 農地と宅地が混在しているのを集約して、農地を大規模化するというが、仙台湾岸沿いの低地などはともかく、三陸沿岸では、農地を集約することは不可能であり、すべての被災地域に適用することは不可能といえよう。
 そして、宅地は微高地に、農地とりわけ水田は低湿地にといった土地利用の差異があるために、それを無視して集約することは好ましくない。
 それよりも、日本各地に休耕地が増加する一途の今、これらの休耕地を復活させて有効利用するほうが先決ではないのか!?
 一方、漁港の集約も、ある程度はやむを得ないのかもしれないが、基本は被災地域における現地復興であるはずだ。故郷に戻りたいという被災地住民の声を無視してはならない。
 なによりも、このような大規模再開発には時間と経費を必要とするのだが、阪神大震災の復興の象徴であったはずの神戸空港が無用の長物化している現状をみると、増税を回避したエコでコンパクトな復興プランが不可欠といえよう。
 以上、提言まで。

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2011年04月20日


震災から文化財を守ろう!!
 この度の震災で、古文書などの文化財もまた大きな被害を受けているが、それらを救おうという試みが活発に行われつつある。
 詳しくは、たとえばNPO法人宮城歴史資料保全ネットワークなどのサイトを参照いただきたいが、山形文化遺産防災ネットワークもボランティア体制を整備しながら被災地の文化財を守る試みに取り組みつつある。
 実は震災に乗じて古物商などが被災地に買い出しに来ることがあり、阪神大震災でも実際にその動きが存在し、今回もいち早く乗り出しているという。
 専門家でなければ、ガレキと被災した文化財との区別は困難な面があり、だからこそ、専門家の手による資料救出が必要となる。
 また、震災復興と文化財保護は両輪であり、地域の伝統文化を守るには、基本的に現地復興が当然となろう。
 増税を前提としたような途方もない規模の復興プランは無意味であり、しかも地域の伝統文化を損なう結果になりかねない。
 それよりも、地道な再建が必要なのであり、文化財を救うことは、その一里塚といえよう。

17:11コメント(0)編集ページのトップへ

2011年04月24日


鉄道網が復旧!!
 週末は大阪で所用があったので、夜行寝台特急「日本海」で移動して、今朝は伊丹空港から山形空港まで飛行機で戻ってきました。
 ようやく新幹線ネットワークが復旧しますが、利用の少なかった山形空港が震災復興で仙台空港代替機能をフルに発揮したことは注目されます。
 高速バスやフェリー、貨物列車なども、代替交通機関として大きな役割を果たしました。やはり複数の交通機関を確保しておくことは災害の対応に不可欠であることが明らかとなりました。
 先に提案した鉄道と道路を防波堤として活用することが宮城県の復興計画に取り入れられるようです。
 その背後の住宅や商業施設を高層化して防災体制を整備することも期待されますが、海に向かう側の建物の幅を狭くして、なるべく流線型のデザインとすれば、仮に津波に襲われても、被害は最小限に抑えることができるのではないでしょうか!?
 震災復興には多様なアイデアの中から、すみやかに実現可能かつ低予算のものを優先すべきでしょう。

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2010年12月の日記

2012年02月29日 | 日記
2010年12月13日

映画上映会のお知らせ!!
 ドキュメンタリー映画「弁護士 布施辰治」が以下のように上映されます。
 植民地支配下で、朝鮮民族の人々を積極的に弁護した宮城県出身の弁護士を
描いた作品です。
 日時:2011年1月23日(日)13時30分上映開始
 場所:山形市遊学館ホール
 上映協力券は、1000円です。
 なお、上映後に、池田監督と主演の赤塚真人氏、映画パーソナリティの
荒井幸博さんによるトークショーが、15時20分から開かれます。
 どうぞ、多くの方々にお越しいただければ幸いです。
 では、以上、お知らせまで。

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2010年5月の日記

2012年02月29日 | 日記
2010年05月28日

2007年韓国全州国際映画祭日記
 久々の更新ですが、2007年の全州国際映画祭日記です。

 2007年4月26日(木)
 10時半から、韓国映画「ナララ、ホ・ドング」を見る。早朝割引で5000ウォン、お客はひとりだけで、貸切状態・・・。「王の男」の王様がチキン屋に変身、自然体の演技だ。むしろ、主役は彼の息子で、まあ少年野球映画ともいえるかな。いかにも、韓国映画らしい表現だが、メイン・ロケは全州で、ご当地映画でした!!
 午後から、開幕作品の韓国映画「オフ・ロード」の試写を見る。これまた、韓国的作品で、現在と過去が行きつ戻りつで、最後にクライマックスを迎えるという、なかなか計算されたシナリオだった。
 それから、映画館で「里長と郡主」を見る。チャ・スンウォンとユ・ヘジンの共演で、田舎のあんちゃん役が、二人ともに、よく似合う。友情や家族を描いた、これもまた、いかにも韓国らしい映画だった。
 さらに、夕方遅くに、「同い年の家庭教師2」を見る。「狼の誘惑」のイ・ジョンアがキム・ハヌルに代わっての主演だ。彼女が日本からアンセ大学(撮影はヨンセ大学ですが)に来た留学生役を、たどたどしい韓国語で演じるのは、それなりの見ものではあります。小樽出身という設定で、冒頭とラストは、小樽ロケが行われたんですね。
 そして、夜10時からは、リベラ・ホテルでの映画祭開幕パーティーに出席。ムン・ドングン氏くらいしか、大物俳優が来ていなくて、残念でした。
 宿は、映画祭指定の宿にお願いして、3日間、泊まれることに。

 2007年4月27日(金)
 まず、11時から林権沢監督百作品記念の「千年鶴」を見る。あの大ヒット作「西便制」の続編的位置づけで、主人公の親子、ユボンたちは同じ名前で出てくる。
 もっとも、キャストはオ・ジョンヘだけが同一で、後はすっかり入れ替わっている。文字絵書きのおじさんも、同じ俳優かと思ったが、よく見ると別人だった。
 ただ、「下流人生」と同じく、とりわけ後半の展開が早すぎて、内容がともなわないような感がした・・・。
 午後からは「全州ローカル・シネマ」を見る。4本の短編からなるが、最初の干潟埋め立て反対のドキュメンタリーは、地域性を反映しているものの、後3本のフィクションは、地域との関わりが、いまひとつよくわからなかった。これでは、この試みが成功したとはいいがたいだろう。
 夕方に「オールドミスダイアリー」を見る。既に劇場公開された韓国映画だが、32歳の独身女性とその家族の老人たちをコミカルに描いていて、十分に楽しめ、大笑いできた。英語字幕に加えて、障害者のための韓国語字幕も付けられていて、場内には老人や障害者の姿がめだった。日本の映画祭でも、このような努力がもっと必要とされよう。
 そして、本日最後の映画は「ハーズ」、3人の韓国人女性が海外で暮らす姿をとらえた内容で、ロス・ラスベガス・アラスカでロケが行われている。それなりに興味深かったものの、もう少しインパクトが必要かな、という気がした。

 2007年4月28日(土)
 10時半すぎにチケット売り場に行くと、多くは売り切れだったが、なんとか夕方と夜のチケットを入手。
 まずは、全州映画祭恒例の「デジタル三人三色」を見る。いずれも、ヨーロッパから中東の監督の作品だった。最初のオランダのナチの強制収用所の姿を残存していたフィルムから復元した作品は、サイレントで英語字幕をひたすら読み続けたが、まずまず興味深い内容だった。でも、次のウサギ狩りと、最後の作品は正直、退屈きわまりないものだった・・・。これでは、この企画も曲がり角に来ていると言わざるをえないか。
 午後からは、チケットがとれなかったので、韓屋マウル巡りをしてきた。パソコンのトラブルで、以前のデジカメ写真を失ってしまったので、撮りなおしだ。例の「ホワイト・バレンタイン」の本屋に使われた家が健在なのを見て、安心する。リベラ・ホテルのあたりには、かなり整備された伝統家屋がみられるが、ほとんどが観光施設になっている。
 映画館通りに戻って、17時から「グッバイ・デイ」を見る。男子高校生の友情が愛情に変わっていく姿をソフトにとらえたもので、秋の映像はなかなかきれいだったが、難病もので終わるのは、いささか韓国映画のステレオ・タイプに過ぎ、新たな試みが必ずしも完璧とはいえなかったことが惜しまれる。
 そして、リベラ・ホテルで、この映画のイベントが20時半から開かれるというので、参加してみる。音楽が上演されるかと期待していたら、監督と俳優のあいさつだけで終わり、後はお食事会で、音楽はBGMとしてしか流れず、やや物足りなかった。
 再び、映画館通りに戻って、友人たちと飲みに行くと、映画祭の委員長ご一行といっしょになり、楽しい時をすごすことができた。宿に帰ると。午前2時だった・・・。

 2007年4月29日(日)
 朝11時からの「ショーショーショー」の試写を見に行くつもりで、いつものメガボックス9館に入ると、そこは「ルーマニア革命」のドキュメンタリー映画の会場でした。山ドキュの矢野東京事務局長もおられたのですが。
 やむなく、終わりまで見るが、ちょっと居眠りもしてしまいました。概要を知ってはいるけれども、貴重な映像ではあるのでしょう。
 午後2時からは韓国映画「ドアをたたくのは誰?」を見るが、ややストーリーの展開が荒っぽく感じた。個々のエピソードは悪くはないと思うのですが。
 そして、夕方の作品は、日曜日ということもあって、チケットがとれなかったので、友人とよもやま話をしたりして過ごし、最後に野外上映の「ラジオスター」のアン・ソンギ氏の舞台あいさつを聞いてから、コア・ホテルで開かれた「アジア映画人の夜」に参加する。KOFICの委員長・事務局長・日本担当者の方々とお話ができてよかった。ソウルから来た某記者にインタビューを申し込まれ、知り合いの通訳で、かなりいろいろと質問に答えた。11時過ぎに先に失礼して、宿に戻る。

 2007年4月30日(月)
 午前中は日本映画「立喰師列伝」を見る。押井守監督の映画だが、すごい内容だ。戦後日本のファーストフード史のドキュメンタリーともいえる内容で、しかも巧みに虚構が埋め込まれていて、けっこう笑わせてくれるところもたくさんある。
 けれども、かなり難解なナレーションが続くので、相当な知識量がなければ、理解困難だろうか。この作品を韓国語と英語字幕で、観客がどの程度、理解できたのかと心配になる。すぐ後ろの席で笑っていた女性がいたが、笑っていたのは、わたし自身と彼女だけだったといってもよいほどだった。
 午後からは「映画より奇妙な」と題された短編集を見た。開幕レセプションでお会いした大野監督の作品を含めた9作品が上映されたが、いずれも実験映画で、ちょっとついていけないものが多かった。大野監督の「鐘路」は、ソウルの路地裏の音と風景を描いたもので、難解ではなかったが、すばらしかったかと言われると返答に窮する・・・。
 夕方に「韓国短編集」を見る。冒頭の「自転車泥棒」は、なかなか味のあるラストで、笑わせてくれた。それまでの展開はほぼ読めたのだが。最後の2作は、ちょっと落ちが理解できなかった。とりわけ、国境近くの離島で展開する海兵隊の物語は、日本人には理解困難な世界だと感じた。
 夜の作品は韓国HD映画「長雨」だ。バスに乗り合わせた男女の一目ぼれの題材を、双方の視点から交互に描き、しかも彼は彼女の姉の元彼といったエピソードをはさみながらの展開は、雨降るソウルの街角の風景にとけこんだ映像とあわせて、詩的な情感を備えていた、その一方で、バス中のミュージカル場面も含まれ、娯楽的要素も兼ね備えた興味深い内容だった。ラストも、この先を想像させる味のある終わり方だった。夕方からの雨で野外上映は中止になった。
 終わってから、ラウンジで開かれたゲスト・パーティーに参加した。委員長さんにあいさつしたり、ゲストと話を交わせたり、充実した時間だった。その後に、知り合いたたちとビアホールへ二次会に行き、宿へ帰ったのは1時だった。

 2007年5月1日(火)
 午前中は韓国映画がないので、仏など共同制作の「私有財産」を見る。ラストは意外な展開で、まずまず楽しめた。
 2時から「テイルプロジェクト」を見る。これが今回の韓国映画のワーストかも・・・。夕方は「韓国アニメ短編集」を見る。多彩な作品がそろっていて、なかなか興味深いものがあった。
 8時からは韓国ドキュメンタリー「破産の記述」を見る。悪くはないが、やや散漫に過ぎ、焦点が絞れていない。歴代大統領の映像などは、もっとカットされるべきだろう。
 そして、同じ会場で、中止になった野外上映(午後遅くまで雨天だったため)の日本映画「太陽のうた」が、9時半から上映された。ちょうどぴったり定員くらいの入りで、野外上映は音響がひどいので、よい機会だと先着順を並んで鑑賞してみた。観客の多くは、若い韓国人で、なかなか反応がよく、ちょっとした動作でも笑いが起こったり、キス・シーンで女性のどよめきが起こるのは、日本ではおそらくありえない光景だろうか。上映後には、30分を超える監督トークもあった。宿に戻ると、12時を過ぎていた。

 2007年5月2日(水)
 重くなったリュックを背負って宿を出る。でも、すぐ近くに映画祭の荷物預かり所が開かれているので、ひとまずそこに預ける。
 11時からの最初の映画は「ショーショーショー」で、映画祭が3人の監督に助成した短編作品集だ。しかし、いずれもやや実験的作風で、わかりやすいものではなかった。
 1時間で終わったので、12時20分から始まるキム・ギドク監督の新作「息」を見に行く。お昼は途中でサンドイッチを買って見ながらの鑑賞。観客は友人とふたりだけで貸し切りだった。キム・ギドクも息切れかと思わせる内容だった。
 続いて、14時から再び映画祭の韓国映画「我が愛するユリエ」を見る。キム・ギドク作品に出ているハン・ヨルムが熱演を見せてくれ、終了後のトークでも、よくしゃべってくれた。
 そして、全州映画祭で最後に見る映画は韓国長編アニメ「千年狐」だ。イ・ソンガン監督は日本でも上映された「マリ物語(邦題「マリのいた夏
」)で知られるが、彼独特の空中浮遊感覚をよく生かした個性的な作品だった。声優にソン・イェジンが起用され、少女と母親役を巧みに演じ分けていたのが印象に残った。内容は子供向けではあるのだが、なかなかレベルの高いものだった。
 18時半に映画が終わり、ビールと海苔巻きを買って、歩いて10分ほどのコアホテル前のバス停から、19時発の仁川空港行きのリムジンバスにソウル63ビルまで乗る。まずは、ビールで、良き映画祭に乾杯!!
 ということで、2007年の映画祭の特徴をまとめてみましょう。作品としては、韓国の独立系長編映画の上映が増えたことが、まず第一にあげられるでしょう。
 なかには、「なんじゃ、これは!?」というレベルのものもありましたが、おおむね力作ぞろいで、楽しめました。劇場公開されるものも、きっと出てくることでしょう。今年に入って、商業映画の不振がささやかれ始める中で、低予算の独立映画の長編の試みは意義あることにあるでしょう。
 一方で、短編映画は、あまり多くは見れませんでしたが、レベルダウンしたように感じました。しかも、実験的作品が増えたように思われました。力のある監督や制作者が長編へ回った結果なのでしょうか!?いささか、残念に思います。
 また、スター俳優のゲスト・トークがありませんでしたが、それは釜山にまかせて、全州はむしろ監督中心の姿勢を優先したと理解すべきでしょう。開幕レセプションにも、スターの参加は少なかったですが、いくつかのパーティーを通じて、韓国映画人との交流ができたことは大きな収穫でした。スター主義よりも、映画をめぐる議論を深める映画祭へと向かっていることは好ましい傾向でしょう。
 ただ、その分、チケットの売れ行きは、いまひとつのように思われました。週末は売り切れがめだちましたが、平日に満員となる上映はなかったようです。
 でも、がらがらというわけではなく、どの会場にも、そこそこ観客が入ってるのは、好ましい状況なのでしょう。
 かつてのように、レトロな韓国映画の上映がなくなったのは惜しまれますが、ほんとにがらがらだったですから(テレビ放送やDVD化が進んできたこともある)、やむをえないでしょうか。それでも、北朝鮮映画や植民地時代の映画などは特集してほしいものです(こちらも釜山にゆだねる方向かも)。
 野外上映は、音も悪く、座席もないので、結局は見ずじまい(アン・ソンギの舞台挨拶だけ見ましたが)でしたが、雨天時に臨機応変で、早く上映終了した会場での上映に切り替えた対応はうれしかったですね。
 全州の街も、新たにアーケードが設置されたり、教保文庫がオープンしたりといった変化が見受けられました。変化のスピードが早いのは、韓国の都市と映画祭の特徴のひとつに上げられるでしょう。
 では、以上、ご報告まで。




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2010年4月の日記

2012年02月29日 | 日記
2010年04月15日

天童市美術館新収蔵品展
 まもなく終了する展示ですが、私の祖父である岩鼻正修の絵画を寄贈しましたので、展示されています。
 明治末期から大正初期にかけての制作と思われ、自分の父親(私の曽祖父)を描いた肖像画です。
 大きなキャンバスに描かれているため、個人では保管がたいへんなこともあって寄贈しましたが、傷んでいる部分を修復していただいての展示で、ずいぶんきれいになりました。
 この美術館には、祖父と東京美術学校で同窓だった熊谷守一のコレクションがありますので、同窓生の絵が並ぶのもよいと思って寄贈したところ、今回の展示では、祖父の絵画と熊谷氏の絵画が並べて展示していただいていたので、本望です。
 では、以上、お知らせまで。

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2010年2月の日記

2012年02月29日 | 日記
2010年02月07日

「地域映画祭を考える」シンポその4
 ずいぶん間隔があいてしまいましたが、最後に山形国際ドキュメンタリー映画祭と世界遺産との関わりに言及して、このシンポについてのコメントをしめくくりたいと思います。
 実は、2008年秋に発行された映画祭会報の「アンドユー」での里見理事と武田理事との対談で、里見理事が「文化なんて一朝一夕には形にならない。少なくても50年はかかる。継続と集積が大事だ。そこまでいったらライブラリーなんて世界遺産ですよ」との発言をされています。
 そして、世界遺産のジャンルのひとつに、あまり知られてはいないようだが、記憶(記録)遺産があり、いわゆるアーカイブなどが位置づけられるのです。
 山形国際ドキュメンタリー映画祭は、郊外のビッグウイングの一角にライブラリーを有しており、そこには1989年の第1回映画祭以来の応募作品がストックされています。
 近年は、1000点をはるかに超える応募作品がありますから、まさに、このライブラリーが所蔵するアーカイブは宝の山といえましょう。
 したがって、記録遺産の対象にあります、と言いたいところなのですが、実は記録遺産の規定には増加中のものは対象外となるそうですので、映画祭が継続される限りは対象にならないのです。
 しかしながら、これらのアーカイブはビデオであったり、DVDであったりと保存媒体はさまざまです。とりわけ、DVDでの保存は数年で劣化する場合もあることが指摘されており、経年変化の生じない記録媒体へと移し変えて保存することが急務ではないでしょうか。
 その意味で、経年変化の影響がほとんどない記録媒体が開発された時に、従来のライブラリーを一括して記録保存するという形であれば、記録遺産に該当するのではないでしょうか?
 なお、世界遺産条約に加えて、2005年には「文化的表現の多様性の保護及び促進に関する条約」が発効しており、この条約を活用していくことも課題といえましょう。
 では、以上で、このシンポについてのコメントを終えることとします。

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2009年11月の日記

2012年02月29日 | 日記
2009年11月18日

「地域映画祭を考える」シンポその1
 10月12日に開催されたシンポジウムに関して、コメントを記したい。このシンポは、東北経済産業局の主催で、山形国際ドキュメンタリー映画祭の会期中に行われたが、企画の段階でお手伝いをさせていただく機会に恵まれたので、以下に私見を述べたい。
 まず、パネラーとして、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭の澤田直矢ディレクター、あきた十文字映画祭の小川孝行代表、山形国際ムービーフェスティバルの吉村和文運営委員長、山形フィルム・コミッション事務局の山川渉氏、しらたか的音楽映画塾の早坂実ディレクターをお招きしての開催となったが、ゆうばり映画祭と山形国際ドキュメンタリー映画祭(以下、山ドキュと略す)の共通点を指摘したい。
 ゆうばりと山ドキュは日本の三大映画祭といえよう。東京国際映画祭は首都での開催で、日本の大手映画会社が総力をあげてのイベントであるので、別格とすれば、地方都市で開催されてきた映画祭としては、内外からの評価の高さ、そして、2万人におよぶ観客動員、1億円規模の自治体からの財政支援(ゆうばりは夕張市の財政破綻以前)の厚さ、という点で、日本三大映画祭の名に値するものである。
 また、2007年に山ドキュの運営はNPO法人化されたが、ゆうばりもまた、夕張市の財政破綻による中断を経て、復活した映画祭はNPO法人の運営によるものとなっており、その点でも共通性が存在する。
 ある意味で、21世紀の日本の映画祭のあり方を象徴している映画祭であるといえよう。
 では、続きはまたの機会に。

09:34コメント(0)編集ページのトップへ



2009年11月19日


「地域映画祭を考える」シンポその2
 山ドキュとゆうばり映画祭の共通点をもうひとつあげておくと、映画祭の始まった時期が80年代末と同時期であったことだ。
 この時期は山形市の市制100周年にあたり、その記念事業として映画祭が開催されたのであり、一方の夕張市では竹下内閣から地方自治体にばらまかれた「ふるさと創生資金」の1億円の資金によって、映画祭が立ち上げられた。
 この資金を、これほど有効活用した事例は珍しいといっても過言ではなかろう。
 さて、このシンポにお招きした映画祭には、いずれも別の共通点が存在する。それは、アジア映画の紹介に力点を置いてきたことである。今でこそ、韓流ブームの時代であるが、これらの映画祭では、ずっと以前からアジアの近隣諸国の文化の紹介に努めてきたことの先見性は高く評価することができる。
 たとえば、しらたか的音楽映画塾の前身となるしらたかアジア音楽祭は、1992年から2002年まで継続的に実施されたし、ゆうばりファンタではいちはやく韓国映画を上映してきたのであり、十文字映画祭でも韓国映画が継続して上映されている。
 さらに、山形国際ムービーフェスでは、韓国人のベ・テス監督が初のグランプリを受賞し、1000万円のスカラシップを得て、長編映画「ボイラー」を制作しており、山形国際ドキュメンタリー映画祭においては、第1回の開催でアジアからの作品応募が皆無であったことから、当時の小川伸介ディレクターの肝いりで、アジアのドキュメンタリー映画に関するシンポジウムが開かれ、第2回からはアジアの新人監督を対象とするコンペ部門が設置され、多くの新人監督の登竜門の役割を果たしてきた。
 このように、地方の映画祭でありながら、広くアジアとの連帯を図るという一定の成果をあげてきたのが、これらの映画祭であるといえよう。
 では、続きはまたの機会に。

09:41コメント(0)編集ページのトップへ

2009年11月24日


「地域映画祭を考える」シンポその3
 このシンポジウムの開催意義を改めて考えてみると、東京一極集中が進む中で、地方からの情報発信は、いかにあるべきか!?という問題意識が前提として存在する。
 地方分権が叫ばれる中で、自治体の広域合併にともない、文化施設の多くが統合されたりして、広域化に対応した文化行政のあり方そのものが大きな課題となっている。
 そのような情勢下で、山形県内の映画祭の連帯、さらには東北各地の映画祭の横のつながりを模索する手がかりとしてのシンポジウムの意義があろう。
 ここで、参考となるのは、韓国の映画祭のあり方といえよう。韓国の三大国際映画祭として、釜山・全州・富川があげられるが、いずれも首都ソウルではなく、地方都市で開催されてきた映画祭で、それぞれが10年を超える開催の歴史の中で発展してきたのである。
 富川は、ソウル近郊の衛星都市であり、釜山もまた人口400万人の韓国第2の都市であるため、山形と同等に比較はできないとしても、人口60万人ほどの全州国際映画祭は、比較の対象となろう。
 韓国の映画祭に共通する特徴は、政府および自治体の支援が手厚いことである。開催予算の半分以上の財政支援があり、一方で大手企業からの寄付も日本よりはるかに多額である。
 このような財政問題のみならず、韓国の映画祭から学ぶことは多いといえよう。
 では、続きはまたの機会に。

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2009年7月の日記

2012年02月29日 | 日記
2009年07月31日

2006年全州国際映画祭訪問記
 久しく更新を怠っており、申し訳ございませんでした。2006年の全州国際映画祭の訪問記を以下にアップします。

 2006年5月2日(火)
 朝10時半のバスで出発、山形蔵王インターのあたりは、まだ桜が満開だ。仙台空港に着いて、チェックイン。ビジネスクラスの受付のほうが混雑していて、ゴールドカードの意味なし。連休の谷間だが、飛行機は、9割がた座席が埋まっている。
 少し遅れて仁川空港に到着、入国窓口も外国人は混んでいたが、開放された韓国人窓口へ、さっと回る。5時の全州行きリムジンバスに乗車、2万5千ウォンなり。
 4時間余りかかって、9時過ぎに全州のコアホテルに着き、歩いて5分ほどの映画館通りまで来て、すしの遅い夕食、5300ウォン、いつもながら韓国のにぎりは、どうしてこんなに小ぶりなのだろうか?
 すぐそばの旅館にチェックイン、3万ウォンで、バスタブもある。近くの映画館で10時から「裸足のキボン」を鑑賞、まずまずかな。シンヒョンジュンが新たな演技に挑んだことは評価できるが。
 すぐそばの便宜店で、マッコリとパンと缶コーヒーを買い、一杯飲んでから寝る。

 2006年5月3日(水)
 朝はパンと缶コーヒー。いざ、映画祭へ出陣!!
 朝はゆっくりで、11時からのスタート。映画館へ行く道で知り合いと出会う。最初の映画は「サイエソ」と題したムーダンを描いた韓国映画だ。28歳の女性がムーダンとなるまでの過程を追い求めた興味深いドキュメンタリーで、これを見れただけでも、全州まで来た甲斐があった。
 お昼に、韓国で活躍する知人と出会う。1000ウォンののりまきを食べてから、次の映画は「オーロラ姫」、昨年見た韓国映画だが、監督と主演女優のオムジョンファが来てくれて、トークがあり、間近で見れて感動した。女性監督らしい母性愛の表現が英語字幕から良く伝わってきた。
 夕方には、日本のドキュメンタリー「二つの名前を持つ男」を見る。韓国人撮影監督の金学成の生涯を描いたもので、昨秋の山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映されたが、再度、韓国で見るのも一興だったが、観客はあまり多くはなかったのが残念。韓国語字幕スタッフにお礼を述べて退席した。
 次の上映までに、友人たちと軽食の肉饅頭を食べる、2500ウォン。最後の映画は「我が人生の最も美しい1週間」で、これも昨年に韓国で見たが、英語字幕で見ても、複雑なストーリーを、いまいち理解できず、とほほ。こちらにも、若い男優がゲストで来ていて、終わると10時半だ。
 まだ、一般公開の映画を見に行く友人たちと別れて宿へ戻る。映画館通りのはずれに、25000ウォンの旅館を見つけたので、ここに3泊する予定。シャワーを浴びて、缶ビールを飲んで寝る。

 2006年5月4日(木)
 朝はパンとコーヒー。11時からの映画は、韓国映画短編集。最初は実験映画的なもので、はずれだ。次は三星損保の交通事故保険金の支払いをめぐるドキュメンタリーで、有名彫刻家にもかかわらず、不当な扱いを受けたことに抗議する内容で、なかなかおもしろかった。最後は、ニュータウン開発に抵抗する住民のドキュメンタリーで、これまでもしばしば扱われてきた題材なので、新鮮味に乏しく、いささか退屈だった。
 お昼にチャジャンメンを食べる、3000ウォンで、なかなか美味。午後は人権映画「もしあなたなら3」を見るが、こちらもテーマが3作目で、やや突飛なものが目に付き、いささかマンネリかもね。午後5時からは「ロマンス」で、キムジスとチョジェヒョンの共演で、古典的ともいえるメロではあるが、まずまずだった。
 友人と、右足湯の夕食、5000ウォン。夜の映画は「サランニ(親知らず)」で、過去と現在が交錯する、英語字幕ではちょっと理解困難な内容だったが、上映後のシネトークに、主演のキムジョンウンらが来てくれたので満足!!
 終わってから友人たちと三枚肉と豚カルビでビールを軽く飲む、一人7000ウォン。宿へ帰ったら、1時だった。

 2006年5月5日(金)
 朝はパンとホットコーヒー。部屋を出てすぐのところに温水器があるので、持参したインスタントコーヒーを毎朝飲んでいる。
 今日の閉幕作品は、昨年末に既に東京で見ているので、公開中の韓国映画を夕方から見ることにして、旅館のすぐそばのプリモス劇場でチケットを買うが、韓国も子供の日で長蛇の列だった。映画祭のチケットを持っていると、7000ウォンが4000ウォンに割引になるのはありがたい。
 買い終わって、映画祭会場のメガボックスへ向かい、最初の「彼女の30回目の誕生日」を見る。なんだかほんわかした気分にさせてくれる、幼馴染どうしのほのぼの恋愛映画だ。なかば独立映画系であろうから、日本ではまず見れないでしょうね。
 お昼は友人たちと全州名物のコンナムルクッパを食べる。おいしいが、もやしスープご飯が4000ウォンとは、ちと高いかも。午後は、韓国短編アニメを見る。別の短編集を見るつもりが、チケットはアニメのほうだった。でも、韓国アニメも独特の雰囲気に満ちていて、また楽しからずや。
 次は、劇場公開中の「とかげ」を見る。チョ・スンウとカン・ヘジョンの本物のカップル(過去形という情報もあるらしい!?)による恋愛映画だ。ただ、このネタを使うなら、20世紀にしか通用しないよ!と感じさせてしまうところが、ちょっと残念。期待されながら、大ヒットにつながっていないことに納得させられる程度の出来でしかないかな。
 夕食は日式食堂で、ロースカツ、5500ウォンだが、映画のチケットを見せると、100ウォンを戻してくれた。味のほうは、ソウルに比べると、若干は落ちるものの、地方でも、これだけのトンカツが食べられるようになったことを知る。
 そして、今日の最後の映画は話題作「国境の南側」!!朝鮮日報が辛口批評を掲載しているが、このどうしようもない保守派新聞(日本人の多くは、それを理解していないのですけどね)は、当然ながら、この手の内容の映画に冷たいんですよね。
 しかしながら、21世紀唯一の分断国家だと再認識するに十分な出来で、今回見た3本の最新作の中では、ダントツ!!これまでの、いわば派手なつくりの南北ものとは一線を画した、淡々としたタッチで(そこに物足りなさを感じるかもしれないが)、むしろ脱北者の日常を良く描いているといえ、おそらく、そこそこのヒットにはなるでしょうね。チャ・スンウォンのナイーブな好演もさることながら、相手役の女性が秀逸で、軍服姿は、とってもかわいらしさにあふれていた。北の日常生活をも、素直に表現していて、このような表現が許されるようになったことにも、時代の流れを感じさせる。
 もっとも、ピョンヤンのコンサートホールは、ソウルの芸術の殿堂のオペラハウスだし、遊園地はソウル郊外のエバーランド(ジェットコースターは北風に彩色がほどこされてはいたが)だし(南に来てからのシーンではロッテワールドでロケされている)、そのあたりに違和感を感じるところもあるが、それはやむをえないものであろう。このような映画が日本で公開されれば、韓流もホンモノなんでしょうけどね。
 宿へ帰って、日本にはないポリ容器入りの700ccのビールを飲んで寝るが、閉幕式の後に、やっぱりレセプションがあったんだそうな。

 2006年5月6日(土)
 朝は例によってパンとコーヒー。コアホテルまで10分ほど歩いて朝9時のバスに、ぎりぎり乗り込む、ソウルまで17000ウォンなり。
道は空いていて、ちょうど3時間でヨイドに到着、市内バスと地下鉄を乗り継いで、いつもの宿へ。昼食は全州食堂という名の食堂で、ビビンパを食べるが、なかなかおいしい、4000ウォン。重いゆず茶を買ってから、宿に荷物を置いて、再び街へ。
地下鉄に乗って、ソウル人権映画祭の会場へ行って、公式カタログだけ買って、また一駅を地下鉄に乗って、ソウル歴史博物館で開催中の環境映画祭で、ユ・ジテ監督の中編「自転車に乗った少年」を見るが、江原道を舞台にした、子供達を描いた素朴な作品で、監督の性格が反映しているのかも!?次のアメリカのエネルギー問題の映画を見終わって、いっしょになった友人達と別れて、清渓川の中古ビデオ街へ行くが、いまいちおもしろいものがなく、お目当ての「青燕」を、ようやく最後の店で、ビデオをゲット。
宿へ戻って、すぐそばの食堂でテンジャンチゲとビールの夕食、7000ウォン。明日の朝は早いので、3日間はバスタブにつかれなかったため、ゆっくり風呂に入ってから寝た。

 2006年5月7日(日)
 いよいよ、帰国の朝だ。6時前に目が覚めると、けっこうオンドル暖房がきいていて、床が熱い。ところがなんと、昨日に買ったビデオを床の上に置いたまま寝てしまったのだ・・・。
 朝食は、昨日買っておいた餅とコーヒー。身支度をして宿を出ると、近くのバス停をちょうど空港バスが発車するところで、あわてて飛び乗った。日曜の朝で道路は空いていて、1時間足らずで仁川空港に到着。まず、地下のシンナラレコードへ寄って、DVDやCDをチェック、昨日買えなかった「青燕」のDVDをゲットできた。チョ・スンウの「ジキルとハイド」のミュージカルCDがないかと聞いてみたが無く、そこにあったミュージカル名場面集のCDを3つまとめ買いした。これだけ買ったら、いろいろポスターをいただけるだろうと、置き場を探って、パダ・ジャウリム・ピンクル・ボアのものを、ありがたくいただいてきた。
 そして、いつものように、キムチと人参石鹸も買い込み、出国審査を終えた。
 飛行機は窓側を確保したが、残念ながら翼の真上で、景色を楽しめなかった。もっとも、すぐに雲の中へ入ってしまったのではあるが。
 では、これで、2006年の全州国際映画祭訪問記を終わります。

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2009年3月の日記

2012年02月29日 | 日記
2009年03月23日

ゆうばりファンタ映画祭「ひと・まち・映画!ー地域発信 映画祭の可能性」
 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で2月28日に開かれたセミナー「ひと・まち・映画!ー地域発信 映画祭の可能性」の模様をお伝えしましょう。
 このセミナーは北海道新聞社の主催で、日浅文化部長が司会進行を担当されました。パネラーは映画評論家の品田雄吉さん、女優の高橋恵子さん、シアターキノ代表の中島洋さん、ゆうばりファンタディレクターの澤田直矢さんらでした。以下にパネラーの発言内容を紹介します。
 品田:映画祭とは?テレビ祭はないので、そこから性格がわかる。いっしょに映画を見る共通の体験だ。
 中島:夕張というまち、ファンタスティックな映画、ひとのまつりの三者で、90年に始まった。ゆうばり、山形、福岡アジアが同時期に始まったが、いずれも行政主導で、ゆうばりファンタと山ドキュはNPOに移行した。
 高橋:映画の撮影現場は過酷で地味だ。観客の反応を知る機会が映画祭で、コンペの作品評価はドキドキするし、励みになる。最近は舞台の仕事が多いが、ゆうばりファンタはまさに晴れ舞台で、雪の中での映画祭は文字通りファンタスティックな場だ。13年前に招待いただき、2年前はなくなっては困ると思ったので、復活は嬉しく、関係者には頭の下がる思いだ。
 日浅:学校で「黒部の太陽」を見た思い出がある。
 澤田:ゆうばりファンタはふるさと創生資金でスタートした。スキー場が91年にオープンしたが、当時の市長への反発もあった。自身は99年から映画祭に参加した。
 映画祭は、かつてのトップダウンからボトムアップへと変わりつつある。第1回の審査委員長であったジョン・ボイド氏も復活を喜んだ。
 素朴な市民のもてなしが映画人にアピールした。映画祭を通して自身と市民との間に濃密な関係が形成された。破綻直後はマスコミの報道ラッシュだったが、ゆうばりが忘れ去られることが、いちばん悲しい。
 日浅:映画祭で市民が外とつながる双方向性が重要だ。カタチのないものが最後まで残る。それがゆうばりの財産かといえ、文化こそがずっと残るものだ。
 品田:映画祭は狭い空間で集中的に行われる。渋谷や六本木で行われている東京国際映画祭は、それに欠ける。
 ゆうばりには、アメリカからスキーをかついできた女優もいたし、アンジェリーナ・ジョリーも中学生の時に来た。それらが財産だ。
 タランティーノの「キル・ビル」の「GoGoゆうばり」もまた財産だ。映画を見に行くことそのものがハレの日で、おまつりだった。それはテレビとはちがう。映画祭に来た人々が思い出をつくって帰る。
 中島:どういう人を育てて、どういう出会いの場をつくってきたのか、昨年の「僕の彼女はサイボーグ」が、そのシンボル的存在だ。夜の懇談の中からプロジェクトが生まれるのだが、ゆうばりは絶好の場だ。イベントのノウハウを伝えに回っている。税金を使って、市のイメージを悪化させたのではなく、映画祭はモデルケースだ。
 澤田:ピークは年に1億数千万円の予算だった。国からの交付金が映画祭に降りてきたのをベースにした。トータルではプラスだったと信じる。
 日浅:北海道から世界に発信できるものはいくつもないが、そのひとつとして胸を張れる。
 高橋:駅での、おかえりなさい!のあいさつがとても印象に残る。ここが故郷だと思わせてくれる。随所で市民の協力があり、マチとの一体感がある。日本は経済大国だが、映画を文化として認めているのか?映画のよさは、できた作品をどこへでも持って行け、10年20年先でも見れる。 
 日浅:たくさんの人びとが映画の制作に関わり、もっと多くの人たちが映画を見るのだ。
 中島:地方自治の官民共同のモデルともいえる。人の個性と地域の潜在力を引き出すことが重要だ。
 澤田:ゆうばりの予算の内訳は、二分の一が企業からの協賛、四分の一が自治体からの公的支援、四分の一が自助努力だが、北海道からの支援は次年度限りで打ち切りになりそうだ。
 品田:オフィシャル・コンペを復活できるかが鍵で、それは映画祭の顔であるからだ。
 高橋:多くの映画人に、ゆうばりファンタをもっと吹聴したい。
 澤田:ゆうばりファンタには三つの大きな課題がある。ひとつはヒトで、人口流出と高齢化によって、若い世代への敬称が課題となっている。次いで、メイン会場の市民会館の老朽化という課題があるのだが、内外からの募金によって、なんとか継続して使えるようにしたい。最後に財政難の問題が残る。この景気悪化で企業からの協賛金が思ったほど集まらない。これらを克服して、次回以降の映画祭の開催につなげたい。
 以上で、セミナーの記録を終えますが、かなり省略あるいは管理人の補足もある記述となっていますので、文責はすべて管理人にあります。
 なお、市民会館の補修経費の支援を以下の郵便振替口座で受け付けています。
「02750-7-97105 NPOゆうばりファンタ市民会館」です。ぱるるの口座から機械で振り込めば、手数料がかかりませんよ。ぜひ、みなさまも、ご支援を!!

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