私のイメージめも

対人コミュニケーションアドバイザーの聖子です。日頃、感じた事をめもしています。よろしくお願いします(^_-)-☆

アカ鬼とアオ鬼のお話し

2016年04月19日 | 日記
私達が関わる人の中に時々、鬼が紛れている事があります。
宇宙人ではなく、鬼ですよ。笑

アカ鬼は、いつも赤い顔をして時々、マスクをする事もあってアオ鬼は、やせっぽちで鋭い眼差しをキョロキョロさせている。
アカ鬼とアオ鬼が握手するとムラサキ鬼に変身し、辺り一面を途端に奇妙な雰囲気にしてしまいます

アカ鬼は、言葉を操るのが得意。
ひとり一人に奇妙な言葉をかけては、”クククククッ”と下を向いて笑うんです。

(なんて、湿っぽい笑い方なの!)
(笑うッてーのはね!)
(あーハハハハハはっ!っと腹の底から声を出してカラッとした感じがおススメですよ!)


アオ鬼は、勝ち負けを気にするタイプ。
誰かに何かを教えてもらう事が嫌いでいつも、適当にやり過ごす事ばかり考えています。

(ちょっと!)
(勝負は、スポーツの世界!)
(私達との関係に勝った負けたは、いらないと思います!)


言葉を操るアカ鬼は、意地悪な言い方をして相手を混乱させ、その様子をポストの陰から覗くのが大好き。
アオ鬼は、ビールを片手にぶらぶらと歩きながら、すれ違う相手を”ギロッ”と睨みつけるのが大好き。

アカ鬼とアオ鬼は、いつもお互いの心を探り合いながら、かみ合わない会話をしていますがそんな時は、必ずムラサキ鬼になりました。
周りの者達は、木の上や草の陰からそっーと観察しながら、二人の話をジーット聞いているんです。

昔のアカ鬼は、とても強くていつも沢山の仲間をつれていましたが今は、独りぼっち。
アオ鬼の過去は、誰もしりませんが誰一人、興味を持つ者はいません。

今となっては、幻の仲間にすがる様な状況です。

(幻の仲間達を一体、いつまで連れ歩くのだろう)


私は、よく、そんな事を思っていました。

(さあ、鬼退治の時間だよ!)

威勢のいい誰かの大きな掛け声に合わせて皆がそれぞれの持ち場に付きました。

鬼退治は、暴力ではありません。
それは、周りの者達が程よい距離を取りながら、必要な時に大切な事をアカ鬼とアオ鬼にそっと、伝える静かな取り組みの事です。

(アカ鬼さん、貴方は、優しい方ですよね?)
(本当は・・・・)

(アオ鬼さん、たまには本気で私達と向き合ってみませんか?)
(貴方の素敵な所を皆は、知っているんですよ)


アカ鬼さんとアオ鬼さんが握手したら、綺麗なフジ色になるといいなーと私は、思っています。
赤と青にピュアな白が溶け込んで優しいフジ色に包まれる日は、いつ訪れるのでしょうね~。

(もう少し、時間が必要かもしれないな~。。。)



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