「今日は、暖かですね」
「北風は、一体どこに隠れているんでしょう?」
そんな風に言ったのは、とても穏やかに時が流れている様に感じたからです。
(こんなに暖かい日は、滅多にない)
(静寂は、ささくれだった心をこんなにも穏やかにしてくれる)
手のひらには、沢山の陽の光が吸い込まれて行きました。
(この様子を言葉にするのは、難しいね)
風が通り過ぎる時、花びらが揺れるのは、どうして?と思ったり。
雨が大地に落ちる瞬間は、体の一部に何かが染み渡る感覚があります。
空高く輝いている太陽がいつも、優しいとは限らない事も知っていました。
ふわふわした気分に浸っていたら、どこからともなく現れたんです。
短いけど完璧なやり取りでした。
大黒様が帰られてから、少しすると辺りの様子が変わり始めました。
さっきまで穏やかだった時の流れが乱れ始めたんです。
静かにしていた動物たちが活発に動き始めた時、
(西の方から風がやって来る!)
そう思った瞬間、風は、南西の方向に大きく進路を変えたと思ったら、すぐにグィーンと太いカーブを描き真北の方向に。
(どうして方向を変えるんだろう?)
夜通し続く北風の声を聴きながら、夢の世界に到着しました。
向こうの方に揺り椅子に腰かけている人が髪をとかしています。
ひとくし・・、ふたくし・・、みくし・・・、目を閉じて何かを考えている風にも見えましたが、
(ちょっと違うかも・・)
思わず目が合い、ドキドキしていたらその人、また、髪をとかし始めました。
ひとくし・・、ふたくし・・、みくし・・・。
大きなブラシに髪の束が付いたのを見た後、目に飛び込んで来たのは、・・・・。
(へっ?!)
(オ・ハ・ゲ・さん?)
ワンコイン位の大きさのオハゲさんがそこに居るではありませんか!。
(ワンコイン位のオハゲさんてドどんくらい?)
(そーね)
(五百円玉くらいかな?)
(それって、大きいの?小さいの?)
(わからないけど、多分、大きい方だと思うよ)
ボーダーちゃんに聞かれ私は、そう答えました。
五百円程のオハゲさんは、空洞でした。
薄っすらとオレンジがかった縁取りで中は、綺麗なピンク色をしています。
(随分、ユニークなオハゲさんだね)
(もしかしたら、オハゲさんは、何かの通り道かもしれない!)
そう思った後、体がゾワゾワしてストレスを強く感じました。
(オハゲさんの正体は、ストレス?)
(いや、そうとは、限らない)
(じゃー、何?)
気になったのは、ブラシについた髪の束とオレンジに縁どられたピンクの空洞です。
(なんのこっちゃ!)
最初は、自分に過度のストレスがあり、それを知らせる為のしるしだと思いましたがどうやら、違うらしいです。
(どうして違うの?)
(それはね・・・・)
(色がとても綺麗で優しい印象がするからだよ)
(だって、最初は、ビビッてたじゃん!)
(うん、ビビってた)
(最初は、確かにちょっと怖かったよ)
(じゃー、何で?)
(うん、それはね~)
(あの空洞の中を歩いてみたいと思うから。。。)
(空洞の先には、大黒様がいる・・・)
(そんな風に思うからかな~)
誰にもある程度のストレスは、あるものです。
もし、ストレスを感じたら、なるべく早いうちに取り除きたいですよね。
でもね。
時には、ストレスも必要なのかもしれないなーと思ったりもしています。
多少のストレスは、私達に刺激を与えたり、やる気にさせたり。
根気強くいる事を教えてくれたりすることもありますから。
ピンク色したのオハゲさんは、左斜め下の後頭部辺りから、頭頂部を抜けてずっとずっと上の方に続いていました。
(突然、吹き始めた風やピンクのオハゲさんの正体が知りたい!)
その答えは、きっとあの時に現れた大黒様が教えてくれるのでしょう。
(大黒様と風、そして、ピンクのオハゲさん。。。。)
(意味不明な組み合わせだね~)
ピンクのオハゲさんは、ツルツルでピカピカしていました。
「北風は、一体どこに隠れているんでしょう?」
そんな風に言ったのは、とても穏やかに時が流れている様に感じたからです。
(こんなに暖かい日は、滅多にない)
(静寂は、ささくれだった心をこんなにも穏やかにしてくれる)
手のひらには、沢山の陽の光が吸い込まれて行きました。
(この様子を言葉にするのは、難しいね)
風が通り過ぎる時、花びらが揺れるのは、どうして?と思ったり。
雨が大地に落ちる瞬間は、体の一部に何かが染み渡る感覚があります。
空高く輝いている太陽がいつも、優しいとは限らない事も知っていました。
ふわふわした気分に浸っていたら、どこからともなく現れたんです。
(あっ、”大黒様!”)
(こんにちは!)
(様子は、どうですか?)
(はい、良いようです)
(それは、良かった)
(では、またいづれ・・・)
(こんにちは!)
(様子は、どうですか?)
(はい、良いようです)
(それは、良かった)
(では、またいづれ・・・)
短いけど完璧なやり取りでした。
大黒様が帰られてから、少しすると辺りの様子が変わり始めました。
さっきまで穏やかだった時の流れが乱れ始めたんです。
静かにしていた動物たちが活発に動き始めた時、
(西の方から風がやって来る!)
そう思った瞬間、風は、南西の方向に大きく進路を変えたと思ったら、すぐにグィーンと太いカーブを描き真北の方向に。
(どうして方向を変えるんだろう?)
夜通し続く北風の声を聴きながら、夢の世界に到着しました。
向こうの方に揺り椅子に腰かけている人が髪をとかしています。
ひとくし・・、ふたくし・・、みくし・・・、目を閉じて何かを考えている風にも見えましたが、
(ちょっと違うかも・・)
思わず目が合い、ドキドキしていたらその人、また、髪をとかし始めました。
ひとくし・・、ふたくし・・、みくし・・・。
大きなブラシに髪の束が付いたのを見た後、目に飛び込んで来たのは、・・・・。
(へっ?!)
(オ・ハ・ゲ・さん?)
ワンコイン位の大きさのオハゲさんがそこに居るではありませんか!。
(ワンコイン位のオハゲさんてドどんくらい?)
(そーね)
(五百円玉くらいかな?)
(それって、大きいの?小さいの?)
(わからないけど、多分、大きい方だと思うよ)
ボーダーちゃんに聞かれ私は、そう答えました。
五百円程のオハゲさんは、空洞でした。
薄っすらとオレンジがかった縁取りで中は、綺麗なピンク色をしています。
(随分、ユニークなオハゲさんだね)
(もしかしたら、オハゲさんは、何かの通り道かもしれない!)
そう思った後、体がゾワゾワしてストレスを強く感じました。
(オハゲさんの正体は、ストレス?)
(いや、そうとは、限らない)
(じゃー、何?)
気になったのは、ブラシについた髪の束とオレンジに縁どられたピンクの空洞です。
(なんのこっちゃ!)
最初は、自分に過度のストレスがあり、それを知らせる為のしるしだと思いましたがどうやら、違うらしいです。
(どうして違うの?)
(それはね・・・・)
(色がとても綺麗で優しい印象がするからだよ)
(だって、最初は、ビビッてたじゃん!)
(うん、ビビってた)
(最初は、確かにちょっと怖かったよ)
(じゃー、何で?)
(うん、それはね~)
(あの空洞の中を歩いてみたいと思うから。。。)
(空洞の先には、大黒様がいる・・・)
(そんな風に思うからかな~)
誰にもある程度のストレスは、あるものです。
もし、ストレスを感じたら、なるべく早いうちに取り除きたいですよね。
でもね。
時には、ストレスも必要なのかもしれないなーと思ったりもしています。
多少のストレスは、私達に刺激を与えたり、やる気にさせたり。
根気強くいる事を教えてくれたりすることもありますから。
ピンク色したのオハゲさんは、左斜め下の後頭部辺りから、頭頂部を抜けてずっとずっと上の方に続いていました。
(突然、吹き始めた風やピンクのオハゲさんの正体が知りたい!)
その答えは、きっとあの時に現れた大黒様が教えてくれるのでしょう。
(大黒様と風、そして、ピンクのオハゲさん。。。。)
(意味不明な組み合わせだね~)
ピンクのオハゲさんは、ツルツルでピカピカしていました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます